2015/04/29 - 2015/05/02
17位(同エリア247件中)
しげじんさん
富山のような地方にいると海外旅行は手軽ではないが,それでも国際便はある。
就航先は,ソウル,台北,上海,大連。
ソウル,台北は渡航済みであるが,残念ながら残る中国はあまり興味がなかった。
しかし,調べてみると,大連の近くに北朝鮮との国境の町“丹東”という都市があることを知った。
興味深い。行ってみたい。
そんな思いの中,GWの休暇と就航日が合致した。
家族の理解を取り付け,GW中にも入りそうな仕事をかわしながら,何とか渡航することが出来た。
初めての中国体験と北朝鮮の人々の生活を垣間見て,十分に見聞を広められた旅となった。
行程は以下のとおりで,今回は■部の紹介。
1日目 □富山(11:55)⇒大連(13:30)
□大連観光,(泊)大連賓館
2日目 ■大連⇒(高速バス)⇒丹東
■虎山長城,鴨緑江,(泊)丹東中聯大酒店
3日目 □鴨緑江
□丹東⇒(高速バス)⇒大連
□星海広場,(泊)大連星海假日酒店
4日目 □大連(7:40)⇒富山(10:55)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
5時過ぎに目覚めた。
ホテルからの眺め。 -
古かったが,寝る分には問題なかった。
残念ながら,館内散策は全然できていない。 -
なお,ここではNHKが入った。
これで暇つぶしできた。 -
7時発の丹東行きバスに乗るため,6時にチェックアウト。
早すぎたのかフロントはおらず,入口で番をしていたおじさんが誰かに電話しだした。
しばらくして,昨日のフロント兄ちゃん到着。
部屋番号を聞いて,直ぐにどこか走って行った(たぶん宿泊室の確認)。 -
日本統治時代の地図が貼ってあった。
兄ちゃん戻ってきた。
「足のマッサージ」と言っている。
きちんと28元徴収された。
マッサージ器にカウンターでも付いていたのか?
ホテル代310元+28元で338元の支払い。 -
ロケーションは抜群だが,少しボロいホテルだった。
日本の由緒あるホテルをもう少し前面に出せるサービスがあれば良いのだが。 -
友好広場を横切り,昨日見つけたローソンを探しながら歩く。
近代的な街だなぁ。 -
昨日のローソン見つけられぬままバス停付近まで来てしまった。
まだ出発まで30分あるが,あわてて引き返す。
結局,友好広場のすぐ横にあった。 -
さすがローソン。
おにぎりがある。 -
サントリーの烏龍茶も。
ラベルは違うけど。 -
小走りにバス停へ急ぐ。
もちろん横断歩道などなく,車の切れ目を狙って横断。 -
6:45にバス停に到着。
バスは何台も並んでいるが,「丹東 7:00」と張り紙をしてあるバスがいる。
親切で良かった。 -
搭乗するバス。
-
残念ながら通路側の席。
意外にも7時ジャストに出発。
平日なのに満席。 -
早速,朝食。
プラ容器に入った見慣れない手巻き寿司。 -
日本とはちょっと味が違うが,まあまあ。
昆布みたいなのが微妙。 -
ペットボトルのキャップの高さが低く開けにくい。
理由は不明。 -
高速道路に入って,いざ丹東へ。
-
ガイドブックでは,瀋陽→丹東のバスには,Wi-Fi完備とのことであったか,こちらにはなかった。
車内で情報収集することは出来なくなった。
走行中は,中国版のゴッド・タレントショーを延々と放映。
言葉が分からなくても楽しめる内容で良かった。
車内では携帯音が鳴り響き,周りを気にすることなく皆でかい声で話している。
幸い自分の隣の中年は静かに眠り続けていた。 -
2時間15分ほどで,荘河市のサービスエリアで停車。
-
集合時間が分からない。
-
日本と同じように,露店販売をやっているが,閑古鳥。
-
建物内の売店も照明暗く,入りづらい。
-
トイレのみ済ませて,直ぐに戻る。
バスがたくさんいる。
鳳城市行きが2台。
丹東行きは,自分が乗ってきた左奥の1台。
約10分間の休憩で発車。
一応,乗車人数確認は行われた。 -
