ちょっぴり欲張りなヨーロッパレンタカードライブ3500km（10）～ドキドキコートダジュールドライブ

2014/09/18 - 2014/09/18

カマルグドライブをしていながら、白馬に乗ることなくサランドジローの塩田を見逃した、相変わらず詰めの甘い私です。
こんにちは。

ローヌ川の渡し船に乗ってやってきたのはコートダジュール。せっかくここまで来たのに、エクサンプロヴァンスとかマルセイユとかカランクとかそれっぽい場所に寄ることなくヴァンスに向かいます。

なんでこんな欲張りな計画立てちゃったんだろう。

◇初日：Frankfurtフランクフルト～バーデンバーデン編（1）
http://4travel.jp/travelogue/10937959
◇2日目：Baden Badenバーデンバーデン～ストラスブール～ランス（2）
http://4travel.jp/travelogue/10941026
◇3日目：Reimsランス・テタンジェカーブ見学(3）
http://4travel.jp/travelogue/10941563
◇3日～4日目：Avizeアヴィズ（4）
http://4travel.jp/travelogue/10942761
◇4日目：Dijonディジョン（5）
http://4travel.jp/travelogue/10952935
◇5日目：ディジョン発ワインツアー（6）
http://4travel.jp/travelogue/10978056
◇5日目：グランクリュ街道ドライブMeursaultムルソー（7）
http://4travel.jp/travelogue/10992769
◇6日目：ムルソーからサントマリードゥラメール（8）
http://4travel.jp/travelogue/10999151/
◇7日目：カマルグ湿原ドライブ(9）
http://4travel.jp/travelogue/11002733/
◆7日目：ヴァンス目指してコートダジュールドライブ（10）
http://4travel.jp/travelogue/11005369/

