2014/11/13 - 2014/11/22
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ペコちゃんさん
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ボスニア・ヘルツェゴビナの観光後、クロアチアに入りました。
以前は一つの国だったのですが、6つの国に分かれてからは、国境を超えるたびにパスポートを用意して出国・入国の検査があります。
今回のツアーは、比較的スムーズに手続き出来ましたが、それでもバスの中で10分~20分待たされました。
EUの西ヨーロッパ諸国とは違いますね。
クロアチアは、人口が430万人、九州の1.5倍の広さで、旧ユーゴの中ではセルビアに次いで大きな国です。
テレビの旅番組でクロアチアはよく見ましたが、今回のツアーで一番楽しみにしていたのは、アドリア海の青い海と城壁に囲まれたレンガ屋根が美しいドブロヴニク、それとプリトヴィッツエ国立公園です。
他の街も含めて、クロアチアはその期待に十分応えてくれました。
写真は、城壁の上から見たドブロヴニクの旧市街・・・中央の鐘楼はフランシスコ会修道院、その先がボカール要塞、海を挟んで右側がロヴリイェナツ要塞。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ヘルツェゴビナのモスタルから3時間でクロアチアのストンに到着・・・ここは、塩田と城壁の街として有名です。
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ストンの街は14世紀に砦の建設が始まり、3箇所の城はそれぞれ城壁によってつながりました。
5kmに及ぶ城壁には40箇所の塔が設けられ、すべての施設が完成したのは1506年のことで、ヨーロッパで2番目に長い城壁です。
夜なのでハッキリ見えませんが、これは城壁の一部です。 -
19時過ぎに、このレストランで夕食タイム。
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アドリア海に面したストンは、シーフードが美味しい・・・メニューは、豆のサラダにイカのグリル、飲み物はクロアチアの国民的ビール「オジュイスコ」。
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ここは、カキの養殖が盛んなので、オプションで生ガキを追加・・・写真を撮る前に食べちゃいました。
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< 4日目 >
ドブロヴニクのホテルは、旧市街から少し離れたラパドゥ半島中心部に位置する『グランド ホテル パーク』。
ビーチからわずか100mの快適なホテルに、2連泊です。 -
8時に出発して、楽しみにしていたドブロヴニク旧市街の観光スタート。
ドブロヴニクの人口は5万人で、南ダルマチアの経済・文化・教育の中心になっています。 -
市街の西にあるメインの入り口「ピレ門」から入ります。
ドブロヴニクも、旧ユーゴから独立する時に、大きな被害を受けました。
1991年10月に、ユーゴスラビア人民軍が攻撃を開始し、その後、ドブロヴニク包囲が7ヶ月間続き、死者も700人を超えましたが、世界遺産に登録されていたドブロヴニクの修復は、2005年に完了。 -
門が現在の姿になったのは、1537年。
門の前には木製の跳ね橋があり、かつては日が沈むと鎖を巻き上げ、門は固く閉ざされていました。
門の上にある守護聖人の聖ヴラホが迎えてくれます。 -
ピレ門を入るとすぐあるのが、1438年に造られ公共の水飲み場として使われていた 「 オノフリオの大噴水 」 。
12km離れた源泉から水を引き、街の2か所に噴水が設けられました。
噴水の前には、お土産を売る人が・・・ -
ピレ門のすぐ脇にある「フランシスコ会修道院」・・・プラツァ通りに面した入り口の上には、ピエタ像があります。
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バロック様式の教会には、8つの祭壇や地元名士の墓があります。
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入り口の上部にあるパイプオルガン。
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「プラツァ通り」は、西のピレ門と東のルジャ広場の200mほどを結ぶ、街のメインストリート・・・通りの両側には、カフェや銀行、土産店などが並び、一日中観光客で賑わっています。
石畳の表面はツルツルしていて滑りやすいので、気を付けましょう。 -
ドブロヴニクには多くの路地があり、思わず写真を撮りたくなります。
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プラツァ通りの東端、旧市街の中心にある、美しい「ルジャ広場」。
広場に面して、街の守護神・聖ヴラホを祀る「聖ヴラホ教会」が建っています。
昔の教会は、1667年の大地震で焼失したため、1715年にバロック様式で再建されました。
広場の中心には、1418年に建てられた「ローラント像」があります。
ローラントは、ヨーロッパ都市の自由と独立の象徴とされる伝説の騎士。 -
教会入口の上には、可愛い3人の天使が・・・
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教会の上には、金色に輝く聖ヴラホの像が・・・ドブロヴニクの守護聖人と言われる聖ヴラホは3~4世紀にかけて実在した人物。
