2014/12/28 - 2014/12/28
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都ー(みやこー)さん
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昨今の地方ローカル鉄道では、集客と沿線の活性化を図るための取り組みの一つとして、鉄道の車内で沿線の特産品を使用した食事を提供するサービスが各地で行われるようになりました。いすみ鉄道も例外ではなく、旧国鉄時代の古い車両の中で、沿線で生産される食材を使用した料理を提供するサービスを、リゾートホテルと連携して行っています。
いすみ鉄道では基本的に土曜、休日にレストラン列車を運行しており、運行日はHPで確認することができます。
食事は基本的に和食とイタリアンフレンチの二種類を用意しており、曜日によって提供される食事が違います。今回私は和食を選択しました。
行程 大原 09:20
↓ 101D 急行1号
大多喜 09:57
↓ 大多喜散策
大多喜 11:38
↓ 103D(レストラン列車)
上総中野(列車はここで折り返し)
↓ 104D 急行2号(レストラン列車)
大原 13:25
※103Dと104Dは同じ列車です。一度大多喜〜上総中野を往復してから終点の 大原へ向かいます。
大原 ← 大多喜 ⇔ 上総中野
往復
※いすみ鉄道を始め、ほとんどの会社のレストラン列車は完全予約制、ツアー制となっている場合が多く、乗車の数日前から数カ月前に事前予約する必要があります。いすみ鉄道の場合、予約は旅行会社がインターネットのみで受け付けており、完全予約制となっているので、旅行会社の方で事前に予約する必要があります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
いすみ鉄道の終点、始発駅である大原駅です。
ここからレストラン列車の始発駅である大多喜駅へ向かいます。 -
乗車する列車は、旧国鉄時代の列車を使用した急行列車です。
旧国鉄の車両は、かつては全国で使用されていたので、全国の人が共通で懐かしむことができる事から、マーケットとしては有利だそうです。いすみ鉄道 乗り物
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今回使用する切符は、いすみ鉄道線全線が当日限り乗り降り自由となり、更に急行の自由席車両も何度でも乗れる『いすみ鐡道自由席急行券付一日フリー乗車券』と、レストラン列車『レストラン・キハ』に乗車するための座席指定席券です。
座席指定席券はレストラン列車の始発駅である大多喜駅で係の人から切符と別にもらいます。 -
駅のホームへ出ます
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の両編成の列車で、手前の車両が後にレストラン列車になる指定席車両、奥の朱色の車両が自由席車両です。
大多喜までは自由席車両に乗車します。 -
車内は古い車両でよく見かけるボックスシートですね。
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窓枠には栓抜きがついています。
昔の飲み物は瓶が主流でしたからね。 -
昭和40年(1965年)製らしいですね。
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車内には国鉄時代の広告が貼りだされていました。
L特急とは、今では『しらさぎ』『スーパーカムイ』等の一部の特急でしか聞きませんね。
所で「L特急」とはどういう意味なんですかね -
列車は大多喜ヘ向かう途中、国吉駅で10分間停車します。
自由席車両はこんな顔をしていました。 -
台湾の鉄道と姉妹関係を結んだようですね。
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大原へ向かう列車と行き違いをします。
新車ですが、急行の車両と似た顔をしています。
ムー◯ンが描かれていますね。 -
いすみ鉄道では、沿線がムー◯ンの世界観と似ていることから、集客のために◯ーミンとコラボしています。車両だけでなく、沿線や駅にも至るところにムーミ◯のイラストや人形があり、楽しませてくれます。
国吉駅にはムー◯ングッズを大量に置かれたお土産店『ぶぁれーういんず』があるのですが、時間の関係で寄れませんでした() -
国吉発車後、大多喜へ到着です。
大多喜駅 駅
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しばらく大多喜駅周辺を回ってみます。
駅のすぐ向かいに『天然ガス記念館』という施設がありました。
完全に無人の施設で、受付にはマネキンが置かれてあります。天然ガス記念館 美術館・博物館
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千葉県、大多喜は天然ガスが採掘されているようですね。
資源小国の日本では極めて珍しい事例だと思います。 -
パネルや模型を通して天然ガスについて、大多喜の天然ガスの開発、供給について説明がされています。
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大多喜駅へ戻ります
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大多喜まで乗ってきた列車は一度上総中野まで普通列車として往復して、大多喜へ戻ってきました。
これからこの列車はレストラン列車『レストラン・キハ』として運用されます。 -
今度は手前の車両に乗ります。レスラン列車となるのは手前の車両のみで、奥の朱色の車両は普通の急行列車として運行されます。
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列車名は"伊勢海老"と、かつて同じ車両で博多〜宮崎間で運行されていた"急行えびの"と掛け合わせて『伊勢えびの』となっていました。
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車内の入ると、ボックス席の片方にテーブルが設置されてあり、その上に食器、食事の一部が既に並べられていました。
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着席後、今回のメイン『お造り盛り合わせ』が運ばれてきました。
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食事の全景です。
お品書きによると、今回のメニューは
お造り盛り合わせ:伊勢海老・さざえ・鯵のたたき・鯖・勘八・なめろう・なめろう鮑穀盛
箱盛:上段、伊勢海老鬼穀焼・鮑の柔らか煮
下段、湯景豆腐・芋豚焼肉・信田巻・水の景南瓜
香の物:沢庵、花しば
後から来る料理
茶碗蒸し、蛸飯、鰯のつみれ汁、苺(デザート) -
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デザートの苺です。茶碗蒸しは上総中野辺りに、蛸飯とつみれ汁は再び大多喜に来た辺りから配られ、デザートの苺は国吉に到着した辺りから配られました。
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大多喜の近くでは、車窓から大多喜城を見ることができました。
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上総東〜西大原の間にある池には、ムー◯ンのキャラクターの人形が並べられており、『◯ーミン谷』という愛称がつけられており、いすみ鉄道の人気スポットの一つとなっています。急行や一部の普通列車はこの区間を徐行してくれます。
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非常にシュールでした(あくまで個人の感想)
終点の大原駅も近くなってきました。レストラン列車の旅も終盤です。 -
定刻通り大原に到着しました。約1時間20分の短い時間でしたが、特別な車両で観光地を結ぶという、従来の観光列車とは違った非常に新鮮で面白い列車でした。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ムロろ~んさん 2015/01/03 21:24:51
- 素敵な食事\(^o^)/
- 都ー(みやこー)さん
新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い致します。
ムロろ〜んです。
いずみ鉄道に乗られた旅行記を拝見しました。
ずいぶんとすごい内容の食事が提供されるのですね。
しかも、伊勢海老がついて、とっても良いじゃないですか!
そうそう、千葉も伊勢海老が獲れるんですよね。
最近、食堂車が併設されている列車ってなくなっているような気が…。
北斗星が今年で廃止になると聞いて驚いています。
ゆったりした時間を味わうのも列車旅ならではなのに…、淋しい気がします。
ムロろ〜ん(-人-;)
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