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11月3日(月) <br />私はひとりで成田空港にいた。 <br />目的地はずっと行きたかったマルタではなくロンドン。 <br />2週間程の鉄道の旅である。 <br /><br />ロンドン→チェコ→ドイツ→フランス→ロンドンの旅である。 <br />航空チケットの関係と、少し時期がズレてしまったことによりこのようなルートになった。 <br />ほんとはひとり寂しくスイスで氷河特急に乗ることを目標としてきた。 <br /><br />が・・・雪が降り、列車が通れなくなるという。 <br /><br />ドイツは通過点でしかない、そんな旅。 <br />ドイツのホテルは出発の時点では確保すらしてなかった。 <br /><br />さて、出発! <br /><br />飛行機の中は、外国人が多く。隣の人にたけのこの山を貰い☆ <br />スタートはウキウキだった。 <br /><br />入国手続きのカードを書いておらず、 <br />日本から監査に来たという会計士のオジサマたちに教えて貰い <br />イギリスに入国することができた。 <br /><br />この日の宿。 <br />2泊で£35≒\5100(朝食付き) <br />ユースホステルである。 <br />ロンドンは物価が高いと聞いていて、このホテルにしたのだが、 <br />格安宿にしてはいい環境だった。 <br /><br />霧の街ロンドン。 <br />散歩がてら夕ごはんの買い物に出掛けた。貧乏旅行。初日から贅沢は出来ません。 <br /><br />雨が降ってたこともあり、ホテルへ繋がる路地からは、いつ切り裂きジャックが出てきてもおかしくない!という雰囲気を醸し出していた。 <br />私は少し怖かったので <br />“切り裂きジャック・スパロウだったら愉快なのに・・・” <br />っと唱えながらホテルまでの道を急いだ。 <br /><br />部屋に着くと、日本人がいた。 <br />私の隣のベットらしい。 <br />話しかけようと思ったけど、なんだかとても疲れていたので、そのまま荷物を整理していた。 <br /><br />「Where are you from?」 <br />とその男の子が聞いてきたので、 <br />「日本です。」 <br />と答えた。 <br /><br />彼はイタリアのサッカーが好きでローマに留学していてヨーロッパ各国をリュックひとつで旅をしているのだと言った。 <br /><br />「オレのことナニジンだと思った?」 <br />と聞いてきた。 <br />「地球の歩き方読んでたから日本人と思った」 <br />「そこなん?」 <br />「素晴らしい私の洞察力じゃない?」 <br /><br />しばらく会話をしていた。 <br />同じ部屋のフランス人の女の子が <br />「 携帯見せて」 (←英語で!) <br />と言ってきたので、充電をしていた携帯を見せた。 <br />もうひとりの女の子とフランス語で <br />「 やっぱり日本の携帯はカワイイ!」 <br />と話をしていた。 <br />「 This is PINK?」 <br />「PINK GOLD」 <br />11月2日。2年間使った私のブルーの携帯に別れを告げた。 <br />お気に入りだったのだけど、海外で使えない携帯だったので、思い切って買いなおした。 <br />しかも、PINK☆(妹に携帯くらい女らしくすれば?と言われたからである(笑) <br /><br />そんなこんなで、まさかフランス人に携帯カワイイと交流出来ると思ってなかった。 <br /><br />同室の女子4人たちは、ロンドンのナイトスポットに出掛けて行った。 <br />彼は私に「ハンドクリームか、ボディクリームもってない?」 <br />と聞いてきたので、持っていたボディクリームを貸した。髭を剃るために使うらしい。 <br /><br />「流石日本人!」 <br />と彼がいうので <br />「 自分もじゃん」と言った。 <br /><br />「 オレ何処出身と思う?」 <br />「どう聞いても関西人丸出しやん」 <br />「チョウコウ出身やからな」 <br />「チョウコウって何?」 <br />「 大阪朝鮮、知ってる?」 <br />「サッカー強い高校じゃん。何あなたサッカー部?」 <br />「 イタリアにサッカー辞めに大学休学してきたんやけど、辞められへんようになってきた」 <br />「 リアル『パッチギ!』やね」 <br /><br />朝鮮学校の人は、万景峰号に乗って北朝鮮にいる親戚にお金を持って修学旅行に行くらしい。そのときばかりは現地の人は皆いい生活をしてるように演じてるそうだ。 <br />朝鮮学校は日本では高校扱いじゃなく、あくまでも朝鮮学校だから親と「大学を卒業する」と約束をしているらしく、今後の人生について悩んでいた。 <br />彼は国籍を韓国にしたらしいが、韓国には一度も行ったことがなく、 <br />自宅では家族全員が日本語を話し。 <br />「オレ、韓国語も話せるから、イタリアで韓国人の友達もできた」 <br />と言ってたのが印象的だった。 <br /><br />韓国語も話せる?? <br /><br />地球の歩き方を読んでるから日本人だとは限らない。 <br /><br />私は在日と呼ばれる人たちが、何故日本にいて、外国人登録証を持ち働いたり、学校に通ったりしているのかを知らなかった。 <br /><br />そんな話を聞きながら、ロンドンの初日を終えた。いつの間にか寝てしまったらしい。 <br /><br />11月4日(火) <br />8時に出発する!という彼と散歩しながら、ビクトリア駅まで1時間ちょっと歩いた。 <br />道を教えてくれたのだけど、歩いて20分後には自分のホテルがどっちだったかわからなくなっていた。 <br />これからトルコに向かうという彼に別れを告げ。 <br />ウェストミンスター寺院を眺めて <br />私はノッティングヒルにある青い壁の家を探す旅に出ることにした。 <br /><br />しかし、ちょっとお茶しに入ったマックから駅に戻れなくなってしまい <br />結局、乗るはずの無かったバスを利用することにした。 <br />でも1dayで£3.5 しかし間違って£4.2 入れてしまった。 <br /><br />青い壁の家は見つけられなかったけど、(当たり前か) <br />なんとなく見つけた家。 <br />フォト <br /><br /><br /><br />フィッシュ&amp;チップス£5.9≒855を無駄に使ったくらいで。あとはよし! <br />こんなのひとりじゃ食べれないよー。 <br />フォト <br /><br /><br />地図も開かず道に迷っていたら <br />現地の人に間違われたらしく、道を聞かれたり、バスの乗り方を聞かれたりした。 <br />こっち迷子だ! <br />ホテルに戻ったのは22時。 <br />切り裂きジャックが出そうな雰囲気の街なのに・・・ <br /><br /><br />11月5日(水) <br />バッキンガム宮殿をみようとスーツケースをゴロゴロ、昨日辿ったハズの道を辿って <br />2時間掛かってたどり着いた宮殿。 <br />小さかった。 <br /><br />近くのカフェで朝食。 <br />英語・・・もう聞きたくない。 <br />早くも病気が始まり、バスに乗りガトウィック空港へ。 <br />郊外の街並みの方が私の好きな雰囲気だった。 <br />この空港。日本人はおろか、アジア人すら見かけなった。 <br />Easyjetにていざプラハへ! <br /><br /><br />                          

