年末年始キューバ＆中米3ヶ国の旅(5)　トリニダー

2014/12/31 - 2015/01/01

年末年始の9連休＋1日でキューバと中米3ヶ国（ベリーズ、エルサルバドル、コスタリカ）に行ってきました。

夜行バス2連泊の後、トリニダーでようやく一息。
トリニダーは、スペイン植民地時代に奴隷と砂糖貿易の中心地として繁栄した街で、コロニアル様式の古い街並みが残っています。
カサ・パルティクラル（民宿）に泊まって新年を迎えました。

＜旅程＞
【1日目(12/27)】
　羽田0:05→ロサンゼルス17:00（NH＝全日空）
　ロサンゼルス22:28→ニューアーク6:42（UA＝ユナイテッド航空）
　ニューアーク9:15→ベリーズシティ13:15（UA）
　キーカーカー泊
【2日目(12/28)】
　ベリーズシティ17:20→サンサルバドル18:25（TA＝タカ航空）
　サンサルバドル泊
【3日目(12/29)】
　サンサルバドル9:05→ハバナ12:10（TA）
　ハバナ18:00→
【4日目(12/30)】
　→サンティアゴ・デ・クーバ7:15（バス）
　サンティアゴ・デ・クーバ19:30→
【5日目(12/31)】
　→トリニダー6:55（バス）
　トリニダー泊
【6日目(1/1)】
　トリニダー9:00→バラデロ14:20（バス）
　バラデロ18:00→ハバナ21:10（バス）
　ハバナ泊
【7日目(1/2)】
　ハバナ17:23→パナマシティ20:00（CM＝コパ航空）
　パナマシティ21:20→サンホセ21:43（CM）
　アラフエラ泊
【8日目(1/3)】
　アラフエラ泊
【9日目(1/4)】
　サンホセ13:36→ヒューストン17:28（UA）
　ヒューストン19:07→ロサンゼルス20:50（UA）
【10日目(1/5)】
　ロサンゼルス0:05→
【11日目(1/6)】
　→羽田5:05（NH）

エリア トリニダー(キューバ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンティアゴ・デ・クーバから約11時間半かけて、朝7時過ぎにトリニダーのバスターミナルに到着。出口で大勢の客引きが群がってきました。

客引きに連れられて「カサ・パルティクラル」へ。
キューバには、一般家庭の部屋を旅行者に貸す「カサ・パルティクラル」が多い。政府の許可を受けて営業し、政府に毎月上納金を納める必要があるそうです。

徒歩7分ほどで着きました。

個室で1泊20CUC（約2500円）（食事別）。
エアコンが付いていました。

カサのバスルームは共同かと思っていましたが、部屋に付いていました。
シャワーの湯も出ました。

部屋にテラスも付いていました。

泊まったのはこちらの宿です。

早速、朝食を頂きました（3CUC＝約376円）。
メニューは、パン、オムレツと

フルーツ、グアバジュース

ロス・インヘニオス渓谷に行く観光用の蒸気機関車に乗ってみたいと思っていましたが、宿の人の話では、本日は運行していないとのことだったので、レンタサイクルを借りて郊外を巡ることにしました（5CUC＝約627円）。
ちなみに、ロス・インヘニオス渓谷までタクシーで往復すると25CUCとのことでした。