田舎道をひた走る。
-
建設中の大連⇔丹東間の高速鉄道高架が見える。
-
4時間弱で,インターチェンジに到着。
-
丹東市内に入ると渋滞。
辺境の街だと思っていたが,結構高いビルが立ち並んでいる。 -
4時間20分で,丹東駅前到着。
まず,明日の大連行きバスを探さねば。
しかし,切符売り場が分からない。 -
向かいの広場に行ってみる。
この街でも,横断はフリー? -
渡った広場は違ったので,ガイド地図をしっかり確認。
それらしい場所に着いた。 -
周りでは,色々な食べ物が売られている。
-
バスターミナル内へ。
-
ものすごい列。
列びながら電光掲示板を見ているが,切り替わりが遅くてヤキモキ。
さすがに行き先が多いなぁ。 -
ようやく大連直行便を把握できた。
当初は,明日「虎山長城」に行く予定にしていた。
少し遠方なので時間が読み切れず,バス乗車時間の決定と間に合うかが課題だった。
しかし,ホテルで朝食をやめ早く移動できたので,本日「虎山長城」行きを決断。
よって,明日はこの辺りをうろつくので,昼食後の13:00発のバスを予約。 -
往路の件があったので,紙に「大連,5/1,13:00」と書いて提示。
ちゃんと出てきた。
しかも,お釣り1元あり。
往路は1元ちょろまかされた〜。 -
虎山長城行きのバスを探しに隣の建屋に行ってみた。
すごい人。
これが,アジアのバスターミナルか。
明日このターミナルの7番に並べば良いことを知った。 -
丹東市内のバス路線図が掲示してある。
しかし,どこに行けば虎山長城行きのバスに乗れるのか分からない。 -
長距離バスターミナルらしく,広場の両端に売店がある。
飲み物を買っておくことに。
さっぱりと緑茶にしておいた。
4元。 -
受付の様なところで,ガイドブックの「虎山長城」を見せると,カウンターのテーブルを指差す。
問い合わせが多いのか時刻表が貼り付けてあった。
次は12時発のようだ。
あと5分。ラッキー。
言われた場所に向かうとバスはいたが,満席のようで運転手が何か言っている。
残念ながら,理解できずバスは断念した。 -
初タクシーとすることにした。
止めようとするが,中国のタクシー運転手は結構サングラスかけていて怖い。
適当な中年のおっちゃんのタクシーをつかまえた。
しばらく行くと,可愛い姉ちゃんが呼び止め相乗りを求めてきた。
方向違ったよう。残念。
よって単独乗車で目的地へ。
運転手は何かと話してくるが、とにかく理解できず。 -
先ほど購入した緑茶を飲んでみた。
甘っ!
なんだよぉ。 -
運転手は,私との会話が成立しないので筆談しだした。
「△△△ダンドン」と言っているが分からず。
筆談で,よやく「以前丹東に来たことがあるのか」と言っていることが分かった。
しかし、返事は思わず「ファーストタイム」。
これじゃ,会話にならないなぁ。
信号で停車すると,また紙に何か書き始めた。
「朝」まで書いたところで信号は青。
右手を指している。朝鮮と書きたかったのだろう。
荒涼とした北朝鮮が見えてきた。
感激。 -
あれが目的地の「虎山長城」のようだ。
山頂に石楼が見える。
万里の長城の東端。 -
30分弱で正門前に到着。
37元かかった。 -
平日のためか人はまばら。
-
正門前の道路には,露店が並んでいる。
-
平日の12:30過ぎ。
入場券売り場のようだが,誰も並んでいない。 -
入場料は,60元もするのに城内地図すらくれない。
お陰で迷うことになった。 -
門をくぐると,やたら広い。
-
とりあえず長城に登りたいが,入口まで遠い。
-
入場して5分以上歩き,登り口到着。
立派なトイレがあったので入っておく。 -
入口が一つなのに,女性専用。
と思っていったん外へ出たが,よく見ると男性マーク。
男女とも赤色で,デザインだけ違うのだ。
何と紛らわしい。 -
ようやく登り口。
-
最初は楽々。
-
長城っぽいところで記念撮影。
今日は暑い。 -
石楼に番号が付けられており,まず九号。
番号が大きいので,正門は反対?
