2014/11/22 - 2014/11/24
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miharashiさん
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2014年の四度目の世界一周旅行のハイライト編。ネパール、トルコ、ポルトガルを周遊後、南米大陸に渡り、最後はハワイに立ち寄りました。本旅行記シリーズは、南米大陸をレンタカーでドライブしたときの記録を中心にシリーズにしたものです。本シリーズ(その2~4)は、3部作からなり、チリのアウストラル街道をドライブした時の旅行記です。アウストラル街道(Carretera Austral)とは、チリのプエルトモンからヴィラオイギンスまで、チリパタゴニアの北部を貫く道路(7号線)の呼び名で、長さは1240kmにおよびます。周囲を険しい山々や氷河、それに美しい湖に囲まれ、南部パタゴニアのパイネとともにチリを代表する一大景勝地です。また、ここは世界的なチャリダーのメッカとして知られています。(表紙写真は、マーブルケーブ)
<アウストラル街道の日程>
11月22日 プエルトモン空港ー(Sky Airline)―>バルマセダ空港(レンタカー借り出し) バルマセダ空港―>ヴィラ・セロカステロ(泊)
11月23日 ヴィラ・セロカステロー>リオトランキーロ(泊)
11月24日 マーブルケーブ見学
リオトランキーロー>プエルトベルトランドー>プエルトグアダル(泊)
11月25日 プエルトグアダル<ー>プエルトベルトランド<ー>チャカブコ渓谷 (プエルトグアダル泊)
11月26日 プエルトグアダルー>チレチコー(フェリー)ー>プエルトイバニエスー>コイヤイケ(泊)
11月27日 コイヤイケー>アイセンー>マニウアレス(泊)
11月28日 マニウアレスー>プユウワピ(泊)
11月29日 プユウワピー>ハンギング・グレイシャーー>コイヤイケ(泊)
11月30日 コイヤイケー>バルマセダ空港(レンタカー返却)
バルマセダ空港―(Sky Airline)ー>プンタアレナス空港
ー(バス)ー>プエルトナタレス(泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回のドライブでは、前半はアウストラル街道を南の方に向かい、街道沿いで最大の湖、ヘネラル・カレーラ湖の周りを一周。バルマセダ空港でレンタカーを借り出し、セロカステロ村、リオトランキーロ(マーブルケーブ)を経由して、プエルトグアダルの湖畔の宿に二泊。その後、チレチコまで行き、そこからフェリーで対岸のプエルトイバニエスまで渡り、コイヤイケまで走りました。
その1は、バルマセダ空港からプエルトグアダルの宿までの記録です。 -
11月22日 プエルトモンのホテルでゆっくりすごし、バスターミナルからシャトルバスで空港に向かった。このシャトルバスは、ツアー会社が運行するバスで、出発時刻は当日の飛行機の運行状況で決まるバスだった。料金は一人2500ペソで、タクシーよりはかなり割安。ただ、窓口が数あるツアー会社のうちの一つしかないため、わかりにくい。窓口には、Transfer to Airport(実際はスペイン語)と書かれた小さな紙が貼ってあるだけだった。
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プエルトモン空港をSky Airlineで3時過ぎに出発し、50分後にバルマセダ空港に到着。レンタカーの借り出しに時間がかかり、5時ごろにようやくセロカステロの村に向けて出発。最初はコイヤイケ方面に走る。一本道で広々として走りやすかった。
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運転席からはこんな景色が見えていた。
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途中の分岐点で、コイヤイケ方面とは反対方向の山の方に入る。前方には色がきれいな山が見えてきた。
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マーブル模様の山。見上げるほどに高い。
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やがてセロカステロの村を遠望する展望台に到着。あいにくの天気でセロカステロは雲の中。残念(後日素晴らしい姿を見ることになる)。
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アウストラル街道でチャリダーに初めて出会った。その後何組ものチャリダーに出会うことになる。セロカステロの宿にチェックイン。まあまあの宿で、ネットが使え、バストイレ付で一人2000円だった。
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翌日朝も宿の窓からはセロカステロらしきものがちらっとみえただけ。セロカステロの朝焼けをみたいためにここに宿をとったのに。
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晴れていればこのようなすばらしい山容が望めたのに(写真は、アウストラル街道ドライブその2より)。
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とりあえず昨日の展望台へ行ってみることにした。昨日よりは展望がいいが残念ながらセロカステロは見えなかった。再び村の前を通り、リオトランキーロをめざした。
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白い峰も現れ始めた。
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こんな山も現れた。
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最初の展望台からの眺め。残念ながら山が見えない。
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途中の砂利道。走りにくいので、40キロ弱の速さでノロノロ運転。
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拡大すると道の状態がよくわかる。
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2番目の展望のきく峠からのながめ。
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コバルトブルーの池?らしきものが眼下に現れた。もうすこし山が見えたらすばらしいところだった。
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峠を下りていくとこんな眺め。正面の山の色が変わっていた。
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前方にようやくヘネラル・カレーラ湖が見えてきた。しばらく走ると、黄色いルピナス?とファイヤーブッシュの花がきれいなところに着いた。
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この花はニュージーランドでさんざん見てきた馴染みの花だ。
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リオトランキーロの手前で初めてルピナスの群生に出会った。(3日後にいやというほど見ることになるなんて、想像もしていなかったので、この時は感激していた。)
