2014/12/28 - 2014/12/28
172位(同エリア2815件中)
尚美さん
前日は吹雪のアントワープでしたが、今日のブリュッセルの天気予報は曇り、最低気温の予報は-7℃って?
私…凍っちゃうんじゃあない?
でも、寒さなんかに負けず、ぜーーったい、アール・ヌーヴォ-観てやる!
<旅の予定>
12月26日(金)伊丹空港発 JL3002 成田空港着
成田空港発 KL0862アムステルダム・スキポール空港着
スキポール空港発THALYS9382ベルギー、ブリュッセル (ブリュッセルに5泊)
12月27日(土)アントワープ観光
12月28日(日)ブリュッセル観光
12月29日(月) 〃
12月30日(火)ブリュージュ・ゲント観光
12月31日(水)ブリュッセル発THALYS9315スキポール空港着 機内泊
1月1日(木) 関西空港着
<目的>
「アール・ヌーヴォ-建築を観て、ベルギービールを堪能する」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ワールドエアシステム
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-
28日のホテルでの朝食は、これとヨーグルトです。
朝食を食べながらも、頭の中は、−7℃に私耐えられるのだろうか?ということばかり。
ベルギーの12月は日の出が遅く、まだ暗い8時半頃にホテルを出発。
外気はキンキンに冷たく、今までに体験したことのない寒さが現実に。
少し乗り慣れた感のあるメトロで、サン・ジル区方面へ向かいます。
Horta駅で下車し地上に出るとまだ夜明け少し前、案の定寒過ぎ、路面の凍結がハンパじゃないです。
最初に観ると決めていた、ポール・トゥジャエル通りの住宅を探す。
駅のすぐ近くのはずなのに見つからず、誰かに聞きたくても通行人がいない! -
ようやく見つけた、ポール・トゥジャエル通りの住宅(G・ストローヴェン作)。
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感激です。
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美しい街なみを見学しながら、
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有名なアール・ヌーヴォ−建築が集中しているドゥファック通り周辺を目指します。
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美しい建物が点在し、歓喜狂乱しますが…
-
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寒さでガタガタ震えてきて…
-
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ドゥファック通り手前のJanson停留所からトラムに乗り、一旦退却。
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グラン・サブロン広場のヴィタメールのカフェへ。
いい雰囲気です。
温まって、ずっとガタガタしていた体の震えがやっと治まりました。
まるで私、解凍された冷凍食品のよう?
無茶しますねぇ。
2軒隣のヴィタメールのチョコレートショップで、チョコレートを買い、テンションも上がり、また散策へ。 -
グラン・サブロン広場近くのRue Lebeanにあるオルタ作の家。
-
玄関ドア上の窓の装飾が優美です。
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次なるアール・ヌーヴォ−を求め、ロワイヤル広場を通りすぎます。
ゴドフロワ・ド・ブイヨンの騎馬像と聖ヤコブ教会をパチリ。
この地区には、王宮・王立美術館・国会議事堂などの壮麗で巨大な建物群が。 -
私は、お目当ての楽器博物館へ。
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P・サントノワの建築で、元はオールド・イングランドというデパートだったそうです。
-
楽器博物館のエレベーターは、ホテルメトロポールと同じ、ドアを手動で開閉するレトロなもの、。
ここでは、最上階のレストランでランチにしたかったのですが、予約で満席。
残念です。 -
王立美術館のレストランの入口。
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王立美術館内のレストランの入り口。
きれいです。
ここでランチにしようかと迷いますが、アール・ヌーヴォ−建築巡りを優先させます。 -
でも、お腹はすくので、美術館を出た所で見つけたワッフル屋さんの車で、ワッフルを買って食べました。
アツアツで外側がカリッカリッで大きくて甘い、リエージュ風ワッフル。
ムッチャ美味しい!
