2014/12/25 - 2014/12/30
541位(同エリア2892件中)
ジュニ子さん
旅行が大好きな夫婦です。それぞれに自分はしっかりしていると思っていますが、夫婦共にどこか一本抜けています。そんな私たちが繰りなす珍道中です。
今まではツアーで旅行していたのですが、ついに個人旅行に目覚め、今回3回目の個人旅行先としてドイツ・ミュンヘンへ出発です。
今回の旅行は始めからトラブル続きで、二人のおマヌケぶりを存分に発揮できた旅行になりました。
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12/26(金) 旅行2日目 今日はミュンヘン市内観光です。
時差ぼけで少ししか眠れなかったものの、睡眠をとったお陰で少し元気を取り戻したおマヌケ嫁。やはりツインの部屋に変えてもらおうかと思い始めたところで、ドアに貼ってある館内図に気付きました。
見ると、この510の部屋は他の部屋に比べて広いようです。打算的なおマヌケ嫁は、ツインに変えてもらって部屋が狭くなるより、ダブルでも広いままの方がいいな、と思ったのでした。 -
洗面台の方から「ああ〜っ」という、この世の終わりのようなおマヌケ旦那の声が聞こえてきました。
聞くと、持ってきたヒゲそりが壊れたらしく、何度スイッチを入れても動かないそう。旅行早々、テンションがダダ下がりのおマヌケ旦那でした。
結局、旅行が終わるまで、おマヌケ旦那のヒゲは伸び放題でした。 -
まあまあ、気を取り直して朝食を食べましょう。
ドライレーベンの朝食は種類も豊富でおいしかったです。白ソーセージもありました。オムレツも焼いてもらいましたよ。
レストランに入るとすぐにコーヒーか紅茶か聞いてくれて、席まで運んでくれます。テーブルに置くときに、少しだけ受け皿にこぼしてしまったようです。心の広いおマヌケ嫁が「いいよ、そのまままで」と言ったのにも関わらず、ちゃんと入れ直して持ってきてくれました。海外でこんなにちゃんとした対応は初めてでした。若いお嬢さんでしたが、キチンとされていました。 -
さあ、いよいよミュンヘン観光の始まりです。ホテルから旧市街地へは徒歩圏内なので、今日は歩いて観光します。
カールス門です。ミュンヘン観光第一号!
おマヌケ嫁が写真を撮っている間におマヌケ旦那がいなくなった! -
おマヌケ旦那は何処へ?
見ると、小走りでマクドナルドへ向かっています。
お腹がユルいおマヌケ旦那はトイレを探して駆け込んでいくところでした。気が動転していたおマヌケ旦那は、女子トイレに入って用を足してしまったそうです。出てきたところで掃除のおじさんに注意されたらしい。おマヌケ旦那はチップも払わず逃げてきたそうです。
人間、切羽詰まったら強いね! -
聖ミヒャエル教会。
外観が白くて、始め教会だと気付きませんでした。中へ入るとちょうどミサが行われていて、荘厳な雰囲気です。お香が漂う中、聖歌隊と参列者が一体になって歌っている賛美歌が心に染み込んできます。
おマヌケ嫁は、ここで神様にお願いしました。「おマヌケ旦那の下痢が治りますように」と…。すると不思議なことにこの日1日はおマヌケ旦那の下痢がピタリと治まったのでした。 -
幸運のイノシシ像。
触ると幸せになるとか。鼻の部分の色が変わっていたので、とりあえず鼻を触っておきました。もっと幸せになりたいと願う貪欲なおマヌケ嫁だったのでした。 -
ブラウエン教会。
残念ながら工事中の幕が掛けられていました。ここで「悪魔の足跡」を見るのをすっかり忘れていたおマヌケ嫁。
11:00にある市庁舎のからくり時計に間に合うようにと、そればかりに気を取られていました。
というのも、香港で「ヌーン・ディ・ガン」に間に合わずに、夫婦げんかになった古傷があるからです。「悪魔の足跡」はいつかまた訪れる時までとっておきます。 -
その甲斐あって、10:00には市庁舎到着。からくり時計までまだ時間があるので、展望台にのぼることにします。
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が、年末年始はお休みのよう。エレベーターに貼ってあった張り紙によると1/6までお休みみたいです。お役所ですもんね。当然と言えば当然。
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聖ペーター教会。
仕方がないので、こちらの塔にのぼることにします。こちらは階段がきついという口コミだったので、エレベーターで楽にのぼれる市庁舎に決めていたのですが、残念。
塔への入口は教会の外にありました。一人2ユーロ。 -
覚悟を決めて、階段をのぼり始めました。
口コミ通り、狭くて急な階段はとてつもなくきつかったです。ハアハア言ってのぼりました。のぼってものぼっても階段が続きます。 -
辛い思いしてのぼった甲斐がありました。
絶景です。ミュンヘン市内がぐるっと360度一望できます。 -
オリンピックタワーでしょうか?
