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プーリアの小さな田舎町のグラヴィーナには、<br />アッピア街道の宿場町として繁栄していた町の情景とは異なる別の顔があるのです。<br /><br />異教徒からの迫害を避けるため隠れるように暮らしていた住民たち。<br />町の横を流れる渓谷の岩肌にはそんな歴史を持った洞窟住居が残っています。<br /><br />そんな悲しい過去の歴史を携えた町の裏の景色を、<br />この町を去る前に見ていくことにしました。

グラヴィーナの洞窟住居探訪 - 南イタリアぐるり旅 4日目(3)

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2014/05/18 - 2014/05/18

4位(同エリア14件中)

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サンルカ

サンルカさん

プーリアの小さな田舎町のグラヴィーナには、
アッピア街道の宿場町として繁栄していた町の情景とは異なる別の顔があるのです。

異教徒からの迫害を避けるため隠れるように暮らしていた住民たち。
町の横を流れる渓谷の岩肌にはそんな歴史を持った洞窟住居が残っています。

そんな悲しい過去の歴史を携えた町の裏の景色を、
この町を去る前に見ていくことにしました。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • 町探索の途中でたびたび目にしていた渓谷の景色。<br /><br />どうやら谷の向こう側へも行けるとのことなので、<br />食後の散歩がてら行ってみることにしました。<br /><br />小さな町とはいえ、町外れまで歩くのは面倒だったので、<br />クルマに乗って目指す場所までビュッと移動します。

    町探索の途中でたびたび目にしていた渓谷の景色。

    どうやら谷の向こう側へも行けるとのことなので、
    食後の散歩がてら行ってみることにしました。

    小さな町とはいえ、町外れまで歩くのは面倒だったので、
    クルマに乗って目指す場所までビュッと移動します。

  • 対岸とグラヴィーナの町がこの古い橋でつながっています。<br /><br />今はどう見ても対岸には人は住んでいないようですが、<br />かつてまだ住民が生活をしていた時代は<br />この橋で人々が行き来をしていたのでしょうか?<br /><br />でもそれは無いでしょうね。<br />渓谷の洞窟に人が住んでいたような時代にこんな橋は作れないはずです。

    対岸とグラヴィーナの町がこの古い橋でつながっています。

    今はどう見ても対岸には人は住んでいないようですが、
    かつてまだ住民が生活をしていた時代は
    この橋で人々が行き来をしていたのでしょうか?

    でもそれは無いでしょうね。
    渓谷の洞窟に人が住んでいたような時代にこんな橋は作れないはずです。

  • そんな橋の手前にあったのが昔の洗濯場。<br /><br />大きな水槽が上と下で2段になっているのですが、<br />やっぱり下側が汚れ物の洗い場で上が濯ぎ用だったのでしょうか。

    そんな橋の手前にあったのが昔の洗濯場。

    大きな水槽が上と下で2段になっているのですが、
    やっぱり下側が汚れ物の洗い場で上が濯ぎ用だったのでしょうか。

  • では、橋を渡って古代の地へ。

    では、橋を渡って古代の地へ。

  • 橋の上から渓谷の上流側(北側)を見たところ。<br /><br />年月を経て浸食された渓谷は、大きく弧を描くように蛇行しています。

    橋の上から渓谷の上流側(北側)を見たところ。

    年月を経て浸食された渓谷は、大きく弧を描くように蛇行しています。

  • 橋を渡りきった対岸からの眺め。<br /><br />真ん中に見えているのがさっき見にいったカッテドラーレですね。

    橋を渡りきった対岸からの眺め。

    真ん中に見えているのがさっき見にいったカッテドラーレですね。

  • さあ、グラヴィーナのもうひとつの顔を見てみることにしましょう。<br /><br />町側からの眺めでひときわ目立っていた教会の塔らしき建物ですが、<br />近づいてみたら中に入れるような大きさではなかったです。<br /><br />ここはマドンナ・デッラ・ステッラという名前の教会で、<br />教会本体はこの塔の下にありました。