ロンドン・プラハ・ドレスデン・フランクフルト・パリの旅☆ロンドン編

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2008/11/03 - 2008/11/15

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ライナス

ライナスさん

11月3日(月)
私はひとりで成田空港にいた。
目的地はずっと行きたかったマルタではなくロンドン。
2週間程の鉄道の旅である。

ロンドン→チェコ→ドイツ→フランス→ロンドンの旅である。
航空チケットの関係と、少し時期がズレてしまったことによりこのようなルートになった。
ほんとはひとり寂しくスイスで氷河特急に乗ることを目標としてきた。

が・・・雪が降り、列車が通れなくなるという。

ドイツは通過点でしかない、そんな旅。
ドイツのホテルは出発の時点では確保すらしてなかった。

さて、出発!

飛行機の中は、外国人が多く。隣の人にたけのこの山を貰い☆
スタートはウキウキだった。

入国手続きのカードを書いておらず、
日本から監査に来たという会計士のオジサマたちに教えて貰い
イギリスに入国することができた。

この日の宿。
2泊で£35≒\5100(朝食付き)
ユースホステルである。
ロンドンは物価が高いと聞いていて、このホテルにしたのだが、
格安宿にしてはいい環境だった。

霧の街ロンドン。
散歩がてら夕ごはんの買い物に出掛けた。貧乏旅行。初日から贅沢は出来ません。

雨が降ってたこともあり、ホテルへ繋がる路地からは、いつ切り裂きジャックが出てきてもおかしくない!という雰囲気を醸し出していた。
私は少し怖かったので
“切り裂きジャック・スパロウだったら愉快なのに・・・”
っと唱えながらホテルまでの道を急いだ。

