2014/11/30 - 2014/12/01
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miharashiさん
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2014年の10月末から四度目の世界一周旅行に出発しました。旅の主たる目的地の一つパイネ国立公園は、2008年の世界一周旅行で訪れ、最も印象に残ったところでしたが、旅行の途中でカメラがこわれ、一番いいところではビデオの静止画での撮影を強いられました。もう一度素晴らしい風景に出会いたい、そしてちゃんとした写真を撮りたいと思い、再び訪れました。パイネ国立公園では2011年の12月に大規模な火災があり、それから3年が経過していますが、未だに生々しい火事の爪痕が残っていました。それでも素晴らしさは変わりませんでした。(表紙写真は、ペオエ湖畔から望むパイネの角)
<今回のパイネ訪問の日程>
11月30日 バルマセダ空港ー>プンタアレナス空港(Sky Airline)
プンタアレナス空港―(バス)ー>プエルトナタレス(泊)
12月1日 プエルトナタレス市内でレンタカー借り出し。
プエルトナタレスー>アマルガ湖ー>アズール湖ー>ペオエ湖
(ホステリア・ペオエ泊)
12月2日 コンドル山トレッキング。
ペオエ湖ー>サルトグランデー>ラストーレス
(レフジオ・ラストーレス泊)
12月3日 ラストーレスー>ペオエ湖ー>サルトグランデ(トレッキング) (ホステリア・ペオエ泊)
12月4日 ペオエ湖ー>プエルトナタレス(レンタカー返却)
(プエルトナタレス泊)
12月5日 プエルトナタレスー(バス)ー>プデートー(カタマラン)
ー>ロッジパイネグランデ (ロッジパイネグランデ泊)
12月6日 終日フランスの谷トレッキング (ロッジパイネグランデ泊)
12月7日 ロッジパイネグランデー(カタマラン)ー>プデート
ー(バス)ー>プエルトナタレス (プエルトナタレス泊)
12月8日 プエルトナタレスー(バス)ー>カラファテ(泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アウストラル街道の次の目的地はパイネ国立公園。そのため、バルマセダ空港から、SKY Airlineで空路プンタアレナスに向かった。バルマセダープンタアレナス間のフライトは週一便しかなく、これに乗れなければパイネ訪問がパーになる恐れがあったが、幸いキャンセルされずに予定通り飛んでくれた。(写真は、アズール湖畔に咲くかわいい花)
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11月30日、コイヤイケの宿の感じのいい親子と別れて、飛行場まで約57キロを車で1時間走り、12時前に着いて、レンタカーを無事返却。総走行距離1100キロ走ったことになる、9日間借りて、9万円。高いがこの地域をツアーで周ると20万以上かかるので、お得だ。離陸するときも遠くに先日訪れたアウストラル街道近くの山々がきれいに見えた。
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時間通りプンタアレナスに向けて午後2時5分出発。昨日ネットで右窓際の席を確保しておいたが、翼の上で見えない。一つ後ろの席に移動したら、セロカステロやヘネラル・カレーラ湖などがくっきりとみえた。
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左右で色が違っている湖の上を通過。どうやらアルゼンチンとの国境近くを飛んでいるようだった。
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飛行機の右側遠くにフィッツロイらしき山が見えてきた(写真中央に小さく写っている山)。やはり飛行機はアルゼンチン側の上空を飛んでいた。
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フィッツロイがこんなにもきれいに見えるなんて、思っていなかった。3405mあるが、実際より高く見える。以後何度もお目にかかることになるなんて思っていなかったので、この時は興奮した。
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晴れていたのでいつまでも見えていた。手前の湖がピエドマ湖。
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オンタイムにプンタアレナスに到着。当初は7時半発のバスのチケットをネットで購入していたが、一本早い5時45分発に今日ぎりぎりで変更できたので、真夜中にプエルトナタレスに着かなくて済んだ。バスを待っている人の中に5時台のバスがないといわれて、7時台のバスのチケットを買わされた老夫婦がいたが(私たちもそうだった)、変更手続きをしていなかったため早いバスには乗れなかった。あいにく満席だったのだ。
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空港で1時間半の待ち時間にレストランでサンドイッチを頼んだら、なんと巨大なビーフ入りサンドがでてきてびっくり。半分持ち帰ることにした。一人分を二人で食べて十分だ。もう一つはチーズとハムいり。1つ1500円したハンバーグ。味はいいが肉はかたかった。
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3時間のバス旅は何にもないところを疾走しているので、寝て過ごした。タクシーでホステルへ行くことができ、10時まで開いているスーパーで食糧調達もできた。ホステルは評価の高いホステルだったが、外見は粗末。中は改装されていた。部屋はバックを広げられないほど狭かった。明日からはいよいよパイネ国立公園を3泊4日でドライブする予定だ。
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12月1日、8時に朝食。すごく安いホステルだが、評価が高いのがうなずける朝食の内容だった。食器がもしかすると自分で焼いたものかもしれない。洒落た陶器が使われていて、センスがよかった。英語とドイツ語とスペイン語を流暢に話す若い女性が経営しているようだ。朝食後主人だけ歩いてハーツレンタカーにでかけたところ、ハーツの事務所はなく、別のレンタカー会社があり、閉まっていたが、連絡先が書いてあったそうだ。連絡してみると、ハーツはなくなり、車は10時に用意できるから10時に来てくれと言われたといって帰ってきた。宿の女性がハーツの連絡先の番号に電話をしてくれ、事務所が、あるホテルの一画に移転していることがわかった。さっそくタクシーで向かい、無事借り出すことができた。昨日移転したばかりとのこと。
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10時半に出発。天気も向かう方向は明るくまあまあの天気。新道は工事中で通行止めなので、旧道(ルート9)をセロカステロまで60キロ走り、分岐点からパイネ国立公園への道に入ることにした。分岐点からしばらくは舗装道路だったが、公園の方向に分かれるとすぐに未舗装になった。埃がひどい。
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前方に険しい山影が現れた。パイネの方向とは違う山だ。もしかしたらアルゼンチン側の山々かも。
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私たちはパンクを恐れて時速40キロ以下でノロノロ走っているが、他の車は洗濯板状の砂利道を疾走。タイヤがやられるのではないかと、心配してしまう。
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やがてサルミエント湖畔に到着。湖越しにトーレスデルパイネ(パイネの塔)がきれいに見え、湖の色がコバルトブルーだった。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。前回は新道を通っているので、この景色は初めてだ。ここには多くの観光バスが立ち寄っていた。
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管理事務所に着く直前にアマルガ湖のそばを通った。湖の色は白く濁っている。ここからはトーレスデルパイネが良く見えた。
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展望台には観光客が多かった。先を急ぐので通過。
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管理事務所の手前でアズール湖に行く道に入った。車でしかいけないところなので、前回素晴らしかったアズール湖を訪れるためにレンタカーを借りたしだいだ。途中の滝(パイネの滝)の前は通過。立ち寄るのは帰りにしよう。まずはアズール湖だ。
