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 広島駅の地下連絡通路を通る際、観光案内所に立ち寄り、市内観光スポットのマップをもらい、駅の反対側に出ました。明るいところで確認すると、近くに縮景園という庭園があるので、予定より早く駅に着いたこともあり、徒歩詣でることにしました。<br /><br /> 縮景園は、広島藩の藩主 浅野長晟公が別邸として築いた、廻遊式庭園ということです。庭園の種類はわからなくとも、見ればそれが素晴らしいものであることは一目瞭然でした。<br /> 高松市の栗林公園ほどの広さはありませんが、市街地の高層ビルが建つ中で、松の緑に囲まれ、色づき始めた紅葉の朱を交えながら、静かにひっそりと佇む池の周りを散策するのは、何よりの心の贅沢に思えます。<br /> 見知らぬ土地を訪れて、このような癒しの風景に出合い、まずはホッと落ち着きました。<br /><br /> それに、何よりうれしかったのは、65歳以上の高齢者は、年齢を証明するものがあれば、無料で入園できたことです。<br /> 広島市には、数々の観光スポットがありますが、時間に余裕をもって、ぜひ立寄りたい場所です。 

山陽・山陰地域周遊の旅 初日その2 ~ 無料で入園した縮景園 ~

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2014/11/05 - 2014/11/05

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はくさんちどり

はくさんちどりさん

 広島駅の地下連絡通路を通る際、観光案内所に立ち寄り、市内観光スポットのマップをもらい、駅の反対側に出ました。明るいところで確認すると、近くに縮景園という庭園があるので、予定より早く駅に着いたこともあり、徒歩詣でることにしました。

 縮景園は、広島藩の藩主 浅野長晟公が別邸として築いた、廻遊式庭園ということです。庭園の種類はわからなくとも、見ればそれが素晴らしいものであることは一目瞭然でした。
 高松市の栗林公園ほどの広さはありませんが、市街地の高層ビルが建つ中で、松の緑に囲まれ、色づき始めた紅葉の朱を交えながら、静かにひっそりと佇む池の周りを散策するのは、何よりの心の贅沢に思えます。
 見知らぬ土地を訪れて、このような癒しの風景に出合い、まずはホッと落ち着きました。

 それに、何よりうれしかったのは、65歳以上の高齢者は、年齢を証明するものがあれば、無料で入園できたことです。
 広島市には、数々の観光スポットがありますが、時間に余裕をもって、ぜひ立寄りたい場所です。 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
  • 広島駅新幹線口から地下道を通って南側に向い、地上に出ました。<br />地下に観光案内所があり、マップをいただき、広島城まで歩いていく途中に、縮景園があることがわかりました。<br />猿猴川に沿って歩道があり、縮景園を目指すことに。

    広島駅新幹線口から地下道を通って南側に向い、地上に出ました。
    地下に観光案内所があり、マップをいただき、広島城まで歩いていく途中に、縮景園があることがわかりました。
    猿猴川に沿って歩道があり、縮景園を目指すことに。

  • 松原稲荷大神。<br />正一位ですから、位の高い神様ですね。

    松原稲荷大神。
    正一位ですから、位の高い神様ですね。

  • 橋の向こうが緑に囲まれているので、縮景園かなと思いましたが、違っていました。<br />そんなに近くなかったです。

    橋の向こうが緑に囲まれているので、縮景園かなと思いましたが、違っていました。
    そんなに近くなかったです。

  • 駅西高架橋を過ぎて栄橋から振り返ると、川が下流で2つに分かれています。<br />右が京橋川(旧神田川)、左が猿猴川と呼ばれているようですが、いずれも太田川の分水路でしょうか?!

    駅西高架橋を過ぎて栄橋から振り返ると、川が下流で2つに分かれています。
    右が京橋川(旧神田川)、左が猿猴川と呼ばれているようですが、いずれも太田川の分水路でしょうか?!

