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インドには一度行かねばと思っていたのです。<br />なぜか。<br />わからない。<br />でも、ほかの国にいろいろ行っても、インドに行っていないのでは世界を見たことにはならないような、なんとなくそんな気がしていたのです。<br />そして私は大の遺跡好き。インドに行くならばまず行きたかったのは、アジャンタとエローラの石窟寺院。<br />教科書にも載っているしカレー屋の名前にもなっていて、誰もが知っているけれど、テレビの旅行番組にもあまり登場せず、行ったことがある人もあまり見かけない謎の世界遺産。<br />それがアジャンタ石窟寺院。<br />そして。<br />エローラ!<br />石窟!<br />寺院!<br />声に出して読めば、中学時代、性に目覚めた頃のときめきがよみがえる。<br />ガイドさん(デリーから鉄道で一日がかりで来たらしい)には、タージマハールとかカジュラホとかほかに有名観光地あるのに、なんでそっち行かないの?と呆れられたくらいだけど、私は行きたかったのです。<br />エローラ!<br />石窟!<br />寺院!<br />に。<br />結果的に似たような石窟寺院ばっかりめぐる旅になってしまったけれど、後悔はしていない。

西インド遺跡巡り(1)アジャンタ石窟寺院

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2013/10/12 - 2013/10/18

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春風ねこ丸

春風ねこ丸さん

インドには一度行かねばと思っていたのです。
なぜか。
わからない。
でも、ほかの国にいろいろ行っても、インドに行っていないのでは世界を見たことにはならないような、なんとなくそんな気がしていたのです。
そして私は大の遺跡好き。インドに行くならばまず行きたかったのは、アジャンタとエローラの石窟寺院。
教科書にも載っているしカレー屋の名前にもなっていて、誰もが知っているけれど、テレビの旅行番組にもあまり登場せず、行ったことがある人もあまり見かけない謎の世界遺産。
それがアジャンタ石窟寺院。
そして。
エローラ!
石窟!
寺院!
声に出して読めば、中学時代、性に目覚めた頃のときめきがよみがえる。
ガイドさん(デリーから鉄道で一日がかりで来たらしい)には、タージマハールとかカジュラホとかほかに有名観光地あるのに、なんでそっち行かないの?と呆れられたくらいだけど、私は行きたかったのです。
エローラ!
石窟!
寺院!
に。
結果的に似たような石窟寺院ばっかりめぐる旅になってしまったけれど、後悔はしていない。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦
航空会社
タイ国際航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 成田からタイ航空に乗り、バンコクで乗り換えてムンバイへ。着いたのは22時すぎ。ガイドのスミトさんの案内で空港近くのホテルラリットへ。明日は6時15分の国内線に乗るのでここで仮眠です。けっこうきつい。<br />写真はホテルラリットのホール。巨大な吹き抜けを各階の廊下が取り囲んでいるという面白い作りになっている。……団地みたいと思ったのは秘密。

    成田からタイ航空に乗り、バンコクで乗り換えてムンバイへ。着いたのは22時すぎ。ガイドのスミトさんの案内で空港近くのホテルラリットへ。明日は6時15分の国内線に乗るのでここで仮眠です。けっこうきつい。
    写真はホテルラリットのホール。巨大な吹き抜けを各階の廊下が取り囲んでいるという面白い作りになっている。……団地みたいと思ったのは秘密。

  • 翌朝は早朝の国内線でアウランガバードへ。ここがアジャンタ、エロラー石窟寺院観光の拠点となる町です。アジャンタまではそこから車で2時間くらい。<br />このときはなんかへろへろでろくな写真とってません。この写真も何考えて撮ったのか謎。牛が珍しかったからか。

    翌朝は早朝の国内線でアウランガバードへ。ここがアジャンタ、エロラー石窟寺院観光の拠点となる町です。アジャンタまではそこから車で2時間くらい。
    このときはなんかへろへろでろくな写真とってません。この写真も何考えて撮ったのか謎。牛が珍しかったからか。

  • そうこうしているうちにアジャンタへ。<br />公園内には自家用車は入れず、入り口からはバスに乗って石窟寺院に向かいます。この日は月曜日で、インド人無料デーだかなんだかだったらしく、なんか劇混み。

    そうこうしているうちにアジャンタへ。
    公園内には自家用車は入れず、入り口からはバスに乗って石窟寺院に向かいます。この日は月曜日で、インド人無料デーだかなんだかだったらしく、なんか劇混み。

  • バスを降り、階段をしばらく上がっていくと、見えた!<br />これがアジャンタ石窟寺院の全景です。

    バスを降り、階段をしばらく上がっていくと、見えた!
    これがアジャンタ石窟寺院の全景です。

  • 石窟は全部で28。中にはなにもない窟もあるんですが、美しい壁画や天井画が残っている窟もあります。これは第1窟。入り口から近いので人がたくさん中にいて、写真を撮るのもたいへん。