972年、ヴェネチアが街を襲撃しようとした時に、聖職者の夢に現れてそのことを知らせ、人々を危機から救ったそうです。
左手には、しっかり大地震前の15世紀の街の模型を持っています。 -
ルジャ広場の北面にあるスポンザ宮殿は、1520年頃に建てられ、かつては税関や保税倉庫が置かれていました。
現在は公文書館として使われており、12世紀以降の文書が保管されています。
右側は鐘楼。 -
広場の東側に立つ、高さ31mの鐘楼は、1444年の完成。
この鐘は、毎正時と30分毎に鐘が鳴らされますが、よく見ると鐘の横には2体の鐘突き男の像があります。 -
広場の一角にある「オノフリオの小噴水」・・・一番上には、イルカの彫刻があります。
大噴水とは、地下で繋がっています。 -
市庁舎。
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オノフリオの小噴水そばにある、マリン・ドルジッチ(1508?1567年)の像。
シェイクスピアよりも1世代前に活躍したドブロヴニク出身の劇作家であり、当時は最高の劇作家として、もてはやされたそうです。 -
猫を見ると、つい撮りたくなります。
クロアチアは、猫ちゃんが多いと聞いていました。
「今日は、日本からの観光客らしいわよ」「そう、ニャの」と、言ったかどうだか・・・ -
旧総督邸の建物・・・ここは、ドブロヴニクがあるラグーサ共和国の総督が住んだ邸宅で、裁判所や行政府も置かれ、政治の中枢でした。
正面には、6連のアーチが施されています。 -
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青空市場が開かれているグンドリッチ広場にある、1892年製のイヴァン・グンドリッチの像。
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イヴァン・グンドリッチは、クロアチアでは有名なドブロヴニク生まれの詩人で、50クーナのお札の肖像にも使われています。
因みに、クーナは動物のテンの意味。 -
広場から大聖堂に向かう途中にある、ローマのスペイン広場を真似た階段。
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ルジャ広場の南端に建つ「大聖堂」・・・中央にドームを持つ壮麗なバロック様式の大聖堂は、1667年の震災後に再建されました。
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パイプオルガン、
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大聖堂の必見は、ティッィアーノの祭壇画『聖母被昇天』・・・聖壇の正面に飾られています。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(1488~1576)はヴェネツィア生まれで、ルネサンスを代表する画家の一人。 -
クリムトの絵のようなキリスト像も飾られています。
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この門を出ると、旧港が目の前に広がります。
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旧港は、かつての海洋国家・ドブロヴニクの交易を支えた港。
1979年に世界遺産に登録された旧市街は、「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並みを誇っています。
アドリア海沿岸でも傑出した観光地で、大型クルーズ船が寄港し、また地中海各都市とフェリーで結ばれ、観光ボートの発着所としても賑わっています。 -
街に戻り、再び歩きます。
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「ドミニコ会修道院」・・・1225年にドミニコ会が修道院を開き、建物は14世紀に完成しました。
当初は城壁の外側にありましたが、防衛上重要な場所だったため、後に修道院全体が城壁に囲まれました。
内部にはアーチ回廊を持つ中庭があります。 -
回廊に面した美術館には、ティツィアーノの「聖マグダレナの祭壇画」をはじめとする宗教画や聖遺物入れが展示されています。(撮影禁止のため写真は無し)
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修道院の教会の祭壇。
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入口の上にはステンドグラスが・・・
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鮮やかな見事なステンドグラスです。
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壁のステンドも素晴らしい。
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その隣に、モダンな聖母子像も置いていました。
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古い街並みが大切に保存されています。
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雨がパラついているのに、洗濯物は干しっ放し・・・また雨があがると乾くから気にしません。
