2014/11/13 - 2014/11/22
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ペコちゃんさん
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クロアチア最大の都市である首都・ザグレブ・・・人口は80万人で、周辺のザグレブ郡を合わせたザグレブ都市圏の人口は、100万人を超える都市圏になっています。
1991~1995年のクロアチア紛争時には、ザグレブで大きな戦闘はありませんでした。
1975年には、京都と姉妹都市になっています。
スロベニアは快晴だったのに、夕方、ザグレブに着くと、街全体が霧に包まれています。
そんな中、旧市街を観光しましたが、気が利く添乗員さんが ” 明朝、空港に行く前のフリータイムで、ご希望の方は同じコースをもう一度ご案内します ” とのこと。
翌日は曇り空でしたが、賑やかな朝市も見ることが出来、ザグレブの旧市街がよく分かったので、添乗員さんに感謝です。
こうして旧ユーゴを巡る10日間の旅は終わりを迎えました。
各地の旧市街・教会・城壁や、プリトヴィッツェ・ブレッド湖・ポストイナ等の自然景観、どこまでも青いアドリア海、などなど、いろんなことが蘇って来ます。
旧ユーゴ紛争から約20年が過ぎ、どの国もそれぞれの道を歩き始めているような気がしました。
写真は、ザグレブのランドマークの聖マルコ教会。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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14時半にスロベニアのポストイナ鍾乳洞を出発して、17時半に、最後の観光地であるクロアチアの首都・ザグレブに着きました。
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ザグレブの街は、19世紀以降に造られたイリツァ通り以南の新市街と、18世紀以前の街並みが広がる北側の旧市街に大別されます。
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スロベニアは快晴だったのに、ザグレブが近づくと濃霧が立ち込めています。
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広場の地下にある無料トイレ・・・飼い主が戻って来るまで、じっと待っているお利口なワンちゃん。
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イエラチッチ広場にある旧市街の模型で、ザグレブの街の説明を聞きます。
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霧に霞む「聖母被昇天大聖堂」(ザグレブ大聖堂)・・・13世紀から18世紀にかけて建設された大聖堂は、1880年の大火で大きな被害を受け、その後ネオゴシック様式で修復されたたカトリック教会です。
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大聖堂前の広場のモニュメントは、聖母マリアと4人の天使の像。
4人の天使はそれぞれ信頼、希望、純潔、謙虚を表しているそうな。 -
ちょうど、ミサをやっていましたが、入ってみます。
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荘厳な雰囲気に満ちています。
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教会内部の見学は翌日に回し、静かにミサを見守りました。
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霧のザグレブを見て回ります。
路上の柱は、通常はこのように上に出ていますが、車が近づくと、スルスルッと下に下りて車が通れます・・・どういう仕掛けなんでしょうね。 -
このレストランの衝立も面白い。
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半分にしたカップやポットなどを貼り付けています。
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「聖マルコ教会」・・・見たかったこの教会も、この天気と夕方のため、綺麗な写真が撮れません。
明日、再チャレンジします。 -
でも、ステンドは綺麗でした。
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旧市街は、夕方になると点灯人がガス灯に火を灯して回るなど、ノスタルジックな光景が残る、趣のある街です。
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「聖キリルとメトディウス教会」・・・聖キリル(弟)とメトディウス(兄)の名を冠した教会です。
ギリシャ生まれで聖職者だった兄弟は、キリスト教の布教のためにモラヴィア(チェコ)に来ましたが、文字を持たないスラブ人のためにグラゴール文字を創り、これが後に改良されてキリル文字となって、ロシア・ウクライナ・ブルガリア・マケドニア・セルビアなどのスラブ民族で使用されるようになりました。 -
街の中心に位置する「イェラチッチ広場」・・・一年中、様々な催し物が行われていて、深夜になっても賑やかな、大きな広場です。
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広場には、イェラチッチ総督の像や、17世紀に作られた噴水や泉があります。
これは「マンドュシュヴァツの泉」・・・今でもこの地下には泉が湧き出ているそうです。 -
食べるのが、勿体ないような飾りつけのパン。
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最後の晩餐(?)は、このレストランでトマトスープとカワカマスのフライを頂きました。
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旅行中、皆さんにはお世話になりました・・・取り敢えず、カンパーイ!
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今日のホテルは、高層の『PANORAMA ZAGREB』です。
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快適な四つ星ホテルでした。
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<9日目>
部屋から外を見ると、ホテルの近くにゴミ焼却場があり、その熱を利用した温水プールやテニスコート・サッカー場など、スポーツ施設が整備されています。 -
帰りのザグレブ空港に行く前に、もう一度旧市街に行って、フリータイムを楽しみます。
これは、ザグレブ中央駅前の縦長に広がるトミスラフ広場にある「アート パビリオン」・・・ 大規模な展示会などが開催されるアート ギャラリーです。 -
2回目のザグレブ旧市街散策に出発。
昨夜と違って、聖母被昇天大聖堂もよく見えます。
105mの二つの尖塔はクロアチアで最も高い建造物で、市内のいたる所から見えるザグレブのシンボル・・・右側の尖塔は修復工事中でした。 -
大聖堂前の広場のモニュメント。
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聖母マリア像も輝いて見えます。
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4人の天使像の下にあるライオンの口からは、噴水が出ています。
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大聖堂の入り口は、見事な彫刻で飾られています。
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昨夜とは違った感じの、明るくて静かな内部です。
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ステンドグラスに神々しさを感じます。
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見事なステンドグラス。
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シンプルなデザインもあります。
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大聖堂の名前の由来でもある、厳かな聖母被昇天図。
2度も見学できて、ラッキーでした。 -
続いて「ドラツ青果市場」へ。
大聖堂から歩いてすぐの所に、“ ザグレブの胃袋 ” とも呼ばれる、ドラツ青果市場があります。
1926年に始まった伝統ある青果市場で、フルーツや野菜、チーズ、ハチミツなどの食材から、カゴやレースなどの伝統的クラフト、古着や骨董まで幅広く売っています。 -
市場には、カラフルな新鮮な野菜や果物が並んでいます。
旧ユーゴに来て、何となく気になっているのが、ガボチャ・・・セルビアをはじめ、あちこちで売っているのを見かけましたが、お味の方は(?) -
これは、一山百円(?)
