2014年、今年はやっぱりドイツでしょ。ミュンヘンと「壁の崩壊から25年」のベルリンへ～ミュンヘンに来た一番の目的「アリアンツアレーナ」でアレーナツアーに参加編～

2014/11/01 - 2014/11/12

ミュンヘンになぜ行こうと思ったのか、それはバイエルンミュンヘンのホームスタジアム、「アリアンツアレーナ」へ行って、アレーナツアーに参加するためです。
今年のワールドカップで大活躍をした、最優秀GKのマヌエル・ノイアーの所属チーム、バイエルン・ミュンヘン。彼がシャルケ04から移籍してきてからのバイエルンファンです！
はっきり言って、ミュンヘンの他の観光地はどうでも良いんです。3泊するのは、ツアーがなかった場合の予備日です。
そして、念願のツアーに行って来ました！もちろん、ドイツ語ツアーです。理解は…10～20%かな～。それでも、サッカーファンの気持ちをわかってくれている、楽しい時間でした。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミュンヘンのマリエンプラッツ駅から地下鉄6号線で向かいます。もう、6号線方面の地下鉄には、サッカーボールのマークがあります。
分かりやすくて親切です！
ふと、南北線、埼玉高速鉄道には、こんなマークは無いな〜なんて考えた。
やっぱり、ここはサッカー大国なんだなぁ。

深いエスカレーター。
あんまり人は居ません。

地下鉄のプラットホームですけど、広々としていますよね。

この行先表示のU6の列車に乗ります。
2つ下のFroettmaning行きの右肩にサッカーボールのマークがあります。
でも、ちゃんと、最初に来る列車も、その駅を通るので大丈夫。列車が近づくと、経由駅が表示され、サッカーボールのマークも一緒に出てくるので、安心です。

地下鉄は途中から地上を走ります。
大学などがあるようです。

いよいよ、「Froettmaning」駅ですよ！

到着しました。
サッカーボールのマークのある出口に向かいます。ってことは右ね。

駅の陸橋から、もう、見えてきます。かなり歩きますが、試合の日などはかなり盛り上がるんだろうな〜♪

日曜日に家族でアリアンツアレーナ、良いですね〜♪

近づいて行くうちにだんだんドームが大きくなっていって、そして形が美しいので、何枚も写真を撮ってしまいました。
出来れば、これが赤く光るのを実際に見たかったなあ〜。

試合では無いので、当然ほとんどのゲートは閉まっていますが、一番右端の車イス用の入り口はボタンを押すと開きます。私もそこから入りました。そしてそこからさらに4分の1周ぐらい回り込んだところに、アレーナツアーのチケットオフィスがあります。
入っていくと沢山の人がいましたが、この人達は一般ではなく、前もって予約しているグループの人達で、11時前からツアーは沢山スタートしていました。
一般の予約無しの人達はおそらく11時がスタートで、私もそれを目指して来ました。
「11時からのはドイツ語のツアーで、英語のツアーは13時からですがどうしますか？」と聞かれ、当然、「11時からのドイツ語のツアーでお願いします。」と、答えました。これも、ドイツ語のヒアリングの勉強です。
ツアーの集合場所の近くには、ツアー中の注意事項がドイツ語と英語で書かれています。
●ツアー中は禁煙です。
●ツアーはおよそ50分ですが、トイレは無いので先に済ませておいて下さい。
●ツアー中は飲食禁止です。
●ツアーのグループから離れないで下さい。
等々。
集合場所の奥にはトイレがあります。
私も行っておこうっと！

時間になると、ガイドの人がやって来て、ツアー中の注意事項を改めて確認し、チケットのバーコードを読み込んでツアーが始まります。
最初は競技場の外に出ます。
ツアーグループは12-3人というところでしょうか。

写真が怖そうに写ってしまいましたが、笑顔のすてきなこの女性が、このグループのガイドです。勿論、バイエルンファン。まず、最初にこの競技場の歴史から。
2005年に完成し、2006年のドイツ ワールドカップで使用されました。
左手に持っているのはこの競技場を覆っているフィルムです。とても薄いけど、とても丈夫なんですよ。そして、この競技場の一番の特長であるライティング。
バイエルンミュンヘンのホームの試合の時には赤く光り、もうひとつのプロチーム、「1860ミュンヘン」の時には青く光ります。1860ミュンヘンは現在リーガ2部、昨年は大迫選手が所属して、1部昇格を狙いましたが叶いませんでした。その他、たとえばドイツ代表の試合等は白です。