    石窟は全部で28。中にはなにもない窟もあるんですが、美しい壁画や天井画が残っている窟もあります。これは第1窟。入り口から近いので人がたくさん中にいて、写真を撮るのもたいへん。

  • 第1窟の天井。かつては極彩色だったのでしょう。

    第1窟の天井。かつては極彩色だったのでしょう。

  • 暗い上に壁画保護のためフラッシュ禁止のため、写真撮るのはけっこうたいへんです。手ぶれ補正つきの高感度デジカメ推奨。私のカメラではこの程度が限界。

    暗い上に壁画保護のためフラッシュ禁止のため、写真撮るのはけっこうたいへんです。手ぶれ補正つきの高感度デジカメ推奨。私のカメラではこの程度が限界。

  • もちろんこれは全部石を手で掘って作ったもの。それを思うと圧倒されます。

    もちろんこれは全部石を手で掘って作ったもの。それを思うと圧倒されます。

  • 天井にへばりついている像。

    天井にへばりついている像。

  • なんとなく重い天井を支えているようにも見える。ご苦労様。

    なんとなく重い天井を支えているようにも見える。ご苦労様。

  • 壁画や天井画はほとんどはがれてなくなっているのだけれど、緻密な天井画が比較的よく残っているところもあります。

    壁画や天井画はほとんどはがれてなくなっているのだけれど、緻密な天井画が比較的よく残っているところもあります。

  • 第19窟の入り口。仏像のレリーフがすばらしい。

    第19窟の入り口。仏像のレリーフがすばらしい。

  • 中はこうなってます。こういう石窟をチャイティヤ窟といって、奥にあるのはストゥーパ(仏塔)。

    中はこうなってます。こういう石窟をチャイティヤ窟といって、奥にあるのはストゥーパ(仏塔)。

  • 細かい仏像のレリーフに心惹かれます。

    細かい仏像のレリーフに心惹かれます。

  • 後ろを振り返ってみるとこんな感じ。けっこう歩いてきたなー。

    後ろを振り返ってみるとこんな感じ。けっこう歩いてきたなー。

  • そしていちばん奥にある第26窟。これもチャイティヤ窟です。

    そしていちばん奥にある第26窟。これもチャイティヤ窟です。

  • 柱の細かい紋様。どこかから柱を持ってきて立てたわけじゃなくて、全部岩盤を掘って作ったものです。

    柱の細かい紋様。どこかから柱を持ってきて立てたわけじゃなくて、全部岩盤を掘って作ったものです。

  • 第26窟の内部。さっきのと同じように見えますが、別の窟です。

    第26窟の内部。さっきのと同じように見えますが、別の窟です。

  • 壁には涅槃像が彫刻されています。

    壁には涅槃像が彫刻されています。

  • そして精緻な仏像の数々。

    そして精緻な仏像の数々。

  • 石窟寺院を堪能したあとは、昼ご飯。もちろんカレーです。<br />あんまりおいしそうには見えないのだけど、これがうまいのです。<br />日本にはないスパイスを使っているから?<br />安いレストランでも、日本のおいしいインド料理店くらいのレベルの味。

    石窟寺院を堪能したあとは、昼ご飯。もちろんカレーです。
    あんまりおいしそうには見えないのだけど、これがうまいのです。
    日本にはないスパイスを使っているから?
    安いレストランでも、日本のおいしいインド料理店くらいのレベルの味。

  • アウランガバードに戻ったあと、今日はお祭りだから見に行かないかとガイドさんに言われて見に行ったのがこれ。<br />なんか謎の巨大人形が二体並んでいて、賑やかな音楽が流れ、花火まで打ち上がっております。<br />すごい人だかり。

    アウランガバードに戻ったあと、今日はお祭りだから見に行かないかとガイドさんに言われて見に行ったのがこれ。
    なんか謎の巨大人形が二体並んでいて、賑やかな音楽が流れ、花火まで打ち上がっております。
    すごい人だかり。

  • しばらくは花火が続いていたんですが、やがて左の人形に火が!

    しばらくは花火が続いていたんですが、やがて左の人形に火が!

  • 左の人形がほぼ焼け落ちると、今度は右の人形に火が放たれた!

    左の人形がほぼ焼け落ちると、今度は右の人形に火が放たれた!

  • 人形が全部焼け落ちてお祭りは終了。<br />これはダシェラといって、善が悪に打ち勝ったことを祝う祭りだとか。燃えていたのは悪魔の人形。ほんとは悪魔は3体いるはずなのだけど……2体しかいなかったのは、予算か何かの都合?

    人形が全部焼け落ちてお祭りは終了。
    これはダシェラといって、善が悪に打ち勝ったことを祝う祭りだとか。燃えていたのは悪魔の人形。ほんとは悪魔は3体いるはずなのだけど……2体しかいなかったのは、予算か何かの都合?

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