トリニダーの旧市街は、凸凹が激しい石畳で自転車ではとても走りにくい。
同じような街並みが続くので、慣れるまで方向感覚がなかなか掴めませんでした。

革命博物館。
この風景が0.25CUC硬貨の図柄となっています。

革命博物館 博物館・美術館・ギャラリー

旧市街の中心・マヨール広場。
かつてはここで奴隷売買が行われていたそうです。

マヨール広場 広場・公園

旧市街から遠くに海が見えました。

旧市街は、馬に乗った人がいたりと、西部劇の街のような雰囲気

標識に従ってアンコン半島とラ・ボカ海岸の方向へ

沿道の景色

海まではほぼ一本道で、下り坂が多く楽でした（その分、帰りが大変でしたが）。

旧市街から30分弱で「ラ・ボカ海岸」（Playa La Boca）に着きました。
ここの海もなかなか綺麗。

ラ・ボカから南下してアンコン海岸に向かう途中、いい雰囲気のビーチがあったので、立ち寄ってみました。

砂浜ではなく岩石の海岸。
昨夏訪れたアイルランドのイニシュモア島と似た感じの岩質でした。

後から来たカップルが海で泳いでいました。

10時過ぎに「アンコン海岸」（Playa Ancon）に到着。
こちらは綺麗な砂浜のビーチでした。

海水浴客も少しいましたが、静かな雰囲気

付近を30分ほど散策してアンコン海岸を去りました。
帰りは海沿いを離れて別の道を通ってみることに。

ロブスター？
この辺りの名物のようですが。

途中のカシルダという街に立ち寄ってみましたが、港には立ち入りできませんでした。

カシルダの街と線路

遺跡のような建物の残骸

道路を走る馬車

近道をしようと未舗装路を走ってみましたが、道を間違えて行き止まりとなってしまい、元々かなり疲れてきていた上に、更に体力を消耗してしまいました。

道端の牧場の牛

ロス・インヘニオス渓谷のマナカ・イスナガまで14km。
何とか行ってみるつもりでしたが、慣れないマウンテンバイクの前傾姿勢で腰と背中が痛く、疲労もピークに達し、自転車に乗るよりも歩いた方が楽なくらいで、休み休みになってしまいました。
挙句はチェーンが外れてしまい、偶々通り掛かった人に助けてもらって何とか治りましたが、結局ロス・インヘニオス渓谷は断念。
あまりに疲れていたので、その過程（1時間半程度）は写真も全く撮っていませんでした。

自転車に乗ったり引っ張ったりしながら何とかトリニダーまで引き返しました。
写真は「サンタ・アナ教会」

旧市街外れの朽ちた建物

13:30頃？にようやく宿に帰着して自転車を返却。5時間ほどのサイクリングでした。
後で計測してみたところ、30km以上は走行したと思います。
引き返した地点からロス・インヘニオス渓谷のマナカ・イスナガまでは片道12km程度あったので、あれから更に往復するのは流石に無謀でした。

あまりに疲れたので部屋に戻ってしばし寝てしまい、15時過ぎから旧市街の街歩き。

マヨール広場に面したロマンティコ博物館。
1808年に建てられた大農園主の屋敷だった建物です。

ロマンティコ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

同じくマヨール広場に面したサンティシマ教会

サンティシマ教会 寺院・教会

みやげ市場

トリニダーでは売店があまり見当たらず、店を見つけても売り切れていたりで、水を探すのに苦労しました。
写真左の店で買えましたが、1.5リットルで1.5CUC（約188円）と他の街よりも高かったです。
街には欧米人の観光客らしき人が多く、サンティアゴのようにCUPで買い物ができる店も見当たりませんでした。

セスペデス公園

カラフルな旧市街の街並み

クラシックカー

自転車タクシー

この街にもトラックバスが走っていました。

馬の群れ

教会

街を馬で疾走する人

トリニダー駅

トリニダー駅 建造物

トリニダー駅の近くに蒸気機関車

写真を撮っていたら、鉄道員の方が蒸気機関車の中などを案内して下さいました。

石炭の投入口

この蒸気機関車は1717年製だそうです。

こちらは蒸気機関車に牽引される観光用の客車。
残念ながら乗れなかったロス・インヘニオス渓谷に行く列車と思われます。

客車内

食堂車

これは果物を絞るための機械だそうです。

こちらは普通の列車

料金を支払えば乗車できるようでしたが、どこに行くのかも、いつ戻って来られるかも分からないのでやめておきました。

トリニダー駅に停車中の先ほどの列車

野球場

塀でグラウンドはあまり見えませんでしたが、スコアボードが見えました。
キューバといえば野球なので、野球観戦もしてみたかったです。

集合住宅

夕暮れ時の旧市街

サンティシマ教会の脇の階段上の屋外カフェが賑わっていました。

18時過ぎに日没

マヨール広場周辺は特にライトアップはされていませんでした。
大晦日ですが、街をあげての祭りなどはなさそうで、自宅に家族で集まってカウントダウンを迎えるようです。

ビートルズの曲を流すバー

19時頃には宿に戻り、オーナー一家や宿泊者のブラジル人夫妻（写真両端）と一緒に過ごしました。スペイン語の会話は殆ど理解できませんでしたが、、、

つまみの豚肉

宿の人たち

22時頃にディナー。
夕食は6CUC（約752円）でした。

新年を迎え、屋上で記念撮影。
両端が宿泊者のブラジル人夫妻で、右から2,3人目がオーナー夫妻です。
左から2人目の人は関係性が不明。

翌朝も前日と同じ朝食（3CUC）

8時過ぎには宿をチェックアウトしてViazul社のターミナルへ。

待合室にカストロの肖像が掲げられていました。

9:00発のバスでバラデロへ（事前予約し、20USD）

それほど混んでおらず、隣は空席。
観光客らしき乗客が多く、途中のプラヤ・ヒロン（ビーチリゾート）からも欧米人が結構乗り込んできました。

しばらく海沿いの道を走りました。

シエンフエゴスの建物

12:40頃に25分ほどの休憩

休憩場所のカフェ内

走行途中、何故かバスが停まったと思ったら、乗務員が道端の店で果物を買っていました。

線路

少し遅れて14:35頃にバラデロに到着しました。

（バラデロ編に続く）