部屋に着くと、日本人がいた。
私の隣のベットらしい。
話しかけようと思ったけど、なんだかとても疲れていたので、そのまま荷物を整理していた。

「Where are you from?」
とその男の子が聞いてきたので、
「日本です。」
と答えた。

彼はイタリアのサッカーが好きでローマに留学していてヨーロッパ各国をリュックひとつで旅をしているのだと言った。

「オレのことナニジンだと思った?」
と聞いてきた。
「地球の歩き方読んでたから日本人と思った」
「そこなん?」
「素晴らしい私の洞察力じゃない?」

しばらく会話をしていた。
同じ部屋のフランス人の女の子が
「 携帯見せて」 (←英語で!)
と言ってきたので、充電をしていた携帯を見せた。
もうひとりの女の子とフランス語で
「 やっぱり日本の携帯はカワイイ!」
と話をしていた。
「 This is PINK?」
「PINK GOLD」
11月2日。2年間使った私のブルーの携帯に別れを告げた。
お気に入りだったのだけど、海外で使えない携帯だったので、思い切って買いなおした。
しかも、PINK☆(妹に携帯くらい女らしくすれば?と言われたからである(笑)

そんなこんなで、まさかフランス人に携帯カワイイと交流出来ると思ってなかった。

同室の女子4人たちは、ロンドンのナイトスポットに出掛けて行った。
彼は私に「ハンドクリームか、ボディクリームもってない?」
と聞いてきたので、持っていたボディクリームを貸した。髭を剃るために使うらしい。

「流石日本人!」
と彼がいうので
「 自分もじゃん」と言った。

「 オレ何処出身と思う?」
「どう聞いても関西人丸出しやん」
「チョウコウ出身やからな」
「チョウコウって何?」
「 大阪朝鮮、知ってる?」
「サッカー強い高校じゃん。何あなたサッカー部?」
「 イタリアにサッカー辞めに大学休学してきたんやけど、辞められへんようになってきた」
「 リアル『パッチギ!』やね」

朝鮮学校の人は、万景峰号に乗って北朝鮮にいる親戚にお金を持って修学旅行に行くらしい。そのときばかりは現地の人は皆いい生活をしてるように演じてるそうだ。
朝鮮学校は日本では高校扱いじゃなく、あくまでも朝鮮学校だから親と「大学を卒業する」と約束をしているらしく、今後の人生について悩んでいた。
彼は国籍を韓国にしたらしいが、韓国には一度も行ったことがなく、
自宅では家族全員が日本語を話し。
「オレ、韓国語も話せるから、イタリアで韓国人の友達もできた」
と言ってたのが印象的だった。

韓国語も話せる??

地球の歩き方を読んでるから日本人だとは限らない。

私は在日と呼ばれる人たちが、何故日本にいて、外国人登録証を持ち働いたり、学校に通ったりしているのかを知らなかった。

そんな話を聞きながら、ロンドンの初日を終えた。いつの間にか寝てしまったらしい。

11月4日(火)
8時に出発する!という彼と散歩しながら、ビクトリア駅まで1時間ちょっと歩いた。
道を教えてくれたのだけど、歩いて20分後には自分のホテルがどっちだったかわからなくなっていた。
これからトルコに向かうという彼に別れを告げ。
ウェストミンスター寺院を眺めて
私はノッティングヒルにある青い壁の家を探す旅に出ることにした。

しかし、ちょっとお茶しに入ったマックから駅に戻れなくなってしまい
結局、乗るはずの無かったバスを利用することにした。
でも1dayで£3.5 しかし間違って£4.2 入れてしまった。

青い壁の家は見つけられなかったけど、(当たり前か)
なんとなく見つけた家。
フォト



フィッシュ&チップス£5.9≒855を無駄に使ったくらいで。あとはよし!
こんなのひとりじゃ食べれないよー。
フォト


地図も開かず道に迷っていたら
現地の人に間違われたらしく、道を聞かれたり、バスの乗り方を聞かれたりした。
こっち迷子だ!
ホテルに戻ったのは22時。
切り裂きジャックが出そうな雰囲気の街なのに・・・


11月5日(水)
バッキンガム宮殿をみようとスーツケースをゴロゴロ、昨日辿ったハズの道を辿って
2時間掛かってたどり着いた宮殿。
小さかった。

近くのカフェで朝食。
英語・・・もう聞きたくない。
早くも病気が始まり、バスに乗りガトウィック空港へ。
郊外の街並みの方が私の好きな雰囲気だった。
この空港。日本人はおろか、アジア人すら見かけなった。
Easyjetにていざプラハへ!


                          

旅行の満足度
2.0
観光
1.5
ホテル
2.0
グルメ
2.0
ショッピング
2.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 徒歩 飛行機
航空会社
ブリティッシュエアウェイズ
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
ブッキングドットコム

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