2014/11/06 - 2014/11/10
96位(同エリア754件中)
みつこみつこさん
- みつこみつこさんTOP
- 旅行記42冊
- クチコミ8件
- Q&A回答8件
- 62,781アクセス
- フォロワー24人
パリ、中高年女子凸凹弾丸二人旅。⑤3日目ヴェルサイユ宮殿
「旅に行きたいね」という話が出たのが 2014年2月頃。
約10ヶ月間の予習がたった3日半のパリ観光に集約されました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3日目 9日(日)
ヴェルサイユ宮殿
私の認識としては、「1974年、小学校の修学旅行で見た東京迎賓館のモデルだ。」くらいのものです。
当時流行っていた「ベルばら」にもあまり乗っかれませんでした。
しかし友の熱望で行くことになり、初めて池田理代子'sコミック「ベルばら」を読みました。
ブルボン王朝,フランス革命、マリーアントワネット、フェルゼン、アンドレ、そしてオスカル・・・ふーむ。
本日の予定
ホテル 7:30出発 メトロ: ⑨ 終点:ポン・ド・セーヴルPont de Sévres バス
ヴェルサイユ宮殿Château de Versailles
ノートルダム・マルシェMarché Notre-Dame (ランチ)
RER:ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュVersailles Rive Gauche [C5]シャン・ド・マンストゥール・エッフェルChamp de Mars-Tour Eiffel
エッフェル塔 Tour Eiffel
シャン・ド・マルス公園 Parc du Champ de Mars
アンヴァリッド(国立廃兵院)Hôtel National des Invalides
ロダン美術館Musée Rodin
奇跡のメダル聖堂Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse
サン・シュルピス教会Église St-Sulpice
サン・ジェルマン・デ・プレ教会Église St-Germain des Prés
バス:ホテル 帰着(荷造り)
PR
-
ポン・ド・セーヴルのバス乗り場。
ヴェルサイユへは、メトロとバスで行きます。
メトロ9番の終点、ポン・ド・セーヴルからバス171番に乗り1時間もかかりません。バス代もTickett(1.7ユーロ)1枚でOK。 -
バスを降りると、ヴェルサイユ宮殿。
-
入口で太陽王がお出迎え。
太陽ののぼる東を向いています。残念ながら本日は太陽はまったく見えません。 -
右手が入場を待つ列です(チケットを持っている人)。
見えにくいですが、奥の柵のところにまず入場ゲートがあり、そこを左に折れ左手前に見える平屋の建物でセキュリティチェックを受けます。そこを出て正面右手の建物が北翼で見学コースの入口があります。 -
-
列の左手のこの建物の中で入場券を販売しています。二人以上で来たら、Aさんが入場の列に並び、Bさんがチケットを購入するといいです。Aさんの列がどんどん進んでも、Bさんがチケット購入してやってくるまで入場ゲートの柵の所で待機させてくれるので時間の節約になります。
ちなみに我らはミュージアムパス持参です。 -
チケット売り場にマップ(無料)があります。とても重宝しそうです。(これを持って歩いている人が多くいて、いいなあ思ってました。残念ながら我らは帰りに見つけました。)
-
マップの中側です。
-
チケット購入の建物内。ここでまずお手洗いを済ませるのがよいとどなたかの旅行記にありましたので、友と交代で済ませました。
-
トイレ。
-
左手南翼、右手北翼そして正面が本館です。本館の2階に見学可能な王や王妃の部屋そして豪華な鏡の回廊があります。まず鏡の回廊に行きたいと思っても人の波に逆らうことはできません。
見学コースに従って歩きました。 -
マリーアントワネットと子たち。
まず宮殿の歴史や肖像画を展示するギャラリーを見学します。 -
王室礼拝堂の天井画。
-
ヘラクレスの間
宮殿内で一番大きな部屋だそうです。 -
ヴィーナスの間
ヴァラン作、ルイ14世像 -
ヴィーナスの間の天井画
中央で冠をかぶらせてもらってるのがヴィーナスですね。 -
ディアーヌの間
ベルニーニ作、ルイ14世胸像。ここでイタリアバロックのベルニーニ作品をみられるとは!