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時間が早かったので、リオトランキーロの手前の道を入り、明日行く予定だった氷河へ行ってみることにした。15キロくらい走ったところで、急に道が悪くなったので、引き返すことした。氷河の先端らしきものは見ることができたが、はたしてこの氷河のことをさすのか、わからない。氷河湖までは50数キロあるようだ。
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引き返したところ。そばに急峻な山がそびえていた。
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戻る道沿いは黄色のルピナスで埋め尽くされていた。
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ひなびた家の屋根には十字架が。
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トランキーロの手前には黄色い花が群生していた。
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リオトランキーロの宿は庭のきれいなホテルだった。ネットで予約したホテルだが、町のホステルよりは高かった。翌朝の朝食はジャムをはじめ、パン、ヨーグルトなどが自家製でとてもおいしかったので、値段だけのことはあった。
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翌日快晴だったので、朝食前に車で走ってみた。晴れている湖がきれいだ。宿にもどり朝食後、マーブルケーブのボートツアーで6人そろうまで待機していたが、だめそうなので湖まで行って、直接業者と交渉し、2人で45000ペソのところ34000ペソで手を打った。
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近くの湖畔からボートに乗ってマーブルケーブ目指して出港。湖は結構波があり、小さなボートはかなり揺れるので怖かった。
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いわゆるマーブルケーブは、the Chapel (La Capilla)(マーブルチャペル), the Cathedral (El Catedral)(マーブルカテドラル), and the Cave (La Cueva)(マーブルケーブ)の三つからなるらしい。
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私たちは事前に何も知らないで訪れたので、最初に連れていかれたのが(写真)そうだと思ってしまった。本物はもっと後に出てきた。
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最後に連れていかれたのが(写真)、マーブルカテドラルだった。
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イチオシ
カテドラルの中に入ると、写真で見た模様が現れた。
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石灰岩が6000年の間、波に浸食されてマーブル模様ができたということだ。
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私たちは二人で写真を撮りまくった。
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鍾乳洞で見たような石柱が現れた。
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湖の色がすばらしくきれいで、私は海の色ばかり、撮りまくっていた。
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背景に白い峰。
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柱が教会の柱に似ているので、カテドラルと呼ばれるらしい。
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白い石灰石にはターコスブルーの水が映える。
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同上
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変なあなができていて面白かった。
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同上。
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私たちの船の前に先客があった。あちらは6人そろっている。
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このあたりの模様もすばらしい。「
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同じところをもう一枚。
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イチオシ
このあたりが一番模様がきれいなところかもしれない。
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同上。
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同上。
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手前が私たちの船。
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このあたりの模様もななめ模様で面白い。
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青の洞窟みたいに光が入ると色が鮮やかになるようだ。
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まだまだおもしろい模様が続いた。
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同上。
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さらに奥へ。
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湖の色がすばらしいところ。
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大きな空間。
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これで最後。
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イチオシ
一番端にマーブルチャペルがあった。小さい島だ。
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マーブルチャペルの根本に近づく。
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すべて見て回った後は猛スピードでもどったが、波に揺られながら、拡大で撮影。
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先ほどの別のボート。
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マーブルカテドラルと背後の険しい岩峰。天気が悪ければ、ふつうの島にしか見えないくらいだ。