とりあえず登って直ぐにあると言う「一歩跨」への分岐点を目指す。 -
石楼の中は風が通って涼しい。
-
八号楼。
一歩跨への分岐はまだない。 -
どんどん上へ。
-
道中に長城の地図が掲げられていた。
これも,どうもよく分からない。 -
七号楼。
まだかなぁ。 -
石楼の中には,ゴミ箱も設置してあり綺麗な観光地になっている。
-
六号楼までやってきた。
-
眼下をみると,恐らく「一歩跨」と思われる雰囲気と人だかり。
人が踏み歩いた跡を辿ると,もう少し上の方から続いているようだ。 -
眼下に荒涼とした北朝鮮の大地が広がってきた。
-
五号楼。
-
眼下に広がる北朝鮮の大地。
北朝鮮の人が見えた! -
だんだん,厳しくなる登山道。
-
一歩跨への分岐がない気がしてきたので,もう一度眼下をよく見る。
すると,入口近くの道から分岐して降りれるようだ。
何故,見逃したのか。
しかし,折角なので頂上まで登ることにした。 -
山頂が見えてきた。
三号楼。 -
何と,山頂売店があるではないか。
来た道を歩いて物資輸送するのだろうか? -
かなり汗をかいたし暑いので,アイスを購入。
3元。 -
北朝鮮の大地とアイス。
-
山頂に分かりやすい地図が掲げてあった。
よく見ると登り口すぐの八号楼付近に分岐があるではないか。 -
しかし,山頂からの眺めは素晴らしかった。
北朝鮮の集落が良く見える。 -
村民が歩いている。
-
学校?
-
三号楼の見張り窓から北朝鮮を望む。
-
では,最大の目的地「一歩跨」に向かって来た道を引き返す。
こんな急な道だが,結構年配の方も行き来している。 -
分岐まで戻ってきた。
なんだよぉ,さっき地図の写真を撮った場所だ。 -
ここから「一歩跨」へ。
-
と思ったら,門が閉まっている。
-
結局,入口まで降りてきた。
すると,門の外へ人が出ていくのが見える。
あそこか! -
重厚な扉。
あんな所が出入り口だと分からないよ。 -
しかし,出てみると虎山長城の出入口のひとつだった。
-
もどって,悩んでいると園内バスが止まって人が降りている場所がある。
あそこだ! -
ちょうど八号楼下の門から奥へ行ける。
-
道中,鴨緑江で取ったと思われるサワガニの唐揚げも売っている。
食べたらお腹をこわしそう。 -
あった。
一歩跨の碑に子供が乗っている。 -
ようやく辿り着いた「一歩跨」。
ここに来るのが,この旅の最大の目的。 -
中朝の国境は鴨緑江の中心になる。
その鴨緑江の川幅が最も狭くなる場所がここ。
よって,両国の川岸を一歩で跨げるのだ。
もちろん,跨いではいけない。 -
しかし,実際には川岸に降りる場所に両国ともフェンスを立てている。
簡単には一歩跨できない。 -
しかし,おばちゃんがフェンスを開けてもらって鴨緑江の水をペットボトルに汲みに行っている。
ただし,兵隊さんが監視。 -
奥に道が伸びているので行ってみる。
兵隊さんに止められるかと思ったが,大丈夫のよう。 -
鴨緑江は,直ぐに川幅が広がる。
左側が北朝鮮,右側が中国。
ちょうど国境線で体が二分するように写真を撮ってみた。 -
綺麗に舗装された道が続く。
-
この辺はフェンスがなく,手すりを越えれば自由に北朝鮮に行けそう。
-
しばらく行くと,道が厳しくなってきた。
-
こんな道を進んでいく。
向こう側は北朝鮮の領土。 -
北朝鮮の兵士がいた!