まず、ゴール裏のこの席に案内されます。ここは入場料も安く(20ユーロぐらい)、座席もプラスチック製ですが、強烈なバイエルンファンの集まるところです。ガイドさんは、「全席禁煙」と言いますが、足元にはかなりの煙草の吸い殻があります。
ここからGKのノイアーに声援を送ったり、相手のGK、ディフェンダーに圧力を加えたり、声を出して見ましょう、と、言われるのですが、なんて声を出して良いのかわからなくて、声が出せませんでした。他のグループでは結構盛り上がっていたみたいですが。
直射日光がかなりきつくて、お肌にも悪いのでそろそろ次へ行きましょう。というドイツ語は理解出来ました。

サッカー専用スタジアムなので、コート部分は意外とこじんまりという印象です。
そういえば、外側に陸上用トラックがない競技場って実際には初めて見たかも。

中央に近いこちらの座席はレザーのシートです。チケットの値段は、だいたい50ユーロぐらい。この奥(後ろ側)には、車イスとその介助者用の席があって、15ユーロです。
その上にはVIP用のラウンジ席があります。

芝生の上にあるのが、光を当てて芝を育てる機械。ドイツは寒くてお天気が悪い日が多かったりするし、2チームがホームスタジアムとして使っているので、芝の消耗が激しいので、時には人工芝の出番もあります。

ピンボケですが、これが人工芝に使われている繊維です。選手を傷つけないように工夫されているそうです。

移動中にガイドさんが私に話しかけて来ました。
「ドイツ語の説明だけれどもどのぐらい理解していますか？」と。
私は「だいたい10パーセントぐらい。でも、ドイツ語を勉強しているので、これも練習です。」と答えると、
「素晴らしい！」と、喜んでくれたようでした。
数字の聞き取りは大丈夫だし、あとは雰囲気でなんとか乗りきりました。

ワールドカップでドイツのキャプテンを務めた、フィリップ・ラーム。最後の最後まで走ってました。代表は引退しましたが、バイエルンでは今でもしっかりキャプテンです。

今シーズン、ドルトムントから移籍してきたレバンドフスキ。11月1日のドルトムント戦でも得点しました。
バイエルンは好きだけど、ライバルチームから主力選手を取ってきてしまうのはあんまりなあ〜、と、思ってしまうのです。マリオ・ゲッツェとかね。来期は、またまたドルトムントからマルコ・ロイスが移籍するらしい。今季、低迷しているドルトムントはちょっとかわいそうだなぁ。

カフェテリア。ここは、記者会見に臨む記者の人達が、その前に食事をとる場所です。
美味しい食事で満足してもらって、それから記者会見に向かいます。

プレスルームです。
正面で脚立を立てて作業をしている人がいます。こうやって、作業中も見られるのもなんか、嬉しい。
ガイドさんが、
「何の為の作業をしているか、わかりますか？」

すかさず、ツアーのグループの男性が手をあげて言いました。
「フュア シャンピオンズリーグ！(チャンピオンズリーグの為です)」
そうです。今週の水曜日、チャンピオンズリーグで、イタリアのローマとの試合があるのです。
ヨーロッパチャンピオンズリーグは、スポンサー露出が厳しいので、競技場名である、「アリアンツ」の名前も隠さなくてはいけないのです。と言うことで、競技場名をマスキングしているんですね。

さて、いよいよロッカールーム!気分はかなり盛り上がってます！ツアーの皆さんも写真を撮りまくり！

ワーイ！\(^-^)／
マヌエル・ノイアーだ！写真だけでもカッコいい！

トレーニングの機械などがおいてあります。

マッサージルーム

さて、次に向かうのはピッチに向かう通路。そうです、試合前に両チームのメンバーが並んで入場するところです。
ここ、気分が盛り上るところですよね〜！

ガイドさんが言いました。
それでは皆さんも入場の行進をしてみます。
バイエルンになりたい人はこちら側(右側)、相手チームの人はこちら側に並んで下さい。
そうすると、右側の列が凄く長くなっちゃいましたが。
すると、チャンピオンズリーグのアンセムが流れて、ピッチに向かって歩いていきます。
ある意味、「サッカーの試合」ごっこ。でも楽しい〜！

ピッチです。
私達はピッチのところには入れません。
順番に写真を撮ります。

こちら、監督や控えの選手が座るベンチ。

そして、次に向かうのは、試合を終えた選手達がインタビューに答えたりするところ。

これでだいたいツアーは終了です。
ガイドさんの話です。
「1試合のうちに、6万リットルのビールが消費され、1万8千本のソーセージが食べられます。」
とのこと。この競技場の収容人数が約６万人ですから、一人平均1リットルって飲みすぎでしょ。恐るべし、ドイツ人！

