サンライズ瀬戸号で一人旅1−高松編

2015/03/12 - 2015/03/13

７年越しの計画実行。
サンライズ瀬戸号にのって、高松‐松山に行ってきました。
久しぶりの一人旅はちょっと緊張。
寒い東北を抜け出し、春を感じる四国へ。

初めての四国は素敵なところでした。

なにより、乗りたかった列車に乗れてすーっごい満足。
うれしさを存分に噛みしめて、個室内でニヤニヤしたまま四国まで運ばれていきました。

エリア 高松(香川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

仙台ー東京ー高松 そして 丸亀ー松山 が今回のＪＲのルート。
で、仙台ー松山の乗車券を買ったけど、これでは高松で降りれない！という初歩的なミスを犯していた。
追加で550円発生しました。

東海道線のホームで、サンライズ瀬戸・出雲の到着を待ちます。

ついに、あれに乗れるんだぁ
ドキドキ(*-ω-)緊張

来たよ！
ピカピカつるんっなボディを輝かせながら！(*ﾟ▽ﾟ*)

わー！素敵！素敵！

車内は住宅メーカーとコラボしたという木目調。
小さなホテルのようです

私の部屋はシングルの平屋室。
２階と悩みましたが、平屋室が空いてたのでとってみました。
天井が高いので広く感じます。

いつも寝台特急に乗るお客さんを、ホームから見ている方でしたが今日は「中の人」になれたヽ(´▽`)ﾉ

グフッ( *´艸`)

この車端の、一階建ての所にいます。

部屋の中。
ベッドの横にはアラーム、ラジオ、照明と空調の操作ボタンが。

充電もできるので、安心。
ただコンセントは１口だけなので色々使いたい方はタップを準備しましょう。

隣の部屋は、シングルツインという二段ベッドでした。

サンライズの部屋の多くをしめるシングルは、階段で上下階にわかれています

上階のお部屋は窓がカーブになってて、晴れた日は星も見えるとか。

以前はシャワーカードは車掌さんから買うようでしたが、車内アナウンスがあり、シャワー室の前の販売機で買ってね！とのこと。
オリジナルタオルの販売も終了しました、とのこと。

カードは320円。
６分お湯が出ます。ボタンでこまめに止めれば、足ります。
電車の中でシャワーというのもなかなか楽しい体験。

トイレは十分な広さ。

部屋が暖かいから、うっかり薄着で行ったらとても寒かったよぅ

ラウンジカー。
夜はおしゃべりする人、朝は朝日を見ている方がいました。

朝6時頃に岡山駅到着。

東京から連結してきたサンライズ出雲とはここでお別れ。
瀬戸、出雲双方から乗客がカメラを持って降りてきます。

鉄ちゃんでなくとも、なんとなく必死で撮る。

出雲号のお口が閉まりました。
瀬戸号のお客さんはここで電車に戻りましょう。
切り離したらそのまま発車しちゃいます。

置いていかれると切ないし面倒です(´∵｀)

朝ごはんは、高松で朝うどんですが、うどん屋さんに行くまでのエネルギー補給。

ちなみにサンライズ号で買えるのは、水やジュースくらい。
岡山駅の停車時間で買えなくもないけど、食料は東京駅で乗車前に調達する方がいいと思います。

サンライズ瀬戸にのって、瀬戸内海の朝日をみる。

これが目的の１つ。
お天気もまぁまぁよく、朝日が顔を出しました！

岡山の児島駅を過ぎると、初めて見る瀬戸内海！！

藍色みたいな、ちょっと不思議な、初めて見る海の色。

瀬戸大橋の上です。

じ〜〜〜〜ん。
ついに来たんだ。
サンライズにのって。

描いていた光景そのままに。

瀬戸大橋を渡り終え、降りるのが惜しくなってしまいましたが、残念ながら（？）定刻通り高松到着。

ありがとう、サンライズ。

今度は出雲に連れて行ってね。

高松駅。

かわいいですね。

まずは朝ごはんっと。

朝からやってるうどん屋さんということで味庄。

高松駅から徒歩で行けます。

さて、本場高松のうどんはどんなもんでしょう。

なんとなく肉食べたくて、肉うどん小。

麺は思っていたより柔らかめ。
讃岐うどんって、どこもコシがめっちゃ強いと思っていたのですが、お店によるみたいです。
でも、真ん中は讃岐らしくむっちりしている。
イメージと違ってたけど、おいしかったです。