  • 河岸の木々が色づき始めています。

    河岸の木々が色づき始めています。

  • 栄橋西詰まで来ました。<br />

    栄橋西詰まで来ました。

  • 幟町中学校の角にあった案内標識。<br />広島城・縮景園を目指します。

    幟町中学校の角にあった案内標識。
    広島城・縮景園を目指します。

  • 少し歩くと、『雪椿の乙女』の像があります。<br />足下にあるのは折鶴です。ゴミではありません!

    少し歩くと、『雪椿の乙女』の像があります。
    足下にあるのは折鶴です。ゴミではありません!

  • パーキングの上の看板で、縮景園があることがわかりました。<br />それにしても背後のビル、40階はありそうで、高いですね。

    パーキングの上の看板で、縮景園があることがわかりました。
    それにしても背後のビル、40階はありそうで、高いですね。

  • 縮景園の入口。<br />藩邸の門構えです。

    縮景園の入口。
    藩邸の門構えです。

  • 縮景園の石柱。

    縮景園の石柱。

  • 入門するとすぐ左手に、入園料金表と入園券売り場があります。<br />65歳以上無料の文字がすぐ目に入りました。<br />もちろん、運転免許証を持参しています。

    入門するとすぐ左手に、入園料金表と入園券売り場があります。
    65歳以上無料の文字がすぐ目に入りました。
    もちろん、運転免許証を持参しています。

  • 清風館へ向かう通路沿いで、菊まつりを開催していました。

    清風館へ向かう通路沿いで、菊まつりを開催していました。

  • 清風館と美術館との分岐点です。<br />広島県立美術館へ園内から行けるようです。

    清風館と美術館との分岐点です。
    広島県立美術館へ園内から行けるようです。

  • 芝生の広場があって、菊が飾ってありました。<br />並々ならぬ手入れの結果でしょうね。

    芝生の広場があって、菊が飾ってありました。
    並々ならぬ手入れの結果でしょうね。

  • こちらも見事です。

    こちらも見事です。

  • こちらは、菊で孔雀が羽を広げた様子を表現しています。<br />育て仕上げるのは大変でも、完成の暁にはきっと極楽にいるような気分になるのでは・・・と、思ってしまいます。

    こちらは、菊で孔雀が羽を広げた様子を表現しています。
    育て仕上げるのは大変でも、完成の暁にはきっと極楽にいるような気分になるのでは・・・と、思ってしまいます。

