2015/04/21 - 2015/04/23
1271位(同エリア6715件中)
メビウスさん
2日目その2
続いては地下鉄に乗って梵魚寺(ポモサ)へ向かいました。
チャガルチ駅からポモサ駅までは乗り換えナシで約30分程。
そこから更にバスに乗り換えるのですが、バス停がイマイチ分からずで、仕方がないのでタクシーを使いました。
山道をぐんぐん進み、10分程度で山中の梵魚寺に到着。料金は3,200w、安いですね。
金井山の麓に佇む梵魚寺は韓国禅宗の総本山です。
新羅時代、義湘大師によって民の思想を強化するために創建されたものだそうですが、当時の物として現存するのは境内にある三層石塔のみ。
その理由の一つに、1592年秀吉の朝鮮出兵の際に大半が焼失してしまった事が挙げられます。
そして現在の建物は1614年に再建されたものだそうです。
遅い時間に着いたので今回は寺の散策のみでしたが、金井山にはハイキングコースや山城、山城マウルなどもあるそうです。
東莱の足湯を楽しみながら自然を満喫してみる、次回はそんな旅もありかな、と思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
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朝が遅かったので既に15時を回っていましたが、地下鉄で梵魚寺に向かう事にしました。
チャガルチ駅 駅
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チャガルチ駅からは乗換も無く、30分程揺られポモサ駅にあっさり到着。
初乗1,200wで、ここまで乗ったら更に200w。
いずれにせよ安いです。梵魚寺駅 駅
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早速露天商のおばちゃんを発見です。
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梵魚寺行のバス停は地下鉄7番出口から徒歩3分との事でしたが・・・
そのバス停を見つけられずww
山中に佇む梵魚寺まで徒歩で行くとなると軽く登山状態になってしまうので、ここは迷わずタクシーに乗る事にしました。 -
やたらと飛ばすドライバーさんのおかげか10分程で到着しました。
料金は3,200w。安いし躊躇せず乗って良かった。 -
梵魚寺全体図。
金井山という山中の寺なのに何故「魚」なのか?
この山の尾根の石の上に常に黄金色の水で満たされていた井戸があり、一匹の魚が五色雲に乗って空から降りてきてその井戸で遊んだことから、空の国の魚という意味を込めて梵魚寺という寺名になったのだそうです。 -
沢のせせらぎ。マイナスイオン。
まさに癒しです。 -
岩に何か文字が彫られていますね。
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聖宝博物館。
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立派な軒です。
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アジュンマ達が沢山の行燈を作って干していました。
近々何かあるのでしょうか? -
前を歩く団体さんにつられて歩いてしまったようで、知らぬ間に脇から境内に入ってしまったみたいww
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天王門。
これは寺の二番目の門で、仏法を守護する為に四方位を守る四天王が安置されています。 -
西方:持国天王
東方:広目天王
南方:?長天王
北方:多聞天王
地元の参拝者は皆、この四天王それぞれに礼拝していました。 -
不二門。
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塀の向こうは宗務所です。
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普済楼。
梵魚寺最大の法堂です。
普済とは、広く衆生を救済するという意味があるのだそう。
2012年に修復されたそうです。梵魚寺 寺院・教会
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普済楼の天井(床裏)はこんなに鮮やかな模様が!
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そして本堂である大雄殿。
梵魚寺は韓国禅宗の総本山だそうで、釈迦牟尼仏が奉安されています。 -
その隣には観音殿。
手前にあるのは三層石塔。
二重基壇の上に建てられた統一新羅後期の典型的な石塔で、9世紀頃建立されたものと推定されているそうです。 -
観音殿。
寂れ具合がイイです。 -
毘廬殿。
真理そのものを指す法身仏である毘廬遮那仏を祀った建物です。
毘廬遮那とは、太陽のように広く照らすという意味だそうです。 -
鮮やかな色彩です。
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梁の上には絵巻物が。
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毘廬殿の右隣には弥勒殿が。
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大雄殿から境内を眺める。
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ここから見ると普済楼の大きい事がよく分かる。
左の鐘楼と比べても歴然。 -
大雄殿。
内部には釈迦牟尼仏を中心に、その左右には釈迦に仕える菩薩姿をした未来仏である弥勒と、過去仏である提和竭羅が安置されています。 -
現在の建物は1614年に妙全和尚が新たに建てたものだそうです。
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大雄殿の中で礼拝する人々。
内部は撮影禁止なので、脇からこっそり。 -
地蔵殿。
地蔵菩薩と亡くなった人を審判する十王を祀った建物。 -
塀の向こうは一般参拝者は立入禁止。
僧侶達の生活するエリアだからです。 -
巨石に文字が彫られていました。
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捌相・独聖・羅漢殿。
1906年、鶴庵大師により創建された仏殿で、三つの法堂が連なっています。
この敷地内にある仏殿の中では比較的新しいのかもしれません。 -
法堂のひとつ、独聖殿。
一人で悟りを開いたという那畔尊者が祀られています。 -
アーチの部分にはこんな可愛いコが!
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羅漢殿に入ってみました。
中央には釈迦牟尼仏。 -
左右には16羅漢が安置されています。
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ね?ちゃんと16体あるでしょ?
因みに捌相殿には釈迦の一生を八つの場面に描いた「八相図」というものが奉安されているそうですが、長い事熱心に礼拝する女性がいらして、お邪魔しては悪いので入るのを辞めました。 -
羅漢殿を右手にそのまま真っ直ぐ進んでみたところ・・・
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門があり・・・
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ありゃ!敷地の外に出てしまった!
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僧侶達が飲料水を運んでいました。
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大雄殿に戻って来ました。
何だかんだで1時間半は滞在しただろうか。
もう夕方なのに参拝者が途切れる事はありません。 -
そろそろ戻ってみましょうか。
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この建物は僧侶達のプライベートエリアに入らないと正面から見られない。
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天王門をくぐると見えてきたのは・・・
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これが一番最初にくぐるべきだった曹溪門。
一列に並んだ石の柱が屋根を支えている事から一柱門とも言われています。
1614年、妙全和尚により創建されたときに造られ、1781年に修復され現在に至るのだそう。 -
すっかり夕暮れ時。
参道を歩いて戻ります。 -
門前の土産物屋で風鈴と線香を購入しました。
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金属製の風鈴は、風受けの部分が魚の形で思いのほか良い音色だったので。
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線香は白檀の良い香りでした。
因みに、寺に行くとつい線香を購入してしまう私。
実家へのお土産にと母に話したところ、毎度の事と思った様で、軽く笑われてしまいました(笑) -
土産物屋の目の前のバス停からバスに乗りました。
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15分程で終点に到着。
バス停というよりバスターミナルでした。
すんごく分かりやすかったんじゃん!
どうやらポモサ駅から反対方向に歩いてしまったみたいです。 -
乗ってきたバスはすぐさま折り返し運行。
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行きに見かけたおばちゃんとはまた別のおばちゃんがお店を開いていました。
どこでもよくある光景なんでしょうね。 -
あ〜タバコ吸いたい!
でもって考えてみたら昼ごはんまだだった!
このカフェのテラス席に灰皿が置いてあったのを目敏く見つけました(笑) -
カフェラテとベーグルで、しめて7,200w也。
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駅の改札はcashbeeをピッとタッチしてバーを押して入ります。
梵魚寺駅 駅
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チャガルチ駅に戻って来ました。
さてと、お土産でも探しに行ってみますか。チャガルチ駅 駅
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