ローマの人気者ベルニーニに作らせるとはさすが時の権力者だな。
ベルニーニ談『この像は美しいが、実物は醜悪そのものだ』 -
メリクリウスの間
18世紀のからくり時計。テレビで宮殿の時計を合わせる仕事の人を見たな。 -
メリクリウスの間
1715年に亡くなったルイ14世の遺体が安置された寝台。 -
-
戦争の間
このルイ14世のレリーフがオスカルのモデルになったらしいですね。
これは見たかったやつです。 -
そして鏡の回廊
宮殿見学のクライマックス。すごい人です。
14歳のマリーアントワネットと16歳のルイ16世の婚礼の仮面舞踏会が行われましたが、本来は、宮廷人や外部からの訪問者といった人々の通路、待ち合わせと出会いの場所として利用されていたそうです。 -
確かに壁面いっぱいに鏡が並んでいます。
-
シャンデリアも豪華。
-
一瞬、人の波が引けました。
-
-
王妃の寝室
歴代の王妃が出産した部屋、なんと公開で。
これは最後のあるじであるマリーアントワネットの好みに合わせて装飾されているそうです。とてもかわいらしい。 -
王の寝室
王が一人になるのはこの寝台の中だけだった。
起床の儀、就寝の儀など入室できるのは特権貴族のみ。
単なるベッドルームではなく宮廷の中枢だった。(ガイドブックより)
ふーん -
大膳式の間のマリーアントワネットと子供たちの肖像画
悲しい最後だったけれど、王女マリー・テレーズは長生きするんでしたよね。 -
衛兵の間
天井画 双鷲が引く凱旋車にジュピターが乗っているんだけれど、テープを貼って修復中です。 -
祭典の間
タヴィッド作、ナポレオン1世の戴冠式 2作目。
私は何を撮影したかったかのか... -
宮殿見学コース終了で外に出ました。
-
おお、もうこんな時間だ。
-
プチ・トラン(7.5ユーロ)でグラン・トリアノン、プティ・トリアノンへ行きます。開門は12:00からですが、早めに着いて開くのを待ちます。
プチ・トラン乗り場は、本館と北翼館の間の通路を庭園側に通り抜けるとすぐわかります。少し並んでいましたが1台で50人くらいは乗れそうな感じですぐに乗れました。プティ・トリアノン、グラン・トリアノン、グラン・カナルの3か所が乗降場所で乗り降り自由です。 -
まずプティ・トリアノンから
-
2階 付添いの間=音楽と遊戯の間
-
王妃の寝室
刺繍は当時のものだそう。寝台は復元されているけれどとても小さい。 -
椅子式便器の間
フランスはどうも昔からトイレ事情はよくないようです。マリーアントワネットもやっとここで落ち着いて できたことでしょう。 -
プティ・トリアノンから庭園にでました。
冬枯れの中、一輪だけバラが咲いていました。
う、うれしい『ベルサイユのばら』 -
Temple de l'Amour マップには「愛の殿堂」と載っていました。
こんなオープンな感じのところとは、、、フェルゼンと逢引きしていたのは。 -
アンジェリーナのモンブラン
本日は、朝食はカフェドラペに行く予定でした。友が特製ミルフィーユを食したいと所望して。ですが「朝早くはプチデジュネ=モーニングですので、ミルフィーユはお出しできません(だいぶ推測が入っている)。」とお店のムシュウが申し訳なさそうに言われ、豪華なお店の中を見学しただけに終わりました。
そのままこの時間まで食べ損ね、あろうことか私はこの日の初食べ物にモンブランを選んでしまった。だって有名ですもんね。おいしかったー。栗、大好きですもん。しかし下部のザラメの塊のようなもの、これがめちゃくちゃ甘くて、残せばいいのに全部食べて、ちょっと気持ち悪くなりました。(コーヒー中サイズとで10.5ユーロ=1500円くらい。たっかーい。)
友はキッシュとサラダとヴァーヴェインのハーブティ。大満足していました。 -
アンジェリーナ、戸外ですが、寒くなくてよかった。
-
グラン・トリアノン
バラ色の大理石と斑岩でできた小さな宮殿。もともとはルイ14世と愛人の隠れ家だったそうです。 -
左翼 鏡の間
装飾はそのまま残されているけれど家具調度品は革命時に売り払われてしまいナポレオンにより他の家具と入れ替えられたそうです。 -
左翼と右翼の間の柱廊で日本の東京造園業者さんが菊花を展示しています。
グラン・トリアノンとジャポニズム。
バラ色大理石と格子の床と菊。 -
わきには、英語と日本語で書かれたチラシがおいてありました。
-
右翼 ベルギー王妃の寝室
-
プティ・トリアノンにて購しました。
車に付けてます。いい感じです。10.5ユーロ。
ここでひとつ。
VISAカードでお買い物、優待1割引というのがありますが、ヴェルサイユ宮殿ではスマホで該当ページを提示するだけでは優待してくれません。それを印刷したものが必要です。
日本人女性の レジの方が丁寧に説明して下さいました。「印刷した紙をいただいてそれを伝票に付けなければいけませんので。」 -
ネプチューンの泉
ドラゴンたちは水を噴いていません、残念。 -
宮殿に帰ってきました。
-
15時くらいでこの暗さ...
ヴェルサイユ宮殿に行くには春や夏がいいかも。太陽の光を浴びて、庭園の花が咲き乱れ、宮殿ももっと映えるでしょう。
ロココやロマンチックなどは性に合わないのかなあ、たんたんと社会科見学してきました、という感じです。 -
帰りはエッフェル塔に行くためSNCF RER に乗ります。駅に向かって歩くパリ通りで「静止びと」がいたのでコインをチャリン。動いてくれます。ついでに一緒にパチリ。
-
SNCF RER シャトー リヴ・ゴーシュ駅に向かって左口から駅に入ると1台しかない券売機に長蛇の列ができていました。ぱっと見渡しても窓口はなさそうなので(きっとあるでしょうが)その列に並びます。やっと我らの前の人になったけど、なぜか買えません。あきらめてどこかへ行きました。
さて我ら。券売機の画面を見てもさっぱりわからない。後ろはすごい列。焦る。汗が流れる。
結局、前の人が途中でやめた画面のままだったので、ボタンをいろいろ押していたらトップ画面になって、そこからは指示通りにボタンを押して無事買えました。3.45ユーロ。
ホームに泊まっている電車にとりあえず乗ってから先に乗っている人にパリ市内へ行きますか?とたずねたところ、満面の笑みで「ウイ」と答えてくれたのは迷彩服のソルジャーでした。
2階建て列車なので2階へあがる。天井はピンクのお花模様。かわいい。
でもシートは菓子くずとかが散乱していて、がっかり。
そんな我らを列車は「シャンドマルスタワーエッフェル」駅へ運んでくれました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
みつこみつこさんの関連旅行記
ヴェルサイユ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
53