2014/11/05 - 2014/11/05
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はくさんちどりさん
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広島駅の地下連絡通路を通る際、観光案内所に立ち寄り、市内観光スポットのマップをもらい、駅の反対側に出ました。明るいところで確認すると、近くに縮景園という庭園があるので、予定より早く駅に着いたこともあり、徒歩詣でることにしました。
縮景園は、広島藩の藩主 浅野長晟公が別邸として築いた、廻遊式庭園ということです。庭園の種類はわからなくとも、見ればそれが素晴らしいものであることは一目瞭然でした。
高松市の栗林公園ほどの広さはありませんが、市街地の高層ビルが建つ中で、松の緑に囲まれ、色づき始めた紅葉の朱を交えながら、静かにひっそりと佇む池の周りを散策するのは、何よりの心の贅沢に思えます。
見知らぬ土地を訪れて、このような癒しの風景に出合い、まずはホッと落ち着きました。
それに、何よりうれしかったのは、65歳以上の高齢者は、年齢を証明するものがあれば、無料で入園できたことです。
広島市には、数々の観光スポットがありますが、時間に余裕をもって、ぜひ立寄りたい場所です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
-
広島駅新幹線口から地下道を通って南側に向い、地上に出ました。
地下に観光案内所があり、マップをいただき、広島城まで歩いていく途中に、縮景園があることがわかりました。
猿猴川に沿って歩道があり、縮景園を目指すことに。 -
松原稲荷大神。
正一位ですから、位の高い神様ですね。 -
橋の向こうが緑に囲まれているので、縮景園かなと思いましたが、違っていました。
そんなに近くなかったです。 -
駅西高架橋を過ぎて栄橋から振り返ると、川が下流で2つに分かれています。
右が京橋川(旧神田川)、左が猿猴川と呼ばれているようですが、いずれも太田川の分水路でしょうか?! -
河岸の木々が色づき始めています。
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栄橋西詰まで来ました。
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幟町中学校の角にあった案内標識。
広島城・縮景園を目指します。 -
少し歩くと、『雪椿の乙女』の像があります。
足下にあるのは折鶴です。ゴミではありません! -
パーキングの上の看板で、縮景園があることがわかりました。
それにしても背後のビル、40階はありそうで、高いですね。 -
縮景園の入口。
藩邸の門構えです。 -
縮景園の石柱。
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入門するとすぐ左手に、入園料金表と入園券売り場があります。
65歳以上無料の文字がすぐ目に入りました。
もちろん、運転免許証を持参しています。 -
清風館へ向かう通路沿いで、菊まつりを開催していました。
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清風館と美術館との分岐点です。
広島県立美術館へ園内から行けるようです。 -
芝生の広場があって、菊が飾ってありました。
並々ならぬ手入れの結果でしょうね。 -
こちらも見事です。
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こちらは、菊で孔雀が羽を広げた様子を表現しています。
育て仕上げるのは大変でも、完成の暁にはきっと極楽にいるような気分になるのでは・・・と、思ってしまいます。 -
大ソテツ。
別のところでも、ソテツ園を目にすることになります。 -
イチオシ
濯纓池に出ました。
対岸の悠々亭が見えています。
清く澄んだ水面によく映えています。 -
縮景を楽しみながら、反時計回りに池の周りを散策することにしました。
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紅葉し始めた木を見つけました。
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日差しを受けて輝いています。
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青空はバックにすると、色がさらによく映えます。
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銀河系、有年場と、左側背後に大銀杏。
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石橋の上から、濯纓池と跨虹橋を遠望する。
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同じ石橋の上から、祺福山方面の眺め。
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イチオシ
池の周りに咲く黄色い花。
あちこちで目にしました。 -
悠々亭が間近になってきました。
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白地に赤の錦鯉。
孤高を保ち、泰然と泳いでいます。 -
迎暉峰方面の景観。
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白地に黒の鯉。
こちらも泰然としてゆったり泳いでいます。 -
有年場。
皇室でも行っているのと同じことを、やはり藩主もしていたんですね。 -
悠々亭。
板張りで、土足厳禁の四阿です。
夏の暑い日などに、この中で緑陰に囲まれ昼寝したら最高でしょうね。 -
悠々亭について説明しています。
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濯纓池内に浮かぶ小松島の1つ。
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跨虹橋の上に誰か立っています。
ここから見ると、随分危険な行為のように見えますが・・・。 -
どう見てもサツキの類に見えるのですが、今ごろ咲く種類もあるのでしょうか。
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清風館の奥に県立美術館、さらにその奥に高層の白いビル。
目立たないけれど、低層の清風館が最も存在感があるように思えます。 -
祺福山の下まで来ると、跨虹橋が幅のある橋であることがわかりました。
錦鯉がいっぱいいるようです。 -
橋の近くから見ると、小松島と悠々亭がちょうど一直線に並んで見えました。
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そして足元の水面では、餌を求める錦鯉の団体さんが、「はよ〜、はよー」と、口を開けて餌をねだっています。
群れた鯉には泰然自若さがなく、縮景園の風景に似合いません。 -
当然のごとく跨虹橋に上り、最も高い中央から悠々亭方面を眺めます。
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そして、反対側の超然居方面も眺めます。
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イチオシ
でも、やはり悠々亭周辺の風景が最も気に入りました。
『悠』という字に、思い入れもありますし、好きだからです。 -
跨虹橋の説明板の前に、鯉の餌が置いてあり、販売していました。
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清風館です。
屋根はこけら葺き、4間の他に、茶室、水屋があるそうです。 -
赤い橋を渡った先が超然居。
その背後に梅林があるらしいです。
春は梅林を愛でるのもいいでしょうね。 -
清風館の正面側に回り、縮景園のほぼ半分を見て別れを告げることにしました。
初日その3 〜 広島城 〜
に続く。
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