2014/12/28 - 2015/01/04
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azianokazeさん
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2015年1月2日 シェンクアン観光を終えて首都ビエンチャンに移動 半日観光
翌1月3日、ベトナム・ホーチミンシティ経由で帰国
ホーチミンシティで待ち時間が10時間ほどあったので、いったん市内に出て、街の空気を感じることに。
ここまでは予定のコースですが、その後機体のトラブルで香港に緊急着陸、半日ほど待つことに。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
三日半ほどのシェンクアン観光を終了 首都ビエンチャンへ。
ポーンサワンの空港への移動は特に頼んでいなかったのですが、ホテルを出ると、三日間お世話になったドライバー氏が待っていました。
フライトは1日1便しかないので、この日に帰ると言えば、おのずと時間も決まってきます。 -
普段は通路側席を頼むので機外の景色を眺めることは少ないのですが、たまたま窓側に座ったところ、思いのほかラオスの山並みがきれいで見とれてしまいました。
プロペラ機は高度が低いので、ジェット機と違って眺めも楽しめます。
日本でも、近年投入されたプロペラ機ボンバルディアDHC・8Q400を乗り継いで、二日間で日本一周の空旅を楽しむことができるようです。
早いだけが能じゃない・・・ということでしょう。 -
ポーンサワンからビエンチャンは、プロペラ機でゆっくり飛んでも30分ほど。
お昼頃には、agoda予約のホテル「Sinnakhone Hotel」にチェックイン。
1泊約3500円
窓なし部屋ですが、どうせ一晩寝るだけですから。
ただ、室内でのWiFi事情がよくなくロビーで作業。
イスの肘掛にPCを置いて作業してたところ、床に落下。
息が止まりそうになりました。少しボディがゆがんだような・・・。
(旅行記(1)で、往路のビエンチャンでの出来事として書きましたが、勘違いで、復路での出来事でした)
その後もなんとか使えてはいますが、もともと電源スイッチの具合があまりよくなかったのが、更に起動しづらくなったような感も。使用中にときにフリーズするのも落下のせいか・・・。 -
ホテル前の街並み
ビエンチャンは11年半前のルアンパバーン観光で立ち寄って以来ですが、「貧相な首都」と言われていた当時に比べれて、随分と小奇麗になった感じがします。 -
同じくホテル前
ホテル向かい(写真左手)のレストランなんて、壁を水が流れ落ちるような装飾で、地元鹿児島の田舎でも見ないようなオシャレな店でした。 -
ただ、実際食べたのはそんな高そうなお店ではなく、街中のローカルなお店。
それでもメニューに写真がついている店が多く、ポーンサワンとはやはり違います。 -
道に並べられた、プルメリアの花を模した椅子なんていうのも可愛い感じ。
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ビエンチャンの観光スポットというと、ガイドブック的には今も昔も限られています。
今回も、以前訪れた場所を回ることになります。
通りの奥に見える「パトゥーサイ」も、そのひとつですが、先に「ワット・ホーパケオ」に向かいます。 -
13時過ぎで、お昼休みが終わる時間。時間通りには開かないところがラオスです。
「ワット・ホーパケオ」前には長蛇の列が。
そこで先に、向かいの「ワット・シーサーケット」を見ることに。
最近はラオスも観光客が多いようです。特に中国系が目立ちます。 -
で、こちらが「ワット・シーサーケット」 入場料は5千キープ(約80円)
1551年に当時の国王が建立を指示したお寺だそうです。 -
「ワット・シーサーケット」の特徴は、なんといっても夥しい仏像
本堂を取り巻く回廊に仏像が並び、壁の小さな穴(3420個)には、それぞれ2体ずつの仏像が祀られています。 -
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本堂内は撮影禁止ですが、やはり2052体の仏像が並んでいます。
壁に描かれた壁画も古そうな感じです。 -
続いて、先ほどパスした「ワット・ホーパケオ」
入場料は5千キープ(約80円)
エメラルド仏を安置するために建立されましたが、エメラルド仏はその後タイ(シャム)に持ち去られました。
エメラルド仏が誰によってどこでつくられたかは、伝説の世界に入り込みますが、時の権力者の奪い合いによって、東インド、スリランカ、タイ各地、ラオスなどを転々としたようです。
南・東南アジアの仏教世界のつながり(正確には戦争の歴史ですが)を示すものです。
ビエンチャンの「ワット・ホーパケオ」も、バンコクの「ワット・プラケーオ」もその舞台のひとつです。 -
本堂内部は多くの仏像が集められた博物館になっていますが、撮影禁止です。
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本堂の周囲にも、仏像が祀られています。
11年半前に訪れたときは、無造作に転がしてある仏像、壊れかけた仏像なども多く、いかにも“ラオス的”でしたが、現在はきれいに整備されています。 -
「ワット・ホーパケオ」敷地内
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続いては、ビエンチャンの象徴「パトゥーサイ」