ベルギーで食べたものの中で一番おいしかったかも。 -
再びトラムに乗って、Darwin停留所で降り、ダーヴィン通りへ。
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いいですねぇ。ダーヴィン通り。
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ダーヴィン通りの家。
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同じダーヴィン通りの家の二階窓部分。
窓上の壁画は赤色の背面に植物が描かれているようです。 -
別のダーヴィン通りの家(E・ブレロ作)。
前の写真の家と向かい合わせで、ファサードもほとんど同じ。
前の家も、ブレロの建築ということですね。 -
こちらのダーヴィン通りの家の壁画は、薄いブルーの背面にツバメと鶏です。
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同じダーヴィン通りの家。
ドアや窓枠が黄色っぽく塗られ、けばけばしい印象も。 -
同じダーヴィン通りの家。
でも大好きです。
特に、玄関ドアのガラス部分や、二階出窓下部の装飾を写したこの写真、お気に入りです。 -
アノン邸(ブランフォ作)。
階段壁画やステンドグラスもすばらしいそうですが、現在は内部の見学はできないとの事。 -
アノン邸とみみずく邸(ペルスネール作)は隣同士です。
みみずく邸のてっぺんには2体の石のみみずくがとまっています。 -
みみずく邸の玄関ドア上のみみずくの絵。
凝ってますねぇ。 -
そしてそして、ヴィクトール・オルタの自邸です。
開館時間少し前ですが、人だかりができています。 -
オルタ邸の玄関扉の金具部分。
外観で、すでに素敵過ぎる! -
貴重な、内部も見学できるアール・ヌーヴォ−建築のオルタ邸。
一度に入場できる人数が限られているので、行列に10分程並びました。
その内部が、もの凄かった。
光あふれる天井・階段室はもちろん、壁・床のモザイク・照明・家具・扉のパーツという細部にいたるまでの見事なこだわり。 -
オルタ邸の外観のトンボ部分です。
ここに来られて、オルタ邸を観られて、本当に良かったです。
オルタ邸の素晴らしに圧倒され、抜け殻状態になりながらも、次のアール・ヌーヴォ−建築を目指します。 -
オルタ邸近くの、アフリケーヌ通り92番の家(Fabribeckers作)。
好きだなぁ、この家。 -
そして、オルタとならぶ巨匠、ポール・アンカールの自邸です。
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アンカール邸。
最上階の出窓手すりのデザインも素敵です。 -
アンカール邸。
壁画は紫陽花。建築された年、「1893」も。 -
フェデル通りの家(A・ローゼンブーム作)。
-
フェデル通りの家の、4階部分の壁画は、本当に美しい。
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フェデル通りの家の壁画、女性のアップ。
-
そして、アンカールの最高傑作と言われるチャンベルラーニ邸。
-
チャンベルラーニ邸。
噂に違わぬ美しさです。 -
チャンベルラーニ邸のファサード。
-
チャンベルラーニ邸の壁画もアップに。
-
まだまだいきますよぉ〜、オルタのデビュー作、タッセル邸です。
曲線を描いて張り出した出窓とその柱、最高です。 -
タッセル邸。
窓好きにはたまらない究極の窓。
すごいものを観てしまった。 -
オルタ作のソルヴェイ邸。
まだまだ行くつもりが、さすがに疲れてきました。
あまりの刺激の連続に、頭が爆発しそうです。
あとは、マンガ博物館の建物を観て、帰りましょう。 -
マンガ博物館近くの、コングレ記念塔。
このコングレ広場には人っ子一人いません。
素晴らしい塔が、もったいない。 -
コングレ塔台座部分。
-
オルタ設計の、マンガ博物館。
ゴメンね、私、マンガの展示には興味がなくて…。 -
マンガ博物館。
興味津々なのは、建物の方。 -
マンガ博物館。
扉の上の細工も美しい。 -
ショッピング・アーケードのモネ・センターの中を通ってホテルに帰ります。
モネ・センター内部、きれいなので写真を撮っておくことに。 -
夜は、同じホテルに宿泊していた日本人の方と、イロ・サクレ地区のレストランへ。
1杯目のマース(一番安いビール。ホテルの冷蔵庫にあるのと同じ)は、無料。 -
2杯目、私はベルヴュークリークに。
泡までピンクできれい。
レストランの名前は忘れましたが日本語のメニューがあり、注文するのに困らなかったです。
スープ、アンコウのクリーム煮(ワーテルゾーイというのだと思う)、エビのコロッケ、どれも美味しかった。
この旅行唯一の、ちゃんとした夕食になりました。
お連れの方に感謝!