腹ごしらえの後は少し海沿いを散歩。
このせとしるべという赤灯台、世界初のガラス灯台だそうで。
夜、光がともるときれいらしい。
でも朝だし、結構遠いし、遠くから眺めて終わり。

栗林公園まで、電車で行くか自転車で行くか気分で決めようと思っていましたが、天気が良いのでサイクリングに決定。

高松駅の地下駐輪場でレンタサイクルを借ります。
受付の場所が分かりにくくて不安になったけど、駐輪場の中をズンズン進んで大丈夫。

借りる前に利用登録して、２分くらいの利用方法のビデオを見ます。

本日のおとも。

回収されて引き取り手の現れなかった自転車などを使っている模様。

台数も豊富だっだし、好きなのを選べます。

地下駐輪場からでて、走り始めてすぐに見つけた「玉藻公園」

たしか小さい城あるんだよな〜と思って入ってみる。
入場料200円。

最近、古い建物が好き。

かっこいいなぁ

栗林公園へ向かいます。

方向音痴なくせに、地図とかよく見てないのですが、
なんとなく正解の匂いがする方向へ。

それにしても高松は長いアーケードが多くありました。

お！！正解だった。

看板発見。

栗林公園でボランティアガイドさんに「どう回るのがいいかな？」と聞いたら案内してくださることに。

高松では梅が終わりかけ。
この公園には桜、梅、楓の標準木があるそう。

鶴亀松

一番偉い植木職人さんが2〜3週間かけて手入れをする、公園内で一番大事な松だそうです。

なぜかここだけ南国風のシダが。

沖縄にもないくらい立派です。

掬月亭

この建物、素敵だったなぁ。
畳を思い切りごろごろしたい。

お茶を飲んでる方がいたので、喫茶スペースにもなっているのかな？
時間があれば飲みたかった。

こんな縁側のある家が最近の憧れ。

池には丸々太った鯉が。

でも実は4,5匹、ナマズが混じってるそうで。

絵にかいたようなお団子。

飛来峰から。

公園内で一番有名な眺めですね。
私もここからの写真を見て、栗林公園行ってみたいな〜と思ったのです。

春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪、
どの季節に来てもいい写真が撮れるんですよ、とのこと。

ガイドさんお勧めの、もう一つの眺望。

空と、緑と、赤い橋のコントラストが綺麗。


今回、たまたまガイドさんが案内してくださいましたがとてもよかったです。
一人だったら見逃してしまいそうなスポットを詳しく説明してくださって、この素敵な公園をより深く楽しむことができました。

入り口近くの土産物屋さん。
ここは地元の人も他県に行くときの土産物を買ったりするそうで、色々そろっています。

さて、お昼は？？？

もちろんうどん！

栗林公園近くの人気のお店「上原屋本店」へ

お昼時となれば、平日でも並びます。

かけ小＆たこ天。
ここは、自分で湯切りしてだしをかける。
待ってる間、常連さんらしき人の手順を観察。
見よう見まねでやって「いただきまーーす！」

あぁ！！これ！
思ってた讃岐うどん！

だしもおいしい。
たこ天も大粒のたこが入ってました。

そして前の人が取ってたので釣られて取った、おでん？のたまごと牛すじ。

からし味噌がまた効いて、これもおいしい〜〜〜！！

いいなぁ、香川の人は。
こんなお店がいっぱいあって。

おなかを満たした後は琴平へ向かいます。

琴電栗林公園駅へ。
駅のそばにレンタサイクルのポートもあって、自転車も返却。
料金、たったの100円！素敵〜♪

今度はゆっくりうどんめぐりしたいな。