カメラを向けていると撃たれるかとヒヤヒヤしながら激写。 -
川縁には,放置された遊覧船。
-
頭がぶつかりそうな厳しい道。
-
振り返ると,こんな道を通ってきている。
-
吊り橋もある。
メンテナンスされているのだろうか。 -
北朝鮮の見張り台。
-
「ド・ド・ド・ド」とトラクターの音が鳴り響く。
農民が畑仕事をしている。
目と耳で直接北朝鮮を体感。 -
村からトラクターと自転車に乗った村民がやってきた。
-
リアルに北朝鮮の方。
-
すると,反対から先ほどの兵士が戻ってきた。
-
村人が自転車を降りる。
どうなるのか?
顛末を見ていると・・・。 -
兵士は見張り台に登っていき,特に何もなかった。
-
川縁に降りる分岐もあったが,降り口は閉鎖されていた。
超えて行けそうだが,撃たれる? -
その先は,もはや階段はなく,石のくぼみに足をかけて登っていく。
-
さらに険しい道中。
-
農民がたくさんいた。
-
石楼が見えてきた。
すごく充実した観光だった。 -
ここで「一歩跨」への分岐案内がでていた。
実際には,ここを曲がっても直ぐには目的地に到着できず,険しい道中が待っている。
ただし,北朝鮮を望みながらゆっくり行けるので苦ではない。 -
すぐに一号楼が見える。
-
一号楼には砲台もあった。
-
振り返ると山頂からの道のりが見える。
実際には,山のこちら側は山腹を渡ってきたので,長城は歩いていない。 -
終点が一号楼だが,正門には見えない。
直ぐにタクシーの客引き攻勢にあうが,振り切った。 -
園内の周遊バスを待つ。
5元で,元来た登り口まで連れて行ってくれる。 -
直ぐにバスがやってきた。
-
オープンカーなので,風が爽やか。
-
7分ほどで登城口の広場に着いた。
奥に看板がある。
もしや。 -
一歩跨はこちらと案内がある。
先ほどまで何度も目にすることが出来たのに気づかなかった。 -
一歩跨へもう一度やってきた。
15時近くになっていたので,人がいなかった。 -
北朝鮮側への注意事項が掲げられてある。
特に,北朝鮮への物資投げ入れは禁止されている。 -
正門まで遠かったが,ショートカットして出られるゲートがあった。
-
出てきた門。
ここから長城へ入れるとはとても分からない。 -
と出た瞬間,丹東行きのバスが待機している。
ラッキー! -
4元払って乗車。
15:15に乗り込んだが,出発は15:20。
次は17:10なので,タイムリー! -
しばらくして発車。
長城の正門をそのまま通過していった。
普通なら,ここにバス停を設置しそうなものだが。 -
バスの車窓から見えた北朝鮮とその人達。
-
15分ほどで街外れが見え始めてきた。
-
近代的で洒落たマンションもある。
-
40分ほどかけて丹東駅に到着。
駅前広場にあるという毛沢東像が見えてきた。 -
大連行きのバスターミナル付近で降車。
-
丹東駅に向かう。
巨大な駅舎と巨大な毛沢東像。 -
デカい。
そして,手を差し伸べているのは・・・。 -
「丹鉄大酒店」に見えてしまうが,実際には北京とのこと。
-
本日宿泊するホテルがある鴨緑江沿岸へ。
-
鴨緑江断橋が見えてきた。
-
本日宿泊する「丹東中聯大酒店」。
最初は,楽天トラベルで630元のシティービュー室を予約していた。
