2014/11/28 - 2014/12/07
1074位(同エリア6875件中)
menchiさん
- menchiさんTOP
- 旅行記164冊
- クチコミ96件
- Q&A回答145件
- 294,229アクセス
- フォロワー47人
初スペインです。
当初、あれこれ候補がありましたが、結局バルセロナに8泊になりました。
かなり雨に祟られた旅行になってしまいました。
スペインって、特にカタルーニャ地方は乾燥していると、私は誤解していたのかしら?
ネットの情報によると、11月の降水量は、東京の半分位なんですもの、誤解じゃないですよね。
丁度私達が滞在した賞味8日間の内、青空が見えたのは2日間くらいでした。
4トラでネット上でのお知り合い、わんぱく大将さんに会うことになって、かなり興奮。
ホテルまで来ていただいて、グエル公園と、夜のお散歩にお付き合い頂きました。手料理の差し入れまで頂いちゃって、本当に嬉しかった!
バルセロナ観光2日目、コロニア・グエル、グエル教会見学と、バルセロナ市街地散策をしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
近くのカフェで朝食です。
サンドイッチとカフェコンレッチェ -
エスパーニャ駅からカタルーニャ鉄道に、乗車。
カタルーニャ鉄道の券売機の前には案内人がいて、「コロニア・グエル」と言って、操作の仕方を教えてもらいました、 -
エスパーニャ駅から25分でコロニアグエル駅に到着。
駅の回りは何もない、淋しい所です。
外に出ると足元に青い足跡が付いています。
この足跡を辿って行くとコロニアグエルにたどり着くみたい。 -
徒歩5分位で工場の入り口が見えてきました。
コロニアグエルと言うのはグエルさんの作った工場コロニア(植民地)。
グエルさんは繊維工場を中心に、其処で働く労働者の町を作りました。
住宅、学校、医院、公園、そして教会を用意しました。
熟練した技術者、職人を長く確実に確保するには、大変有効な手段だったと思います。 -
工場の塀沿いの道は枯れ葉が舞う良い雰囲気。
-
現在工場は操業されていないそうですが、印象に残るデザインの建物は、綺麗なまま残されています。
町の建物の多くはガウディの弟子達がデザインしたそうです。 -
青い足跡を辿ります。
そうして見えてきた綺麗な家
思わず写真撮るのに夢中になってしまいました。 -
綺麗ですね
-
わーっ、面白い!
煙突かな? -
正面です。
美しい建物。
車が有るところを見ると、現役なんですね、住宅として。 -
繊細に煉瓦が積んで有ります。
カ・ロルダル邸として1894年に建設されました。
勿論現在も住宅として利用されています。 -
この窓は可愛い
綺麗な家を目の当たりにして、青い足跡を見失ってしましました。
ビジターセンターまで続いている足跡だったので、見失ったせいで、ビジターセンターを探さなくてはいけなくなりました。 -
たどり着いたビジターセンターで日本語のオーディオガイドを頼みました。
教会の入場券とオーディオガイドで9ユーロです。
オーディオガイドには、日本語の小冊子が付いて来ました。
グエル教会について書かれた、素晴らしい小冊子です。 -
今日は日曜日、ミサがある日です。
その前に見学しましょう。
下部身廊入口へ向かいます。 -
窓の形が不思議すぎます。
大きさも色々、形も色々です。 -
窓の保護のために、工場の機織り機の針とリングを利用した鉄格子が設置されています。と小冊子に書いてあります。
-
全ての窓のひさしと膳板にはトランカディスが施されています。
-
エントランスのポーチ
何か不思議ですよね。柱が真っ直ぐに立ってないですね。 -
教会の入口扉の上
カラフルなモザイクタイルが施されています。
これは確かにガウディのデザインによる物で、神学上のシンボルが表されているそうです。 -
ポーチの天井にあるF.P.S
三位一体の組み文字。 -
玄関とポーチ
では、中に入りましょう! -
入ってすぐ、目の前に広がる独特のアーチ
光の演出もとても効果的だと思います。
レンガ色も良い感じ。 -
色ガラスが入れ込まれたのは、ガウディがこの教会の建設から手を引いてからだと、頂いた小冊子に書いてあります。
ガウディが生きた時代、カタルーニャでは反教会運動が起ったり、不安定な時代で、教会建設資金が調達できなくなる様な事が起きたのではないかと、小冊子には書いてありますが、ガウディがグエル教会建設から手を引いた理由は明確にはなっていないそうです。 -
天気悪いけど、ステンドグラスの光が綺麗です。
-
色々な方向から見とれてしまいました。
-
聖水器は大きなシャコ貝。
同じような聖水器がサグラダファミリアにもあったね。
シャコ貝はフィリピンのルソン島で採れた物だそうだ。 -
荒く切り出したままの様な石の柱。
ここに見えるのと同じような玄武岩の柱が4本あって、身廊の広い空間を支えている。
椅子のデザインもガウディの物と思われます -
ミサの支度がされています。
少しづつ、信者の方や関係者が集まってきました。 -
ここは、なんだか良く分からない空間でした。
螺旋で上へ繋がっているように見えるのですが、教会の床からは大分高い位置にあって、登ることは不可能です。
小冊子に書いてありました。
