太田旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ボタン寺として知られている「大慶寺」で、4月25日からボタン祭が開催されているので見てきました。数日前に真夏日が2日続くほど気温が高かったためだと思いますが、ボタンの花はしおれたり散ったりしているものが多く見られました。3つある藤棚は綺麗に咲いていました。<br /><br />「大慶寺」は真言宗豊山派で、その総本山は奈良の長谷寺です。そう、2日前に訪れたボタン園の「清浄院」(群馬県・板倉町)と同じです。<br /><br />両寺の本山である奈良の長谷寺の本堂が建つ桜井市初瀬山は牡丹の名所として全国的に知られており、その縁で両寺もボタンで知られるほどになったのではないでしょうか。<br /><br />ここ「大慶寺」の縁起は永暦元年(1160)に遡ります。この年、源義平が亡くなり、その妻が父の新田義重を頼ってこの地(太田市世良田のちに綿打)に移り住み、出家して妙満尼と名乗り庵を結びました。<br />その後、綿打入道爲氏の館となり、明徳5年(1394)に大慶寺が建立されました。妙満尼を開基としたので山号が妙満山となりました。(大慶寺由来による)

大慶寺のボタンは、見頃を過ぎていた(群馬県・太田市)_2015

7いいね!

2015/04/30 - 2015/04/30

349位(同エリア517件中)

0

67

minaMicaze

minaMicazeさん

ボタン寺として知られている「大慶寺」で、4月25日からボタン祭が開催されているので見てきました。数日前に真夏日が2日続くほど気温が高かったためだと思いますが、ボタンの花はしおれたり散ったりしているものが多く見られました。3つある藤棚は綺麗に咲いていました。

「大慶寺」は真言宗豊山派で、その総本山は奈良の長谷寺です。そう、2日前に訪れたボタン園の「清浄院」(群馬県・板倉町)と同じです。

両寺の本山である奈良の長谷寺の本堂が建つ桜井市初瀬山は牡丹の名所として全国的に知られており、その縁で両寺もボタンで知られるほどになったのではないでしょうか。

ここ「大慶寺」の縁起は永暦元年(1160)に遡ります。この年、源義平が亡くなり、その妻が父の新田義重を頼ってこの地(太田市世良田のちに綿打)に移り住み、出家して妙満尼と名乗り庵を結びました。
その後、綿打入道爲氏の館となり、明徳5年(1394)に大慶寺が建立されました。妙満尼を開基としたので山号が妙満山となりました。(大慶寺由来による)

