2014/05/02 - 2014/05/02
7位(同エリア148件中)
こあひるさん
世界遺産スタニスラス広場からカリエール広場を通り、新緑とお花いっぱいのペピニエール公園でしばし春満喫の散策を楽しんだ後、旧市街へ・・・。
ナンシーでは、アールヌーヴォー建築めぐりをするのが定番だろうけれど、今回は誠に残念ながら・・・点在する邸宅巡りをする時間はないので、旧市街を中心にブラブラと歩いてみることにしている。
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ロレーヌ公宮殿の前の楕円形状の塀をくぐり抜けると、そこは旧市街の住宅街。
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すぐ目の前に、教会のある大きな広場が出現。広場からは複雑に路地が出入りしています。こちらはGrande Rue。
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広場に面して、サンテプヴル教会Basilique Saint Epvreが聳えています。
Saint Epvre教会 寺院・教会
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ガ〜ン・・・扉が閉ざされており、入れない(;'∀')・・・。
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教会では、時々こういう事態に遭遇しますが、なぜ入れないのかがよくわからないまま・・・縁がないものと諦めて・・・。
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こちらは教会前の広場。どっちに行ってみようか・・・?
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広場の周りは路地が入り組んでいて、どの道を入ってみようかワクワクします。と同時に、方向音痴泣かせなんです・・・。
Rue Saint-Epvreを通り抜けていきます・・・裏通りには、カフェやレストランが沢山あって賑やか。 -
とりたてて豪華な意匠や派手な装飾もない庶民のお家が続く・・・わりと地味な田舎町・・・といった風情ですが、観光地化したようなコロンバージュの家並みばかり見て過ごしてきたので、こんな取り柄のない(こら!)町並みがとっても新鮮に見えます。
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旧市街ではメインストリートであろうGrande Rueに戻って、先へ進みます。
道の先に見えているお城みたいな建物が気になります〜。 -
ロレーヌ公宮殿はL字型になっていて、このGrande Rueの片側ず〜っと建物が続くほど広大です。
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サンテプヴル教会の塔は、けっこう離れても目印となっていますね。
Grande Rueには、こじんまりとした庶民的な飲食店や物販店が軒を連ねます。 -
可愛らしいとんがり屋根を持つお城のような建物にだいぶ近づいてきました。
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この時間、お土産屋さん以外は、ほぼお昼休みで閉まっています。
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メニューとにらめっこして・・・どのレストランに入るか決めます。
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よくある町のパン屋さん。ケーキなどの甘いものも売ってます。明日の朝のパン、買っておこう〜。
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Grande Rueの突き当りに見えていたお城のような建物は・・・クラッフ門La Porte de la Craffe。
建物のように見えたのですが、正体は、かつて城壁に取り囲まれていたナンシーの街の城門でした。
14世紀に造られたもので、市内で最も古い建造物だそう。2つの円錐形の塔は、牢獄として使われていたこともあったそうです。クラッフ門 建造物
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説明文の看板があったのですが、フランス語のみなので全然理解できませんでした。
内部をくぐって通ってみます。まるで建物みたいに大きく立派な構造です。城壁もさぞかし堅固だったんでしょうね〜。 -
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反対側に出ました。向こう側と全然違うね〜〜!
このままもう少しまっすぐ進めば、もうひとつ城門があったみたいです(←調べていかないので知らないまま)。街の警固強化のために、もうひとつ門を造ったらしいです。 -
クラッフ門を出ると、車通りの多い新市街のような雰囲気になったので、また門の内側エリアへと戻ることにします。
ここは・・・学校のようです。 -
キレイに色を塗り直すとか、修復するとか・・・あまりしておらず、ありのままの生活感あふれる街並みは、自然でけっこういい感じ。味があります。
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裏通りをブラブラしながら・・・。
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路地もいい感じです。
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どんなお部屋なのかなぁ・・・。
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再びGrande Rueへ。
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教会前の広場まで戻りましたが、そこを超えてさらにGrande Rueを進んでみます。
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とりたてて何にもない通りですが・・・楽しいです。
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わ〜!プティトランがやってきました〜〜!アルザスの村々でも見かけましたが、ナンシーでも走ってます。
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Grande Rueを歩いていたら、レストランが建ち並ぶすごくいい雰囲気の横道 Rue des Marechauxを見かけ、そちらの通りへ入ります。つい、お店に入って食事をしたくなりますね〜。
でも、ここで何か飲食したら、夕食を食べられなくなるので・・・我慢。 -
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ロレーヌ公宮殿前の楕円形の塀まで戻ってきました。
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再びスタニスラス広場に・・・。2時間余り旧市街を散策してきました。
意外と気に入ってしまった家並みでした〜〜。こんなんなら、もうちょっとナンシーに時間をとってもよかったなぁ。 -
ランチタイムもそろそろ終わり・・・スタニスラス広場には観光客など人が増えて、より賑やかになっていました。
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フランスでは珍しくもない普通の建物でしょうが・・・。
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紋章があったりすると・・・かつては貴族の館だったのかな・・・なんて思ったり・・・。
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何枚撮っても同じような感じになってしまうのはわかりつつも・・・つい美しさに魅せられて何度もシャッターを押しまくってしまう・・・スタニスラス広場。
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スタニスラス広場のRue Hereからプティトランが出ているので・・・乗ってみることにしました。
あちこち歩き回るにはわが家ふたりの足取りではおぼつかないし、日本語説明オーディオガイドもあるので、目の悪い連れ合いには分かりやすいかな〜と。
16時出発だというので、10分ほど広場で時間つぶし・・・。 -
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プティトランが戻ってきました〜〜!
