2014/05/18 - 2014/05/18
3位(同エリア14件中)
サンルカさん
朝からクルマを飛ばしてやってきたプーリア。
カンティーナの見学を終えて町中をブラブラ散歩です。
ここグラヴィーナ・イン・プーリアは地名そのものが“渓谷”。
グラヴィーナとはイタリア語で渓谷という意味ですからね。
その名のとおり町の脇に渓谷があるというか、
渓谷の崖沿いに町が作られているのです。
アッピア街道の宿場町としてローマ時代に繁栄していた町ということもあり、
ここでもきっと何か面白いものに出会えそうな予感がします。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
立派な宮殿や教会に囲まれているこの広場が、
グラヴィーナ・イン・プーリアの中心となるベネデット13世広場。
まだ午前11時過ぎでお昼にはちょっと早いので、
ランチのお店を探しがてら町をブラブラ歩いてみることにしましょう。 -
ガイドブック等でグラヴィーナで最も美しい広場と紹介されている、
ノタル・ドメニコ広場に建つサンタ・マリア・デル・スッフラジオ教会。
ここも周囲を宮殿で囲まれる、こぢんまりとした空間です。 -
こちらは、そのノタル・ドメニコ広場の一角にあるプルガトリオ教会。
人は死後に天国へ行く前に清めを受ける期間があるそうで、
生前に犯した罪をここですべて浄化してから天国に行くとのことらしい。
まぁそんな教会で、17世紀に建てられたとのことです。 -
壁にはドクロの紋章が……。
-
入り口トビラの上にもほら!! ガイコツが待ち構えています。
-
入り口左右の柱は、こんな変な動物が支えていました。
カワウソに見えなくもないけど、彼らはいったい誰だ? -
ここへ来る途中で見かけたニワトリのオバケの正体はこれだった!?
コラ・コーラというこの地の民芸品なのかな?
ここで作っているのか売ってるようですが、残念ながら今日はお休み。
気になりますが、けっきょく正体は謎のまま。 -
町歩きを続けていると、またまた不思議な場所を発見!!
どうやらグラヴィーナの地下が探検できるみたいな感じです。
なんかナポリでも似たようなことをやった気がしますが、
最近のイタリアって各地で地下推しでもやってるのでしょうか? -
ガイドのフランチェスコに連れられ、グラヴィーナ地下探検へ突入です。
手には階段の上で受け取った大きな懐中電灯。
地面を這っているロープ状の照明が、うっすらと階段を照らしています。 -
険しい渓谷の上に築かれたグラヴィーナ市民が貴重な水を確保するため、
はるか遠い昔に掘られた地下水路だったのですが、
何世紀が経過し、いつしかその存在さえ忘れ去られていたとのこと。
そんな地下都市が再び住民に発見されたのは今から10年ほど前。 -
ナポリと同様、地下で石を切り出して地上の建物を建てていたそうです。
もちろん電気で動く機械など存在しなかった時代。
こうやって人の手でひとつずつ切っていたのです。 -
町のすぐ脇が深い渓谷となっているのですが、
昔々の時代は渓谷の川底に水が流れてはおらず、
水は地面の下を浸透水として流れるのみだとのこと。
そこで地面を深く掘って水源を確保していたのです。
で、ここがその貯水槽。
奥にバケツが照らされていますが、あれで水を汲み上げていたのです。 -
上を見上げると遠くの汲み上げ口から光が差し込んで見えます。
-
ほら、こっちを見て!!
と、フランチェスコが懐中電灯でなにかを照らしています。 -
なかなか下手な彫刻ですけど、羽根が生えているからこれは天使ですか?