その後,せっかく一生に一度の訪問だろうからと,リバービューの予約が可能だったExpediaでキングサイズベッドプランを予約し直した。
950元(18,000円以上)もしたが・・・。 -
4つ星ホテルとのことであり,エントランスはそれなり。
-
12階建ての11階。
エレベーターを降りると広い廊下。 -
1108号室。
-
大奮発した部屋。
眼前に鴨緑江が広がる。
感激!替えて良かった。 -
窓からの景色。
奥は,北朝鮮の領土。
左の橋は,中国⇔北朝鮮をつなぐ中朝友誼橋。
そして,右の橋は日本が建設し,朝鮮戦争で破壊された鴨緑江断橋。 -
北朝鮮が良く見える。
これまで一度も動いたことがないという観覧車。
何のためのアピールなのか? -
右側に目を向けると結構高いビルが建設されている。
-
川には小型のボートを漕ぐ姿も。
-
村人もいた。
-
地上に降りてきた。
橋の周辺は観光客がたくさんいる。 -
遊覧船観光は明日の予定だったが,まだ17時で明るく時間もあるので乗船することにした。
60元,80元,100元の3タイプがある。 -
分からないので,100元出すと40元戻ってきた。
自動的に60元のタイプ。 -
昼食もとっていないので空腹激しく,乗船前に露店の左側の得体のしれない物を買ってみた。
4元。 -
あの船に乗るようだ。
-
さっそく買ったものを食してみる。
もち米を黒砂糖で炊いてサランラップで包んだような物。
美味しくはないが,腹の足しにはなった。 -
丹東の街を後にする。
-
北朝鮮の船。
-
錆びれた船の近くに人がいる。
-
旧式の船ばかり。
-
2013年に韓国側からDMZ越しに北朝鮮の国境が見えた時,ただならぬ興奮を覚えた。
しかし,あのプロパガンダ的国旗ではなく,こちらでは,リアルに国旗がたなびいている。 -
リアル北朝鮮船。
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川岸に人だかり。
虎山長城より,明らかに身近に人を感じることが出来る。 -
自動車もある。
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若いお姉さん達も一生懸命働いていた。
-
青年達がバレーボールを楽しんでいる。
極々普通の国に思えてきた。 -
学校かな?
多くの若者が一斉に出てきた。 -
海上から何かを引き上げている様子。
何とものんびりした雰囲気。 -
一方,中国側の丹東は高層ビルが林立している。
-
朝鮮戦争で破壊された断橋の端からは,多くの人が北朝鮮を望んでいる。
-
そして,この両国を結ぶ「中朝友諠橋」を介して多くの物資が輸送されている。
-
遊覧船から見上げたホテル。
赤丸が宿泊部屋だが,眺望が良いのも納得。 -
今回の旅のメインは「一歩跨」だったが,約45分間のこの遊覧も優るとも劣らない興奮であった。
-
18時になってしまい,断橋は締め切られてしまった。
明日にとっておこう。 -
広場では,何やら練習している。
明日のメーデーで披露か? -
鴨緑江は中朝国境であることを示す看板。
-
街に繰り出して夕食を取ることにした。
-
事前に調査してハマグリBBQで有名な「金龍シ刷火考大全」をチョイス。
地図に従って向い,丹東の庶民街を経由していく。 -
あった!