エリア ヴォンス(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

~\「どこへ行くのよ」「知らぬ土地だよ」

揺れながらガーミンが歌う
ローヌの渡し

ワンコーラス歌い終わるより早く

向こう岸のPort-Saint-Louis-du-Rhôneに到着。

海岸沿いのルートには素敵な街や見所、景勝地がいっぱい。

それをすべてすっ飛ばして高速道路で一気にヴァンスまで。

あーもったいない。

St. Paul de Venceサンポールドヴァンスが見える

ビューポイントなどに寄りながら

目的地のVenceヴァンスはもうすぐ。

そうそう、門だよね。

ここから先はプライベートゾーンだって
ガーミンもグーグルも言ってたね。

・・・って

えー！？これどうやって開けるの？
聞いてないよ〜

そうだ、予約時のメールのやり取りを印刷したのがあった。
あれに電話番号が書いてあるはず・・・書いてない！

どうしよう・・・

”La Bergerie”これって宿の名前なんだけど
このプライベート地帯全体がこの名前なのかな。

そういえば住所は「Bergerie 15」

よしっ、15って押してみよう。
違うお家だったらその人に開け方を聞いてみよう。

ルールルル（呼び出し音、呼ぶのはキタキツネではないです）

「はい」

誰か出た！男の人の声。

私「そちらはLa Bergerieのコロンブさんのお宅でしょうか？」
Monsieur「そうですが」

はぁぁぁよかった〜

私「私、本日予約をしております○○と申します」
M.「あー、お客さんね、今息子は外出しているんだけれども・・・まあ、ともかく入っていらっしゃい」

開いた！

M.「家の門も開けておくからね。ちょっと狭いから車庫入れ気をつけてね」

宿の担当は息子さんで、インターホンに出たこの人はお父さんで・・・
んーと、なんかよくわからないけどいい人みたいでよかった。

今日野宿しないで済んでよかった。

門、開いてる。
ここだ！

確かに狭いけど小さい車だから大丈夫。

入っていくとインターホンに出たと思われるMonsieurが車を誘導してくれてここに駐車。


着いた―！

「何か飲むかい？」
Monsieurが何種類かの飲み物とグラスを持ってきてくれました。

私は何かのジュースをもらい、Monsieurはビール。

地図を出してこの辺りの見所を色々とレクチャーしてもらいました。

おすすめはVenceの旧市街。
レストランなども勧めてもらいました。

こちらのオーナー（のお父様）は、元貿易商。蘭などの輸入等をしていたらしく、日本にも何度か行ったことがあるとのこと。

今はリタイヤしてここで悠々自適な生活をしているみたいです。

それで宿のことは息子さんに任せてるっていうことなのかな。

宿の説明を受けます。

門のリモコンと鍵をもらって

お部屋に案内してもらいます。

この宿の中で

一番ちっちゃなお部屋だけれど

ひとりなのでこれで十分。

お茶のセットもあるし

なんといっても

お部屋の前に

車を横付けさせてもらったのが

ありがたい。

La Bergerie Guest Houses ホテル

あまりのんびりしていると日が暮れてしまうので
ここから一番近いサンポールドヴァンスに行ってみることに。

一度間違えたけれど、10分ほどで到着。

街の手前に結構台数停められる駐車場を発見。

ただこの駐車場、断崖の傾斜を利用して無理やり作っているの上、一台あたりのスペースがとても狭い。

やっと1台分のスペースを発見して

車庫入れを試みる。

端っこなのは良かったのだけれど

いやなところに柱がある。

ギギッ

あ"ーっ！

アロー、ママン！

うん大丈夫、保険入ってるから。

なんてことがありつつ

鷲の巣村を一人散策する夕暮れ。

最初はここに泊まろうと思って
メールを投げていました。

でも駐車場がないとのことで
諦めました。

こっち側の部屋に泊まったら眺め良さそうな

Hostellerie Les Remparts

でも街の手前のあの駐車場に停められたとしても

この道をスーツケースを転がして歩くんだよね。

La Bergerieからの景色もこんなに素敵。
ここに来て良かった。


夜ごはんはどうしようかな。
PapaコロンブさんからVenceのレストランを教えてもらったのだけれど、一人でご飯を食べに行く場所としてはちょっと遠いし飲めないし。

結局近くのスーパーでお惣菜を買ってお部屋で食べることに。

一人旅ってつまんないなぁ。

La Bergerie Guest Houses ホテル

などとつまんながっている場合ではなくなりました。
宿についてエンジンを切ると

Reifendruck prüfen !

というサイン。

グーグル先生に聞いてみると
空気圧チェックということみたい。
しかもこの最後の「！」これでより一層の緊迫感が出ています。

パンクだったらどうしよう。
まだ旅は始まったばかり。
この先、まだまだ長い距離を走るのにスペアタイヤじゃ無理。

レンタカー会社に電話しよう。
タイヤ自分で買わなきゃなのかな。車ごと交換なのかな。

え？電話がつながらない。
私の携帯って国際電話できないの？この旅のために新しく買ったのに、SIMロック解除したのに（SIMカード買ってないけど）。

グーグル先生！近所の修理工場教えて！
よし2軒あるな。

あぁ、また今夜も眠れない。

この旅行記へのコメント （2）

• norisaさん 2015/05/01 21:28:58

  順風満帆は内容です（笑）

  Penelopeさん
  
  こんばんわ。
  
  欲張りなドライブ順調ですね。
  
  いつも素敵な風景にお食事、お宿。
  羨ましい限りです。
  （フランス語圏など永久にドライブできなさそうです。事故時の交渉ができないのでーー）
  
  さて、そうはいっても車の不調は困りましたね。
  こちらも続きが気になって眠れなそうです（苦笑）
  
  頑張って！
  
  norisa

  Penelopeさん からの返信 2015/05/01 23:34:49

  RE: 順風満帆は内容です（笑）

  norisa様
  
  こんばんは
  
  早速旅行記へのコメントありがとうございます。
  旅が始まって1週間で車のサイドをこすってしまったし、何やら謎のメッセージランプが点灯するし、こんな時一人ってとっても不安です。そして次こそ誰かと一緒に！と思うのです。
  
  でも今はipadがあるので、どこにいても情報は取れるし、誰かと繋がれるのでとても心強いです。
  
  今度行く時は、もうちょっとフランス語を勉強して行こうと思います。
  
  Penelope