<修正版>サイト管理者のご指摘に従い、個人情報に関係する部分を削除いたしました。(2024/03/12)<br /><br />アメリカに住むことになった娘が心配でカルフォルニア・アーバインまで同行、落ち着くまで一週間、娘宅で「夢のカルフォルニア生活」を体験しました<br /><br />ロサンゼルス（以下LAと略）郊外のアーバインは全米でも指折りの治安の良い町で、日本人駐在員も多く住んでいます。<br /><br />2018年アナハイムに本拠地のあるエンジェルズに入団した大谷選手も住んだ素敵な街です<br /><br />この陽光と緑あふれる街の風景や旅行では味わえない日常生活を一週間と言う短い期間ですが体験してきました<br /><br />アーバインは観光地ではありませんが日本人が多く住む町のため今後何らかのお役に立つかと思い投稿いたします　（孫娘の写った写真も数枚ありますが爺バカに免じてお許し下さい）<br /><br />タイトルの California Dreamin' は1965年に大ヒットした　The Mamas and The Papas の名曲 California Dreamin'（邦題「夢のカルフォルニア」）から取ったものです<br />https://www.youtube.com/watch?v=qhZULM69DIw<br /><br />この歌詞に歌われているように訪れてみるとLAは冬でも晴れて暖かく過ごしやすいところでした<br /><br />なお娘の滞在は予想外に短期に終わったためここを基地としてまだ訪れていない西部劇の聖地モニュメントバレーなどの大西部の大自然を周遊旅行しようとの企みは残念ながら潰え、文字通り「夢のカルフォルニア」に終わりました*<br /><br />*この野望が忘れ難く2018年に大西部を個人旅行することができました。<br /><br />https://4travel.jp/travelogue/11377656<br /><br /><br /><br />見やすくするため旅行記を以下の5回に分けて書きました<br /><br />1)「夢のカルフォルニア生活」娘宅に滞在<br /><br />2)ホエールウォッチング編<br /><br />3)空母ミッドウェイ(1)艦内編<br /><br />4)空母ミッドウェイ(2)飛行甲板編<br /><br />5)周辺散歩＆帰国編<br /><br /><br />今回は 1)「夢のカルフォルニア生活」編　です<br /><br /><br /><br />・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br /><br />＜全体日程＞　　2泊3日（BEST WESTERN PLUS Bayside Inn に2連泊）<br /><br />12月23日　　ＬＡ郊外よりアムトラックでサンディエゴに移動、着後ホエールウォッチング<br />12月24日　　市内散策＆ミッドウェイ見学<br />12月25日　　市内散策、夕方国内線にてLAXに移動<br />12月26日　　LAX→羽田（夜行便）<br /><br />

California Dreamin' (1) 大谷選手が愛した街、LA郊外アーバインで "夢のカルフォルニア生活"

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2011/12/17 - 2011/12/23

2位(同エリア45件中)

エリア

アーバイン(アメリカ)

娘、孫娘（3歳）及び私は新宿から成田エクスプレスを利用した
搭乗機はANAで17:05発

娘及び孫娘は赴任帯同なのでビジネス席を支給されたがビンボーな私は自前でエコノミー席と親子断絶

しかし思わぬ幸運が舞い込み図らずもビジネス席を体験できることに、、、
詳細は
http://4travel.jp/travelogue/10818747
出発までに時間があったので娘＆孫娘はビジネス客専用ラウンジでくつろぐ

グヤジイー（泣；）
利用した娘の話では「たいしたことはない」とのことだが真偽は不明
搭乗する頃には早い冬の太陽はもう西に傾いていた
成田からロス・アンゼルスは6,822マイル　飛行時間9時間40分
その大半はナイト・フライトだ

座席前のモニターを見ると夜と昼がサインカーブで区切られていた
最初の機内食

日頃からグルメ志向ではないのでこれで十分美味しかった
デザートに大好きなハーゲンダッツのアイスクリームが出されて嬉しかった
モニター画面に待ちに待った Los Angels　の文字が！
着陸前に2回目の食事が出された
20年ぶりに見るロサンゼルスの町並みに興奮した

前回はここをゲートウェイとして2週間の米国周遊ツアーを楽しんだ
入国審査で英会話の不得意な娘に代わってしゃべろうとして審査官に怒られるハプニングがあった

到着ゲートに向かうと娘婿が出迎えてくれた

その夜は近くのステーキハウスで夕食をとった
Smoke　House　と言うだけあって天井には太い排気ダクトとおぼしき配管がワイルドに走っていた
店内を見渡すと太目の客が多い　そしてさすがアメリカ人は肉食系、バリバリとむさぼっていた

