モンサンミッシェル　ロワール　パリ　ツアー2日目

2015/03/31 - 2015/04/07

２日目　まず　ノルマンディー地方をバスで回ります

大聖堂で有名な ルーアン
港町の風情　オンフルール
泊りは　モンサンミッシェル地区です

エリア オンフルール(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

フランスって　都市をちょっと離れると
周りはどこも　ずっとこんな風景
食料自給率が高いわけです　さすが農業国

畑が続くよ　どこまでも

途中のサービスエリアで休憩中
ノルマンディー地方のPRコーナーにて
実物大の牛さんまで登場

あ、フランスの高速道路のサービスエリア
トイレは無料でした
小銭の心配をしなくてよいので　助かります

私　フランスの歴史には　全く疎いんですが
途中で　添乗員さんから　簡単な説明を聞きました
そうかノルマンディーって　「ノルマンの」の意味だったんだ〜

ヴァイキングが植民地化した今の北部フランスの土地が
フランス王のシャルル３世と　土地の取引をしたりで
ノルマンディー公国として　成立してゆくとか
フランス王に忠誠を誓いつつ　イギリス王と対立したりとか
フランスとイギリスが　今の国境で成立する前の
ややこしい関係とか
今までこの時代の歴史物語を見て「？」と思ってきたことが
少しだけ　わかってきました　