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マーブルカテドラルが遠ざかって行った。
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またまた最初にみたマーブルケーブ。見納めだ。
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波がだんだん荒くなる中をボートは猛スピードで帰路についた。揺れが猛烈にひどくてかなりこわかった。天気が良ければ絶景だが、曇りの日にはつまらない景色になってしまうので、くれぐれも天気のいい日に観光してほしい。
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リオトランキーロを後にして、アウストラル街道を南下する。左側に紺碧のヘネラル・カレーラ湖を眺めながらの快適なドライブだ。アウストラル街道で一番美しい路線だとだれもがみとめているところだ。
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ヘネラル・カレーラ湖のパノラマ(画像をクリックしてください)。
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同上(画像をクリックしてください)。
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少し高いところから。
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このあたりからの眺めもすばらしい。
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眺めの良いところで止まり記念撮影。
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再び記念撮影。なかなか前に進まない。ここで昼食タイム。
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赤いファイアーブッシュと青い湖、そして遠くに白い峰々。このあたりファイアーブッシュが群生していてみごとだった。
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山肌に白と赤の花のコントラスト。白と紫の混じったルピナスがみごろだった。
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黄色の花と一緒に。
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展望のいいところで小休止。
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さらに湖沿いの道が続く。
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左側。
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前方には別の白い峰々。
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コクランへの分岐点に近づくと、湖の色が変わっているところがあった。
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砂州みたいに突き出たところになにやら花らしいものが見えてきた。
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拡大してみると、湖岸にルピナスの大群が。
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近づく道がないか探したが、入れないようにフェンスが張ってあった。私有地らしい。
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仕方がないので、道路から撮影。
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拡大して。
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山を入れて撮影。
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大きな橋があり渡る。このあたりから次の写真の山が良く見え、なかなかの絶景だった。このあとにプエルトグアダル方面とコクラン方面への分岐点があった。
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車を停めて横道に入って。
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まだ時間が早かったので、コクラン方面への道に入ってみた。すぐに素晴らしい山が連続して現れ、撮影に忙しかった。(この道は次の日も往復することになったので詳しい写真はその2に掲載)
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連続写真。
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このあたりの道は道幅もひろくなり舗装にちかく走りやすかった。珍しい鳥に出会うことができた。
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プエルトベルストランドの先まで行き、エメラルドグリーンのベーカー川を見てから、引き返した。
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けっこう流れが速かった。
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写真は引き返す途中の道で右側にそびえる高い山。
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再び湖越しにきれいな山が見えてきた。その後再び分岐点に戻り、プエルトグアダルへ向かった。相変わらず道が悪く、走りにくかった。
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途中、裸同然の姿で必死にペダルをこいでいるカップルに出会った。男性はこの先のガードレールに座って彼女の来るのを上半身裸で待っていた。
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プエルトグアダルの町中を通り、買い物をして、町外れにある今日の宿に着いた。今日は100キロ走ったことになる。私たちのコテージは一番湖に面したところにあった。絶景の地だった。全部で7棟斜面に建てられていた。
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ベットからテラス方面を撮影。寝ながらにして絶景が眺められた。今日は天気に恵まれて、最高だった。
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テラスからのパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。
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外は風が強く、湖でも波が荒かった。テラスからの眺めはその2に掲載。
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