スリランカの世界遺産、ダンブッラの黄金寺院

2015/01/24 - 2015/01/24

スリランカには、８つの世界遺産がある。文化遺産は６箇所。今回は、そのうちのひとつ、スリランカ中部のダンブッラ寺院を訪れました。
山の中腹に横たわる５つの石窟。古いものは紀元前１世紀。石窟自体は、それよりもっと前から存在し、僧の修行の場だったのだそうです。

エリア ダンブラ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 航空会社: スリランカ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 旅工房

ダンブッラの黄金寺院の玄関。ここで入場のチケットを買い、背後の山の中腹まで車で登る予定だったのですが、お寺のお坊様の喪に服しているとのこと、ここ数日、乗り入れはできませんでした。
建物左横の長い石段から歩いて入山することに。

世界遺産の碑がありました。

かなりの石段を登り、やっと辿りつきました。
ここで靴を預けて、裸足になり、心と呼吸を整えて、５つの石窟を、順に巡ります。

まずは、「聖王の石窟」と呼ばれる第一の石窟。
中央に涅槃仏が横たわっています。

仏様の足の裏。
足の両親指がやや、ずれているのは涅槃仏なのだそうです。

釈迦像の足元にはアーナンダ像。
釈迦のお気に入りのお弟子さんだそうです。

第二窟は「マハラジャの石窟」。
天井の岩から水がしたり落ちてくる場所に壷が置いてあります。
枯れることがない、聖なる水。

ダンブッラとは、「水の湧き出る岩」という意味なのだそうです。

ずらりと並ぶ仏像。
別の場所で掘って運び入れたのではなく、この場で、岩を掘りぬいて造られた像。

光背が天井とそのままつながっているのがわかります。

16体の釈迦の立像と、40の釈迦の坐像が安置されています。

全部、お釈迦様？

第二窟にも横になった仏様が安置されています。

こちらの像の足は、きれいに揃っています。
つまり入寂前。ただ横になって休まれている姿なのだとか。

仏様は、足の裏だけでなく、手の平も赤い。

インドからスリランカに渡ってきた初代の王様の手が赤かったのだそうです。

王様の像はとってもリアル。ややずんぐりむっくりの体型

第二窟は結構広く、中には舎利もあります。

さっき登ってきた石段は、私にはかなりこたえました。
第二窟までの見学が精一杯。

第三窟以降の見学はあきらめて、ちょっと一休み。
石窟の前の小さな池に、睡蓮が咲いていました。

第三窟は、「偉大な新しい寺」

第三から第五窟までの写真は、友人のIさんが撮影

現代風の、端整なお顔の仏様。

第五窟。

第五窟の仏様

第二窟の壁画。
菩提樹の下で、お釈迦様が悟りを開いた絵だと思うのですが。

それにしても、左側に、コブラでぐるぐる巻きになった人がいるけど。

第二窟のお魚の壁画。
海に囲まれたスリランカらしい絵。