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そしてプティトランに乗り込み、出発〜〜!
スタニスラス広場などは18世紀に造られたものですが、旧市街の家々は、それ以前からのものが多いようです。 -
Grande Rueから1本裏手の閑静な住宅街にある Hotel D'haussonville。16世紀の大邸宅のようです。
ホテル ドゥソンヴィレ ホテル
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大きい立派な邸宅の並ぶ住宅街を走り抜けていきます。
オーディオガイドの説明がある場所だからといって、プティトランのスピードを落として見やすくする・・・なんて心遣いは一切ないので・・・うん??どれ!?な〜んて思っているうちに、あっという間に通り過ぎ・・・あるいは、写真を撮ろうと構えても、あれよあれよ〜〜という間に走りすぎていくので、シャッターチャンスを絶えず逃し・・・プティトランに乗ったら、おとなしく景色を眺めている方が物質的にも・・・気持ち的にも良いんだろうな・・・とつくづく感じました。 -
わ〜〜!出た〜〜!コテコテのアールヌーヴォの邸宅〜〜!しかし、容赦なく・・・あれ〜〜!?と思っている間に、その前を走り去っていくので・・・シャッターを切るのに忙しない・・・。何かを考えているヒマはありません。
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おっ!またまたアールヌーヴォーの素敵な邸宅が〜〜!しかし、交差点の真ん中からじゃねぇ・・・狙いにくいわ〜・・・あれぇ〜〜!?うまく捉えられないうちに通り過ぎてしまったわ〜(爆)。
1903〜4年に建てられたヴァイセンビュルガーの家The Weissenbuger building。
Lucien weissenburgerはナンシー派の建築家。また、この邸宅のステンドグラスは、Jacques Gruber、アイアンワークはLouis Majorelleによるもの。
・・・なんて偉そうにコメント入れていますが、今わかったことです。
こういう風に、ステキな邸宅を目の当りにすると、やっぱりもっとゆっくり時間をとって、アールヌーヴォー邸宅巡りをしたかったな〜・・・なんて思ってしまいました(でも、個人宅が多く、外からちょろっとしか見えないものも多いらしいです)。 -
先ほど散策のときに見たクラッフ門の、すぐ外側にあるもうひとつの城門がこちら。
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ペピニエール公園の周囲をぐる〜っと周りこむような感じで走り、道路の交差点にサン・カトリーヌ門が見えました。
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サン・カトリーヌ通りを通り、オペラ劇場の脇を通り、スタニスラス広場へと入ります。
1泊するナンシーでは、オペラ鑑賞にも惹かれたのですが(何しろホテルのすぐそばだし)・・・どうしても入ってみたいレストランがあったので、諦めました。 -
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ほとんどの道路に駐車車両があるので、プティトランの中からだとそれが邪魔して、満足に写真が撮れないわ〜なんて心の中でボヤいているうちに、プティトランはスタニスラス広場に戻ってきました〜。
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まもなく17時。
週末金曜日の夕方ということもあるのか、賑やかな雰囲気です。 -
旧市街といわれるエリアは先ほど歩いたので、こんどは、スタニスラス広場から駅に向かうあたり・・・ショッピングエリア(←ホテルのフロントの人が地図を示してそう言っていました)あたりを散策してみよう。
スタニスラス広場の門から出て、Rue des Dominicainsを歩きます。 -
旧市街とは違って、高級そうなオシャレなお店がたくさん。
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路面電車が走る通りに出ました。
このエリアは、旧市街側と雰囲気が異なり、ブランド品のお店が多く、確かにショッピングエリアといった感じです。人も多いです。 -
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ナンシーに来るにあたって4トラを眺めていた時、目に留まって・・・見てみたいな〜と思っていたクレディ・リヨネ銀行 Credit Lyonnais。
いまいち場所がわからなくて・・・探し当てるのは難しいかなぁ・・・と思っていたのですが・・・Rue Saint-Georgesを歩いていたら・・・運よく見つけることができました〜〜(^O^)/!