明日は、ブリュッセル、アール・ヌーヴォ−建築巡りの2日目です。
今日行けなかった所、全部行きつくしたい! -
オルタ美術館の入場券(左)、自分に買ったオルタ美術館のシール(中上)とそれを入れてくれた紙の袋(右)。
中下は、ブリュッセルのトラムの切符。
到着した日に買った10回券では足りず、自動券売機で1回券も何度か購入。
ずいぶんお世話になりました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ひなこさん 2015/09/23 09:58:25
- アールヌーボーと尚美さん
- 尚美さま、
こんにちは、
今頃になって申し訳ないのですが、
街の中がこんなにアールヌーボーの建物があるなんて、綺麗ですね!
尚美さんが夢中になっていらっしゃるのが眼に浮かぶようでした。
不勉強でベルギーのことは全然知りませんでした。
美術館に飾ってあったり本に出ているより、実物が現実に街にあるのが素晴らしいですね。細かい造作や絵や、窓にドアに、全部!!!でした。
この、ブリュッセルのアールヌーボーと東欧のアールヌーボー、ウッチのアールヌーボー、それぞれ微妙に違うのでしょうか?作者が違えば違うのは当たり前と思いますが、地域性もあるのですか?目の前にして、どんな感じでしたか?
ー7℃だったら、私はきっとホテルで縮こまると思いました。愛は勝つ、ですね。
ひなこ
- 尚美さん からの返信 2015/09/23 12:08:05
- アールヌーボーと尚美さん←気に入りました、ありがとうございます
- ひなこ様
いつも温かく見守って下さり、ありがたいです!
> 街の中がこんなにアールヌーボーの建物があるなんて、綺麗ですね!
> 尚美さんが夢中になっていらっしゃるのが眼に浮かぶようでした。
> 不勉強でベルギーのことは全然知りませんでした。
> 美術館に飾ってあったり本に出ているより、実物が現実に街にあるのが素晴らしいです。細かい造作や絵や、窓にドアに、全部!!!でした。
> この、ブリュッセルのアールヌーボーと東欧のアールヌーボー、ウッチのアールヌーボー、それぞれ微妙に違うのでしょうか?作者が違えば違うのは当たり前と思いますが、地域性もあるのですか?目の前にして、どんな感じでしたか?
アール・ヌーヴォーの本によれば、建築物が一番多いのはベルギーだそうです。
でも、アール・ヌーヴォー本ではポーランドについては全く取り上げられていなかったので、ウッチについては調べるのが大変な作業でした。
細かい所を見てね、というのもアール・ヌーヴォー本の受け売りです。
じっくり見てみると楽しいのですが、きりがないというのもあり、扉と窓だけはしっかり見ようと決めています。
作者によって違いますねぇ、よくわからない私が思うのだから確かです。
地域的には、東欧のアール・ヌーヴォー建築は、民族的な装飾がプラスされていて、素朴な感じと言いますか、いいですよね。
ウッチは、1900年頃は外国の文化が入ってきた国際都市だったと思いますので、東欧の中では洗練されたアール・ヌーヴォー建築だと感じました。それも好きです。
> ー7℃だったら、私はきっとホテルで縮こまると思いました。愛は勝つ、ですね。
はい、執念です。
いつも現地の週間天気予報をチェックしているのですが、あの時のベルギーは神戸よりも気温が高い日々が続いていたのに、私が行く頃に寒波襲来。
私がヨーロッパに行く時は、すごく寒いか暑いかなので、今は悟りをひらいた人のように、何でも受け入れるつもりです。
私もひなこさんの旅行記にコメントしようと思っていたのです。
私こそ遅ればせながら、ポーランド準備編を拝読し(準備編があるのを知りませんでした)、「お、ポーランドもご主人のおススメの一つだったのか」と妙に納得したのです。
他にご主人のおススメの場所をお聞きになっていますか?
と言うか、ひなこさんも長期間ヨーロッパ旅行されているので、おススメを一度ゆっくりと伺いたいです。
「私のこれからのお楽しみ」ですので、またいつか、お時間がある時に教えてください。
尚美より
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