【東京散策18】 日本のサクラダファミリア蟻鱒鳶ル（アリマストンビル）

2015/03/02 - 2015/03/02

三田高輪を軽く散策した後、DEEPな建物の蟻鱒鳶ル（アリマストンビル）を見に行きました。
何が凄いかと言うと2005年に建築着工して10年目に入った今でも建設中と言う何とも気の長いビルです。

1級建築士の岡啓輔さんが1人で作り続けているものなんだそうで、材料調達から養生、施工までやっているいという驚きのビルです。

この珍しい建物はタモリの番組や朝日新聞、最近では報道ステーションでも取り上げられて段々メジャーになってきています。

岡啓輔さんのTwitter
https://twitter.com/okadoken

蟻鱒鳶ル保存会ブログ
http://arimasutonbi.blogspot.jp/

エリア 三田・田町・芝浦(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.0

• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

京急の泉岳寺駅から徒歩で向かい、国道1号線側から幽霊坂にアクセス。
三田は名物坂の多い街です。

幽霊坂 名所・史跡

幽霊坂は東京都港区三田四丁目にあります。
『坂の両側に寺院が並び、ものさびしい坂であるためこの名がついたらしいが有礼坂の説もある幽霊坂は東京中に多く七ヵ所ほどもある』
と由来が記載されています。

これが幽霊坂です。

港区三田です。

見た限り、幽霊が出るような気味悪い坂でも無さそう。

道幅は都内らしく狭いけど・・・

坂の上まできて、上がってきた下を見ました。

路面に記された喫煙禁止。

幽霊坂…1回夜に訪れてみたい場所でした。

坂を上がりきった場所にも幽霊坂の説明がありました。

入口はこんな感じ。

バス通りに出ました。

三田坂めぐり散歩の案内板。
都内ってこういった散策場所が多いです。
こういう散策巡りができる地域って他ではあんまり無いかも…

芝高輪コース。

都心のど真ん中のこの地区は大使館なども点在しています。
この高層タワーはベルサール三田です。

クウェート大使館です。

クウェート大使館 名所・史跡

土台の上に乗っかったみたいな、かなり個性的な形してます。

入口はこんな感じ。

そして・・・

クウェート大使館のすぐ近くに目指す蟻鱒鳶ルがありました。
両側をマンションに挟まれた前に小さな廃墟？の様に建っていて周りの景色からその異様さで一目で判りました。

横から見たら廃墟かと思えるくらい（笑）コミゴミした感じ…
3階建ですね。

蟻鱒鳶ル (アリマストンビル) 名所・史跡

建物前はそこそこ往来の激しい道です。

遠目に見たときは廃墟？コンクリ打ちっぱなしの建物？に見えましたが・・・

近付くと超個性的な要塞の様な異様さがぷんぷん。

両サイドのマンションと比較すると小さいです。
でも、こんな隙間の様な土地によく建てているなぁ?と思えます。

コンクリートむき出しの外壁はところどころ曲がった開口部らしきものがあります。

屋根の鉄筋は空に向かってむき出しで錆びてます。
また壁面も良く見ると凹凸や装飾らしきものが施されている感じです。

岡さんが描いたイラストかな？

通りに面した入口らしき開口部から中を覗いてみました。
中には工事に関係ない生活雑貨も置かれています。
もう住んでいるとか…

これが建築確認申請。
申請は平成17年（2005年）です。
今年で10年ですね。

壁面に岡さんの考えや一部本の宣伝が表示されています。

東京の真ん中に9年がかりでコンクリートビルをセルフビルドする…
着工した時と現在では考えや目指す形が変化してきそうなロングランで粛々と進める工事ですね。

隣のマンションとの壁面。
よく見ると壁面も斜めになってたりしますね。

こういった開口部には固定窓とかが付くんでしょうね。

ビルの名称看板ありました。
アリ（蟻）とマス（鱒）トンビ（鳶）でアリマストンビル…（笑）
イラストが物語ってますね。

これは何？？？
文字が重なりすぎて読めない（笑）
岡さんと言う人に会ってみたくなります。

下から見上げた壁面も突起や装飾？があります。
細かいところも凝ってます。
コンクリートに埋め込まれた鉄筋からも錆が垂れています。

2階部分となる開口部にも物が置かれているのが伺えます。

三田台？住所？
上の方の外壁にも書かれています。

ここから上は造らなさそうで鉄筋むき出し。

色々模様みたいに飾ってますね。
これ造るだけでも時間掛かりそう。

横側に周ってみた3階部分の壁面。
色々装飾さっれていて瓦を重ねたような部分もあります。

これまた意味不明な突起が沢山。

アートだ！

完成前に鉄筋腐食しちゃいそうな…大丈夫かいな(^^ゞ

この部分は大きく開口があって完成したらどうなるんですかな…

横からはこんなもん。

石も使われているみたいです。

壁面にもイラストが…

水道も引かれています。

電気メーターもあり。

隣のマンションよりも前に出っ張って建てられています。

仮パイプ足場にコンクリートには型枠の木も残っています。

建物は通りに面していますのでアクセスはしやすいです。
あと何年で完成するのか興味ありますし、完成した姿も見てみたいもんです。

アリマストンビルのそばにあった潮見坂。

潮見坂 名所・史跡

ちょっとDEEPな散策でした。

この旅行記へのコメント （2）

• tadさん 2015/05/01 06:37:31

  いつもご投票有難うございます。

  アリマストンビル、今、旅行記読みました。面白い！いつか、見に行きたいですね。

  jh2fxvさん からの返信 2015/05/01 20:22:32

  RE: いつもご投票有難うございます。

  tadさん
  　
  はじめまして…といつも訪問ありがとうございます。
  
  幅広い場所を旅行されていますね。
  旅行記からどこが地元かわからないくらい（笑）
  アリマストンビル…DEEPなスポットを訪問頂きありがとうございます。
  あそこは再開発事業の区域に入っているらしく、運が悪ければ？立退きも有り得るらしいです。
  
  tadさんの姫路城シリーズ…改修が終わって真っ白に生まれ変わった姫路城大天守は見に行ってみたいなと思わせるものでした。
  
  今後ともよろしくお願いします。
  
  jh2fxv