2015/04/09 - 2015/04/10
193位(同エリア1573件中)
愛吉さん
旧職場の同じ事業部で共に過ごした仲間達と、年1回東京、大阪、名古屋それぞれの回り持で親睦会を開催しています。
東京地区は本来昨年が担当でしたが、開催日の10月14日、大型で強い台風19号が関東直撃との予報に接し、2日前に急遽延期を決めました。 今回はそのリベンジとして開催する親睦会です。
場所は前回と同じ鎌倉、宿は片瀬江の島に設営します。
下見も前回は、7月22日、10月1日の二回、今回も4月4日に行いました、従い今回旅行記の写真にはその折りのものも一部使用しています。
スケジュールは、4月9日午後2時に江の島電鉄江の島駅に集合、宿に荷物を預け江の島え。
10日、9時半宿を出発、先ず駅前の竜口寺、次に電車で長谷に出て、鎌倉大仏、長谷寺、又電車で鎌倉に移動、鶴岡八幡宮へ。 昼食をとって午後1時半に解散としました。
事業部は二昔前に組織改編で無くなりましたので、その後の新会員は有りません、老人ばかりで回を追って参加者が減少します。
今回も秋の参加予定者より5人も少なくなりましたが、思い出話に花が咲き楽しい時を過ごす事が出来ました。
次回開催は大阪です、健康に気を付け是非出席したいと思っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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集合場所は、江ノ電江の島駅、午後2時。
-
宿に荷物を預け、早速江の島見物に向います。
江の島は、江戸時代の弁天詣でから続く有名観光地。 -
弁天橋を渡り、江の島に上陸。
前方に江島神社の鳥居と楼門が見えます。 -
江島神社の楼門、瑞心門。竜宮城を模した門です。
尚江島神社は、欽明天皇13年(552)島南の洞窟の中に神を祀ったのが最初で、814年空海が岩屋本宮を、853年慈覚大師が中津宮を、1206年良真上人が源実朝に願って辺津宮を創建しました。
祭神は天照大神の子、美人の三姉妹です。 -
門を潜り、階段の踊り場にある像。
昔江之島には一匹の竜が住み、悪事ばかり働いていましたが、ある時一人の天女が15童子を従えてこの地に住みつくと、天女に一目ぼれ、それ以降悪事から手を引き、天女と結婚し海の守り神になったと云う伝説をモチーフに造られたものです。 -
福石、参道の脇にあります。
江戸8代将軍吉宗の時代、鍼の杉山検校がまだ無名時代に、一流の鍼師になりたいとこの江島神社に願を掛け、その帰途この石の前で転びます。
その時左の肘に、チクリと痛みを感じたので、何かと拾い上げたのが、笹の枯れ枝に松の落葉が刺さった物でした、それを見た時に、管を通して鍼を打つ方法を思い付いたそうで、それにより検校にまで上り詰め、最後将軍侍医に迄出世しました。
それ以降この石を福石と呼び、崇める様になります。
福石の手前に建つ石柱は、その杉山検校がお礼に藤沢から江島への間に建てた48本の道標の一つで、表にえのしま道と書かれて居ます。
奥に杉山検校の墓も在ります。 -
辺津宮に到着。茅野環を潜ってお参りしましょう。
1206年に僧良真が頼朝に願い出て社殿を建立し、岩屋から遷座させました。
現在の社殿は、昭和51年に改築されたもので、江島神社の本宮を務めます。 -
辺津宮の境内に弁天様の奉安殿が在ります。
ヌードの弁天さんで、日本3弁天の一つです。
江戸時代から続く弁天詣でとは、この弁天さんに詣でる事ですが、生身の弁天さんにもお参りするのが通例のようでした。
尚昔この像は、奥の洞窟の中に衣をはおって鎮座していた様に思います。 -
銭洗いの白竜。
この黄金浄水で心とお金を清めましょう、と記されて居ます。
お金が増えるとは書いて有りません。 -
むすびの木
二つの幹が一つの根で結ばれた公孫樹。
絵札が溢れます。 -
中津宮に到着。
慈覚大師が仁寿3年(853)に創建した社です、現在の社は平成8年9月に改造されました。
芸事上達に霊験あらたかと言われ、境内に江戸歌舞伎の中村座、市村座寄進の灯籠が残ります。 -
鳥居を抜け、亀ヶ丘広場に向います。
鳥居の脇には、古い庚申塚や句碑が並びます。 -
亀ヶ丘展望所より見た湘南海岸。
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江の島のシンボル、シーキャンドル。
展望灯台ですが、今日は通過します。 -
奥津宮に到着。頼朝寄進の鳥居を潜ります。
吾妻鏡によると、頼朝は1182年奥州藤原氏調伏にあたり、文覚上人に弁財天を岩屋に勧請せしめ戦勝祈願を行いますが、その折寄進した鳥居と云われます。
弁財天は鎌倉時代には、戦勝祈願の神でした。 -
こちらが本殿、平成23年の修復です。
当初は岩屋に在るご本尊の夏の御旅所でしたが、現在は岩屋を引き払い、ここに遷座しています。 -
拝殿の天井画、酒井抱一描く八方睨みの亀、展示はレプリカ。
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参道を進むと、江の島の地主神、竜を祀る竜宮大神が在ります。
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サーそれでは江島神社発祥の地、洞窟に向いましょう。
道標も御岩屋道とあります。 -
鳥居が出て来ました、ここから階段を下って行きます。
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岩屋への道標。
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階段を降り切った処が、稚児ヶ淵、昔鎌倉相承院の稚児白菊が身を投げた事に由来しますが、物語として静御前が鎌倉で義経の子を生み、男子だった為殺されて、死体をここに捨てられたという話もあります。
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現在は岩畳ですが、これは関東大震災の折り海底が隆起したもので、それまでは崖を波が洗って居ました。
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亀岩、亀に見えますか。
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洞窟岩屋に入ります、波の浸食により出来た自然の洞窟で、この洞窟岩屋の奥に神を祀ったのが、江島神社の始まりです。
神秘性を持たせる為、電燈を暗くし、昔ながらのローソクによる行燈を各人がかざして歩きます。
内部には古くからの石仏が並びます。 -
岩屋は第一、第二の二つあり、第一には神を、第二には弁天を祀って居ました。
与謝野晶子氏の句碑があります。
沖つ風 吹けばまたたく蝋の火に 志ずく散るなり 江の島の風 -
帰途 児玉神社に立寄ります。
日露戦争、満州派遣軍参謀長 児玉源太郎大将を祀る神社です。
野戦で勝利出来たのは、この人が居たからと云われますが、現在は知る人も少なく、参詣人は居ません。 -
仲見世通りをホテルに戻ります。
宴会が待って居ます、懐かしい仲間達との思い出話が楽しみです。 -
宴会が始まります、1年半振りに会う仲間達と話がはずみ、夜が更けるのも忘れますが、12時を過ぎました、明日を考え休む事にします。
それではおやすみなさい、また明日。
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