このグエル教会は、未完の建築物で、最初の計画では、この上に上部身廊が出来る予定でした。
ガウディがここを去った事で、上部身廊の建築は実現することがなかったそうです。
ここは、上部新郎へつながる螺旋階段室になる予定だった部分なのです。 -
ここまで見学したところで、制服を着た素敵な男子が「これからミサが始まります。始まったら歩かないようにしてください。良いですか?」と、丁重に話し掛けてくれましたので、「直ぐ退出します」と答えました。
その後、地元の住人の方々が「ボンディーヤ」と挨拶しながら、集まってきました。 -
私達はこれから教会の屋上、上部親廊が建つ筈だった所に上がって行きます。
-
雨水のプールになっちゃってるね。
もし、当初の計画通りここに、聖堂が出来ていたらどんなだったろうと、想像してみる。
ガウディによって残されたスケッチが、小冊子に載っていますが、サグラダファミリアを彷彿とさせる姿の聖堂です。
ここに、有ったかもしれなかったんだ。。。
逆さ吊り構造模型を使って計画された、カテナリーアーチの集合体のような、上部親廊。あぁ、残念。 -
鐘楼に1つだけ鐘が付いています。
1949年に祝福されて、ここに吊るされて居るものです。
さて、教会の見学はそろそろ終わりにして、コロニアの町の方に行って見ましょう! -
コロニアの住宅街の方へ向かう道、振り向くと、松林。
ガウディが教会を建設している頃は豊な松林だったそうです。 -
道筋によって、其々の雰囲気が違っています。
-
オリエンタルな形じゃない?この窓
-
ここのバルコニーはカタルーニャのマークが施されていますね。
-
ここは庭付き。
煉瓦と緑の組み合わせは、間違いなく素敵! -
ジョアン・グエル氏の像が真ん中にある広場。
-
広場から町の奥へ進んで行くと、「あっ、猫ちゃん発見!」
-
君、バランス良いね♪
君の町は綺麗だね。羨ましいよ。 -
猫ちゃんと一緒に歩いた道の先に有ったのは、学校でした。
-
学校の近くに、コロニアの中の家でも特に美しいと思った建物が有りました。
カ・レスピナル邸です。
現在も現役の住宅だそうです。
レンガの落ち着いた色合いが心に染みます。 -
ガウディの協力者、建築家ジュアン・ルビオ・イ・ベルベールの作品。
-
-
コロニアグエルの入口、カ・ロルダル邸に戻って来ました。
ちょっとしたグリーンも思い出になる。 -
コロニアグエルの見学を終え、駅に戻ります。
赤いマンホールと青い足跡と落ち葉。
心に残る風景です。 -
帰りは、カタルーニャ鉄道でエスパーニャ。
エスパーニャから地下鉄3号線でドラサナス駅まで来ました。
ポルトベイへ来ました。
ここまで朝食後飲まず食わずです、腹ペコです。 -
腹ペコなんですが、このビジュアルに釘付け。
コロンブスの塔。 -
ライオンがカッコイイです!
バックの建物もカッコイイ! -
コロンブスさんですかね。
-
今までの写真は台座で、塔全体を撮るには結構離れないといけません。
60mあるんですって。
この塔、エレベーターで天辺まで上がれるんですって!
天気が良かったらなぁ。。。 -
てっぺんのコロンブスさん。
指差すのは新大陸。 -
コロンブスの塔はランブラス通りの南の終点。
食事はどこでするか、夫があれこれ考えていたようです。
ランブラス通りをレイアール広場の方へ北上する事にしました。 -
ランブラス通りから路地を右に折れると、美味しそうなレストランがありそうですよ。
綺麗な外観!ここも良さそうですが、違うそうです。 -
ロス・カラコレス
ここに入りました。
オーブンが道に面して設置されていて、チキンがグリルされています。
んー、この写真には鳥は写っていないですね。 -
お店の中に入ると、まずバーカウンターがあって、その次にキッチンが有りました。
私達は、コックさんの背中の横を通って、細くてくねった階段を上った席に案内されました。 -
歴史を感じさせる店内。
席数は沢山有りそう。
観光客が多そうです。私達の回りは、フランス人でした。 -
パンの形がかたつむり。
面白いですね、可愛い! -
ガスパチョとキノコの炒め物。
ガスパチョはメチャ美味しかった。 -
パエジャです。
美味し! -
トイレ
綺麗なんで撮ってしまった。
かたつむりのタイル! -
私達の席より奥まった部屋。トイレはこの部屋の階段を上ったところ
でした。
雰囲気イイでしょ! -
レイアール広場
ロス・カラコレスから直ぐの所にあります。
観光客の皆さんが見ているのは、ガウディがデザインしたと言われている、街灯。
この広場は、ガウディの街灯が有ることで訪れる人が多いようですが、広場事態が由緒ある雰囲気を持っています。 -
-
レイアール広場を出てランブラス通りを渡り、グエル邸に来ました。
中を見学するために列に並んだのですが、券売り場の様子が変です。
窓口で券を買っている二人が、なかなか窓口から離れません。
次の人がどうしたのか聞いています。
なんとなくですが、券が発行されなくて、スタッフも困っている風が伝わってきました。
何らかの手立てがある事を待っていたのですが、結局、コンピューターのトラブルで、発券が出来ないので、しばらく入場することは出来ないと、スタッフが言って回って来ました。
いやいや、バックアップ的な事は出来ないのかな?