昔の人たちが地下での仕事の安全を祈って掘ったもののようです。 -
グラヴィーナ旧市街の地下に広がっている巨大な空間では、
水確保のための水路だけではなく、排水のための下水路や、
移動のための通路に穀物倉庫やワイン蔵として使われていたとのこと。
そしてここがカンティーナの跡。
昔はこんな地下でワインが作られていたのです。 -
岩盤を削って作られた台の上にこうして樽が並べられていました。
出来たワインはこの台の上を転がして地上へ搬出していたそうです。 -
ブドウを圧し潰して果汁を絞り出す圧搾機。
土台部は地中の岩盤を直に削って作られています。
メインの地下空間探検はこんなもので終了。 -
「さあ次に行こう!! 」と、おもむろに町中へと連れ出されていきます。
とはいっても、少し進むごとにフランチェスコは知人と出会って立ち話。
その都度自慢げに「日本人の知り合いだ」と紹介されるのですけど……。
まぁそんなこんなで、繁華街を抜けて突然どなたかの住居の門の中へ。
そして中庭に建つ物置なのか駐車場なのかの小屋の中へ……。 -
中はこんな感じで何にもありません。
強いて言えば小汚い空間。
隅には薪のかまどがあってちょっと不気味です。 -
その奥をさらに進んでいくと階段があって、
下りていくとそこもやはり地下空間。
こちらはその昔は宗教関連の施設として使われていた場所で、
どうやらお墓だったようです。
近年まではここの住民たちが物置として使っていたみたいですが、
グラヴィーナ市が重要な遺跡として買い上げた(借りている)? -
そしてまたまた散歩する人たちの中を抜けて町外れへ。
道路脇からこんな景色を見ながら先へと歩いていきます。 -
やってきたのがこんな場所。
またも、どこにでもあるような建物の中に入ろうとしています。
でもそこのトビラにはカギが……。
フランチェスコは道路端の誰かのポストの中からカギを取り出します。 -
これは教会ですね。
でも只の教会ではなく、岩を掘って作られている洞窟教会。
その名もサン・バジーリオ・マーニョ教会。 -
強度を保つためいくつもの柱を残しつつ岩盤が掘られています。
-
洞窟内にはいくつかの祭壇が作られています。
これはその中で一番大きなもの。
台の下にはうっすらとフレスコが残っています。 -
祭壇の裏にも小さな部屋が作られていたりと、
なにげに複雑な構造になっています。
ということで洞窟教会の見学は終了ですが、
でもまだまだここで終わりではない。 -
次にやってきたのは町の博物館。
ここも訪れた時には閉まっていましたが、
フランチェスコがどこからかカギを持ってきてトビラを開けてくれます。
そのまま博物館の中に入り展示物の脇を進んで行けば、
建物の奥にあったのがこれ……。 -
3世紀の終わり頃に作られたとされるサン・シスト教会が、
この博物館内にごっそりと移設されているそうです。
元は渓谷の壁に掘られていた古い洞窟教会ということで、
壁面には初期ビザンティン形式の鮮やかな壁画が残されていたのです。 -
半円形のアプスの内面に描かれたフレスコ画。
劣悪な環境である洞窟内で、よくここまで鮮やかに残っていたものです。
でも、岩盤に描かれているものを、どうやって運んで来るのでしょうか? -
向かって右側の壁
-
左側の壁
-
最後に博物館をちょこっと見学。
こんなのとかが並べられていました。
ここグラヴィーナはアッピア街道の宿場町をして栄えた町であり、
ローマ時代からの遺物も多数発掘されているそうです。
なので、この博物館もじっくり見学すれば楽しいのでしょうけど、
今日はのんびりしている時間はないかな……。
地下の探検+オプション探検であちこちと町を回りましたが、
これにてツアーは終了です。 -
結局、お昼ご飯をどこで食べるかをまだ決めていませんし、
もうちょっと町歩きを続けてみることにしましょう。
ということでやってきたのが、この町で一番立派なカッテドラーレ。
11世紀後半に作られて、何度かの改築を経て現在の姿になったそうです。 -
なにげに教会の中にも入ってみました。
-
カッテドラーレが建っているのは旧市街の西の端。
建物正面にある小さな広場の端に立てば、
渓谷を望むこんな風景が広がっています。 -
その昔は、町は渓谷の際まで迫り出していたのでしょうか。
現在は建物を端からちょっと後退させたみたいですけど、
建物の土台となる基礎部らしき跡が崖ギリギリまで残っています。 -
時刻はもうすぐ12時半。
そろそろお昼ご飯でも食べに行きましょうか。
気になる店が1軒あったので、そこに行ってみます。 -
つい30分ほど前まで、この通りを大勢の人々が行き来していたのですが、
気が付けばぱったりと、人っ子一人いなくなってる……。
そして、目星を付けていたお店に行ってみたのですが、
今日は日曜日、残念ながらお休みでしょうか。
トビラが開くような気配がまったくありません。 -
ちょっと前までなら日曜日に外でご飯を食べるのはひと苦労でしたが、
最近のイタリアではそこそこ開いてる店もあったのですけど……。
初めて来た南イタリアはまだまだ昔の生活スタイルが保たれたまま……?
ついさっきまで開いてたお店までも全部閉まってます。 -
で、唯一開いてたのがこのバール。
どうやらお客さんが残っていたので閉めるタイミングを逃したみたい。
「今からでもなんか食べれる?」と聞くと大丈夫というので、
レストランは諦めてここで食べていきましょう。
背に腹は変えられません……。 -
ショーケースの中には美味しそうなお菓子たちが並んでいます。
この店はこの手のドルチェ系が得意なのでしょう。
でもまずは昼ご飯になるものを……。 -
マッティアちゃんの始めての聖体式を祝うためのケーキ。
作ったらすぐ注文主の元に届けたり店の奥で保管するのではなく、
こうして店先に展示して
みんなに“5月25日だよ”とお知らせしているのです。 -
ここはバール。
注文できるものだって限られてます。
まぁ、無難なパニーニにしておきましょう。
サラミ入りのやつを作ってもらいました。 -
ささっと食事を済ませたら、早々に行動再開。
クルマを停めた場所へ戻ります。 -
そうそう、こんな時計が付いてる教会が目印でした。
では、次いってみましょう!!
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