仏蘭西紀行　１２　オンフルール編　（印象派が愛した港町）

2013/08/18 - 2013/08/27

　モンサンミッシェルのホテルを朝の8時45分に出発して、次の目的地オンフルールに向います。
オンフルールは、セーヌ川の河口に広がる古い漁港の街で、15世紀の英仏戦争の折り難攻不落の要塞として名を広めました。
現在は静かな港町として印象派の画家達に愛され、多くの作品に描かれた処です。
又第二次大戦の被害を受けなかった数少ない街でもあり、中世の名残をそのまま留めています。
　今日は土曜日であり、旧港に隣接するカトリーヌ寺院前の広場では、マーケットが開かれていました。肉、魚、野菜、何でもあります、それらを見て居るだけで時間が無くなります。
私の好きな街の一つになりました。

エリア オンフルール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　バスがオンフルールの街に近付くと、前方に大きな橋が見えて来ます。
セーヌ川河口に掛るノルマンディー橋です。1995年に完成しました。
日本のしまなみ海道にある、多々羅大橋と姉妹橋です。

　オンフルールの旧港に到着しました。
これから街の見学です。

セーヌ河のリバークルーズ船も停泊して居ます。

港の風景

古い街並みが残ります。

港を囲んで、向う側は広場に成り、市役所とメリーゴウランドです。

市役所の正面

　港から街中に目を向けると、高い鐘楼が聳えます。
印象派の画家、モネやブータンが何度も画いた鐘楼です。

　カトリーヌ教会の鐘楼。
フランス最古最大の木造教会です。
　15世紀、英仏百年戦争で毀された教会を再建するに当たり、時間と経済的理由により木造で作られました、

　教会の正面。
始めに左側が建てられ、次いで右が増築されて居ます。
船大工が建てた為天井が船底天井になっています。

教会の中に入ります。

教会前の広場は、土曜日で市が開かれて居ました。

その為か人出が多いです。

野菜が有ります。

ここはイチゴ。

肉屋さん、左からウサギ、ニワトリ、アヒル。

牡蠣

隣にある水槽

市場の外れは、衣料品が並びます。

　こちらは、ジュース屋さんでしょうか、店員さんが一生懸命に果物の皮を剥いています。

　ウインドウも覗いてみます。
おもちゃ屋さんかな。

画廊なのでしょうか。

マーケットの外れまで来ました。

ここからは、普段の街並みが続きます。

港の広場に戻って来ました。

街中を振返ります、教会の尖塔が見えます。

向う側には観覧車があります。

港の外れ。
錨が港のシンボルです。

バスに戻るに先立ち名残惜しく、今一度街を振返ります。

　外れにミニトレインが止めてあります、土曜日で市が開かれるので、今日はお休みなのでしょう。
ムール貝の昼食の後、ジベルニーに向います。