私達、もう来れないかも知れないのに、そりゃないよ、もう、何とかしてよー
他の皆さんも、同じ気持ちだったと思います。
そんなトラブルが、有って邸内の見学は出来ずじまい、残念。 -
気を取り直して、グエル邸の外観を見ていきましょう。
外観だけでも、これは見る価値の高い作品です。
前の写真の鉄製のオブジェ。カタルーニャの国旗に使われているストライプをテーマしたデザイン。
当時この斬新なデザインを、けなす意見を聞いたグエル氏は「今のを聞いて、ますます気に入った」と言い放ったのだそうです。
この写真のデザインも凝っていますね〜
費用も相当費やす事になった訳です。
それでも、グエル氏はガウディのやりたいようにやらせ、斬新な発想を認めたのだそうです。 -
例えば、この正面の入口の二つのカテナリーアーチ。
この後、ガウディの作品の特徴的なアーチになるのですが、グエル邸のファサードで初めて試みたものだったそうです。
ガウディはファサードのデザインを二つグエル氏に示しました。
一つは伝統的な矩形の物、そうして、今一つはカテナリーアーチの物。
二つを見せて判断を仰いだそうです。勿論、アーチにする意味の説明もした訳ですが、グエル氏はガウディの説明に納得して、アーチ型の入口を選んだのです。
そして、グエル邸はバルセロナの社会で、高い評価を受け、ガウディも一流建築家と呼ばれるようになったのでした。 -
そしてまたランブラス通りに出てきました。
ミロのモザイクです。
ここから路地に入ってみましょう。 -
この辺はゴシック地区と言って、狭くて暗い路地が入り組んでいます。
カテドラルの回りに広がる旧市街地。
私はこう言う街を歩くのが大好き!
ここは、ピ広場 -
サンタ・マリア・デル・ピ教会
大なバラ窓のある教会、このバラ窓の前にとっても狭い路地が有ります。 -
狭くて短くて、暗い路地ですが、味わいのある路地でした。
-
沢山のタイル画が壁面を飾っていました。
-
何を意味しているのかは分かりませんでしたが、楽しませてもらいました。
-
まだ、雨は止みません。
雨粒がレンズを濡らしてます。。。 -
あら、これは「4ガッツ」の店内に飾られている絵ですね。
-
短い路地です。
普通に歩いたら2〜3分で通り過ぎてしまうでしょうね。 -
またまた、雨脚が激しくなって来ました。
ホテル前のクリスマスマーケットを覗こうと思ったのですが、無理(;o;)
まだ、入って居なかったカテドラルに入りました。
おー、凄い!素晴らしい! -
-
-
-
-
この日は夜も雨だったので、食事も近所のスーパーマーケットで買って来たもので済ませ、早めに就寝しました。
明日は9時からサグラダファミリアの予約があるし、サンパウ病院にもカサバトリョにも行く予定です。
たっぷり眠りましょう。
11月30日日曜日の旅行記はおしまいです。
最後までお付き合い有り難うございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- zunzunさん 2015/01/13 21:58:06
- 美味しいそう♪
- menchiさん、再び^^
バルセロナ、とにかくmenchiさんが食べられてるものがとっても美味しいそう♪
11月29日の旅行記も美味しいそうだなぁっと思ったんですよー。
市場の生々しいのはびっくりですけどね!
バルセロナって見るべきものが沢山ありますね。
これは1週間は必要ですね。
menchiさんが長く滞在されたのに納得しました。
いつかいつか・・・行きますよバルセロナ!!
zun
- menchiさん からの返信 2015/01/15 00:06:21
- RE: 美味しかったよ〜♪
- zunさん、こちらへもようこそお越しくださいました!
確かにバルセロナ美味しいものが多かったです。
お値段は、円安も手伝って、お高めでしたが、仕方ないね。。。
ボケリア市場は楽しかったですよ! 御蔭で、ホテルの朝食は一度も食べずじまいでした。
バルセロナに8泊しましたが、のんびりする暇なく、見るもの満載で、忙しかったです。 もっとゆっくり出来ると良いんですけど、なにせ、貧乏性な物で。
ではでは、zunさんの北イタリアの方も楽しみにしています。
私は、のんびりとやって行きますが、またお暇があったら覗いてください。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
menchiさんの関連旅行記
バルセロナ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
83