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩

PR

  • 群馬県の県道2号(前橋館林線)の「新田大根町」交差点を北へ曲がり、県道315号を北進します。

    群馬県の県道2号(前橋館林線)の「新田大根町」交差点を北へ曲がり、県道315号を北進します。

  • 県道315号に入ると、道の両側に「ぼたん祭」の幟が見られます。

    県道315号に入ると、道の両側に「ぼたん祭」の幟が見られます。

  • 数百m走ると、道の左に「ぼたん寺」の看板が見えてきます。

    数百m走ると、道の左に「ぼたん寺」の看板が見えてきます。

  • 「ぼたん寺」の看板の手前(南側)に駐車場があります。

    「ぼたん寺」の看板の手前(南側)に駐車場があります。

  • 「ぼたん寺」の看板の北側が、お寺の参道です。

    「ぼたん寺」の看板の北側が、お寺の参道です。

  • 参道の途中に「仁王門」があります。

    参道の途中に「仁王門」があります。

  • 「仁王門」の手前右側に「新田探訪マップ」があります。

    「仁王門」の手前右側に「新田探訪マップ」があります。

  • 「仁王門」には「妙満山」の額が掲げられています。<br />「東国花の寺百ケ寺」の看板もあります。

    「仁王門」には「妙満山」の額が掲げられています。
    「東国花の寺百ケ寺」の看板もあります。

  • 「仁王門」の右には「綿打入道太郎爲氏館跡」の碑があります。自販機の影なので分かり難い場所です。

    「仁王門」の右には「綿打入道太郎爲氏館跡」の碑があります。自販機の影なので分かり難い場所です。

  • その更に奥に「庚申塔」が並べられています。

    その更に奥に「庚申塔」が並べられています。

  • 「仁王門」の先の参道です。左側は駐車場です。

    「仁王門」の先の参道です。左側は駐車場です。

  • 参道の途中、右側に「大門」があります。ここが本堂への順路だと思いますが、現在は閉鎖されています。<br />左奥に鐘楼、右奥に藤棚の一部が見えます。

    参道の途中、右側に「大門」があります。ここが本堂への順路だと思いますが、現在は閉鎖されています。
    左奥に鐘楼、右奥に藤棚の一部が見えます。

  • 正面から見た「大門」です。

    正面から見た「大門」です。

  • 「大門」の掲げられた額です。

    「大門」の掲げられた額です。

  • 参道をさらに進むと、境内の案内図があります。<br />左上がボタン園、上部の中央が竹林、右が藤棚、右回りが順路です。

    参道をさらに進むと、境内の案内図があります。
    左上がボタン園、上部の中央が竹林、右が藤棚、右回りが順路です。

  • 参道の突き当りには「不動堂」があります。<br />「新田不動尊」はここに安置されていると思います。<br /><br />パンフレットによると、この不動明王は平安末期の作と伝えられ、鎌倉時代には新田氏の守り不動になったそうです。「御影不動」「泣き不動」とも呼ばれており、失せもの発見に霊験あらたかとして知られているとのことです。

    参道の突き当りには「不動堂」があります。
    「新田不動尊」はここに安置されていると思います。

    パンフレットによると、この不動明王は平安末期の作と伝えられ、鎌倉時代には新田氏の守り不動になったそうです。「御影不動」「泣き不動」とも呼ばれており、失せもの発見に霊験あらたかとして知られているとのことです。

  • 「不動堂」には「子授地蔵尊」も祀られています。

    「不動堂」には「子授地蔵尊」も祀られています。

  • 子授けの後利益を受ける方には、お地蔵様を貸していただけるそうです。

    子授けの後利益を受ける方には、お地蔵様を貸していただけるそうです。

  • 参道の突き当りには「不動堂」の右に「ぼたん園」への入口があります。ボタン祭の期間中は300円の浄財(入園料)を支払います。旅行会社のツアーにも組み込まれているようで、団体専用の入口があります。

    参道の突き当りには「不動堂」の右に「ぼたん園」への入口があります。ボタン祭の期間中は300円の浄財(入園料)を支払います。旅行会社のツアーにも組み込まれているようで、団体専用の入口があります。

