アンコールワット日の出撮影の奮戦記

2015/01/11 - 2015/01/16

2015年1月13日のアンコールワットの日の出の写真撮影のデータをアップしました。
当日の日の出時刻は6時31分で、6時10分から6:46分までの写真をアップしています。写真撮影の参考にしていていただければ幸いです。
ホテル出発は5時30分ごろ、まだ真っ暗でこの時期は少し肌寒い位です。
GATEで、チケットを購入し、西塔門より約800m歩いてアンコールワット正面北側の聖池付近に6:05頃到着しました。既に撮影場所は、4重以上の人垣で、とても三脚を立てる状態ではありませんので、手持ち撮影を覚悟する必要が有ります。折り畳み式の踏み台を持っていけば、人垣の後ろからでも構図を取りやすく、重宝すると思います。(カメラのモニターが可変型であれば尚よい)
(結論：撮影条件は、シャッター速度1/60以上　F=4以上になりますので、手持ち撮影で十分可能です。日の出らしく見せるには、ホワイトバランス（WB)を曇り又は日陰にすれば、それらしく映るようです。)

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

カメラはLUMIX　GX1ミラーレスです。
一般のコンデジで撮る場合は、写真撮影モードで朝日又は夕日モードに設定するか、該当モードがない場合は、ホワイトバランス(WB)を曇り又は日陰に設定すればよいと思います。オートWBに設定した場合は、より白く仕上がります。
測光モード:パターン(平均測光)以下同じ
時刻:6:10　絞り　F=4 露光時間　1/8秒　ISO=1600　色温度=10000
日の出時間の約20前です。かなり暗かったのでシャッタ速度1/8で、写真はブレています。

撮影データ
時刻:6:14　絞り　F=4 露光時間　1/30秒　ISO=1600　色温度=10000
上記より4分後でシャッター速度で1/30で手持ちでとれる範囲ですがISO1600で綺麗な写真が撮れる値ではありません。

撮影データ
時刻:6:16　絞り　F=4 露光時間　1/60秒　ISO=400　色温度=10000
上記よりさらに2分後（日の出時間の15分前)で、この頃から手持ちで十分綺麗な写真が撮れる明るさになりました。

撮影データ
時刻:6:22　絞り　F=3.5 露光時間　1/60秒　ISO=320 色温度=10000
日出9分前、少し雲が出てきましたので、思ったほど明るくなってきません。

撮影データ
時刻:6:24　絞り　F=3.5 露光時間　1/60秒　ISO=200　色温度=10000
日出6分前、雲の量が少し多くなってきました。　このデータから日の出15分前より6分前までは、明るさは変わらないようですが、空の色は白くなってきています。

撮影データ
時刻:6:28　絞り　F=3.5 露光時間　1/80秒　ISO=160　色温度=10000
余り上記と変わりない条件ですが、色はだんだん白んできています。

撮影データ
時刻:6:33　絞り　F=3.5 露光時間　1/160秒　ISO=160　色温度=8000
既に日の出時間が過ぎていますが、太陽は建物の向こう側から上がりますので、建物高さぶん遅れます。

撮影データ
時刻:6:36　絞り　F=4 露光時間　1/160秒　ISO=160　色温度=8000
既に日の出時間から5分すぎていますが、太陽は見えてきません。
上記より空が明るくなってきています。

撮影データ
時刻:6:43　絞りF=4.5 露光時間　1/100秒　ISO=160　色温度=8000
アンコールワットの写真上の右端の塔の右側(写真中央付近)から、太陽が出てきそうになっています。日の出時間より12-13分後に太陽の輝きが見えてきます。既に周りは、かなり明るくなっています。

撮影データ
時刻:6:46　絞りF=9 露光時間　1/640秒　ISO=160　色温度=6000
予定日出時刻の15分後に太陽が出てきました。周りはすでに、明るくなっています。この写真は、露出を3段(-3)絞っています。普通に撮ると、昼間に逆光で撮った写真に似た写真になると思います。(太陽が顔を出すと、スポット測光にして、計測場所を変えて数枚撮るのがベターかもしれません。)