忙しくてアップが間遠ですが<br />南部旅の続きです。<br /><br />初パラドール、<br />初アルコス・デ・ラ・フロンテーラでした。<br />とりあえずパラドールに関して。<br /><br />表紙写真はパラドールのテラス。<br />ものすごく気持ちいいお天気だった日。

長期スペイン南部旅④アルコス編　初めてのパラドール

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2014/09/13 - 2014/09/16

35位(同エリア56件中)

#街歩き

エリア

アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(スペイン)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.5

グルメ: 3.5

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

楽しんだコルドバから、
またレンタカーの旅。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラへ
向かいます。

街を抜けてしばらく行くと、
有名なトロの看板が。
遠くからこれが見えてくると
すごく変な感じがします。
好きだけど。
さすがに高速の感じには慣れたけど、
ずっとオリーブやジャガイモかな？
みたいな穏やかな畑が続き、
何度かこんなゆるい丘を登って下って。
途中ＧＳでガソリンも入れ。
ちゃんと営業してたけど、
セルフサービスです。

100ユーロを出したら、お姉ちゃんに
「無理よ〜細かいのないのよ〜」と言われた（笑）
そして、セビージャからほとんど
デフォルトのようになっている、
目的地近くの最後の最後で
道がわからなかったり細かったりで
パニクる、というのの

今回最大級が、ここでした。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラは
こんな風に丘の上に存在する小さな街ですが、
登っていくのは大変だけど、その変わり上ると
絶景を楽しめる、という風にあちこちで紹介されている街。

意外に街の下の方の道に「パラドール行き」みたいな
看板などがなくて、まず入るのに苦労し、

さらに最後の最後、パラドール前の
広場に入る手前には、
とんでもなく道幅の狭いトンネルが
待ち受けていました…。
詳細は長くなるので割愛しますが
ミラーをたたんで通りました。

何とか通れました。
もしも車でアルコスへ向かう方、
最後のトンネルは、よほどの大型車でなければ…通れます。
そんな、苦労してたどり着いたパラドールです。
スペインに何度か来ましたが、
パラドールに泊まるのは初めて。
昔は常に混んでて、
ツアーでなく個人旅行では予約がまったくできない、
なんてことも聞いていたので、
ここだけは、一年近く前に
ネットで予約しました。

でもすぐスムーズに予約できたし、
そのプリントを持って行って、
チェックインも何も問題なかったです。

なんか思っていたより地味で
（あ、悪い意味でなく）
気のいいおじさんがチェックインしてくれました。
これがですね、パラドールがある
丘のてっぺんの広場で、パラドールの他に
教会とお屋敷で囲んであり、全体が駐車場になってるわけです。

で、私たちは移動する前に
グーグルアースでこれを確認し、
下の方の道も少しだけど見ていたので、
これだけ車が止まっているからには、
スムーズに車で入れるようになっているんだろう、と、
解釈してしまったのですが、

その手前があんなことになっているとは、
やはり、細かい部分まではグーグルアースがあるといえど
わからないこともたくさんありますね…。
ちなみに、この広場に入って、出ていくのは
一方通行です。出る時は来たのと違う道から降ります。
その広場の、
パラドールの向かい側にある
貴族の館だったかな？
そんなこんなでも、
何とか辿り着いたので
嬉しさもひとしお。

部屋は、テラス付きを選びました。
ここのパラドールに行く方は、
テラス付きを必ず選ぶのがオススメです。
本当に古い建物を使っていて面白いです。
バスルーム。
白×ブルーのタイルが好み。
バスタブ大きかったです。
タオルなどもきちんと清潔でした。
なんとアメニティーが、
パラドールのロゴ入りの
オリジナルを作っていて好印象でした。

他のパラドールにも
きっとあるんですよね？
トイレに近い窓。
上・下に分けて
内側の木の窓が開けられます。
部屋からテラスに出る窓。
ここも上の写真と同じような内側が木の窓なので、
すべてを締め切ると昼間でも
かなり真っ暗になります。
ライティングデスクなど。
鍵がカードキーじゃなくて
存在感たっぷりのこんなのでした。
ずっしり重いです（笑）
そのテラスからは、
こんな景色が見渡せます。

ものすごくゆるい盆地のよう。
パラドールの下は崖になっていて、
下に見える川までがほぼ崖です。

夕方ころになると、
その水鳥みたいな鳥たちが
餌を目がけて急降下したり飛び回っているのが見えて
面白かった。
テラスから、
街のはずれの方の教会を見た感じ。

静かで地味だけど美しい。
アルコスにいる間は、
天気には恵まれていて
青空も雲も、
夕焼けもすべて楽しめました。
これはパラドール内の
スタッフさんたちが入っていく
ドアをちょっとだけ開けてみたら
こんな風になってた。
ピカソの絵が館内に。

このパラドールは、
決して大きくないし、
田舎なのでそんなに至れり尽くせり、
というわけではないのですが、

中年以降の女性たちが
シャカシャカと働いていて、
居心地はとてもよかったです。