2014/12/25 - 2015/01/02
250位(同エリア1691件中)
Zabiさん
年末年始の休暇を利用してエジプトへ行ってきました。
旅程は
1日目 名古屋→アビダビ
2日目 アブダビ→カイロ カイロ泊
3日目 カイロ観光 カイロ→ルクソール ルクソール泊
4日目 ルクソール観光 ルクソール泊
5日目 ルクソール→アスワン→アブシンベル アブシンベル泊
6日目 アブシンベル観光 アブシンベル→アスワン→カイロ(ギザ) 車中泊
7日目 ギザ・ダハシュール・サッカラー観光 カイロ泊
8・9日目 カイロ→アブダビ→名古屋
です。
今回はファイブスタークラブの個人ツアーを利用しました。
カイロ市内散策の後半、オールドカイロ地区と新市街です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
-
イスラム地区見学の後、ハーン・ハリーリ市場からオールドカイロまでタクシーで移動しました。
メーターが付いてたのに交渉させられて40LE。
オールドカイロエリアに入る手前で降車です。
エリア前には警察のバリケードがあり、荷物検査もありました。 -
オールドカイロはカイロ発祥の地で、現在ではコプト教会を中心にキリスト教会が集まったエリアです。
地図で見てもよく分からなかったのですが、いくつかの教会は半地下になった通路沿いにありました。
写真は地下通路への入口です。 -
階段を降りると堀のような通路が続いています。
-
入ってすぐに聖ジョージ修道院がありました。
-
修道院は半地下になっています。
内部はかなり狭く、聖ゲオルギオスの竜退治のイコンが祀られている程度でした。 -
通路を先へ進むと聖セルジウス教会がありました。
イエス一家がエジプトに避難した際に滞在した洞窟跡に建てられたとされる教会です。
5世紀の建設ですが10〜12世紀ごろの再建です。 -
内部は撮影禁止でしたが、ちょっとだけ撮影。
正面の左側に聖家族が避難した洞窟跡が祀られていました。 -
次に聖バルバラ教会へ。
684年の建設ですが焼失。11世紀に再建された教会です。
割とこじんまりとした教会です。 -
横にあった部屋にはイコンと何やら聖遺物らしいものが祀られていました。
説明書きがないのでよく分かりません。 -
聖バルバラ教会と反対側にはユダヤ教会のベン・エズラ・シナゴーグがありました。
-
8世紀の建設ですが19世紀に修復されています。
写真撮影禁止でしたが、ここもちょっとだけ撮影。 -
キリスト教会とは違った趣があります。
-
地下道沿いの教会は見て回ったので、地上へ戻り、聖ジョージ教会へ向かいました。
こちらはギリシャ正教の教会で20世紀初頭の建設。
このエリアでひときわ目立つ教会です。 -
内部はそれ程広くはありませんが、コプト教会に比べると豪華な感じがします。
-
印象的な青いドームとキリスト。
-
教会正面扉の奥です。
欧米の教会とも大分雰囲気が違います。 -
聖ジョージ教会は遺跡の上に建っています。
-
階段脇にあった地下への入口。
たくさんの人が見物していたので行ってみました。 -
地下には洞窟があり、中では聖ゲオルギウスのイコンが祀られていました。
由緒はよく分かりません。 -
聖ジョージ教会の敷地内にはキリスト教徒の墓地もありました。
様々な形の墓があって面白かったですが、こちらはオベリスク風のお墓。 -
聖ジョージ教会の隣にはコプト博物館とバビロンの塔跡がありました。
バビロンの塔はビザンツ帝国時代の要塞跡。
外壁だけが残っており、外からのみの見学です。 -
コプト博物館は後回しにしてエル・ムアッカラ教会へ向かいました。
9世紀頃の建設ですが1984年に大規模改修されており、クリーム色の美しい教会です。
ローマ時代の砦の間に建てられたため、ハンギングチャーチ(吊られた教会)と言う別名があるようですが、現状では吊られた感は感じませんでした。 -