  • 大ソテツ。<br />別のところでも、ソテツ園を目にすることになります。

    大ソテツ。
    別のところでも、ソテツ園を目にすることになります。

  • 濯纓池に出ました。<br />対岸の悠々亭が見えています。<br />清く澄んだ水面によく映えています。

    イチオシ

    濯纓池に出ました。
    対岸の悠々亭が見えています。
    清く澄んだ水面によく映えています。

  • 縮景を楽しみながら、反時計回りに池の周りを散策することにしました。

    縮景を楽しみながら、反時計回りに池の周りを散策することにしました。

  • 紅葉し始めた木を見つけました。

    紅葉し始めた木を見つけました。

  • 日差しを受けて輝いています。

    日差しを受けて輝いています。

  • 青空はバックにすると、色がさらによく映えます。

    青空はバックにすると、色がさらによく映えます。

  • 銀河系、有年場と、左側背後に大銀杏。

    銀河系、有年場と、左側背後に大銀杏。

  • 石橋の上から、濯纓池と跨虹橋を遠望する。<br />

    石橋の上から、濯纓池と跨虹橋を遠望する。

  • 同じ石橋の上から、祺福山方面の眺め。

    同じ石橋の上から、祺福山方面の眺め。

  • 池の周りに咲く黄色い花。<br />あちこちで目にしました。

    イチオシ

    池の周りに咲く黄色い花。
    あちこちで目にしました。

  • 悠々亭が間近になってきました。

    悠々亭が間近になってきました。

  • 白地に赤の錦鯉。<br />孤高を保ち、泰然と泳いでいます。

    白地に赤の錦鯉。
    孤高を保ち、泰然と泳いでいます。

  • 迎暉峰方面の景観。

    迎暉峰方面の景観。

  • 白地に黒の鯉。<br />こちらも泰然としてゆったり泳いでいます。

    白地に黒の鯉。
    こちらも泰然としてゆったり泳いでいます。

  • 有年場。<br />皇室でも行っているのと同じことを、やはり藩主もしていたんですね。

    有年場。
    皇室でも行っているのと同じことを、やはり藩主もしていたんですね。

  • 悠々亭。<br />板張りで、土足厳禁の四阿です。<br />夏の暑い日などに、この中で緑陰に囲まれ昼寝したら最高でしょうね。

    悠々亭。
    板張りで、土足厳禁の四阿です。
    夏の暑い日などに、この中で緑陰に囲まれ昼寝したら最高でしょうね。

  • 悠々亭について説明しています。

    悠々亭について説明しています。

  • 濯纓池内に浮かぶ小松島の1つ。

    濯纓池内に浮かぶ小松島の1つ。

  • 跨虹橋の上に誰か立っています。<br />ここから見ると、随分危険な行為のように見えますが・・・。

    跨虹橋の上に誰か立っています。
    ここから見ると、随分危険な行為のように見えますが・・・。

  • どう見てもサツキの類に見えるのですが、今ごろ咲く種類もあるのでしょうか。

    どう見てもサツキの類に見えるのですが、今ごろ咲く種類もあるのでしょうか。

  • 清風館の奥に県立美術館、さらにその奥に高層の白いビル。<br />目立たないけれど、低層の清風館が最も存在感があるように思えます。

    清風館の奥に県立美術館、さらにその奥に高層の白いビル。
    目立たないけれど、低層の清風館が最も存在感があるように思えます。

  • 祺福山の下まで来ると、跨虹橋が幅のある橋であることがわかりました。<br />錦鯉がいっぱいいるようです。

    祺福山の下まで来ると、跨虹橋が幅のある橋であることがわかりました。
    錦鯉がいっぱいいるようです。

  • 橋の近くから見ると、小松島と悠々亭がちょうど一直線に並んで見えました。

    橋の近くから見ると、小松島と悠々亭がちょうど一直線に並んで見えました。

  • そして足元の水面では、餌を求める錦鯉の団体さんが、「はよ〜、はよー」と、口を開けて餌をねだっています。<br />群れた鯉には泰然自若さがなく、縮景園の風景に似合いません。

    そして足元の水面では、餌を求める錦鯉の団体さんが、「はよ〜、はよー」と、口を開けて餌をねだっています。
    群れた鯉には泰然自若さがなく、縮景園の風景に似合いません。

  • 当然のごとく跨虹橋に上り、最も高い中央から悠々亭方面を眺めます。

    当然のごとく跨虹橋に上り、最も高い中央から悠々亭方面を眺めます。

  • そして、反対側の超然居方面も眺めます。

    そして、反対側の超然居方面も眺めます。

  • でも、やはり悠々亭周辺の風景が最も気に入りました。<br />『悠』という字に、思い入れもありますし、好きだからです。

    イチオシ

    でも、やはり悠々亭周辺の風景が最も気に入りました。
    『悠』という字に、思い入れもありますし、好きだからです。

  • 跨虹橋の説明板の前に、鯉の餌が置いてあり、販売していました。

    跨虹橋の説明板の前に、鯉の餌が置いてあり、販売していました。

  • 清風館です。<br />屋根はこけら葺き、4間の他に、茶室、水屋があるそうです。

    清風館です。
    屋根はこけら葺き、4間の他に、茶室、水屋があるそうです。

  • 赤い橋を渡った先が超然居。<br />その背後に梅林があるらしいです。<br />春は梅林を愛でるのもいいでしょうね。

    赤い橋を渡った先が超然居。
    その背後に梅林があるらしいです。
    春は梅林を愛でるのもいいでしょうね。

  • 清風館の正面側に回り、縮景園のほぼ半分を見て別れを告げることにしました。<br /><br /> 初日その3 〜 広島城 〜<br />に続く。<br /><br /><br />

    清風館の正面側に回り、縮景園のほぼ半分を見て別れを告げることにしました。

     初日その3 〜 広島城 〜
    に続く。


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