★極楽タイ・最後の楽園リペ島・２０１５・Part２

2015/01/31 - 2015/02/13

☆リペ島滞在２日目(２/２)
朝食後、さて今日はどうしましょ。
海が穏やかだったら恒例のロングテールボートを貸し切っての周辺の島々の美ビーチ探しでもしようと思いましたが
空は真っ青で天気は素晴らしいけど北東からの風が強く海は遠めからでも波が高いのが分かりました。
ロングテールボートは残念ながら波が強いときは遠出はできません。
ま、滞在２日目だしそう慌てることもないので今日はとりあえず一年ぶりの島内偵察に出かけることにしました。
さて一年ぶりのリペ島は一体どんな変化(進化)をしていることでしょう・・・

エリア クラビ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 飛行機
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆koh Lipe Map

※http://www.thailandresor.se/kohlipe/より。

☆Sandbar View from Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

レストラン隣りのパブリックオープンテラスからの望む砂州。

☆Sandbar View from Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

５年連続滞在日数４０日にもなると言うのにこの景色の写真をいったい何枚撮ったことっでしょう。
何枚撮ったってそう変わるわけじゃないんすが、カメラを持ってこの景色を目の前にすると撮らずにはいられないんですよ(^_^;)。

☆Sandbar View from Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

ぱっと見穏やかそうな海に見えますが、実際はけっこう波が立っています。
向こうに見える島はリペ島周辺で一番大きな島(Koh Adang)で島の向こうが北東方面です。
乾期は主に北東からの風が吹き、雨はほとんど降らず湿気も少なくタイでは一番過ごしやすい季節です。
Koh Adangの南や西(手前)は島で風や波が弱まるのでロングテールボートも航行し易いのですが、島の向こうは北東の風＆波がモロにぶつかるので波が穏やかでないとボートが出せません。
今回は結局午前中ずっと波風が強かったので行きたかったアダン島の北東にあるレック島(Koh Lek)には行けずじまいでした。

☆Sandbar View from Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

☆美ビーチ探しのボートトリップはあきらめ一年ぶりの島内偵察です。
まずは今期新規オープンしたAkira Resortを見てみてみたいのでパタヤビーチに向かいました。マウンテンからパタヤビーチまで歩けば１５分くらいかかりますが、マウンテンの送迎車がゲストを送るようなので途中まで乗せてもらいました。

写真はウォーキングストリートに昨年新規オープンした正規の7-11。
品揃えは豊富ですが地元の商店より全般に割高。
ビアチャン(小)は５３Bだったかな？
マンウンテンRでは５５B、地元商店では４０B。
クラビの7-11は３４Bだから２０Bも高いし・・・
いくら離島でも一般小売で５３Bは高いよな〜(ーー;)。

☆ウォーキングストリート

昨年までは灰色のコンクリートでしたが今期はなぜかブルーに塗装してありました。
道路に色を付けてお金をかけるんだったらビーチの清掃費にでも回せばいいのにと思うのは私だけ？

☆ウォーキングストリート

５年前はコンクリート道路はウォーキングストリートだけでしたが現在は裏道までかなり舗装道路が増えてきました。
リペ島はビーチに沿った道路が１本もないので内陸の道路の整備は重要事項です。
以前の道路はほとんどラフロードだったので島内の移動でさえロングテールボートが主流でした。
でもそれにともない車やバイクが増えてきたので近い将来信号機もできるかも。

☆ウォーキングストリートゲート

パタヤビーチに面したウォーキングストリートの入り口ゲートが新しくなっていました。
下の写真は一昨年のものですが、たぶん昨年もこのタイプだったと思います(^_^;)。
このゲートの辺りにバイクリヤカータクシーが待機しています。
昨年まで基本は島内一人５０Bでした。今年は乗らなかったの未確認ですが１００Bに一挙値上げしたようです(ーー;)。荷物にもよりますが４人くらいは乗れます。
マウンテンRは以前ラフロードだったので坂下までしか行けませんでしたが、現在は坂上まで行ってくれます。
島内は道路が隅々まで整備されていないので目的地によってはかなり前で降ろされる場合もあります。

☆以前のウォーキングストリートゲート

☆Pattya Beach @ Koh Lipe Thai

今年は風が強いぶん抜けるような青空の日が多かったです。
パタヤビーチもご覧の青空です(^^♪。

☆Pattya Beach @ Koh Lipe Thai

バンコク近郊にリペ島と同名のパタヤビーチがありますが、あちらは歓楽街ビーチとして発展してきましたが、同じ名前でもリペ島のパタヤビーチはいたって健全です(笑)。
一応ここはリペ島のメインビーチなので昼夜とも一番の賑わいを見せますが、それとてこの程度の人出。
夜の１０時を過ぎれはリゾートの明かり以外は閑散としたものです。
何よりの違いはこの海、このビーチの美しさです。
私も一度だけ本家(？)のパタヤビーチに行ったことがありますが、たしかに夜は妖艶でエキゾチックですがビーチとしては泳ぎたいような海ではなかったです(^_^;)。

