お疲れさまのひとり旅（2）野沢温泉で湯めぐり２日目

2015/03/19 - 2015/03/21

野沢温泉２日目。私の温泉旅はひたすら散歩＆湯めぐり。本人はだいぶ楽しんでるのですが、旅行記としての面白みはなくすみません・・・でも野沢温泉はほんとうに名湯ぞろいで素晴らしい！またいくぞー。

エリア 野沢温泉(長野)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝風呂に入ったあとは、朝ごはん。
もっちり美味しいおかゆと白米、どちらも食べるー。おかわりもするー。ダイエット？それってなに？おいしいの？
めし友すぎない薄味のおかずですが、海苔のようにみえる袋はじつは野沢菜のふりかけで、ご飯がすすむくん。

野沢温泉 中島屋旅館 宿・ホテル

お腹が落ちついたら、さっそくタオルを持ってお散歩へでかけます。
まずは麻釜の湯へ。その名の通り、麻釜から引湯している、含硫黄―ナトリウム・カルシウム―硫酸塩泉。

これまた素晴らしい、柔らかくて気持ちいいお湯！誰もいらっしゃらなかったので、一人でのんびり楽しませていただきました。

ポカポカになって、麻釜のほうへ上っていくと、

麻釜温泉公園。ここは「朧月夜」の作詞をした高野辰之の別荘だったところだそう。

麻釜温泉公園 ふるさとの湯 温泉

集印帳も、今日は雨が降ってないからちゃんと印とれたー。

「14つ目の外湯」だというふるさとの湯。でもここは有料の入浴施設です。このときはまだ開いてなかったので入らなかったのですが、共同浴場が苦手な方にはいいですね。

そして本日も麻釜。いつもお母さんたちが集まってるのかと思ってたけど、意外にそんなことないのね。

野沢温泉 麻釜熱湯湧泉 名所・史跡

いい感じの路地をぬけて、

足湯へ。右の釜はたまごを茹でるところー。

今日も大湯へ。ここは何度も入りたい名湯じゃ〜

野沢温泉 大湯 温泉

昨日の夕方はひとがたくさんいたけれど、今朝は誰もいないー。やったね。
まったりとした素晴らしいお湯を贅沢にひとりじめ。

野沢温泉はそんなに広くないのですが、クネクネとした道なので方向音痴の私にはなかなか道が覚えられませぬ・・・でもそれが楽しい。

地図をみながらやってきたのは、松葉の湯。でも清掃中だってー、ざんねん。

野沢温泉 松葉の湯 温泉

ここは１階が洗濯場になっており、

そして卵も茹でられる、複合施設なのだな。
未入湯だけど、とりあえずぐりぐりと集印。

お、民宿に水車。雪解け水がジャバジャバ流れて絶好調に回っております。

消火栓がこの形なのが変わってるなーと、昨日からほんのり思ってたんですが、ここで気づく。そうか！雪で埋もれるからだな。

お次は秋葉の湯。なんとここも清掃中。このへんはどこも麻釜と同じ泉質のようだから、ま、いっか。

野沢温泉 秋葉の湯 温泉

国際会議場のほうまで歩いてみたら、見晴らしがよろしいー。

スキー場を左手に、中尾に向かって下りていきますよ。営業してるのかどうか分からないけど、このあたりもスキー民宿がいっぱいなのねぇ。野沢温泉、大きな施設は少ないけれど、すごい数の宿泊施設があるような気がする・・・

あ、民宿わんこー。

道沿いにこういうのがあるのって、ほのぼのするなぁ。昔から大事にされてたんだろうなぁ。

お。ここにも、えんま堂。これまた古いね。

散策マップによると、昨日のは閻魔、ここはえんま。どちらにしても私は舌を抜かれるに違いない・・・

共同浴場でもひときわ大きな、中尾の湯へ。
ほかにも入浴してらっしゃる方がいたので、中の写真はありませんが、湯船は２つ、白い湯の花ががたくさん舞っているタマゴスープのような湯で素晴らしかったですよ。
地図では遠く見えるけど大湯から15分くらいなので、時間があればオススメ。

野沢温泉 中尾の湯 温泉

今日もお昼は洋食にします。これまた街の洋食屋って感じの「グリンピース」。

グリーンピース グルメ・レストラン

ポークソテーにしました。値段忘れちゃったけど、千円でおつりがきた。チーズがかかっていて、なかなかおいしい。
お皿にのったご飯が、昭和の洋食っぽくていいよね。若者たち知ってる？昭和にはこれをフォークの背にのせて食べるって教えられたんだぜ〜

お昼食べてるうちに、晴れてきました♪

お参りできる神社があった☆
こんなに神様が雪に埋もれてしまう地方は、初詣とかどうするのかしら・・・

そして新田の湯。

野沢温泉 新田の湯 温泉

ここはめずらしく、脱衣所と浴室がわかれています。

ライオンの源泉口からどばどばと温泉が、蛇口からはちょろちょろと鉱泉が。
しかし、激アツ！私と入れ違いに出ていったスキー客らしき方はどうやって入ったんだろう・・・50度はありそうだけど。

でも天井には湯気抜きだけじゃなく、窓もあって、明るくて気持ちのいい浴室。せっかくなので、少しうめさせていただき、軽く入浴。

横落の湯は、ぐりぐり集印していたら、団体マダムがキャーキャーいいながら入っていったので自粛。

入っていないところもあれど、これで13の外湯の印はコンプリート。旅館組合によって記念の手拭いをいただきましたー。

岡本太郎の『湯』タオルもよかったけど、中島屋のタオルにも小さく『湯』だったので、13湯の名前がはいった手拭いにしましたの。

もしかしたら今日は熱いかしら、と期待をこめて、ふたたびの真湯。

野沢温泉 真湯 温泉

今日もぬるーい。温水プールくらいの温度。だけど、やはりこの湯はすばらしいので、しっかり入る。体が硫黄くさくなって幸せ♪（温泉バカの皆さん、この気持ちわかってくださいますよね？）

中心部にむかっておりていくと、

ん？「うさぎの家」？ご自由にどうぞ？
ではお言葉にあまえてお邪魔しまー・・・

まぁ、アパートメント型ですか。おこんにちはー。

温泉饅頭など食べながら、街をぶらぶら。これは桝屋さんのヨモギ味、もっちりしていておいしー。

せっかく暇だから、数少ない観光施設、おぼろ月夜の館にも入ってみようかしら。

大人300円らしいけど、宿にあった割引券で240円になりました。こういっちゃなんですが、たいした展示はないけれど、このくらいの料金なら入ってみてもよいかも、です。

中には簡易なカフェがあったので、童謡をききながらのオヤツタイム。コーヒーも挽きたてだし、ガトーショコラは温めてあるし、なかなかおいしかったですよ。

館の前には道祖神神社。

道祖神神社 寺・神社・教会

そうそう、道祖神ってこういうのだと思っていたのですけれど、

野沢温泉にたくさんあるのは、こんなやつなんですよ。なんかお祭りのやつかしら。

また熊の手荒い湯などにも入り、宿に戻って夕ごはんー。わー、昨日とは全部ちがうメニューだ。写真のほか天ぷらもでてきて、ごはんもおかわり。ダイエット？それ食べれるの？
地のものばかりなのがよろしい。おいしくいただきましたー。