内部の礼拝堂は結構広め。
半地下通路沿いにあったコプト教会に比べて天井が高く厳かな印象を受けます。 -
柱の装飾とかも凝っています。
堂内にはイコンがたくさん飾られていました。 -
最後にコプト博物館へ。
館内撮影不可。
カメラは預入れが原則ですが、絶対撮らないと約束するなら預けなくてもいいといわれたので、預入れせず入場。
約束どおり写真はありません。
遅めの時間に入ったせいか、客は私以外にはいませんでした。
内部はコプト教会にまつわるイコンやフレスコ画、古い聖書などが多数展示されています。
初期キリスト教期のものは素朴な絵柄のものも多く、欧米系のキリスト教会とはまた違った雰囲気です。
あと、展示物の多くがケースに入れられてちゃんと湿度管理されていたのにはちょっと感心。
まぁこれが普通だとは思いますが、考古学博物館では木枠のガラスケースに南京錠、湿度管理って何みたいな状態だったので、随分と待遇が違うなぁと思いました。 -
オールドカイロも一通り見たので地下鉄で戻りました。
地下鉄マル・ギルギス駅はコプト博物館の目の前です。
地下鉄といってもここら辺りは地上線。
カイロの地下鉄はどこまで行っても1LEです。
窓口で切符を買って自動改札を通りました。 -
方向が分からないので、係員に方向を聞くと跨線橋を渡った側のホームだと案内されました。
-
地下鉄のホーム。
写真の列車は反対側行きです。
地下鉄は結構混んでおり、しかも地元率100%。
東洋人などいないので、何だかジロジロ見られました。
また、デモが頻発するタハリール広場直近のサダート駅は閉鎖されているためか止まりませんでした。
ナーセル駅で下車し、新市街をふらつきながらホテルへ戻ります。 -
歩き方の地図によるとナーセル駅の近くに酒屋が何軒かあるようなので探してみました。
駅を出て地図を頼りに7月26日通りを東へ少し歩くと1軒目の酒屋発見。
エジプトでは珍しく値札が貼ってあります。
ビールの500ml缶が10LEくらい。 -
さらに進むと2軒目発見。
両店とも店内は薄暗くなっています。 -
タラアト・ハルブ通りにも1軒ありました。
ここはモダンな店構えです。
この日はこの後飛行機に乗る予定だったので、結局買いませんでしたけど・・・。 -
新市街のタラハト・ハルブ通りを歩きました。
大勢の人が歩いており、ここらで一番賑わっている通りです。
今回は行きませんでしたが、この道をずっといくとタハリール広場に着きます。 -
高い建物はほとんどありません。
通りには劇場とかもありました。 -
ガイドブックに載っていたコシャリレストランのエル・タハリールに行ってみましたが、人気店らしく客で満員。
-
これまたガイドブックに載っていたコシャリレストラン、アブー・ターレクに行ってみました。ここも1階は混んでいましたが、2階はそれほどでもありませんでした。
-
メニューとかあるのかないのかよく分かりません。
コシャリもビックとスモールしかないようなので、店員にコシャリのスモールを注文しました。
7LEとお安い割に、結構な量で出てきました。
右がコシャリ。
スパゲッティとマカロニと米を混ぜた炭水化物の申し子です。
左の皿のヒヨコマメと揚げ玉ねぎをコシャリに載せ、トマトソースを掛けて混ぜ合わせて食べます。
初めて食べましたが、炭水化物たちはそれぞれ固さが違い、そこにマメや玉ねぎも加わって面白い食感です。
トマトソースも酸味が効いており、コシャリによく合います。
かなり美味しく、はまる味です。 -
そんなこんなでようやくホテルまで戻りました。
この後、ツアーガイドと合流し飛行機でルクソールへ向かいました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Zabiさんの関連旅行記
カイロ(エジプト) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37