☆Pattya Beach @ Koh Lipe Thai

パタヤビーチは弧を描くように東西に１ｋｍほどあり、特にブンダヤリゾートヴィラのある東側はこの時期タイ海軍施設のある半島が北東からの風や波を遮ってくれるので、リペ島のビーチの中で最も波静かで穏やかです。
引いては波がないので透明度も良く、遠浅なので海色もとてもキレイです。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

老舗ブンダヤリゾートが一昨年新規オープンさせたブンダヤリゾートヴィラ。
一昨年はビーチヴィラだけでしたが昨年は写真右側のホテル棟もオープンし、今年はさらにプールやプールビューの部屋もオープンしました。

http://www.bundhayaresort.com/bundhaya-villas/villas.html

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

こちらが今期新しくできたブンダヤヴィラのプールやプールビューの部屋。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

高級リゾートプールの代名詞のようなサンケンプールバー。
私的にはわざわざプールに浸かってまでお酒を飲みたいとは思いませんが・・・
でもサンケンバーがあるだけで何故か高級そう(笑)。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

ちなみにブンダヤヴィラの宿泊費は
ハイシーズンでファミリールームの１２７００B〜デラックスの５５００B。
ビーチフロントが８４００B(３３６００円)。
う〜ん、やはり私には縁遠いリゾートです(^_^;)。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

ブンダヤヴィラ前は海もビーチもキレイだしのんびりまったりするのに最高ですが、日陰が少ないのが玉に瑕かも。
ちなみにタイのビーチはみな国有地なので誰でも自由に利用できます。
ただ植物の生えている場所から内側(内陸)の敷地はそれぞれ個人やリゾートの敷地なので厳密には勝手には入れません。
この写真でいうと椰子の木から内側はブンダヤの敷地ってことです。
プライベートビーチと言ってもビーチそのものは誰でも利用できますが
閉鎖的なビーチの場合アクセスする公共の道がなければ自ずとそこはプライベートビーチになる仕組みです。
でも海側からボートでアプローチすれば大丈夫です(^^ゞ。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

パタヤビーチは確かに美しいビーチですが、じゃ〜いつでもキレイな写真が撮れるかと言うとそうではありません。
美しく撮れる時間帯があります。
まず干潮よりは満潮が良く、出来れば潮止まりの時間帯がベスト。
太陽は真上にある時間帯(１１時〜１５時頃)が良く、できれば順光(太陽を背にする)が良く、逆光の場合は手前に日陰になるものを置くのが理想です。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

ブンダヤヴィラ前の数少ない木陰。
その割の人も少ないしベストポジションです。
ブンダタヴィラ以外の人は遠慮しているのかな〜・・・・。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

ここはパタヤビーチの東端の方ですが、一番のどん詰まりにはタイ海軍の施設があります。と言っても軍艦とかあるわけではないので軍事基地というわけでも無さそう。
そういえばタイは昨年軍事政権になりましたが、クラビやリペ島を見る限り
今まででと全く変わりませんでした。

施設の辺りは半島の森になっているので外部から見えません。
入り口にゲートがあり、そこまでは行けます。
手前にネイビークラブと言う海軍御用達の海の家のようなバーがあり
一般客も利用できます。
ビアチャン(小)がローカル商店と同じ４０Bと良心的な値段。
昨年は３５Bでしたがリペ島全体が５B以上値上げされていました。

☆Bundhaya Villas @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

リペ島からの現地報告でも紹介しましたが
昨年は工事中だったALIRA LIPE　RESORTがオープンしたので見てきました。
この写真はビーチサイドから見た構図です。

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai


現地からの報告では下記のように紹介しました。

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昨年訪れたときに建設中だったパタヤビーチの高級リゾートAIRA RESORT LIPEが完全オープンしたので見てきました。
さすがにホテルの内部までとはいきませんが、ずうずうしくもゲストのような顔をしてちよっとだけ偵察(^_^;)。

http://akiralipe.com/index.php

世界的な著名一流ホテルではありませんが、とても素敵なリゾートです。
こんな美しい海やビーチが目の前なのにため息が出るほどお洒落なインフィニティプール。
価格はハイシーズンで７２２５B〜１１４７５B（￥２８０００〜￥４５０００）
日本の高級ホテルからすれば驚くほどの値段ではありませんが、庶民リゾーターの私には年々高級化していくリペ島の将来が恐ろしいです。
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☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