まだ,早いのか店には人の姿がほとんどない。
意を決して店内に入ると,入口傍の外に面した良い席を案内してくれた。 -
しかし,店員と全く会話が成立しない。
英語も通じず。
困ったお姉さんが,もう一人呼んでくるが,どちらも中国語じゃ進展せず。
どうにもならず,ガイドブックの写真を見せて「こんな感じ」という訴えで頑張った。
若い兄ちゃん店員が首を突っ込んできて,分かったよう。
段取りしだした。 -
入口近くの生簀で,食べたい食材を選ぶ。
-
サラダのようなコーナーもあったが,とりあえず一品頼んでみた。
-
まず,ビール。
「鴨緑江ビール」という地ビールのようだ。
かなり軽い。
もちろん常温。
これまでキンキンに冷えたビールしか受け付けなかったが,常温ビールにも慣れてきた。 -
お姉さんが,ハマグリを焼いてくれる。
-
これが夕食セット。
ほぼ,会話不成立でここまで出てきた。
サラダは,ラー油をぶっかけたピーナツ和えだが美味。 -
牡蠣は美味しかった。
ペロッと2つ。 -
ホタテは冷たい部分が残っていてイマイチ。
最初に受付したお姉さんが無理やり勧めてきたもので,32元もする。 -
店内の様子。
まだ人は少ないが,帰り際には満席状態。 -
ハマグリは3回に分けて焼かれたが,最後は飽きてきた。
-
昨日の大連の店よりリーズナブルそうな感じながらも,152元と少し高くついた。
-
夜の丹東駅に行ってみる。
-
毛沢東像の足元では,何やら踊りの練習がなされている。
-
毛沢東とのツーショット。
-
それから,街をプラプラしながら再び鴨緑江を目指すことに。
道端でハマグリBBQをしている光景が随所にある。 -
大連でも銀行のイルミネーションが派手だったが,丹東でも目立つのは銀行。
-
こちらも銀行。
日本ではありえない。 -
鴨緑江公園の北の外れに出た。
写真は真っ黒に見えるが,実は北朝鮮側をシャッタースピード4秒で撮ったもの。
中央にうっすらと陸地が見えるが,一切明かりがない。
まだ20時過ぎ。 -
一方対岸の丹東市内は,眩いばかりの電飾。
-
中朝にかかる友誼橋も中国側のみイルミネーションされ,北朝鮮側は真っ暗。
しかし,一部サーチライトみたいなのが光っている。 -
橋の下から北朝鮮側に向かって写真を撮っても途中で切れているよう。
なお,断橋ではなく両国に架かる橋である。 -
若者が花火で北朝鮮側にメッセージを送っているよう。
-
橋のたもとではお祭りのような状況。
-
北朝鮮の紙幣も売られている。
値段は分からないが,様々な店売られており本物か疑わしい。 -
とにかく鴨緑江沿岸は,あらゆる物に電飾がなされ,北朝鮮へ国力をアピールしているよう。
-
屋台でパイナップルを購入。
3元。
極々普通のパイナップル。 -
22時少し前にホテルに戻った。
イルミネーションされた橋が良く見える。
光が途絶えた橋の先には,少しだけ街明かりが見えた。
なお,橋のイルミネーションは22時過ぎには消えてしまった。 -
ホテル周辺ではコンビニを見つけられなかったので,ホテルの冷蔵庫のビールを飲むことにした。
10元。
しかし,冷蔵庫に電源は入っていない。
ここでも常温ビール。
これを飲みながら,旅の2日目を終えた。
万歩計は,28,770歩。
海外旅行に行くと3万歩/日くらい歩いてしまう。
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旅行記グループ
2015年 中国遼寧省3泊4日
この旅行記へのコメント (6)
-
- あ3さん 2017/03/08 13:40:45
- 話しをお聞きしたい。
- こんにちは、
あ3と申します。今年5月に丹東に行きます。
もう少し詳しい情報が欲しいのですが
電話でお話しできませんか?
- しげじんさん からの返信 2017/03/09 22:54:38
- RE: 話しをお聞きしたい。
- あ3さん
しげじんです。
私の旅行記にコメント下さりありがとうございます。
5月に丹東に行かれるとのこと,私の訪問時期と同じですね。
丹東は,1泊2日でしたが,とても印象深い訪問先でした。
そこそこの規模の都市で観光資源もあるのに,日本人含め
海外観光客はおらず,海外に旅したぁという思い出です。
私の場合は,北朝鮮を見る目的でしたが,目的は十分に果たせ
いろいろ考えさせられる時間になりました。
歩ける範囲でウロウロもしてみました。
その後,大連〜丹東に新幹線も走り,随分様相が変わったの
ではないかと思います。
詳しい情報が欲しいとのことですが,私自身『4travel』を
備忘録のように利用し,概ねの思い出を記録しています。
ですので,ご期待の情報提供ができるか分からないのですが,
本掲示板のやり取りでいかがでしょうか。
もし,突っ込んだ差支えのある内容もあるようでしたら,電話
メールも問題ありません。
いずれにしましても,丹東に興味持って頂けたことは嬉しいです。
- あ3さん からの返信 2017/03/10 03:29:02
- RE: RE: 話しをお聞きしたい。
- > しげじんさん
おはようございます。
ご連絡有難うがざいます。
はい!予定では、5月2日に丹東に行くつもりです。
私も色々調べました。
今は、新幹線で行ける見たいですね。
私は、金州からの出発になります。
はたして高速バスがあるか です。
大連まで戻らなくては、いけないのしょうか?