これに反し店員は労働が過酷なのだろうか、スリムな体型が多かった
ジャーン！最初に出されたのがこれ　さすがアメリカ

廃物利用のビンに入れたアイス・ティー
豪快に焼かれたスペアリブステーキ　　
サラダ盛り合わせ
パンとソフトドリンク
これら合わせて63.88＄＋チップ10＄だった
心配性の私は娘婿にはくれぐれも治安の良い場所に住むようにとアドバイスした
そこで彼は全米でも屈指の安全な町であるオレンジ郡アーバインを選んだ
更に住居もGated　Community（城塞都市）にあるタウンハウスを選択

上の写真に見られるように敷地は鉄のゲートで周囲と遮断されており住民はリモコンで開錠して入る
敷地内には噴水や
住民専用のプールもあった
浮き輪をつけてプールで泳ぐ孫娘
（これは後日落ち着いてから送られてきた写真）
娘夫婦が住んでいたタウンハウス　　3階建て２LDK　120平米
家賃は月額　約2,000ドル（ただし大部分は会社持ち）

1階部分にはガレージ（2台収容可能）、洗濯機、乾燥機など
2階はLDK、3階は夫婦の寝室＆バスタブ、客用寝室＆バスタブ
自宅前でアメリカで買ってもらった自転車に乗りピースサインする孫娘
（これも後日送られてきた写真）

娘婿の話では子供用自転車はダンボールに入って販売されており自分で組み立てたとのこと

なお日本のと異なり泥除け、ハンドブレーキは付いていない（後輪を逆回転させて止める）
3階のゲストルームからの景色
引越し直後で見苦しい状態だが2階の天井は3m以上あり開放感一杯
階段から2階LDKを俯瞰した写真

ダイニングの壁が全面鏡張りのため実際以上に部屋が広く見える
♪部屋には古い暖炉があるのよ・・・(小坂明子作詞・作曲　「あなた」　1973年の古い歌です)

しかし年中暖かいカルフォルニアに暖炉は必要か？（多分飾りだと思う）
大きなオーブンとガスレンジがビルトインされたキチン
もちろん食器洗い乾燥機もビルトイン
3階のゲスト用バスルーム（バスタブ、トイレ装備）
1階の2台収納可能なガレージ

大きなドアはリモコン操作の跳ね上げ式
アメリカのゴミ出し事情は日本に比べきわめてシンプルで一般ゴミ（Trash）、リサイクルゴミの2種類のみ（州によって多少の違いはある）

また一般ゴミとリサイクルゴミも分別も極めていい加減
10種類もの分別に閉口している愚妻がうらやむアバウトさ

これ以外に戸建住宅の場合は庭ゴミ（選定した枝、芝生など）がある

これらのゴミは通常ガレージにある大きな容器に蓄えておき収集日になると道路わきに出しておく

すると大きなゴミ収集車が週１回やってきて回収してくれる
この収集車がロボットアームでゴミ容器をつかんで投げ入れる様子が非常にダイナミックで面白い
この様子をビデオで収録しました
https://www.youtube.com/watch?v=a_sdUZTqpCg
アーバインはロサンゼルスの郊外で南東約50kmに位置しディズニーランドのあるアナハイムは隣町

全米一安全な都市に選ばれたこともあり安全面と教育水準の高さから日本からの駐在員家族には大人気の場所

都市計画が厳しく街全体がきれいに整備されている
（娘の住宅も日本のように外に洗濯物を干せないと言っていた）

2006年の統計では以下のとおり

人口：193,785 （白人61％、アジア系29％、ヒスパニック7％、黒人2％）

安全な都市ランキング：全米６位

平均世帯年収：$85,624

平均気温：13.33℃（１月）、 21.67℃ （8月）
滞在2日目は娘夫婦はいろいろな事務手続き（自動車免許筆記試験、SSN取得など）のため揃って外出

留守を預かる自分は孫娘を子守りするため近くの公園に行った
公園は徒歩圏だった
3ヶ月前に赴任した娘婿が駐在員用の日本語電話帳を入手しており付録として日常生活に役立つ記事が満載されている

また自動車免許のペーパテスト例題も掲載されており、これで事前に勉強した娘は1回で合格した
付録も充実しており豆知識としていろいろ役立つ情報が満載
これによるとロサンゼルスの在留邦人数は世界で一番多く約67,000人
次いでニューヨークで約56,000人
ロサンゼルスのなかのエリアではアーバインが最良の治安と高い教育レベルなどの理由で日本人駐在員が多くみられる