あらためて旅行記をUPするのに際し上記のHPを確認しようとしたら
なぜかHPが開けません。
検索しても代理店の予約サイトでは紹介されているのですが
なぜかAKIRA　LIPE RESORT自体のHPが現在アクセス不能。
何のトラブルなのか不明ですが、後でまた調べてみたいと思います。

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

世界最大の旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』での宿泊者の寸評を読むとあまり評判は良くないようです。

http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1024140-d6563819-Reviews-Akira_Lipe_Resort-Ko_Lipe_Satun_Province.html

見た目、外観は素晴らしいのですが、やはり泊ってみないと分からないもんですね。
おそらく低価格のリゾートなら少しくらい不都合があっても不平不満はあまり出ないでしょうが、値段が高ければ高いほど見る目や寸評は厳しくなるのは当然ですよね。

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

プールの向こうの緑色の少し安っぽい屋根はお隣りのZ-Touch Resort(^_^;)。

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

まだ正規オープンしたばかりだからゲストが少ないのかとも思いましたが
口コミの影響もあるのかも。
ご覧の写真のようにこの日パラソルやプールには１組しかゲストがいませんでした。
後日訪れたと際は中国人客がいましたが・・・・。

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

口コミ評判はともかく素敵なインフニティプールです。

☆Akira Lipe Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Z-Touch Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

AKIRA LIPE RESORT 隣りのZ-Touch Resort 。
ここは４年前に新規オープンしましたが、４年にしては全体的ににくたびれた印象がします。リペ島では３番目に古いプールです。
プールとウッドデッキの間の溝が深く子供は危なさそう(ーー;)。
大人だってよそ見していたらハマルかも。

☆Z-Touch Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

☆Pattya Beach @ Koh Lipe Thai

Z-Touch ResortとVella Vista Resortの間は昨年まではLipe Rssortだっと思うんですが、広い芝生を囲む新しいリゾートになってしました。
でも最新版のリペ島内地図にも載っていないし、看板も見当たらなかったし、ホテル予約サイトにも無かったし、何だろう？？？？

☆Mali Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

海側から見たMali Resort

https://www.maliresorts.com/koh-lipe/

☆Mali Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

Mali Resortは３年前に新規オープンしたリゾート。
以前はピンクリゾートだったと思います(^_^;)。
このリゾート、タイのリペ島にありながらコンセプトはなぜかインドネシアのBaliスタイル。
ウ〜ン、主旨がよう分かりません(ーー;)。
コテージの外観は確かにバリ島のヴィラ風。
レストランなどは利用したことがないので、どこまでバリスタイルかは不明。

☆Mali Resort @ Pattya Beach Koh Lipe Thai

マウンテンRから望む砂州の付け根に現在建設中なのがこのMali Resortの姉妹リゾート『The Point』
コンセプトは今のところ分かりませんが、Mali Resortはいかにも欧人好みのアジアンスタイルなので似たようリゾートになるのかも。
スタッフにもリペ島では数少ない欧人スタッフが数人います。

ちなみにMali Resortの値段はハイシーズンで５０００B〜８５００B。
旧バンガローも少しあり、そちらは３８００B。

☆Power Station(発電所)

Mali Resortの先にも老舗高級リゾートのSitaをはじめ他のリゾート数軒や隠れ家的Sanom　Beachがありますが、そう大きな変化は無さそうだし海が白濁し海況もイマイチだったのでこの日は引き返しました(後日再訪したので、あとの旅行記で紹介します)

で、またウォーキングストリートに戻り7-11前の道を左折し写真の発電所前を右折し、マウンテン方面に引き返しました。
ちなみに発電所は英語でPower Station(generation)ですが、
原発(原子力発電所)は英語で何と言うかご存知ですか？
私は福島県民ですが福島原発事故が起きるまで原発を英語で何と言うか知りませんでした(ーー;)。
nuclear [or,atomic] power generation[or,staition]と言います。
海外で福島の現況を説明するとき不可欠な言葉なのでようやく覚えました(苦笑)
できれば説明できなくてもいい単語でした(-"-)。

途中のローカル商店がゲストハウスになったり、Green Hotelと言う新しいリゾートが出来たりと裏道通りも急激に変化しています。

☆Tropical Water Lily

２年前まではこの熱帯スイレン池脇の近道を通り、発電所脇を抜けウォーキングストリーに行けましたが、現在は通れないのでリサイクルセンターをぐるっと迂回しないとウォークングストリートに行けなくなり不便です。
パタヤビーチへならリサイクルセンターの角を曲がらないでBunga Resort方面に直進した方が近道です。
(マウンテンRの送迎車と同じルート)