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前回グアナコがたくさん見られた場所を通ったら、案の定今回も多くのグアナコがいた。
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砂利道を15キロちかく走った。前方には変な雲が出ていた。
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ようやく前方にアズール湖が見えてきた。残念ながら期待していた一面タンポポという景色はなかった。前回よりも一か月遅いので、無理もない。
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タンポポはすでに終わりに近くわずかに残っているだけだった。以前は一面たんぽぽに覆われて、本当に美しいところだったのだ。
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イチオシ
アズール湖半。アズールというのは青という意味だが、実際の湖の色は青緑だった。
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今日は風が非常に強く、湖は波打っていた。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。今日はパイネの塔の上が青空でないのが残念だ。
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なんとか苦労してタンポポとパイネの塔のツーショットを撮影。
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タンポポ以外にもいろいろな花が咲いていた。写真はここで見つけた珍しい花。以後他の場所でも見かけることになる。
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上記のかわいい花とパイネの塔とのツーショット。
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パイネの塔を拡大して。
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前回訪れた時に見た枯れ木がそのまま残っていた。
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2008年にアズール湖を訪れた時の写真。湖畔に同じ枯れ木があったのがわかる。
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きれいな花が咲いていたので、撮影のため原っぱの中に向かった。
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その一コマ。
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アズール湖から戻る途中で、グアナコとパイネの塔のツーショットを撮影。動きが早いので、なかなか撮影が思うようにいかない。
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白い峰をバックにグアナコを撮影。
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こんな風に道をふさいでいることもある。
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青々とした草地で気持ちよさそうに草を食んでいるグアナコ達。
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再び滝の前にやってきた。風が強く飛ばされそうになりながら、やっと滝のそばまで行けた。命がけだ。
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吹き飛ばされそうになるのを、じっとこらえている私を車の中から主人が撮影。
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水しぶきをあびながら撮った写真。パイネの塔がぼやけているのが残念。
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滝の下流。
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さらに下の流れ、渓谷のように流れている。
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管理事務所(写真の中央付近の建物)で入園料を一人18000ペソ(3600円)を払い、公園内の大きな地図をもらい、入園。今夜の宿ホステリア・ペオエに向かって、山道を登って行った。
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あいにく空は雲で覆われてしまったので、途中の峠にあるミラドールからの景色もいまいちだ。写真の山は、右からアルミランテ、パイネの角、パイネグランデ。
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中央のパイネの角を拡大。
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悪路をガタガタ走りながら、ようやくペオエ湖畔に到着。風が物凄いので、エメラルドグリーンの湖水が激しく波打っていた。前方にホステリア・ペオエが小さく見えている。
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ホステリア・ペオエに行くのには、車を駐車場に置いて、細長い木の橋を渡っていかなければならない。風の吹きすさぶ中、大きなバックを引っ張って渡るのはちょっと怖かった。なんとか無事に渡り終えたら、目の前にこの絶景。エニシダがきれいに咲いていた。赤い前面の建物は、ホステリア・ペオエのレストランだ。
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私たちの部屋。山と湖の景色は見えない。パイネの角が見える部屋は一ランク上の部屋で、別棟だった。
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さっそく裏山に登って、パイネの角の絶景を撮影。
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とにかくすばらしい。今日は風がふきすさんでいるので、長くは外にいれない。
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エニシダ越しのパイネの角。
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パイネの角の左側のパイネグランデ。上のほうが雲に覆われている。
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紫の花も咲いていた。
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パイネの角の拡大。最初からこれだけクリアに見れて、本当にラッキーだ。
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ホステリア・ペオエのレストランの2階はラウンジになっている。ネットはここでしか使えない。
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夕食後ラウンジでパイネの角を見ながらネット。夕焼けを待ったが、角の上が少し赤くなっただけで、終わってしまった。
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ラウンジの窓からパイネの角を撮影。山肌に明かりが写りこんでしまったが、これはこれで面白い写真だ。
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ラウンジからホテルに渡る橋が良く見えた。結構長い橋だ。
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夕方といっても9時ごろまで明るいので、外に出て夕日に赤く染まるパイネの角を撮影しようと待ちかまえたが、太陽の沈む方角に雲が立ち込めていたため、赤くならずにそのまま暗くなってしまった。
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パイネの角とその右のアルミランテ。あさってもここに泊まるので、その時もっと天気が良いことを願うばかりだ。(その2に続く)
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