また語学学校がおおいこと、UCLAの分校があることなどから留学生にも人気があると紹介されていた
アメリカの学制なども説明されている

6歳で小学校入学は同じだがカルフォルニアでは5歳は Kindergarten と呼ばれる小学校に併設された幼稚園に通う。なおこれは義務教育で日本の幼稚園と異なり本当に勉強もする（宿題、テストもある）

孫は Pre-school と Kindergarten を経験したおかげで帰国直後はネイティブそのものの発音をして私を驚かせた。またアメリカ国歌も歌っていた・・・今はすっかり忘れてしまっています
幼児教育制度の説明

日本と異なり学校区ごとにカリキュラム、教科書も異なる
上の写真は孫が通った Kindergarten のハロウィーンでの様子

バケツを持って "Trick or treat!" （お菓子をくれないとイタズラするよ！）と言いながらご近所を回っているところ

アメリカのハロウィーンの飾りつけはさすがに派手だと娘が言っていた
公園は広大でゴルフ好きな人だったらドライバーショットの練習ができそうなくらい（もちろん禁止されている）

カルフォルニアには1,000を越すゴルフ場があり、海沿いのリンクス・スタイルのコース、砂漠コース、クラシカルな平地コース、そして高低差の激しい山岳コースなど多種多様なゴルフが楽しめる（私はゴルフをしないのでこの部分引用したのみ、ワカリマセン）
はるか遠方には山頂に雪をいただいた山脈が見えた
娘婿の話によればビーチも近いので朝はサーフィン、午後は近くの山でスキーも可能と体育会系にはウレシイ環境だ
公園には南国らしくブーゲンビリアの赤い花が青く澄み切った空をバックに咲き誇っていた
「無事日本に帰れるように」と噴水近くのカエルの彫像にまたがる孫娘
公園は日本とほぼ同じだが星条旗が掲揚されているのがちょっと違う

20年以上前に行ったフロリダのディズニーワールド（WDW)もそうだった
広い駐車場を持つアーバイン市役所

ここで孫娘の幼稚園の入園時期について尋ねた（アメリカは9月が新学期、ただし誕生月、州により微妙に異なる）
市役所エレベーターホールのクリスマス飾り付け
自宅近くのスーパー　　自宅より徒歩圏だったがクルマ社会のアメリカではママチャリは皆無、歩く人を見かけることも少なかった
スーパー店内
カートが日本より大きいのが目を惹いた
Gated　Community　内のクリスマスイルミネーション
娘婿が近くの日本食レストランにクルマで連れて行ってくれた
日本人経営なので店内もまったく違和感が無かった
もちろん日本語メニューもあり、壁にも日本語でメニューが書かれている
それにしても「おっさんセット」とはどんな料理なのだろうか？
残念ながらその時は気付かなかった

アーバインにはUCLAの分校もあるので日本人留学生と思しき若者の姿もあった
勘定書きは英語だった
チップの目安があらかじめ書かれている
近くには日系スーパーもあり、これは隣町コスタメサの Mitsuwa

テレビ番組で最近知ったがコスタメサの日系スーパー「マルカイ」はドンキホーテが買収したそうだ
日系スーパー Mitsuwa の入り口
店内には日本語の表示も見える
正月が近いので鏡餅も飾られていた
スーパー内のコミュニケーションボード
日本語でいろいろな役立つ情報が集められる
スーパー内の日本食コーナー
スーパー店内の各種ショップ

なおケーブルテレビでは日本語で放送が見られる
娘の話では年末の紅白歌合戦がCM入りで驚いたとのこと
スーパーのソフトドリンク売り場
お茶飲料が多いのは日系スーパーならではか
もちろんコメもカルフォルニア米だがある
レストランあるいは娘が炊いたものも味は変わらなかった

ここで一年半暮らした娘の話では食材は魚を含め値段を気にしなければ
ほぼ日本にいたときと同じものが得られるとのこと
アメリカ西海岸は日本人にとって住みやすそうだ
娘宅での「夢のカルフォルニア」生活一週間はあっと言う間に過ぎた

折角なので日本へ帰る前に近くのサンディエゴに立ち寄り、この時期にしか見られないホエールウォッチングとミッドウェイ博物館を観光することにした

タクシーで最寄りの AMTRAK アーバイン駅まで行き、そこからアムトラックでサンディエゴに向かった

・・・「Calfornia Dreamin' (2) 　冬でも暖かいサンディエゴで X'mas ホエールウォッチング」に続く

http://4travel.jp/travelogue/10634998