    さあ、グラヴィーナのもうひとつの顔を見てみることにしましょう。

    町側からの眺めでひときわ目立っていた教会の塔らしき建物ですが、
    近づいてみたら中に入れるような大きさではなかったです。

    ここはマドンナ・デッラ・ステッラという名前の教会で、
    教会本体はこの塔の下にありました。

  • 教会の塔らしき場所から町側を眺めるの図。<br />渓谷を横切る橋も、ここから見れば立派だということが分かります。<br /><br />右の方に見えている新しめの建物があるのはグラヴィーナの新市街。<br /><br />この日はきっと我々以外の観光客はゼロだったのか、<br />橋を渡って対岸に遊びにやって来るようは人はひとりもいませんでした。

    教会の塔らしき場所から町側を眺めるの図。
    渓谷を横切る橋も、ここから見れば立派だということが分かります。

    右の方に見えている新しめの建物があるのはグラヴィーナの新市街。

    この日はきっと我々以外の観光客はゼロだったのか、
    橋を渡って対岸に遊びにやって来るようは人はひとりもいませんでした。

  • こちらは渓谷の下流側。<br /><br />崖の壁面には所々に四角い穴が開いていますが、<br />それらが古代に人が住んでいた住居や教会なんかの跡。

    こちらは渓谷の下流側。

    崖の壁面には所々に四角い穴が開いていますが、
    それらが古代に人が住んでいた住居や教会なんかの跡。

  • 荒涼とした渓谷の岩場からほんの数100メートルの距離の対岸に、<br />人々で賑わっている町があるという不思議な光景。<br /><br />隠れるように岩に穴を掘って暮らしていた悲しい歴史の地と、<br />かつて繁栄していた町が谷を隔てて向かい合っています。

    荒涼とした渓谷の岩場からほんの数100メートルの距離の対岸に、
    人々で賑わっている町があるという不思議な光景。

    隠れるように岩に穴を掘って暮らしていた悲しい歴史の地と、
    かつて繁栄していた町が谷を隔てて向かい合っています。

  • カッテドラーレの下に見える建物は、現在住民のいない廃墟のようです。<br /><br />地盤が崩れる危険から使用禁止になったことも想像できますが、<br />そうでないのなら捨てがたい場所であるような気もします。<br /><br />B&Bとかレストランとかやったら人気が出そうですけど……。

    カッテドラーレの下に見える建物は、現在住民のいない廃墟のようです。

    地盤が崩れる危険から使用禁止になったことも想像できますが、
    そうでないのなら捨てがたい場所であるような気もします。

    B&Bとかレストランとかやったら人気が出そうですけど……。

  • かつての住居か教会の跡。だと思います。

    かつての住居か教会の跡。だと思います。

  • 岩に刻まれた細い道は、貯水を目的に雨水を流していた水路?<br /><br />もしかしたら下水を流す道だったのかも。

    岩に刻まれた細い道は、貯水を目的に雨水を流していた水路?

    もしかしたら下水を流す道だったのかも。

  • こんな景色を前に、のんびりとした時が流れていきます。<br />渓谷を渡っていく風も気持ちがいい。

    こんな景色を前に、のんびりとした時が流れていきます。
    渓谷を渡っていく風も気持ちがいい。

  • 古代地区の北側、町から見たら向かって左手。<br />地面が平坦なところには四角い穴が無数に開けられています。<br /><br />これはきっとお墓の跡なのでしょうね。