いよいよ、ファンショップへ！楽しすぎて、ここに1時間弱いました。
店内のモニターには、昨日の試合の映像も流れています。

ショップの奥にはカフェテリアもあります。
もう1時過ぎなのでここでランチを済ませようかな、とも思いましたが、やはり市街に戻ってからにします。

昨シーズンリーグ優勝したときの写真です。今年も優勝は間違いない、かな〜♪

もちろん、ノイアーもカッコいいですけど、左端のアラバもいい選手ですよね〜♪

はい、買ってきたお土産です。
左の3つはチョコレート！食べたらあなたもバイエルンファン！
右側2つは自分用。ネックストラップと、

マヌエル・ノイアーさん。
日本に連れて行きますよ！

この、赤い袋だって嬉しい！永久保存決定！

この旅行記へのコメント （10）

• てつやんさん 2014/11/26 19:12:42

  ユニフォームはですね

  ペコリーノさん
  
  
  またまたこんばんは！！
  ユニフォームはですね、買ってですね、仕舞っておきます。
  もったいないから仕舞っておきます。
  一切着ません(笑)
  意味ないですよね・・・。
  
  嫁は、私がどこかでお土産代わりに買ってきたやつはガンガン着倒しますけども。
  ローマも、フェイエノールトもパジャマになってます（涙）
  
  
  お土産ユニフォームの意義について、てつやんでした。
  

  ペコリーノさん からの返信 2014/11/26 21:42:55

  RE: ユニフォームはですね

  てつやんさん、こんばんは。
  
  > ユニフォームはですね、買ってですね、仕舞っておきます。
  > もったいないから仕舞っておきます。
  > 一切着ません(笑)
  > 意味ないですよね・・・。
  
  そうですか。やっぱり。面白いですね。
  これはベルリンのアディダスでですが、ミランの本田のユニフォームを売ってました。そこにあることは素晴らしいとは思いますが、私は「誰が買うんだろう？」という疑問しか浮かばなかったです。
  もちろん、アディダスですから、レアルや、チェルシーもありましたけどね。まあ、そこはドイツの首都ベルリンですから、誰が何を買ってもいいんですけどね。
  
  >
  > お土産ユニフォームの意義について、てつやんでした。
  
  やっぱり、私は女だな~って思います。
  着ないでしまっておくだけの物にはお金は出せませんな。
  
  勉強になりました。
  ペコリーノでした。

• てつやんさん 2014/11/25 21:22:26

  おぉ〜アリアンツ♪♪

  ペコリーノさん
  
  
  こんばんは！！
  とうとうアリアンツ行って来られたのですね（＾・＾）
  チャンピオンズリーグのアンセム良かったですか？
  
  スタジアムで１つ旅行記作るなんて、強者（つわもの）ですね・・・。
  私も早く夢の劇場版を作らねば（@。@）
  
  ユニフォームは買わなかったんでしょうか？
  ロッベン、リベリー、ラーム、ダビドアラバ、ゲッツェ、レバンドフスキ、ボアテング、ベルナト、アロンソ！！
  シャビ・アロンソ！！が良いですよ！！絶対、今のイチオシ。
  って、もう帰られてますから無理ですね・・・。
  
  
  あぁドイツ行きたいな〜
  てつやんでした

  ペコリーノさん からの返信 2014/11/25 22:43:33

  RE: おぉ〜アリアンツ♪♪

  てつやんさん、こんばんは！
  
  ユニフォームは買わないんですね。私は。
  あえて、買うとしたら、ノイアーですから(笑)
  あれって、買ったらどうするんですか？飾っとくんでしょうか？
  それとも大事にしまって置くんですか？そこら辺がわからなくて…うちには飾るスペースは無いですから。
  
  今、私のパソコン(会社の)の壁紙、選手入場口の写真です。
  毎日行くぞという気持ちになります。
  
  
  > 私も早く夢の劇場版を作らねば（@。@）
  
  お待ちしてますよ！
  
  > シャビ・アロンソ！！が良いですよ！！絶対、今のイチオシ。
  
  彼は良いですね！その意見には賛成です！
  でも、私はノイアーですけど。←しつこくてすいません。
  
  あとね~、リベリーは、試合後のインタビューにちゃんとドイツ語で答えてましたよ！フランス人はフランス語しかしゃべらないと思ってたんですが。
  まあ、長谷部もちゃんとドイツ語でしゃべってますけどね。
  
  ドイツ、良いですよ。テレビのゴールデンタイムにしっかり2時間サッカーのニュースをやってます。次にF1ですね。基本がサッカー好きの国ですから。
  また行きたい！行きます！
  