からくり時計の時間がせまってきたので、あの階段をおりることにします。おりる方がひざにくるんですね…。のぼってくる人に道を譲りながらゆっくりとおりました。 -
からくり時計もちゃんと間に合いました。
途中、終わったかな?と思ったところでまた続きます。ゆっくりとした動きなので間延びした感じです。途中で去っていく観光客もちらほら…。
おマヌケ夫婦は元を取らなきゃ根性で最後までしっかり鑑賞しました。 -
ヴィクトアリエンマルクト。
ここで昼食をとろうと考えていたのに、全てのお店が閉まってました。12/26は休日?写真だけ撮って退散です。 -
レジデンツ。
マリエン広場から歩いて行くと、入口のある方に着きます。写真は入口がある方の外観です。 -
Mehertagesticket(ミェーターゲスチケット)購入。
バイエルン州のお城などが14日間入り放題になるとてもお得なチケットです。レジデンツもノイシュバンシュタイン城もこれで入れます。パートナーチケット(2人分)で40ユーロです。
このチケットをレジデンツのチケット売り場で購入しました。発音が分からなかったので紙に書いて「コレください!」で買えました。 -
紙を見せた途端、チケット売り場の兄ちゃんがいきなり「君たちはラッキーだ!これが最後の一枚だよ。」と言ったのでした。
おマヌケ夫婦にもラッキーなことがあるんですね。確かに、ギリギリの予算で予定を立てているおマヌケ夫婦にとって、このお得なチケットが買えなかった時の痛手は大きかったに違いありません。本当にラッキーでした。イノシシのお陰?
白くくり抜いている部分に名前を書きます。その場で書かされました。
支払いはクレジットカードが使えました。
このチケットのお陰でレジデンツも見放題です。博物館、宝物殿、クヴェリエ劇場の3つが見られる共通チケットを渡されました。 -
まずは、博物館です。入口でおマヌケ嫁のバッグをクロークに預けてくるよう言われます。このクロークがめちゃ混みで、預けるのも返しもらうのも時間がかかりました。時間をとられたくない方は小さめのバッグで行くことをお薦めします。
まず口コミで見ていたホールみたいな所。日本語のオーディオガイドがないから今一つ何の部屋なのかよく分からなかったものの、その大きさと天井のフレスコ画に圧倒されました。 -
博物館内の部屋は豪華な装飾が施されていて、当時の栄華が偲ばれます。ヴェルサイユ宮殿よりゴテゴテしていなくて、落ち着いた感じでした。
残念だったのは、それぞれの部屋が何のための部屋なのかよく分からなかったこと。説明を聞きながらだともっと理解が深まったと思います。早く日本語のオーディオガイドも借りられるようになってほしいものです。 -
次は宝物殿。
王冠でしょうか。細工がすばらしいです。 -
これも宝物殿の展示物。
おマヌケ嫁はついついキラキラしたものに目が行ってしまいます。金銀財宝の数々にクラクラになりました。 -
金銀財宝に混ざって日本の陶器も展示してありました。金銀財宝と同じような扱いになっていて、少し誇らしかったです。
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最後にクヴェリエ劇場。
こちらも豪華な造り。こんなところで、オペラなんて聞いたら優雅な気分に浸れるだろうなあと思いました。
このクヴェリエ劇場に行くためには、いったんレジデンツの外に出て1/4周くらい外周を歩いて別の入口(ライオン像の横)から入り直さなければいけません。説明が全くなく、とても分かりづらかったです。係の人に聞いて初めて分かりました。 -
レジデンツ横にあるライオン像。
楯に触ると願いが叶うとか幸せになるとか言われています。もちろん触りましょう!
1対だけなのかと思っていたら、何対もいました。 -
お昼はレジデンツを途中抜け出してマリエン広場で食べました。
ソーセージが塩辛かったです。1つ4.5ユーロでした。 -
レストランに併設されている持ち帰り用の店で買いました。
この店の横で立ち食いしてたら、それを見た人たちが次々に買って立ち食いし始めました。おマヌケ夫婦は客寄せパンダ状態だったようです。 -
今日は1日歩き回ったので足が痛くなってきました。
いったんホテルに戻って休憩することにします。来た道を戻る途中、朝は閑散としていたカールス広場がものすごく賑わっていました。 -
ホテルで休憩していると、もう余り歩きたくなくなってきました。
そこで夕食はホテルから近い中央駅の地下で済ませることにしました。
日本料理のセルフサービスのお店に入り、写真の料理を頼みました。野菜炒めのタイカレー風味です。全然日本料理じゃないんですけどね。野菜たっぷりでおいしかったですよ。
このお店の料理はみんな似たようなもので、具が変わるのと味付けが日本風かタイカレー風かを選ぶだけでした。 -
おマヌケ旦那が頼んだ料理。
具に豆腐が入っているのが違うのと味付けが日本風になっています。
料理は番号で、味付けはAかBかを選ぶようになっていたので注文も簡単でした。 -
久々に飲んだグリーンティ、おいしかったです。
飲み物が2ユーロくらいで、料理が7ユーロ前後だったと思います。 -
今日も1日良く歩きました。さあ、寝ましょう。
ベッドに入ると「コンコンコンコン…」という機械音が耳に障って眠れません。
隣ではおマヌケ旦那がすやすやと眠っています。この音が気にならないのか?おマヌケ旦那よ。
仕方なく、おマヌケ嫁は一人で音の所在を確かめます。どうやら、このタオル掛けから音がしている模様。 -
見つけました!
タオル掛けの下の方にダイヤルが着いていました。三日月マークがあったので、きっとこれがおやすみのマークだと思いダイヤルを合わせてみました。すると音が止まったのです。
これでゆっくり寝られます。意外と繊細なおマヌケ嫁だったのでした。
明日はこの旅最大の目的であるノイシュバンシュタイン城へ行ってきます!
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