☆Tropical Water Lily

☆Tropical Water Lily

☆熱帯スイレン (Tropical Water Lily) は東南アジア、アフリカ、南米などが原産で現在は品種改良された園芸種がたくさんあります↓。

http://www.b-net.kcv.jp/~miyagawa/tropical.html

温帯性のスイレンも世界各地にありますが、日本原産の野生種はヒツジグサただ１種です。
ヒツジグサは水質のキレイな山あいの池や沼に自生し、花の大きさが５，６ｃｍと小ぶりです。
午後ひつじの刻ころから咲き出すのでヒツジグサと呼ばれますが、実際はお昼前から咲いています(^^ゞ。

☆Tropical Water Lily

☆Tropical Water Lily

☆マウンテンリゾート裏の長い急坂。
この坂道手前が熱帯スイレン池です。
３年前はこの道の左手にラフロードの坂道がありましたが現在は使われていません。
ラフロードの時はバイクリヤカータクシーは坂道手前までしか行けませんでしたが、今は裏口まで行ってくれると思います。
ただし多人数や大荷物の場合は断られるかも(^_^;)。

☆マウンテンリゾート裏口への坂道の中ほど右手に昨年は工事さえしていなかった場所に忽然と新しいリゾートがオープンしていました。

リゾート名はLipe Palawan Resort

http://www.booking.com/hotel/th/plawan-lipe-resort.ja.html?aid=397646;label=yho748jc-index-ja-XX-XX-unspec-jp-com-L%3Aja-O%3Aunk-B%3Aunk-N%3AXX-S%3Abo;sid=21cc3a88ec500a05502cf76710b97481;dcid=4;bhh=1

まだオープンし立てで知名度がないこともありますが、ハイシーズンだというのに私が滞在中見た限りゲストは１組もいませんでした(-"-)。
正直、ロケーションが中途半端で周囲があまりに殺風景な印象です。
それでいて値段は１万ちょっと。私が泊っている部屋よりわずかに安いだけ。
う〜ん、大丈夫だろうか・・・・

リペ島ではこの手の小規模なリゾートが次から次にできていますが
年末年始や中国正月以外はあまり需要がないように思えます。

☆午後３時頃波が穏やかになったのでスノーケリングに出かけました。
マウンテンリゾート周辺ではLipe Beach ResortとKoh Kraの間の珊瑚礁やマウンテンRと北隣りのCozy Cove Resort境辺りの珊瑚礁辺りがスノーケリングスポット(写真の囲み参照)でニモ(カクレクマノミ)がたくさん生息しています。

☆マウンテンR周辺は毎日透明度が高いわけではなく、波が高い日は白濁することが多くそんな時に潜っても海中はクリアには見えません。
スノーケリングをするなら海に出かける前、マウンテンRの高台から海を眺め透明度を確認して行ったほうが無難です。
また満潮、干潮があるのでやや干潮の方がニモなどは間近に見え、深く潜らなくても写真が撮り易いです。
でも完全に干上がった状態になると今度は珊瑚に体がぶつかり怪我をするので要注意です。

☆リペ島はぐるっと珊瑚礁に囲まれてはいますが、珊瑚の種類はあまり豊富ではありません。特にマウンテンRの前や北側は９０％以上がコブ状のハマサンゴなので海中の景色は単調で魚も多いとは言えません。
そんな中でサンライズビーチのLipe Beach ResortとKoh Kraの間は枝珊瑚なども多く魚も他よりは多いと思います。
特に浅瀬でニモ(カクレクマンミ)がたくさん見られるのでお子さんにもお奨めです。

☆リペ島で一番多く見られるクマノミの仲間がカクレクマノミです。カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)は房総半島から南シナ海までの西太平洋と東インド洋に幅広く分布し、派手な色彩とユーモラスな動きから、クマノミの仲間で最も人気があります。
センジュイソギンチャクやハタゴイソギンチャクの刺胞触手を利用し、それを隠れ家として共生し、イソギンチャクはクマノミのオコボレをちょうだします。
英語名『False CLOWN ANEMONE FISH』の『ANEMONE』はイソギンチャクの意味で、『CLOWN』は道化師（ピエロ）という意味です。