1967年に建設を始めた、戦死した兵士を慰霊する塔で、パリ凱旋門を模してつくられました。 -
3千キープで中に入れます。
上部階には土産物屋さんがいくつも並んでおり、最上部は展望台になっています。 -
中央部天井の装飾 「歩き方」によれば、内部工事は未完成のまま終わっているとのことです。
資金的に苦しかったのでしょう。 -
展望台から眺めたビエンチャンの街並み(市内中心部方向)
こちら側の風景は、基本的には11年前とそう大きくは変わっていません。 -
反対側の眺め こちらはきれいに整備されました。
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11年前はこんな感じで工事中でした。
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ビエンチャンの数少ない観光スポット(あくまで個人的な決めつけですが)の最後は「タート・ルアン」
「パトゥーサイ」と並んでビエンチャンを象徴する仏塔ですが、仏塔がひとつあるだけで、タイやミャンマーの大寺院と比べようもない小規模なものです。 -
しかも、その装飾は金色一色。
まるで、子供が金色の折り紙でつくった工作のようでもあります。
ただ、青一色の空を背景にした金色一色の仏塔・・・そのシンプルさが、それはそれで・・・という感じで、印象的でもあります。 -
そこそこの観光客もいました。
入場料は5千キープ(約80円)だったのでは。 -
仏塔をとりまく回廊には古い仏像が並べられていますが、その多くは首がなかったりします。
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こちらは、首だけ。
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駐車場のアイスクリーム屋さん。
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以上でビエンチャン観光終了・・・ということにして、ホテルへもどりました。
移動はトゥクトゥクですが、市街はずれの「タート・ルアン」から、メコン川も近いホテルまで30千〜40千キープ(500円前後)と、思ったより高額でした。
ホテルに入る前に、近くのメコン川の岸辺へ。
広々した河川敷です。 -
大河メコン
ラオスにとって、メコンのダム建設で得られる電力は、外貨が獲得できる数少ない輸出品ですが、メコンの水資源利用は周辺国との揉め事の種でもあります。 -
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川沿いにたくさんの露店が準備されています。
ナイトマーケットが開かれるようです。夜になったらのぞいてみましょう。 -
で、夜になりました。
メコン川沿いに並んだナイトマーケットは、相当な規模です。
数百mにわたって露店が並んでいます。
ただ、飲食関係の店はマーケット内部では営業が許可されていないようで、ナイトマーケット外側の路上などに点在しています。 -
暗い夜間と明るい店の照明で、まともに撮れていませんでした。
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衣服関係が中心ですが、ラオスも大量消費社会に突入している・・・ということでしょうか。
なお、中央女性が着ている裾模様が入った巻きスカート「シン」がラオス女性の伝統的な衣装で、学校の女子生徒も着用しています。 -
マーケット外側の屋台
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そこで買ったお菓子 お餅系統のお菓子で美味でした。
ラオスはここまで。
翌朝のフライトで帰国しますが、途中ベトナム・ホーチミンシティで9時間半待ち。
ちょっと街に出てみるつもりです。 -
1月3日 ホーチミンシティ
こうした大都会にはあまり興味ありませんが、空港で時間をつぶすよりは・・・ということで、街に出てきました。
最終目的地(福岡)までのスルーチェックインをしており、荷物も最終目的地受取になっているような場合、トランジットでの入国は認めてもらえないこともある・・・とのことでしたが、特段の支障もなく入国。
数時間の滞在ですので、レックスホテルの「レックス・ロイヤルコート」で伝統舞踊など見物しながらのディナーを・・・と目的は絞ってあります。
伝統音楽と伝統舞踊を堪能しながらベトナム料理を・・・と言うより、要はアオザイ姿のきれいなお姉ちゃんを見たいというだけの話ですが。
ショーまでの時間は、サイゴン川沿いなどをブラブラと・・・という予定です。
さすがにラオスと違って、ホーチミンシティでは高層建築物も。 -
レックスホテル近くの日本料理屋さんで遅めの昼食。
路地裏の小さなお店のせいか、10万ドン(約570円)と格安でした。
で、肝心の「レックス・ロイヤルコート」ですが、予約に寄ったところ、「一人?グループ客しかダメ」とのこと。
「はるばるラオスからこのためにベトナムまでやってきたのに」と泣き言のひとつも言いたかったのですが、英語でゴチャゴチャ話すのも面倒で、ハラハラと涙を流して退散。 -
ディナーショーが観れないとなると、市内にいてもやることもありません。
地図すら持っていないので、どこらへんにいるのさえわかりません。
それにラオスと違いベトナム・ホーチミンは暑いです。機内用の長袖を着ていますので、腕まくりしても汗が吹き出します。
