2014/11/13 - 2014/12/01
1608位(同エリア5125件中)
ゆうさん
実は既に前回も宿泊したHOTEL32にチェックインしている俺。
部屋はコンプ(無料)、食事は3泊で$250まで無料、そして今回泊まった最大の理由!
スロットマシンのフリープレイ$950が付いてくる!!
さぁいかにして全てを有効利用できるか!!俺の腕の見せ所だ!
じゃあ行くぜ!レッツゴー!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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-
ちょっと時間を遡ること2日前。そう、スティービーワンダーに酔いしれたあの日の午前中、俺は遠くまで呼びつけたリモに乗ってHOTEL32へ向かっていた。
-
ホテルに到着したのが午前中。VIPラウンジへ行くと顔見知りのおばちゃんが俺を迎える
「まぁ!ようこそお帰りなさい!Mr....」
(顔は覚えてるが名前は覚えてないのか?)
「チェックインよね?じゃぁパスポートとクレジットカードを」
(さらりとごまかしたおばちゃん)
「本当におかえりなさい!Mr.ゆう様」
(完全にパスポート見て名前を確認してから呼んでるじゃん!)
「Mr.ゆう様、お部屋の方ですが1時間ほど待って貰えますか?Mr.ゆう様のいつものお部屋の掃除がまだなんです」
(いや、わざとらしく名前の連呼はいいから)
「じゃぁ、カジノで遊んでからまた来ます」
俺はカジノへ向かった。 -
俺は$950貰ったフリープレイを、とりあえず現金化しようとした。
どういうことかと言うと、カジノから貰ったフリープレイというのはスロットマシンをプレイするしか出来ない仕組みになっている。しかし、そのプレイで当たった分については通常と同じクレジットに入るのでフリープレイ$950をプレイし、なるべくたくさんの当たりを当てようという作戦だ。 -
$950使って$950以上になれば嬉しいが、それは運が良ければの話し。多くの場合、入れたお金より出たお金の方が少なくなる。この場合も$950つかってなるべく$950ぐらいにしたいのが理想だ。
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そして最終的には$900になったのでヨシとした。
フリープレイ$950は無料で貰ってるわけだから、ここでやめると俺は勝利だ!!
しかし、ギャンブラーがここで止めるわけが無い。とりあえず一旦$900のバウチャーを持ち部屋へ向かった。 -
部屋の用意は出来ていたのでチェックインする。
ビリヤード台があるいつものペントハウス。この部屋は大きく分けるとリビング・寝室・バスルームの3室に別れる。 -
寝室にあるこのパネルを操作する事で、俺のiPhoneをBluetoothで各部屋に接続して音楽を流す事が可能だ。俺は久しぶりに浜田省吾「Money」を部屋中に流し、気分を盛り上げる。
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バスルームへ行き、早速俺は熱いシャワーを浴びる。シャワールームはとても広く、天井、シャワーヘッド、壁の3方からお湯が出る。ついでにスチームサウナも全開にしてサウナ+シャワーを堪能。
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そして、この部屋の最大のお気に入りなジャグジーに身を沈め、久しぶりのバスタブで心を洗う。ここまでの10日間以上はモーターホームの旅だったので一度もバスタブには浸かれなかったのだ。ふぅ〜極楽極楽
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そして俺は真っ裸のまま浜田省吾の曲が流れる中、一人ビリヤードを楽しむ。嫁が一緒の時なら跳び蹴りをくらいそうだが、一人の時には俺はこうして楽しむのだ!
実は、俺は部屋の中で真っ裸が大好きなんだ!この開放感がたまらんっ!!はっはっは〜極楽極楽。 -
真っ裸で32階から見下ろす景色も最高だ!はっはっは〜。
「ぴんぽ〜ん」はっ!客だ!あわててバスローブを羽織る俺。出てみるとハウスキーパーがトゥーンダウンサービスをします?と聞いている。そろそろMGMに向かおうと思っていたので丁度いい。ハウスキーパーには、着替えてすぐ出るのでお願いしますと頼み、俺はすぐに新しいシャツに袖を通し颯爽と部屋を出た。 -
スティービーワンダーのチケットをピックアップしたら、そのままMGMのカジノで勝負をしてコンサートをはじまるのを待つか。そんな事を考えながら俺は階下へ降り、MGMへと向かった。
しかし、その時俺はとんでもないことに気がついた。
さっきまで持っていた$900のバウチャーが無い!!!!!
前作を読んでいる方は覚えているだろうか?俺は、子供の頃から「忘れんぼ大将」の異名を取るおばかさんだと言う事を。そう、どうやらまたやってしまったのだ!!しかも、100円の温度計ではなく、$900のバウチャーだ!しかし、どこだ?どこでだ????考えても仕方ない、$900を探しに戻らなければ!!俺は、快晴とは全く関係無い汗をかきながらホテルへ引き返した。 -
部屋へ戻るとトゥーンダウンサービスは既に終わっていて、部屋も綺麗に片づいていた。「実録!警視庁24時」の類いをこよなく愛する俺は知っている。「初動捜査」がいかに大切かと言う事を。
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俺は、部屋に入ってから一つ一つの行動を思い出そうとしていた。なかなか思い出せないので、俺は服を脱いで真っ裸でビリヤードをやるところからやり直すことにした。多くの経験から、これは正しい選択なはずだ。丁寧にポケットに球を落としていく。最後の⑧に手こずるも鮮やかにサイドポケットに沈めた。しかし、よーく考えると裸なんだから$900のバウチャーには関係ない気もする。しかし、そういう所が盲点の可能性もあるので俺は次の行動に移る
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真っ裸で32階から下を見下ろす。先ほどと同じ景色を見ているはずなのに、なぜか全く違う景色に感じるのは心に余裕がないせいか。
しかしっ!思い出した!早い段階で俺は思い出した!!ここでハウスキーパーが来たので、俺はあわてて「新しいシャツに着替えて」部屋を出たのだ!!!あのシャツなんじゃないのか?!
俺は、シャツを脱ぎ捨てたはずのベッドを見るっ! -
マ、マカロン?
ほうほうほう、$900がマカロンに?いや、$900のマカロン?3個あるから1個$300って事?(この時、俺は正常に物事を考える力が無かった)
しかし、徐々に冷静さを取り戻す俺。「犯人はわかった!!じっちゃんの名にかけて!」
実は冷静さを取り戻していなかった俺は、ベッドサイドの電話機から受話器を持ち上げ、何も考えずにハウスキーパーのボタンを押していた。 -
「ハロー、Mr.ゆう様 何かご用ですか?」
その声が受話器から聞こえた瞬間・・・俺の視線の端に何かが映った。黒い、黒いシャツ。えええええええ、シャツがハンガーに掛かってる!!!いや、掛けてもらってある!すぐさま胸ポケットを確認する俺。そして、そこで見つけた紙に書かれた数字を無意識に読み上げる俺
「ナインハンドレッドだ・・らぁ」
「わっつ?」
「ももももも申し訳ない!!!俺は、俺は一瞬でも貴女を疑ってしまった。このままでは貴女と抱擁することは出来ない!!どうか、どうか俺を殴ってださい!!!」
と、言いたかったが英語でなんて言えばいいのか全くわからなかった俺は
「アイムソーリー、ミステーク」と言い受話器を置いた。 -
旅行記を読んでいる皆さん。
ホテル32はとても良いホテルです
俺が自信を持っておすすめしますので是非宿泊してください。
そして、俺は更にこのホテルでまたやらかすことになる。
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