教えてもらえますか!
また1日の行動予定ですが、しげじんさんは、丹東に1白とありますが
朝に、着き1周見学すると大連には、戻れませんでしたか?
1泊の理由は、何でしょうか?橋の夜景を見るためげしょうか!
宜しくお願いします。
>
> しげじんです。
> 私の旅行記にコメント下さりありがとうございます。
> 5月に丹東に行かれるとのこと,私の訪問時期と同じですね。
>
> 丹東は,1泊2日でしたが,とても印象深い訪問先でした。
> そこそこの規模の都市で観光資源もあるのに,日本人含め
> 海外観光客はおらず,海外に旅したぁという思い出です。
>
> 私の場合は,北朝鮮を見る目的でしたが,目的は十分に果たせ
> いろいろ考えさせられる時間になりました。
> 歩ける範囲でウロウロもしてみました。
> その後,大連〜丹東に新幹線も走り,随分様相が変わったの
> ではないかと思います。
>
> 詳しい情報が欲しいとのことですが,私自身『4travel』を
> 備忘録のように利用し,概ねの思い出を記録しています。
> ですので,ご期待の情報提供ができるか分からないのですが,
> 本掲示板のやり取りでいかがでしょうか。
>
> もし,突っ込んだ差支えのある内容もあるようでしたら,電話
> メールも問題ありません。
> いずれにしましても,丹東に興味持って頂けたことは嬉しいです。
- しげじんさん からの返信 2017/03/10 07:37:51
- RE: 話しをお聞きしたい。
- あ3さん
おはようございます。
まず,丹東への行き方ですが,丹大高速鉄道の駅が
大連北→金州→→丹東
のようですので,金州駅から往復行けると思います。
時刻表は,今の私には分かりませんが,2時間程度で
行けるようです。
私の場合は,高速バスで4時間でした。
1泊した理由は,単に時間がなかったためです。
丹東に行く最大の目的が,郊外の「一歩跨」だった
ため,滞在時間4時間以上は必要な状況でした。
往路4時間,復路の最終出発が16時頃だったので,
日帰り困難と判断しました。
泊まりは必須ではなかったのですが,1泊して
良かったは,以下の夜の丹東を見れたことです。
〇鴨緑江沿いの丹東のネオンが綺麗だったこと
(橋含め,川沿い全て電飾されています)
〇対して北朝鮮の光のなさ(本当に真っ暗)
(国力の差を痛々しいくらい感じます)
〇路肩で皆ハマグリ焼いている光景を見れたこと
(民家街では,ほぼ全員外でBBQしていました)
新幹線ができた状態でも,私が次回行くとしたら
1泊を選択すると思います。
他にも質問あれば,私が分かる。調べれる範囲で
お答えしますよ。
- あ3さん からの返信 2017/03/14 18:53:21
- 丹東
- しけじんさん
ご連絡有難うございます。
参考になりました。
良い写真が取れましたら
記載させてもらいます。
- しげじんさん からの返信 2017/03/15 23:16:41
- RE: 丹東
- あ3さん
丹東は,私が訪れた先の中でも記憶に残る上位の旅先ですが,この4travel含め情報が少ないですね。
ですから,“あ3さん”も私の旅行記に目がとまったのだと思います。
是非,訪問されたら写真のアップを期待しています。
楽しみにしています。
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