ホーチミン市内まで出てきたのですから、せめて久しぶりにサイゴン川のリバーサイドぐらいブラブラしたと思ったのですが、どちらがサイゴン川方面かもわかりません。
街の人に尋ねても要領を得ません。
そこで交差点の路上でタバコなどを売っていたおばちゃんから地図を入手。
地図を見せながらリバーサイドに行きたいと訪ね歩き、ようやく川が見えてきました。 -
ここで問題がひとつ。
川沿いの大通りを渡らなければなりませんが、例によって信号がありません。
ものすごい数のバイク・車が切れ目なく流れる川のような広い通りをどうやって横断するのか。
ビエンチャンなどと比べると迫力が格段に違います。
ラオスは国民性でしょうか、車の運転もおとなしい感があり、クラクションもめったに鳴らしません。
幸い、現地の女性が渡ろうとしていたので、一緒にくっついて渡ろうと駆け寄ろうとしたら、斜めに傾いた縁石で足をすべらせて転倒。
年寄りはこれだから・・・・。
転倒の方はジーンズを少し汚したぐらいですみましたが、獲物を逃してしまいました。 -
しばらく、次の獲物がくるのを待っていると、しばらくして女性二人連れが。
今度は逃すまいと金魚の糞のようにくっついて、ようやく通りを渡ることができました。
渡るときは、向かってくる車におびえて立ち止まったりしてはいけません。駆け出すのはもってのほかです。死にます。
車の流れの中を、ジワジワと一定ペースで進むことが肝要です。 -
サイゴン川のディナークルーズ船
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ベディナークルーズ船のンゲー号
寿司も食べたし、サイゴン川に浮かぶベンゲー号も見たし・・・ということで空港へもどります。
暑い市内を彷徨うより、涼しい空港でブログでも書いて時間を潰すつもりです。
明日の7時半、福岡空港着の予定です。 -
1月4日の7時半、福岡空港着・・・のはずでしたが、なぜか香港の空港にいます。
ベトナム・ホーチミンシティを今朝1時頃に飛び立ったベトナム航空でしたが、テクニカル・プロブレムが発生したとのことで、香港に緊急着陸。
早朝に香港空港に急きょ着陸したため、空港がまだ“開いていない”とのことで、機内で1時間以上待機。
機外に出ても、なんだかんだで話が先にすすみません。
エンジントラブルなんて、国際空港ならそんなに珍しいことではないと思いますが、あまり手際がいいという感じではありません。
空港担当者の英語の説明も聞き取りづらいところもあって、「日本人客が大半なのだから、だれか日本語が話せる係員を連れてこいよ」という感も。
8時頃にようやく朝食券をもらえましたが、空港内の店によっては利用を拒否するところもあったりしてイライラしたりもして。
9時頃に得た情報では、香港時間で16時に福岡に向け出発の予定とのことですが・・・・どうでしょうか。
別の機材をベトナムからもってくるのでしょうか、それとも修理して飛ばそうとのことでしょうか。
それにしても、乗客は日本人が大半でしたが、情報が少ないなかで機内でも空港でも、誰一人として声を荒げることもありません。私を含めみな従順に指示に従います。さすが・・・と言うべきか・・・。 -
10時くらいに空港外にあるホテルに案内されました。
マリオットホテルという部屋数600を超える五つ星ホテル(写真)です。
Agodaで調べると1泊が380ドルぐらいからということですので、税サとか含めれば1泊5万円を超えるのでは。
普段は絶対に利用することなどないタイプのホテルです。
ただし、一人客は他の一人客との相部屋です。
ベトナム航空の出費も大変ではとは思いますが、お昼前後だけの利用で宿泊する訳ではないので、格安料金なのでしょうか。
13時半にはまた空港に戻るとのこと。
実を言うと、アジア各国をよく旅行しますが香港はまだ空港外に出たことがありません。
ショッピングにも興味ないし(お金もないし)、中華料理は一人で食べるのは不向きだし・・・ということで、これまで訪れる機会がありませんでした。
せっかく香港に入国したなら、観光でもしたいところですが、ベトナム航空もそこまでは面倒はみてくれません。
以前、シンガポール航空がドバイでトラブルを起こしたときは、ホテルだけでなく観光旅行もやってくれましたが。
マリオットホテルは空港近くの郊外にあって、市内に出るにはタクシーで20〜30分近くかかるような話です。
タクシーを使って、どこか一か所ぐらい観光、あるいは市内で昼食するのも・・・とも考えたのですが、時間が中途半端なこともあって、今回はホテル内で相部屋の方と雑談などして過ごすことに。
予定の16時出発なら、福岡から鹿児島方面への新幹線になんとか間に合うのでは・・・・とも思いますが、それ以上の遅れはアウトです。どこかで1泊しないといけなくなります。 -
香港空港
あちこち引き回され、くたびれた乗客
ようやく帰国便搭乗間近になって、ゲート前で座り込み「帰れるまでここを動かないよ!」という帰国難民
結局、香港で離陸が1時間以上遅れたのが響いて、福岡到着は午後9時20分ぐらい。
入国手続きや荷物の受け取りなどで新幹線乗り継ぎはアウト。
福岡のカプセルホテルで1泊して翌朝(1月5日)鹿児島に帰ることになりました。
たまたま5日は仕事が休みでしたので事なきを得ましたが、ベトナム航空にも困ったものです。
11年半前のラオス・ルアンパバーン旅行では、正直なところ「ラオスは何もないところ」というイメージでしたが、今回のシェンクアンは見どころもいろいろあって楽しめました。
世界遺産の街ルアンパバーンよりお勧めです。
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