    古代地区の北側、町から見たら向かって左手。
    地面が平坦なところには四角い穴が無数に開けられています。

    これはきっとお墓の跡なのでしょうね。

  • こちら側の岩にもぽっかり穴がいくつも開いてます。

    こちら側の岩にもぽっかり穴がいくつも開いてます。

  • グラヴィーナの古代地区も存分に探索できたのでそろそろ帰りましょう。<br /><br />ということで、マドンナ・デッラ・ステッラ教会まで戻ってきました。

    グラヴィーナの古代地区も存分に探索できたのでそろそろ帰りましょう。

    ということで、マドンナ・デッラ・ステッラ教会まで戻ってきました。

  • ほらこの景色。<br /><br />ここが人気観光地となり観光客が押し寄せる姿を想像すると……。<br />このまま鄙びた静かな町のままで残っていって欲しいと願います。

    ほらこの景色。

    ここが人気観光地となり観光客が押し寄せる姿を想像すると……。
    このまま鄙びた静かな町のままで残っていって欲しいと願います。

  • さて、渡ってきた橋を通って帰りましょうか。<br /><br />クルマは橋から続いている道の先に停めてきています。

    さて、渡ってきた橋を通って帰りましょうか。

    クルマは橋から続いている道の先に停めてきています。

  • 橋の途中からマドンナ・デッラ・ステッラ教会を再確認。<br /><br />鐘楼の下にも洞窟教会がありましたが、施錠されていて中は見れません。

    橋の途中からマドンナ・デッラ・ステッラ教会を再確認。

    鐘楼の下にも洞窟教会がありましたが、施錠されていて中は見れません。

  • クルマに戻ってグラヴィーナを出発。<br /><br />遠回りにはなりますが、町の外周を通って渓谷を眺めていきましょう。

    クルマに戻ってグラヴィーナを出発。

    遠回りにはなりますが、町の外周を通って渓谷を眺めていきましょう。

  • こちらも先ほどの場所からやや南側からの風景。<br />クルマが無いとここまで来るのもちょっと面倒です。

    こちらも先ほどの場所からやや南側からの風景。
    クルマが無いとここまで来るのもちょっと面倒です。

  • あの辺りが古代の人気住宅地か繁華街だった場所?

    あの辺りが古代の人気住宅地か繁華街だった場所?

  • 脇道に入ってみたら電車の踏切がありました。<br />もちろん遮断機なんかはありません。<br /><br />電車ってやってくるのでしょうか?

    脇道に入ってみたら電車の踏切がありました。
    もちろん遮断機なんかはありません。

    電車ってやってくるのでしょうか?

  • どう見ても廃線っぽさ満点ですが、<br />どうやらこの線はバジリカータ州のポテンザに繋がってるらしい。<br /><br />でも1日に何本も走っていないようです。

    どう見ても廃線っぽさ満点ですが、
    どうやらこの線はバジリカータ州のポテンザに繋がってるらしい。

    でも1日に何本も走っていないようです。

  • 反対側はこんな感じ。

    反対側はこんな感じ。

  • そんなこんなでグラヴィーナを離れてクルマを走らせます。<br /><br />緑が生い茂る広大なプーリアの風景の中を……。

    そんなこんなでグラヴィーナを離れてクルマを走らせます。

    緑が生い茂る広大なプーリアの風景の中を……。

  • で、出ました、モイラ!!<br />一度目にしたら、このポスターが気になって仕方がありません。<br /><br />夢にまで出てくるような勢いだったので、<br />2011年にヴェローナまで見にいったのですけど。<br /><br />この3月にはグラヴィーナに来ていたのですね。

    で、出ました、モイラ!!
    一度目にしたら、このポスターが気になって仕方がありません。

    夢にまで出てくるような勢いだったので、
    2011年にヴェローナまで見にいったのですけど。

    この3月にはグラヴィーナに来ていたのですね。

  • グラヴィーナから人っ子一人通らない道を南下していきます。<br />ここはプーリア州から再びバジリカータ州に入った辺り。<br /><br />そろそろ次の目的地が近づいてきました。

    グラヴィーナから人っ子一人通らない道を南下していきます。
    ここはプーリア州から再びバジリカータ州に入った辺り。

    そろそろ次の目的地が近づいてきました。

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