☆一般的にカクレクマノミを『ニモ』と呼んでいますが、
『ニモ』はご存知ディズニー映画『ファインディング・ニモ』の主人公として一躍有名になり、写真のカクレクマノミが主人公とされています。でも実はニモの舞台であるオーストラリアのグレートバリアリーフにはカクレクマノミは生息していません。
オーストラリアに住んでいるのは良く似た「イースタン・クラウン・アネモネフィッシュ」です。
カクレクマノミの英名は「False Clown anemonefish」でニセ　クラウン・アネモネフィッシュということになります。
見た目は瓜二つですが、クラウンフィッシュは白い部分に黒い縁取りがありますが、カクレクマノミにはありません。
ま、そんな細かいことには目を瞑り『ニモ』にしておきましょう(^^ゞ。

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

イースタンクラウンアネモネフィッシュには白帯の縁に黒い縁取りがありますが、カクレクマノミにも写真の個体のようにわずかに黒い縁取りがあるタイプもいて中間種だと素人にはよう見分けが付きません。

☆ヤライイシモチの幼魚(６ｃｍ)
棘のやたら長いウニはガンガゼ。棘に毒があるのでぜったい触らないように。

☆ヤライイシモチの幼魚(６ｃｍ)

☆ツノダシ＆トゲチョウチョウウオ。

☆ツノダシ＆トゲチョウチョウウオ。

☆トゲチョウチョウウオ＆オヤビッチャ。

☆ツノダシ＆オヤビッチャ。

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆トゲチョウチョウウオ（18cm）

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

一番大きいのがメス♀で小さいのがオス♂です。
一見仲の良い家族みたいですが他の小さいのは子供の可能性は低く、
メス以外はみんなオスでメスが死ぬと一番大きいオスがメスに性転換します。

クマノミの仲間はイソギンチャクの近くに産卵し孵化するまではこまめに世話しますが、孵化した稚魚は海流にのって漂い新たなイソギンチャクを見つけます。
なので同じイソギンチャクに棲み付いていても親子の可能性は低いのです。

☆ツノダシ（２０ｃｍ）、太平洋やインド洋にいます。日本でも相模湾以南で見られます。

☆スカンクアネモネフィッシュ（８ｃｍ）インド洋の固有種。
背中の白い線がセジロクマノミより細いので区別できます。
センジュイソギンチャクを好み依存性が強くイソギンチャクからあまり離れません。
とくにアンダマン海に多く、ピピ島ではたくさん見られますが、リペ島ではあまり多くいません。
スカンクとは変な名前ですが色がスカンクに似るからだそうですが、スカンクってこんな色でしたっけ？

☆アンダマンバタフライフィッシュ(１３ｃｍ)アンダマン海周辺の固有種。

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

リペ島は海もビーチもとてもキレイなんですがビーチ周辺のスノーケリングスポットの魚影も種類も正直濃いとは言えません。
ドロップオフまで行けばもっと魚は多いと思いますがドロップオフは遠いので無理しないほうがいいと思います。

☆カクレクマノミ(５〜７ｃｍ)

☆マンジョウヒトデ(２０ｃｍ)




ここまでご覧いただきありがとうございます。
この後Part３へと続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• 72birdieさん 2016/02/06 17:08:33

  はじめまして

  リペ島着きました。昨日ハジイから来ました。
  今日、クマノミ探しました、写真とコメントを頼りに、
  一回目は見つけられず、2回目に見つけました。 嬉しかった。
  スカンククマノミも。カメラのバッテリーが無く
  写真は撮れませんが
  3時過ぎにまた行ってきます。
  ダイビングはやらないのですか？
  5泊するので1日潜ってみょうと思っています。

  j-ryuさん からの返信 2016/02/06 19:08:46

  RE: はじめまして

  72birdieさん,はじめまして。サワディ・カップ！
  
  リペ島からの書き込みありがとうございます。
  クマノミを見つけられて良かったですね。
  一度目が慣れると次から次と見つけられますよ。
  ただ海の中は方向感覚が薄れるので
  見つけたら一度海から顔を出して陸を見て
  自分がどの辺にいるのか確認した方が次回も見つけやすいと思います。
  
  天気予報を見ると来週半過ぎまであまり天気が良くないようですが
  いかがですか？
  
  
  素敵な滞在になるといいですね。
  気をつけて楽しんでください。
  私は２/１３日夕方福島を出発し２/１４にリペ島入りします。
  
  
  j-ryu
  
  
  
  
  
  > リペ島着きました。昨日ハジイから来ました。
  > 今日、クマノミ探しました、写真とコメントを頼りに、
  > 一回目は見つけられず、2回目に見つけました。 嬉しかった。
  > スカンククマノミも。カメラのバッテリーが無く
  > 写真は撮れませんが
  > 3時過ぎにまた行ってきます。
  > ダイビングはやらないのですか？
  > 5泊するので1日潜ってみょうと思っています。