  • 入園すると藤棚があり、その奥に「ぼたん園」があります。

    入園すると藤棚があり、その奥に「ぼたん園」があります。

  • 藤棚の奥の「ぼたん園」入り口です。

    藤棚の奥の「ぼたん園」入り口です。

  • 暑い日が続いていたためか、牡丹の花は元気がありません。

    暑い日が続いていたためか、牡丹の花は元気がありません。

  • 散り始めた花も見受けられました。

    散り始めた花も見受けられました。

  • 白、ピンク、赤、紫、などの花は見頃を過ぎていました。

    白、ピンク、赤、紫、などの花は見頃を過ぎていました。

  • 陽があまり当たらない場所には元気な花が残っています。

    イチオシ

    陽があまり当たらない場所には元気な花が残っています。

  • 右手前の花も日陰です。

    右手前の花も日陰です。

  • それでも遠くから見ると華やかです。

    それでも遠くから見ると華やかです。

  • ね。

    ね。

  • 向こうの木には白い花が咲いています。

    向こうの木には白い花が咲いています。

  • イチオシ

  • 黄色い花のほとんどは元気に咲いています。開花が遅いのか、あるいは暑さに強いのでしょうか。

    黄色い花のほとんどは元気に咲いています。開花が遅いのか、あるいは暑さに強いのでしょうか。

  • 向こうの木にも黄色い花が咲いています。

    向こうの木にも黄色い花が咲いています。

  • 寄ってみると、このような花です。

    寄ってみると、このような花です。

  • 近くで見ると、藤に似てます。

    近くで見ると、藤に似てます。

  • こちらの白い花も元気がなさそうです。

    こちらの白い花も元気がなさそうです。

  • 手前の花は日陰なので(?)元気そうです。

    手前の花は日陰なので(?)元気そうです。

  • 日陰に咲いていた白い花です。

    日陰に咲いていた白い花です。

  • 日陰に咲いていたピンクの花です。

    日陰に咲いていたピンクの花です。

  • これも日陰で見つけました。

    これも日陰で見つけました。

  • 日陰三兄弟です。

    イチオシ

    日陰三兄弟です。

  • 全体的にも見頃は過ぎているように見えます。

    全体的にも見頃は過ぎているように見えます。

  • にらみ合う二匹のカエルと、手前にはカメです。全て石です。

    にらみ合う二匹のカエルと、手前にはカメです。全て石です。

  • 「ぼたん園」から本堂と鐘楼を見ています。

    「ぼたん園」から本堂と鐘楼を見ています。

  • 「ぼたん園」の本堂側に「学業の祖 文殊菩薩之塔」があります。

    「ぼたん園」の本堂側に「学業の祖 文殊菩薩之塔」があります。

  • 本堂の裏手に「文殊堂」だあります。

    本堂の裏手に「文殊堂」だあります。

  • 文殊堂は小高いところに建てられています。<br />「大慶寺古墳」はここでしょうか。

    文殊堂は小高いところに建てられています。
    「大慶寺古墳」はここでしょうか。

  • ここは色とりどりで綺麗です。

    ここは色とりどりで綺麗です。

  • 比較的元気そうな花と、奥に見えるのは本堂です。

    イチオシ

    比較的元気そうな花と、奥に見えるのは本堂です。

  • 木に咲いた白い花と黄色い花、手前には赤とピンクのボタンです。

    木に咲いた白い花と黄色い花、手前には赤とピンクのボタンです。

  • イチオシ

  • 「ぼたん園」の奥に「竹林 順路 右」の看板があります。

    「ぼたん園」の奥に「竹林 順路 右」の看板があります。

  • 順路の看板に従って竹林を抜けると、本堂の東側に藤棚があります。

    順路の看板に従って竹林を抜けると、本堂の東側に藤棚があります。

  • 藤は綺麗に咲いています。

    藤は綺麗に咲いています。

  • 上の写真の奥側から見ています。

    上の写真の奥側から見ています。

  • これは本堂の前、南側にある藤棚です。

    これは本堂の前、南側にある藤棚です。

  • 藤の花の向こうに、新田氏の紋が見えます。

    藤の花の向こうに、新田氏の紋が見えます。

  • 本堂の前の藤棚の下から見た鐘楼です。

    本堂の前の藤棚の下から見た鐘楼です。

  • 内側から見た「大門」です。

    内側から見た「大門」です。

  • 大慶寺の「本堂」です。

    大慶寺の「本堂」です。

  • 本堂に掲げられた「大慶寺」の額です。

    本堂に掲げられた「大慶寺」の額です。

  • 「本堂」の正面です。

    「本堂」の正面です。

  • 本堂の左にある「弘法大師の像」です。

    本堂の左にある「弘法大師の像」です。

  • 鐘楼です。

    鐘楼です。

  • 「自動鐘突き機」だそうです。

    「自動鐘突き機」だそうです。

  • 鐘楼の全景です。

    鐘楼の全景です。

この旅行記のタグ

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP