キャセイパシフィック航空ビジネスクラスで旅する東京・香港・パリ・魅惑の三都物語（CX・香港フラッグシップラウンジ・The Wing～美食の都・香港から美食の都・パリヘ～快適な夢の翼・B777-300ER・香港～パリ・ビジネスクラス・夜間飛行編）

2014/12/18 - 2014/12/26

スカイシティマリオットのプール、フィットネスセンターで快適に過ごした後は、キャセイパシフィック航空が世界に誇るCXの本拠地・香港におけるフラッグシップラウンジThe Wingで寛ぎの時間を過ごしました。

香港からパリに向かう前に世界最高のエアポートラウンジで心から寛いでいると旅の高揚感が高まって気分は最高でした。

The Wingを堪能した後は、快適な夢の翼B777-300ERのフルフラットベッドシートで、パリヘ！心ときめく夜間飛行の始まりです。

夜間飛行って夢と浪漫溢れる響きを感じますね。

エリア 香港(香港)

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラブラウンジから香港国際空港を眺める・・・まさに手の届きそうな距離ですね。

1日目も2日目もとても空いていたクラブラウンジ。快適そのものでした。

海外旅行のプランを作成するときは訪れる国の最新情報を収集、分析し特に治安、安全に関しては常に細心の注意を払っています。

今回の旅行はエボラウィルス、香港のデモの長期化による交通機関の混乱などを考慮して一時期は旅行の延期やキャンセルも検討しました。

熟慮の末、12月上旬に旅行に出かけることを決めましたが、スカイシティマリオットを選択した理由はまず最高のロケーションに位置していることです。

香港滞在後パリに向かうので空港から至近距離にあるマリオットのロケーション、利便性は、とても魅力的だと思いました。

そして香港のデモにより香港中心部で不測の事態が発生した場合でもスカイシティマリオットなら安全が確保できるし香港中心部に行く予定を変更して空港から直接マカオを訪れて楽しむことも可能なのでそこまで想定して考えていました。

結果的に香港は極めて平穏で安全に旅を楽しむことができましたが、スカイシティマリオットはプール、フィットネスセンター、スパ、ダイニングが充実していてスイートルーム、クラブラウンジも快適で寛ぐことができたのでスカイシティマリオットを選択して正解だったと思っています。

多忙を極めている日常からのほんの束の間のエスケープ。

限りなくのんびりした朝のひとときは、スカイシティマリオットのクラブラウンジから始まります。

多忙な日々が続いても憂鬱な出来事に遭遇しても人生は冒険旅行だからまずは楽園の扉を開けよう。

楽園とは最高に居心地がいい場所・・・ビーチがなくてもハワイじゃなくても

今、気分良く過ごせる場所・・・それが楽園。

さあ好奇心、探究心を両手にいっぱい抱えて楽園の扉を開けよう。

人生は冒険旅行だからね。

でもその前に朝食を・・・。

ダージリンティーでも如何ですか？それともアッサムティーがお好みですか？

インドは紅茶の産地としてあまりにも有名ですが、かつてイギリスはインドを植民地として支配していたので、インドの紅茶の産地を舞台に盛んに貿易を行っていました。

ですからイギリス人の映画スターの中には父親の仕事の都合で紅茶の産地で誕生した人が存在します。

たとえば「風と共に去リぬ」のスカーレットオハラ役であまりにも有名なヴィヴィアンリーは、インドのダージリンで生まれています。

「ダーリング」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリークリスティは、インドのアッサムで生まれています。勿論どちらも世界的に有名な紅茶の産地ですね。

ヴィヴィアンリーは「風と共に去リぬ」そして「欲望という名の電車」で2度オスカーの栄冠に輝いていますが、どちらの作品でもアメリカの南部の女性を演じています。偶然とはいえ興味深いですね。

ジュリークリスティは「ダーリング」で、オスカーの栄誉を手にしたとき大作「ドクトルジバゴ」の演技でも非常に高い評価を得ていたので、一気にハリウッドで大ブレイクを果たしました。

クラブラウンジでダージリンティーやアッサムティーを味わいながら限りなくのんびりした朝のひとときを過ごしていると、ふとダージリン生まれのヴィヴィアンリーやアッサム生まれのジュリークリスティのことが頭に浮かびました。

寛ぎの時間の効用ですね。

スイートルームで寛いでプール、フィットネスセンターでも思う存分、香港の休日を満喫しました。

のんびりした休日。解放感溢れる時間。

あまりにも多忙な毎日が続いていたので、こんなにゆったりと過ぎていく時間は、まさに夢のようでした。

プール、フィットネスセンターのスタッフの接客は秀逸でした。サービス、ホスピタリティのレベルは極めて高いと思います。

癒される時間でした。

スカイシティマリオットのレイトチェックアウトを利用したので、スイートルームで、ゆったり寛いでその後空港ヘ。

この写真は第1ターミナルにディスプレイされていたスワロフスキーの巨大なクリスマスツリーです。とても目立っていました。

空港では第2ターミナルが超穴場ですよ。日本からのフライトは第1ターミナルのみを使用するので時間に余裕がある場合は第2ターミナルを散策気分でご利用されたら如何ですか？楽しめると思いますよ。

キャセイパシフィック航空が世界に誇る香港のフラッグシップラウンジThe Wingです。

The Wingこそキャセイが放つ最高の輝き・・・The Wingにはキャセイの美学が凝縮されています。

クールでスタイリッシュな世界最高のエアポートラウンジThe Wingで寛ぎの時間を過ごした後はキャセイが誘う無限の可能性を秘めた旅ヘ・・・。

レベル6とレベル7で構成されているザ・ウィング。

レベル7（バルコニーレベル）にはヌードルバー、ロングバー、コーヒーロフトがあるので殆どの時間をレベル7（バルコニーレベル）で過ごしました。

スタイリッシュなキャセイを象徴しているソーラスチェアです。ソーラスチェアはキャセイとフォスター＋パートナーズ社のコラボレーションによって誕生しました。ラウンジにはソーラスチェアが数え切れない程、配置されています。

自宅にもソーラスチェアが欲しいなぁ(笑)

CXのフラッグシップラウンジThe Wingにある限りなく美しいBAR。

それがThe Long Barです。

クールでスタイリッシュ！な雰囲気そして煌めくエアポートのイルミネーション・・・世界最高のラウンジに存在する最高のBAR。

CX香港のラウンジのオペレーションを担当しているのは、ペニンシュラ！

羽田空港にオープンしたばかりのキャセイのラウンジを堪能しそしてパリに向かう前に贅を極めた空間The Wingで寛ぎました。

パリ・シャルルドゴール空港ではキャセイのラウンジとアメリカン航空のアドミラルズクラブラウンジを満喫して、その後パリから再び香港到着後はCXのThe Wing、The Pier、The Cabin、The Bridgeを完全制覇しました。

エアポートラウンジで極上の寛ぎに身を任せて最高のひとときを過ごす・・・エアポートラウンジは、まさに楽園です。

ロングバーで、まず最初に味わったのは、大好きなキャセイディライトです。最高においしい！

キャセイディライトのグラスの向うに煌めくエアポートのイルミネーション。

これこそ旅の理想形。旅する気持ち、旅の高揚感が高まる瞬間・・・。
旅っていいなぁ♪空港っていいなぁ♪エアポートラウンジで寛ぐ時間って最高だなぁ♪・・・こんな気分は何度味わっても最高！ですね。

　

勿論シャンパンも味わいました！華やかなクリスマスシーズンに最高のエアポートラウンジで味わうパイパーエドシック。

香港からパリに向かう心ときめく夜間飛行の前に煌めくエアポートのイルミネーションを眺めながらシャンパンを味わうのは贅沢で極上の時間でした♪

羽田にオープンしたCXのラウンジにも誕生したヌードルバーですが、本家本元は、勿論、香港です。

雲呑麺も担担麺も炒飯も又焼包（チャーシューまん）もおいしいよ！

ペニンシュラだからね！

ヌードルバーでは、ゆっくりおいしい食事を味わいました。

又焼包（チャーシューまん）とエッグカスタード。

凄くおいしいよ！

ペニンシュラだからね！　

ヌードルバーでおいしい雲呑麺や炒飯を味わった後はCOFFEE LOFTで寛ぎました。

コーヒーロフトにはペストリーブティックが併設されています。

コーヒーロフトは、とてもお洒落で落ち着いた雰囲気なので、心から寛げますよ。

コーヒーロフトでカプチーノやエスプレッソと共にスイーツ三昧！おいしくて楽しい時間です。思わず笑顔になってしまいます。

コーヒーロフトはエアポートに存在するスタイリッシュなカフェのような空間なので本当に最高！ですよ。

チーズセレクションは如何ですか？

コーヒーロフトでも勿論味わうハーゲンダッツのアイスクリーム♪

ドーナツもサンドイッチも思う存分味わえます。

濃厚な味わいのカプチーノ。最高においしくておかわりしました。

世界中から香港を訪れている人々・・・美しく煌めくエアポートのイルミネーション・・・楽しい会話・・・旅情溢れる空間・・・おいしいカプチーノ。

日常から隔絶された贅沢な充電時間が、ここには存在しています。

セルフサービスのカウンターには何種類ものサンドイッチが置かれていました。

ちなみにこの写真はシーザーチキンサンドイッチとツナ＆コーンサラダサンドイッチです。

お好きな物をお好きな時にお好きなだけどうぞというキャセイの姿勢、完全なカスタマー目線は見事です！最高です！

さすが2014年スカイトラックス社のエアラインオブザイヤーの栄冠を獲得しただけのことはあると思います。

エアラインオブザイヤー＝世界一の航空会社＝キャセイパシフィック航空です！

キャセイはフライトもエアポートラウンジも最高に楽しめますよ♪

さりげないディスプレイ、プレゼンテーションにもスタイリッシュなセンス、美意識の高さを感じますね。

キャセイとペニンシュラのコラボレーション実に素晴らしいと思います。

ペニンシュラのオペレーションは完璧！

無敵のエアポートラウンジです。ラウンジで提供されているミール、ドリンクどれもおいしいですよ。

種類も豊富なので飽きることがありません。

旅立つ前にシャワースイートでリフレッシュ！

香港〜パリはロングホールのフライトなので、ビジネスクラスのキャビンに向かう前にシャワーを浴びてリフレッシュ＆リラックス。

The Wingのシャワースイートは清潔で使い心地も良くてシャワースイートのベテラン女性スタッフが、とても親切丁寧な接客で、キャセイのハイレベルなサービス、ホスピタリティを遺憾なく発揮してくれました。

流石カスタマー目線に徹しているキャセイパシフィックですね！

シャワースイートにはMuradのバスアメニティを完備しています。

ユナイテッド航空のファーストクラスを利用したときファーストクラスのキャビンで配られるアメニティキットの中にMuradが採用されていた時期があるのでMuradは使い慣れていますが、とても使い心地が良くて乾燥したキャビン内の使用に最適な即効性に優れた秀逸なブランドです。

The WingのシャワースイートにはMuradのクレンザー、ローション、ボディクリームが完備されています。本当に快適ですよ♪

フライトの前後にシャワースイートでシャワーを浴びて、そのとき使い心地のいいバスアメニティが完備されていたらより一層いい気分になりますよね。シャワースイートのアメニティにも決して手を抜かないキャセイの姿勢は素晴らしいですね。

つまり最新鋭のファーストクラス、ビジネスクラス、エアポートラウンジにカスタマー本位、カスタマー目線の適正かつ大胆なインベストメントを実施している航空会社は信頼性も最高レベルだという証明になります。

キャセイパシフィック航空＝極めて信頼性の高いエアラインです。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープは勿論、完備されています。

ディスポーザブルの歯ブラシや紙コップも用意されているので便利ですよ。

The Wingのシャワースイートでシャワーを浴びてリフレッシュしたので気分は上々です！

再びロングバーを訪れました。旅の高揚感が最高に高まるBar・・・とても素敵なBARです。

そして特筆すべき特徴は、このラウンジがとてもファミリーフレンドリーな設計であるということです。

クールでスタイリッシュなロングバーのカウンターのすぐ背後には、ソファ、チェアが配置されたとても広大なスペースがあります。

つまりこのソファ、チェアが配置されたスペースで家族と共に寛いで気が向いたら至近距離にあるロングバーでシャンパンやカクテルを味わうことができるしロングバーでオーダーしたシャンパンやカクテルを家族が寛いでいるソファに運んで楽しむことも自由自在です。

この上なく便利で快適でファミリーフレンドリーな最高のエアポートラウンジです。

ちなみにThe Wingの設計を手がけたのは、ジョンポーソンです。私は建築やインテリアにとても強い関心があるので、エアポートラウンジやホテルの設計、インテリアデザインを担当した建築家やインテリアデザイナーには常に注目しています。

ジョンポーソンが設計したThe Wingのリノベーションを担当したのは、フォスター＋パートナーズ社です。

CXのラウンジは常に進化系、未来形ですね。

う～ん、いつまでもこのラウンジで過ごしていたいなぁ。

The Wing・・・無敵のエアポートラウンジ♪

居心地が良過ぎてパリ行きの飛行機に乗り遅れるかも！？ね。

ロングバーでこの日2杯目のキャセイディライトとパイパーエドシックを味わいました。

2杯目のキャセイディライトのグラスが1杯目のときのグラスとは違っています。

シャワーを浴びた直後なので、より一層おいしく感じました。

彼女のお気に入りのクラブケーキです。彼女が大好きな蟹肉たっぷりで、おいしい！

でも少し食べ過ぎだね！(笑)

濃厚な味わいのCX特製チャイニーズヌードルです。これはとてもおいしかった！

何を食べてもおいしい！香港！

ときめきや煌めきに充ち溢れたウィンターワンダーランド香港って本当に最高♪

CXのラウンジが、あまりにも快適で居心地が良くて本当にパリに向かうことを忘れてしまいそうでした。

華やかなクリスマスシーズン、心ときめくホリデイシーズン。

CX261便のビジネスクラスのキャビンには家族旅行中のトラベラーが多くて、とても楽しい雰囲気が充ち溢れていて最高でした。

美食の都・香港から美食の都・パリヘ・・・夢と浪漫溢れる夜間飛行の始まりです。

香港からパリ・シャルルドゴール空港まで約12時間50分で到着します。

B777-300ERのビジネスクラスのキャビンでまず最初に味わうのは大好きなキャセイディライトです。

キャセイディライトを味わって唯一無二の最高の旅の続きを・・・夢物語はまだまだこれから・・・。

CXのオリジナルカクテルといえば、キャセイディライト、パシフィックサンライズ、オリエンタルブリーズ、クラウドナインなどがありますが、やっぱりキャセイディライトが、いちばん好きですね。

ちなみにキャセイディライトは、ノンアルコールです。

グリッシーニ、ガーリックトースト、ミックスベリーセレクションなど食欲をそそるメニューです。

とても新鮮で目にも鮮やかなミックスベリーセレクション。甘くておいしかった！

キャセイのミックスベリーセレクションは、very best＝　berry best！ですね！

メインはチャイニーズトマトソースがおいしくて印象に残ったポークスペアリブです。ジャスミンライス、ブロッコリーと共に味わいました。

メインの選択肢は、この他にビーフ＆マッシュルームパイなどがありました。

香港～パリのビジネスクラスのキャビンでは、リクエストすれば担担麺を味わうことも可能でした。

お腹いっぱいだったので、オーダーしていませんが、ビジネスクラスのキャビンで担担麺が味わえるのもキャセイならではですね。

それからギャレイのすぐそばにミネラルウォーター、ジュース、そして種類豊富なおやつを満載してこれまたお好きな物をお好きな時にお好きなだけどうぞというキャセイの完璧なまでのサービス精神とホスピタリティが表れていて嬉しくなりました。

完璧なカスタマー目線でのサービス、ホスピタリティを提供しているキャセイパシフィック航空は本当に素晴らしいと思います。最高です。

食後のコーヒーを味わった後はフルフラットベッドシートで最高の寛ぎを楽しみました。

世界最高キャセイのフラッグシップラウンジThe Wingで寛いでその後CX261便のビジネスクラスのフルフラットベッドシートで夜間飛行の時間を楽しむ・・・贅沢なひとときでした♪

何でも揃っているキャセイのラウンジの中にアコモデーションは存在しませんが、ラウンジからファーストクラス、ビジネスクラスのキャビンに移動すればフルフラットベッドシートが存在しています。

B777-300ERのファーストクラス、ビジネスクラスのフルフラットベッドシートなら熟睡するのも映画を楽しむのも極上のインフライトミールやシャンパンを味わうのすべて思いのままに堪能することができます♪

つまり最高のエアポートラウンジから最高のフルフラットベッドシート＝空の上のアコモデーションに移動して最高の寛ぎを楽しめるんです！

キャセイパシフィック航空のビジネスクラスとエアポートラウンジを使いこなして旅の理想形、最高の旅を楽しむ今回の羽田～香港～パリ。

ビジネスクラスのキャビンでリラックスしながら世界最高のエアポートラウンジそして最新鋭の翼B777-300ERのビジネスクラスでこの上なく快適な旅を演出してくれたキャセイパシフィック航空のことを想うと同時にかつて大空にその雄姿、夢の翼を広げて君臨していたパンアメリカン航空に想いを馳せました。

海外に向かうときはファーストクラスあるいはビジネスクラスを利用するのでファーストクラス、ビジネスクラスの歴史、進化、未来には常にとても強い関心があります。そしてファーストクラス、ビジネスクラスの進化にとても大きな役割を果たしたのが、パンアメリカン航空です。

来たるべき大量輸送時代＝航空新時代を予見し想定していたパンアメリカン航空は、B707やダグラスDC-8に替わるフラッグシップモデルを必要としていて、その開発をボーイング社に依頼しました。ボーイング社の選び抜かれた精鋭チームが開発に成功して誕生したのが、B747及びB747-SPです。

パンナムはB747、B747-SPのローンチカスタマーであり747＝ジャンボの導入によって大量輸送時代のパイオニアとなりました。パンナムはB747、B747-SPのローンチカスタマーとしてボーイングをサポートしパンナムとボーイングのコラボレーションによって誕生したB747が、航空新時代におけるフラッグシップモデルとして脚光を浴びることになりました。

B747-SPは当時ロングホールのフライトで活躍する航空機の中で最高の航続距離を誇っていました。B747-SPのSPとはSpecial Performanceの略です。

B747-SPは、1975年ロールアウト！1976年には遂に世界初となるニューヨーク～東京ノンストップフライトを成功させました。

栄華を極めて空の王者として君臨していたパンナム。パンナムはアメリカ文化絶頂期の人々の夢と憧れの象徴的存在でありボーイングと共に大量輸送時代を切り拓いた功績は非常に大きいと思います。

パンナムがエアラインのパイオニアとして大空に君臨していた時代には夢があり私もこの時代の感動と興奮を是非とも経験したかったなと思うのですが、次々に開発される最新鋭機そして華やかな路線に最新鋭機を投入したパンナムの功績に想いを馳せるときとても楽しい気分になります。

スタンリーキューブリック監督のあまりにも有名な映画「2001年宇宙の旅」に登場するスペースシップ、オリオン号の船体にはパンアメリカンのロゴが刻まれていて巨匠スタンリーキューブリックでさえもパンナムが消滅してしまうことを全く予測できなかった程、全盛時代のパンナムの勢いは凄かったことがわかります。

そしてそれまでF、Yの2クラス制だった航空業界で初めてビジネスクラスを導入したのもパンアメリカン航空です。

世界で最初にビジネスクラスを導入したエアラインに関しては諸説あるのですが、オフィシャルな視点、記録から考察すると、1978年10月、パンナムが太平洋路線及び大西洋路線に3クラス制運賃を導入したことが、ビジネスクラスの始まりといわれています。

パンナムのビジネスクラスは、CLIPPER・CLASSと呼ばれていました。チケットやボーディングパスにファーストクラス＝F、ビジネスクラス＝Cと記載されていますが（ビジネスクラスの表示は運賃の種類によってC、J、D、Z、Iなどと記載されます）ビジネスクラス＝Cとはビジネスクラスの元祖であるパンナムのクリッパークラスの頭文字からネーミングされたものでありパンナムへのリスペクトが込められているという説には非常に説得力があります。

パンナムの先見性を表しているのは、これだけではありません。現在ではエアラインとホテルの密接な提携は当然のように行われていますが、パンナムが傘下のホテル部門として設立したのが、インターコンチネンタルホテルです。

B747のローンチカスタマーであり大量輸送時代の幕開けと共に乗客ひとりあたりの輸送コストを大幅に削減して空の旅を大衆化しその一方で、世界で最初のビジネスクラスの導入によりサービス競争の先鞭をつけ高級ホテルであるインターコンチネンタルホテルを設立したパンナム。

1991年にパンナムは消滅してしまいましたが、ストレスフルな現代にこそパンナムが実現し多くの人々を虜にした夢の世界が必要とされていると感じています。

パンナムの残した夢の世界は確実に継承されているので度々、映画やドラマで、パンナムが取り上げられています。

たとえばスティーブンスピルバーグ監督、トムハンクス、レオナルドディカプリオ主演の映画「CATCH ME IF YOU CAN/キャッチミーイフユーキャン」にパンナムが登場するシーンがあります。

最近ではクリスティーナリッチ、マーゴットロビー、カリーヌヴァナッス、ケリガーナー主演の海外ドラマ「PANAM/パンナム」が有名ですが、このドラマは、パンナムのキャビンクルーの日常と恋物語に当時の風俗や社会情勢を絡めて描いています。

パンナムの全盛時代にその素晴らしさを体験したかったという夢は叶わないけれど海外ドラマ「PANAM/パンナム」を見ていると華やかなパンナムのキャビンでパンナムの美しいキャビンクルーと共に旅しているような気分に浸ることができて楽しいですよ！

「PANAM/パンナム」の魅力的なメインキャストの中ではマーゴットロビー、カリーヌヴァナッスが大好きです。魅せられました。マーゴットロビーはとても華やかで正統派の美人だしカリーヌヴァナッスのキュートなルックスも最高！です。

ちなみにこのドラマのエグゼクティブプロデューサーは、ジャックオーマン、ナンシーハルトガニスが務めていますが、ジャックオーマンはお馴染みのヒットドラマ「ER」のエグゼクティブプロデューサーそしてナンシーハルトガニスは何と元パンナムのスチュワーデス（スチュワーデスの現在の呼称はキャビンアテンダント＝CA)だったので、その経験を活かしてこのドラマでは、当時のパンナムのユニフォームなどを完璧に再現しています。

「CATCH ME IF YOU CAN/キャッチミーイフユーキャン」、「PANAM/パンナム」などを見るとパンナムのキャビンクルーが着用しているブルーのユニフォーム本当に素敵ですね。

今回キャセイに搭乗してキャビンクルー着用の目にも鮮やかな真紅のユニフォームも眩しいくらいにスタイリッシュ！でした。CXのキャビンクルーのスタイリッシュで颯爽としたユニフォーム姿は凄く魅力的でした。

パンナムが築き上げ思い描いていた夢は、新たな時代のエアラインに継承され最新鋭の航空機に夢を乗せて旅する華やかで煌めく世界＝スタイリッシュでグラマラスな旅は続きます。

世界最高のエアポートラウンジとビジネスクラスでスタイリッシュ＆グラマラスな旅を演出してくれたキャセイパシフィック航空の旅・・・まさに旅の理想形そのもの・・・最高の旅でした♪

こんな朝食が味わいたかったんだよね！

思わずそんなことを言ってしまいそうになる程この朝食は理想的な朝食でした。

フルーツセレクション、マフィン、ミューズリーそしてオムレツ。

まさに幸福な朝食♪

朝食の選択肢は、オムレツ、飲茶、ブレックファーストコールドプレートの3種類ありました。

ヘルシー志向の我が家ではどんなに忙しい朝でも朝食は必ず味わいます。そして我が家の朝の食卓に絶対に欠かせないのが、グラノーラとミューズリーです。

このミューズリーは、とてもおいしくて印象に残っています。

ミューズリー＋ヨーグルトそしてブルーベリーのトッピング。

マフィンのスイートな香りと味わいは爽やかな朝にぴったりですね！

オムレツのおいしさも最高！付け合せのベーコン、ポテト、トマトもおいしくて満足度は極めて高い朝食でした。

朝食を味わって気がついたらパリまであと少しの距離まで接近していました。　　

映画を見て読書しておいしいインフライトミールを味わってフルフラットベッドシートで熟睡して極めて快適なフライトを楽しむことができました。

キャセイの最新型ビジネスクラスのフルフラットベッドシートなら香港～パリのロングホールフライトも最高に楽しめますよ♪

CXって本当に最高！

香港からパリ・シャルルドゴール空港に到着しました。

大好きなパリ。冬の透明な空気感そして華やかなクリスマスイルミネーション輝く
パリ・・・最高に美しいパリまで、あと少し・・・待ちきれない(笑)

心弾む心ときめくパリの旅が始まりました!

この旅行記へのコメント （2）

• miyu5さん 2015/03/29 01:13:45

  勉強になりました！！

  CAFE MOCHAさま
  
  こんばんは☆miyu5です。
  
  CLIPPER・CLASSからのビジネスクラス＝C　なんですね。
  前に聞いたことがあったような？感じだったんですけど
  改めて、勉強になりました。ありがとうございます！！
  
  早速、CATCH ME IF YOU CANとPANAMのドラマ　見てみます。
  PANAMはtvkとかでで放送していたような・・・？
  
  それにしてもCXのラウンジは素晴らしいですね。
  今度、羽田のCXラウンジ使わせてもらいます。
  
  さすがCX☆機内食もすごいですね。
  CAFE MOCHAさんのブログ見てたら、キャセイで香港に行きたくなりました。
  私の場合エコノミーですが(笑)
  
  パリ編、楽しみにしてます。
  香港からパリ、素敵すぎます☆
  
  追伸　ガガ様大好きです！！
  私のストレス発散、首都高を車でガガ様を聞きながら運転します(^^♪
  
  miyu5
  
  
  
  
  
  
  

  CAFE MOCHAさん からの返信 2015/03/31 07:28:40

  RE: 勉強になりました！！

  miyu5さん　メッセージありがとうございます。
  
  旅行記をご覧いただいて気に入ってくださったようで、とても嬉しいです。
  
  旅行記はパリの休日編、そしてパリ最高の朝食編の作成に着手しようと思っています。
  
  パリ・シャルルドゴール空港のキャセイのラウンジは最高！なのでmiyu5さんにも気に入っていただけると思います。
  
  パンナムはアメリカ文化全盛時代の人々の夢と憧れの象徴であり現代的視点から見てもとても魅力あるエアラインだと思います。
  
  「CATCH ME IF YOU CAN」、「PANAM」をご覧いただいて是非パンナム全盛時代の雰囲気を楽しんでいただきたい！と思います。
  
  それからレディーガガは本当に声に艶があるし歌が巧いしパフォーマンスも凄い！ですよね。トニーベネットとレディーガガのデュエットアルバムCheek to Cheekは大好きで愛聴しています。
  
  まずはパリ編を完成させてその後は再び香港のキャセイThe Wing、The Pier、The Cabin、The Bridge 4大ラウンジ完全制覇編でキャセイのラウンジをすべて掲載するので完成した際にはmiyu5さんに楽しんでいただけたら幸いです。
  
  
  CAFE MOCHA