2015/01/17 - 2015/01/18
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セゴビアから11km東にある La Granja de San Ildefonso ラ グランハ デ サン イルデフォンソ。
パラドールに宿泊し、 http://4travel.jp/travelogue/10978191
1日目は宮殿の庭園を散策しました。 http://4travel.jp/travelogue/10980354
この旅行記では、2日目に見学した王立クリスタル工場(ガラス博物館) Real Fabrica de Cristales (Museo del Vidrio) をご紹介します。
宮殿のガラス窓を生産する工場がここにありましたが、火災で崩壊後、カルロス3世の時代 1770年に今の建物が建設されます。ラ グランハ宮殿はじめ、マドリード王宮やアランフエス宮殿などの天井に釣り下がるシャンデリアは、ほとんどがここの工場で生産されたものです。
http://www.fcnv.es
2009年の旅行記も合わせてご覧ください →http://4travel.jp/travelogue/10344854
表紙の写真: 夫撮影
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Puerta de la Reina 女王の門(1784)は、パラドールのすぐ近くにある門です。
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奥に見えるのは、Iglesia de Nuestra Sra de los Dolores ドローレス聖母教会
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ドローレス聖母教会と同じ広場に、ラ グランハ市役所があります。
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ディナーは、夫が検索してとても評判の良かった小さな店 El Habito へ。
食堂もあるようなのですが、我々はバール部分にあるテーブルで軽く食事しました。
今日のお勧めの中から、選んだ habitas con gambones 豆とエビのソテーは、超美味!
(夫撮影) -
アーティチョークも、ホクホク柔らかく美味しかった。 (夫撮影)
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そして、野菜とマグロの炒め物。
マグロは軽〜く焼いてね♪って頼んだら、注文通りにしてくれました。 (夫撮影) -
デザートには、絶対にこれがお勧め!とお店の人に言われて、薄いアップルパイを。
今まで食べたアップルパイの中で一番美味しかった! -
食後のカクテルも頂いて、おかげでスヤスヤと眠れました (笑)
スタイルは違うので簡単に比較してはいけませんが、パラドールでの昼食よりも、こちらの簡単な料理の方が気に入りました。 -
翌朝、宮殿の内部見学に行く途中で見た道端本棚!
市民が本交換をするために設置されているようです。 -
この建物が、カルロス3世の時代の
Real Fabrica de Cristales de la Granja 王立クリスタル工場
現在もガラス工房にて、18世紀の伝統的なやり方で様々な品を製作販売しています。
他に、Fundación Centro Nacional del Vidrio 国立ガラス センター財団
Museo del Vidrio ガラス博物館
Escuela Superior del Vidrio ガラス工芸学校 が入っています。 -
工場前のタイル案内。
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ショップ兼チケット売り場を通ると、まずは企画展スペースがあります。
行った時は、世界のベレン人形展で、大して面白くはなかった。
メインホールに入るとすぐに、大きな熔解炉があります。 -
大きな建物で、脇の通路は修復されずに、昔の姿を晒しています。
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上がった所には、昔のガラス職人の休憩所が並んでいます。
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日曜日でしたが、工房では職人さんが2人作業をしていました。
ガラス製作の工程を見学できます。 -
吹き竿にまきとった溶けたガラスを、吹いては形を整え、吹いては形を整え・・・
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濡らした新聞紙を使っています。 (夫撮影)
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ある程度大きくなったら、踏み台の上から型に入れます。
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昔ながらの型を使っています。吹き竿を持った女性は、上から吹いています。 (夫撮影)
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瓶が出来ました。
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(夫撮影)
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キリキリ・・・ 工程3度見て、無事出来上がったのは1回のみでした。
結構、失敗するもんなんだなぁ (夫撮影) -
他の型色々
ここで製作されて売られている製品は、こちらで見られます ↓
http://www.fcnv.es/catalogo/piezas/index.html -
ガラス博物館に戻ります。
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昔の機材が色々と残っています。 これは19世紀の臼。
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ガラスの原材料
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リキュール ボトルは、こんな型なんですね。均等な厚さになるように吹くのに技術がいりそう。
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お皿は型押しで。1939年の機械だそうです。
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型色々 今でもこういう昔の型を利用して工房でガラス容器を作っています。
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そして、その型から出来るボトルやグラスや水差しなど。
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大きな建物です。
ガラス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館内の一番の見所は、フランスのステンドグラス工房 Maumejean のコレクションです。
小さなステンドグラスばかりですが、展示法がとても良いので綺麗に見られます。 -
若者と子供 (20世紀)
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イチオシ
アップで
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軍人
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聖ホルヘ
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18世紀後半の工場のジオラマ
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上のジオラマの、水力で動かす挽き臼が残っています。
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18-19-20世紀にこの工場で製作された様々なものや・・・
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世界中から集めたコレクションが展示されています。
これは、17-19世紀のヨーロッッパにおいてのボトルの進化。 -
カラフルなラムネ瓶のようなこれは、ドイツや英国などでミネラルウォーターを入れていた瓶だそうです。
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乳白色のガラスコップ
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これは、片方にオリーブオイルを、もう片方にビネガーを入れて使います。
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グラスに模様を刻む機械 (19世紀)
蝋をかけたグラスの上から、幾つものグラスに同時に模様付けできます。 -
手前に模様の型を置いてなぞると、奥の針がクイクイと動く。よく考えられています。
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近代ガラスアートのコレクションもあります。
可愛らしい鳩は、イタリアの工芸家の作品。 -
色も形もほんわかして親しみを持てるこの容器は、日本人女性の作品。
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工場近く、今は何もないこの場所には、ガラス工場で入り用だった薪を置く場所でした。
ガラス工場がラ グランハにあるのは、周囲の森から豊富に薪を切り出すことができて都合が良かったこともあります。 -
薪置き場の案内プレート。
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