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再び、プラツァ通りに戻って、ガイドのアルベルトさんとパチリ。
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ガイドさんの案内も終わり、両替店へ。
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クロアチアは昨年EUに加盟しましたが、通貨はユーロでなくクーナのまま。
今日のレートは1クーナが約20円・・・この辺りでは、ピレ門に近いこの店が一番良いそうです。 -
フリータイムになったので、城壁めぐりに出発。
城壁の上は、一周2kmの遊歩道になっており、1時間ほどで散策できますが、ドミニコ会修道院の近くの入り口から反時計回りにピレ門の入り口まで、約30分歩いて絶景を楽しみます。
この入り口で料金を払いましたが、100クーナ(2,000円)はチョット高い!? -
先ず、旧港が目の前に広がります。
晴れていたら、もっと綺麗に見えたでしょう。 -
旧市街を取り囲む城壁が築かれたのは、街が誕生した8世紀頃。
その後、街の発展に伴い、少しずつ拡張され、16世紀頃にはほぼ現在の姿になりました。 -
先ほど見学した、ドミニコ会修道院の鐘楼。
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手前がルジャ広場の鐘楼・・・鐘突き男が良く見えます。
奥は、大聖堂のドーム。 -
見事な洗濯物のオンパレード。
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あ~、この景色に憧れていました。
雨に洗われて太陽の光に照らされ輝いています。 -
船が停泊している旧港の右は聖イヴァン要塞、海に浮かぶ島はロクルム島。
城壁巡りは、結構アップダウンがあります。 -
中央がボカール要塞、海を挟んで右側がロヴリイェナツ要塞。
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ミンチェタ要塞まで来ました。
この要塞は1319年に造られ、15世紀に再建されました。 -
城壁の中で一番高い要塞の階段を登ると・・・
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ドブロヴニクの絶景が待っていました。
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ドブロヴニクの沖に浮かぶロクルム島は、ビーチ・リゾート。
島の東側はヌーディストビーチとして有名ですが、添乗員さんの話では、おじいちゃんばっかりだとか・・・ -
旧港の右側は聖イヴァン要塞。
城壁の外は車が渋滞しています。 -
城壁で守られた街、ドブロヴニク。
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左上の山はロープウェイがあるスルジ山・・・展望台からドブロヴニクの街を一望できますが、今日は天気が良くないため、ロープウェイは停止。
城壁の街でも、ミカンが実を付けています。 -
ボカール要塞とロヴリイェナツ要塞。
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30分ほどの城壁巡りを終えて、再びルジャ広場に戻ると、聖ヴラホ教会前に大勢の人が・・・野党第一党のクロアチ民主同盟(HDZ)の集まりがあったようです。
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再び旧港に行き・・・
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アドリア海に面したレストラン『POKLISAR』で昼食。
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メニューは、ミックスサラダとトマト風味のシーフードリゾット。
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天気もすっかり良くなり、プラツァ通りからピレ門に戻ってバスに向かいます。
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” ドブロヴニク、良かったわねー ”
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駐車場の近くの道路には、美人の婦警さんが。
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午後は、モンテネグロのコトルに向けて、美しいアドリア海を見ながら走ります。
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少し走ると、ドブロヴニクの街が見えました。
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晴れてきたので、本当に美しいエメラルド・グリーンやコバルト・ブルーの海を堪能出来ました。
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次は、4カ国目のモンテネグロです。
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