セーヌ川が見えてきました
ルーアンに到着です

大聖堂が見えてきます

だんだん近づいてゆくと

わぁ〜〜　でかい　高い
今でもこんなにびっくりするんだから
建てられた中世には　ものすごいインパクトだったかと

バラ窓のステンドグラス

こちらも　美しいステンドグラス

この教会は　フランス一の高さがあるそうですが
塔の高さの割りに　天井は低いのが
イギリス式なんだそうです

そうかこの地方　イギリス王に支配されていたことも多かったんだっけ

まるで森の中にいるような感じまでする
柱です

このキリスト像の足元　左側
三角の蓋の　金色の容器
中には　リチャード獅子心王の心臓が入っているそうです

広いです　そして寒いです
４月頭のフランスは昼でも10度無い日も多いのね
用心して持参した
マフラーと手袋　この後も大活躍

外に出てきました
こちら側の　この教会を描いて有名なのがモネです

細部まで　なんて細かい彫刻

さて　お昼を食べに　みんなで移動します
町並みも　どこかイギリスっぽい感じがします

向こうに時計塔が見えてきました

下をくぐれます
時計の下には　こんな見事な彫刻がありました

くぐり抜けて　後ろ側〜

木造の建物が　たくさん残っています
年月を経たせいか　微妙〜に曲がってるところも

八百屋さんかな？
良く読めないけど　たぶんアボカド一個1.6ユーロ

右端のトマト　2.6ユーロは　たぶん１?当たりでしょうね
安〜い
野菜や魚はとっても安いです

花束は…１０ユーロ　あれ安くないや
色の取り合わせは　とっても良いけれど

ちょうど　イースターの時期だったので
お店にも　卵やウサギのものが
沢山飾られていました

ただイースター時期は　お店が閉まるところも多く
観光に行くには　要注意です

これも祝日だから広場に出ていた
移動式メリーゴーラウンド
色合いがレトロです

広場に出てきました

モダンなデザインの教会があるこの広場は
ジャンヌ・ダルクの亡くなった場所です
中欧の十字架が　火刑台のあった処

この広場に建っている　この町で一番古い建物
下はレストランだそうです

私たちの昼食は　この近くのレストラン
ここはツアーについている食事です
こじんまりとした　気軽な感じの良いレストラン
いや　ブラッセリーというのかな？

アールヌーボー風の屋根がオシャレ
店名は　Le Bistrot comptoir
（ラ　ビストロ　コンプトワール）

前菜は鮭のテリーヌ（たぶん）

メインは鴨　
普通はオレンジソースなどが多い鴨ですが
付け合わせは　リンゴの入ったマッシュポテト
この地方は　リンゴが名産だからでしょうか

デザートはバニラとココナツのアイスクリーム
ラズベリーソース

どのお料理も　美味しかったです♪

昼食後　またまた　田園地帯を走り回ります

入り江が見えてきました

オンフルールに到着です
北フランスの漁港　風情ある風景で愛されている街だそうです
ホント　どこも絵になりそう

ちなみに作曲家のエリック・サティ の出身地だそうです

「シェルブールの雨傘」で有名なシェルブールも
北フランスの漁港です
きっと似てるんでしょうね

観光客もいっぱい

この町には　木造のマリア教会があります

こちらも　塔は高くても内部の屋根は低いイギリス式だとか

バイキングの末裔であり　漁港なので
教会の屋根も　船底型

こちら　教会の塔　木製です

お菓子屋さんの店頭
チョコボールだと思います
色合いがきれいだし　見せ方も上手

オンフルールを出発し　
またまた高速道路を走ります

ここはトイレ休憩で立ち寄った　サービスエリア
店名はカジノですが　そういう名前の実際はスーパーです

店内の様子
ね、カジノじゃなくてスーパーでしょ

フランス北部　高速道路のサービスエリアに居るはずなんですが
でかでかと　中にこういう看板が…
日本人がたくさん来ているってことね

さて出発
もう少し走るとノルマンディー地方も終わりです
周りが　畑から牧草地になってきました

顔の黒い体の白い　特徴的な羊が見えてきました

そして　その向こうにモンサンミッシェル修道院！

この地方の家は　多くがこんな感じ
石を組み上げて　壁を作っています

少しづつ　大きく見えてきます
昔は　遠くからの目印になっていたんでしょうね

モンサンミッシェル地区
修道院のある島の対岸にあるホテルです
きれいに見えるし　新しい建物らしいんですが…

入り口が閉まっていて　中に入れません
他の日本人のツアー客も立ち往生していました
しばらくして　隣のレストランから男の人が走ってきて
ドアを開けてくれました
なんと　夜間はスタッフが無人になり
泊り客だけになるんだとか！
入り口のドアは　暗証番号を教えてもらい　出入りできるようになりました
ホテル？民宿？バンガロー？

お部屋はそこそこの広さで　お掃除はきれいです
でも　入り口のドアの鍵が　うまく回らなかったり
トイレのドアが　立てつけが悪くて閉まらなかったり
コンセントが二カ所のうち　一か所使えなかったり
（差し込むべき穴がふさがっていました）
かなり　突っ込みどころの多い宿でした

まぁ　修道院の他は牧草地が広がっているところに
数軒の宿とレストランとスーパーが
ぽつんとあるようなところなので
いわゆるホテルのサービスを期待しては
いけない場所のような気もします

あ、こちらもトイレはバスルームと別です

どうやら　モンサンミッシェル名物のクッキー
プラールおばさんブランドがやっている宿のようです

ホテルの別棟のレストランで夕食
魚のスープ
見た目は良くないけれど　お味は素朴で悪くありませんでした

サーモンのパスタ
２０人以上のお客に　キッチン一人　フロア一人
のんびり食事させてもらいました

デザートは塩キャラメルのプリン

夕食後　といってもまだ明るい８時ごろ
ツアーのなかで　希望者のみ　モンサンミッシェルまで
夜景（夕景？）を見に行くことになりました
現在　この地区は修道院のある島までの橋を
作り直す大工事をしているので
工事車両が　たくさん走り回っています
ホテルで　工事用のベストみたいなものを貸してくれて
みんなで　これを着て　道路の端を歩きました

４軒ほど先のホテルの前に　専用バスの停留場があります
そこからバスに乗って　島へ向かいます
只今　橋とともに　モンサンミッシェルに向かう　一本道も工事中です

島に行くシャトルバスのバス停は　この写真の建物
島に一番近いホテルの
ル ルレ サン ミッシェル 　　前です
　　Le Relais Saint-Michel
夜の１１時過ぎまでバスは動いているそうです

１２分に1本バスが走ると書いてあるらしい

バス停まで　てくてく歩いて　バスに乗ります

結構　修道院の手前で降ろしてくれます
写真を撮るには　絶好の場所です

ただ小雨も降ってたし　寒いし　ちょっと大変でした
海辺で風が強いので　モンサンミッシェルでは
傘はあまり役に立ちません
合羽推奨

だんだん暗くいなるにつれ　ライトアップが始まりました
近くで見ると　本当に大きくて　存在感があって
やっぱり実際に来てみて　良かったとしみじみ思いました

島内にたどり着いたころは　もう真っ暗
島内観光は明日またあるので
また歩いてバスに乗って　帰りました

遅く帰ったので　宿では
お湯の出なかった人もいるらしいです