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ザグレブで最も古い市場で活気があり、お店により開店時間・閉店時間は異なりますが、早朝7時ごろから午後4時まで開いています。
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併設する魚市場には、アドリア海の新鮮な魚介類がズラリ。
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ギターを弾く吟遊詩人のようなブロンズ像。
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昨夜見た、アップダウンするポールがある通り。
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旧市街の通りの丸い電飾飾りは、昨夜、取り付けをしていました。
今夜から、旧市街の夜を明るく照らすことでしょう。 -
石の門の手前にあるのは、守護聖人・聖ゲオルギウスの像。
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ゲオルギウスはカッパドキアで龍退治をしてお姫様を助けた騎士。
足元には、悪の象徴である龍がいますが、どちらかと言えば、大きなナマズみたい。 -
像の坂を上った所にある「石の門」。
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1731年の大火で、城壁と東門(現在の石の門)周辺が焼け落ちた際、灰の中から無傷で見つかったとされるマリア像を祀っている場所です。
この石の門は、今でもロウソクや花を捧げて祈る人の姿が絶えません。 -
灰の中から見つかったとされるマリア像。
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石の門から坂を歩いて、聖マルコ教会に向かいます。
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ゴシック様式の「聖マルコ教会」・・・最初に建てられたのは13世紀ですが、現在の屋根は1880年に造られたものです。
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赤・青・白のカラータイルを使い、二つの大きな紋章がデザインが特徴的な聖マルコ教会・・・右は城をデザインしたザグレブの紋章、左の紋章は赤白のチェックがクロアチア王国、その隣はダルマチア地方の象徴である3頭のライオンの顔、下側にスラヴォニア地方の象徴の星とテンを組み合わしたデザインになっています。
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通常は中に入れないので、入り口からステンドグラスを観ます。
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聖マルコ教会がある聖マルコ広場に面して、国会議事堂・首相官邸・最高裁判所があり、クロアチアの国葬などの重要な行事はこの教会で行われます。
左の建物は総理官邸。 -
右側の建物はクロアチアの国会議事堂。
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「聖カタリナ教会」・・・1632年に完成したイエズス会の教会です。
バロック様式の教会で、外観はとてもシンプルですが、内部は白とピンクを基調とした美しい教会です。 -
世界一短いケーブルカーの上の駅・ウスピニャチャからの眺望。
手前の高層ビルの奥に見える高層ビルは、昨晩泊まったホテル・パノラマ。 -
このケーブルカーは1890年にオープンし、ザグレブのお年寄りのために作られたもののようで、旧市街と新市街を楽々と移動出来るケーブルカーで、毎10分毎に発着します。
添乗員さんが片道4クーナ(約80円)の切符を、まとめて立て替えてくれました。 -
66mをグングン下りていきます。
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あっという間に、下に着きました・・・なんと30秒!!
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ザグレブ旧市街は丘の上にあるので、新市街と旧市街をこのケーブルカーが結んでいます・・・しかも複線で。
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ケーブルカーを降りて、中心街のイリツァ通りに出てきました。
ここを真っ直ぐ行くと、イェラチッチ広場。 -
街の中心・イェラチッチ広場には、イェラチッチ総督の像が中央にあります。
旧ユーゴ時代に騎馬像は取り払われて、「共和国広場」と名称も変わりましたが、1991年のクロアチアの独立と共に騎馬像も広場の名称も元通りになりました。
国民的英雄のイェラチッチ総督(1801~1859)は、初めての議会を開いたり、奴隷制度を廃止したりと、クロアチアの民主化に大きな影響を与えた人物。 -
朝の市内散策も終わり、ザグレブ空港に向かいます。
途中の壁には、ヨーロッパでよく見かけるペインティングが・・・ -
ザグレブ空港は小さな空港で、日本の地方都市にある空港のような感じ。
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11月下旬なので、クリスマスツリーも飾られています。
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11:05発のモスクワ行きに乗ります。
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飛行機のある所まで、バスで移動・・・昔の羽田を思い出します。
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タラップで搭乗・・・これも、何となく懐かしい。
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16時前にモスクワのシェレメチェボ空港に到着。
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乗継の時間は、4時間ほど。
この間、最後のショッピングをしたり、親しくなった人達と反省会(?)をしたり・・・ -
20時発の帰りも、往きと同じエアバスの新しい機体。
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夕食は、白ワインとトマトのタラ焼と、もう一つは、コーンソースのチキン。
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成田に着く前に、オムレツの軽い朝食サービス。
12時前に、成田に着きました。
病院と薬から、なかなか縁が切れない私ですが、今回は体調も良く、楽しい旅を続けることが出来ました。
ヨーロッパは、どこに行っても素敵ですが、旧ユーゴも印象に残る国々でした。
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