外観は特に目立つわけでもない(といってもなかなかの建物ですけれど)ので、発見できてよかった〜〜(←常に見逃しの多い私・・・)! -
ナンシー派のジャック・グリュベール作のステンドグラスの天蓋。豪快にして優雅〜〜!
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銀行は通常営業中ですが・・・観光客もよく来るらしく、気にもとめず平然とお仕事をしています。
美術館でも撮影OKのフランスには感心しきり・・・なのですが・・・営業中の銀行の中ですら撮影OKなのか・・・とフランスのあまりの太っ腹に驚いたのですが・・・その後、日本の旧盛岡貯蓄銀行でも営業中の館内撮影OKでしたね〜、ほんとに有難いです!! -
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Rue Saint-Georges。
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交差点に可愛らしい薬局がありました。
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タイルで描いた装飾が可愛い。
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この建物・・・1階にはショップが入っているようですが、なんか寂れてるような雰囲気が漂っています。
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スタニスラス広場に戻りました。
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17時半をまわりました。
19時半に夕食の予約をしてありますので、それまでホテルのお部屋で休憩します。
⑤へ続きま~す。
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この旅行記へのコメント (4)
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- わんぱく大将さん 2015/03/23 03:17:02
- 思ってたのとは
- こあひるさん
いきなり子供が増えて。 よけい怖いやんか。
ナンシ―。思ってたのとはちょっと違うなと、ということではい、さようなら。
大将
- こあひるさん からの返信 2015/03/24 10:26:53
- RE: 思ってたのとは
- わんぱく大将さん、まいど〜〜!
あら、おもちゃあひるでもだめでしたか〜〜!?
こあひるってネームにしたので、どうしても鳥がらみで嫌われる運命なのね・・・。
こあひる
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- aoitomoさん 2015/03/17 18:06:44
- プティトランも乗ってみたい〜
- こあひるさん
『ナンシー旧市街』
こあひるさんのコメントのように、観光地化したコロンバージュの家並みでない田舎町風の旧市街は、観光地なのに観光地でないような自然な佇まいが魅力です。
こんなところで、いい被写体を見つけるのが醍醐味だと思います。
『サンテプヴル教会』
存在感のあるランドマークになってますね。
日本ですと観光施設の営業時間は明確ですが欧州では開いているはずの日時に開いていない事が日常茶飯事ですね。
あくまでも教会ですから仕方が無いのかな〜
『クラッフ門』
こんな城門があるのですね。
中世にトリップした感じになります。
スタニスラス広場に行けたら、ここまで来ないとと思いましたよ。
こあひるさんの移動ルートがだいたい把握できました。
プティトランルートを除いてですが。
『プティトラン』
乗り物に乗っての撮影は大変ですよね。
こあひるさんのじれったい気持ちがよくわかります。
自分だったらカメラを諦めて動画にしてしまいそう。(笑)
でも、窓ガラスが無いのが救いですね。
そして乗れたのもいいですね〜
短時間で結構動いているのが、いつもながら凄いと思いましたよ〜
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2015/03/19 10:18:15
- RE: プティトランも乗ってみたい〜
- aoitomoさん、こんにちは!
ナンシーは、広場の夜景以外にあまり期待しておらず、コロンバージュの家並みと違う雰囲気を求めて立ち寄ってみた・・・という感じだったのですが、思っていた以上になかなか魅力的な街に思えました。もっとゆっくり滞在してもよかったな〜って感じです。
教会・・・来るものは拒まず・・・だと勝手に思っていましたが、必ずしもそんなことはなくてよく拒まれることがありますね〜(笑)。閉まっている理由がわからないので、同じようなことがよく起こります。
ナンシーも、やはり城壁に囲まれた城塞都市だったようで、ずいぶん頑丈で立派な門があるので驚きました。遠目に見たら、ちょっとした邸宅のようです。あそこが牢獄だったとは・・・。下調べしていったわけでもないので(地球の歩き方でもナンシーはざっくりとしか紹介されてません)、たまたま見つけた旧市街の遺構でした。
プティトラン、けっこうなスピードで走ってくれました〜。屋根があって片側には窓ガラスがあるんですが、たとえ窓ガラスのない方に座ったとしても、左右容赦なくスポットが現れるので、連れ合いを押しのけるようにして撮らなければならないこともあり・・・やっぱり、プティトランは、大人しく座って素直に楽しむのが一番よいかと・・・。写真ばかりに熱中していたので、肝心の(せっかくの)日本語説明、全く覚えていません・・・。
こあひる
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