  ペコリーノ

• frau.himmelさん 2014/11/24 21:12:03

  アレーナツアー

  ペコリーノさん　こんばんは。
  
  ここのところ、PCの調子が悪くて、せっかく書いたものが消えてしまったので、もう一度。
  
  ペコリーノさん、ほんと〜〜〜に、サッカーがお好きですね。
  旅行記を拝見していて、それがヒシヒシと伝わってきます。
  お好きなものだったら、勉強中のドイツ語も何のその。
  いつもの何倍も理解が早い、あれだけ理解が出来るってすごいです！
  
  ミュンヘンの空港で見たバイエルンミュンヘンのパネル、
  あれってドイツ大会優勝のものでしたか。
  私の旅行記でワールドカップ優勝の写真って書かなくて良かった。（笑）
  
  さて、次はどちらの旅行記でしょうか。
  
  himmel
  
  

  ペコリーノさん からの返信 2014/11/24 22:59:55

  RE: アレーナツアー

  frau.himmelさん、こんばんは
  
  > ペコリーノさん、ほんと〜〜〜に、サッカーがお好きですね。
  > 旅行記を拝見していて、それがヒシヒシと伝わってきます。
  > お好きなものだったら、勉強中のドイツ語も何のその。
  > いつもの何倍も理解が早い、あれだけ理解が出来るってすごいです！
  
  いやぁなんだか恥ずかしいです。一人で盛り上がっちゃって。
  でも、ツアーの時は皆が同じぐらい、いやそれ以上のファンの人達なんで、居心地よくて楽しかったです。
  選手や監督の名前などは知っているので、その名前が出たりするので、理解は早かったですね。言葉を覚えるのには好きなことから、って言うのがわかります。
  
  > ミュンヘンの空港で見たバイエルンミュンヘンのパネル、
  > あれってドイツ大会優勝のものでしたか。
  
  そうです。ドイツ代表の選手もいっぱいいますが、オランダ代表のロッベン、フランス代表のリベリーも写っていますからね。監督はスペイン人ですし。
  
  > さて、次はどちらの旅行記でしょうか。
  ドイツの代表的な観光地であるミュンヘンに「どうでもいい」なんて失礼なので、ミュンヘン市内観光の旅行記も作成中です。ドイツの達人のhimmelさんとまではいかないんですが。
  もう少しお待ちください。
  himmelさんの旅行記も楽しみにしています。
  
  ペコリーノ

• aquamarine_324さん 2014/11/23 18:07:11

  サッカーを軸とした旅行

  こんばんは。
  サッカーをテーマにしたヨーロッパ旅行いいですね。
  私はベースボール派なのでアメリカでMLBの本拠地へ行くと大興奮してしまいますが、旅行先としてはヨーロッパが好きなので、サッカーにも興味持たないといけないな、と思いました。
  aquamarine_324

  ペコリーノさん からの返信 2014/11/23 18:19:40

  RE: サッカーを軸とした旅行

  aquamarine_324さん、 こんばんは。
  
  昔(20代のころ)は、野球やテニス等、夢中になって見ていましたが、どちらも時間が長くなると大変でしょ。特に海外の試合なんて。で、体力的にもきついんで、基本、90分で終わるサッカー一つに絞られたという感じですかね。
  静岡県出身ということもあるかな。と、思います。
  
  かなりマニアックな旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
  
  ペコリーノ

  aquamarine_324さん からの返信 2014/11/23 18:28:58

  RE: RE: サッカーを軸とした旅行

  おっ、静岡県ご出身なんですね。私もです。
  年齢的に、エスパルスなら長谷川健太や澤登・サントス、ジュビロならゴン中山はもちろん名波・高原、（先日宮古島で亡くなった）奥などを見て育ちました。でもなぜかベースボール派なのです。
  とはいえ、去年ドイツのヴィースバーデンに行くときマインツを通過して、岡崎の試合でも見ればよかったかなぁと頭をよぎったのを思い出しました。
  海外の選手にも興味を持とうと思います。
  ノイアーはW杯で大活躍だったので、もちろん覚えてます。（メッシではなく彼こそMVPにふさわしかったと素人ながらに思いましたが…）
  aquamarine_324

  ペコリーノさん からの返信 2014/11/23 20:16:09

  Re: サッカーを軸とした旅行

  そうでしたか〜、一概に「静岡県出身だからサッカーファン」と決めつけちゃいけないですよね。
  今では皆監督になってしまった長谷川健太、大榎、名波等は、私がすっかり大人になって、東京に出てきてからJリーグで見ました。年齢がそんな感じです(笑)
  三浦カズ選手は、ブラジルへ旅立つときや、ブラジルのプロチームで得点したときなど、静岡のニュースは伝えていましたよね〜。すごい子供がいたもんだ、と、びっくりしたのを覚えています。
  野球は江川さんのファンで、彼が引退してからは余り興味が無くなりました。
  ペコリーノ