2014/11/01 - 2014/11/02
43位(同エリア558件中)
こあひるさん
連れ合いと、今年の紅葉はどこに行こうかね~?足をのばさなくても、その場で周りの紅葉を楽しめるようなところがいいな~(←単に歩きたくないだけ・・・)。
好みの風情の温泉街で、しかも周りに紅葉があり、なるべく近くてアクセスのいいところ・・・と、東北の温泉ガイドブックを眺めて選んだのが、12の温泉が点在する花巻温泉郷(花巻温泉郷と花巻南温泉峡とを分けることもある)のひとつ、台温泉。
ところが、昔ながらの鄙びた温泉街の宿は・・・貸切温泉がなく、混浴のところもあるようなお宿がほとんど・・・。
その中で1軒だけ、半露天温泉つき特別室のあるお宿があった。でも温泉つきのお部屋はやっぱり高いよなぁ・・・。悩んだけど、今回は大盤振る舞いして、半露天温泉つきの特別室を予約してしまった・・・。
歩いて行ける範囲で紅葉が見れますか?とお宿に尋ねたら、周りは全部山ですので・・・という答え。紅葉の見頃は、例年11月あたま頃だという。
そこで、11月初めの連休に、紅葉狩りを兼ねて、鄙びた台温泉のお宿に泊まることに・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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仙台から新花巻駅に10時半すぎに到着。
旅館の夕食は早めなので、ランチも早めにとって、お腹を十分空かしておかないとね〜!と、到着後、タクシーで「山猫軒」にやってきました。
この3連休とも、東北地方では雨が避けられないような予報・・・。今日は、午後から雨が降り出す・・・ような感じだったのに・・・さすが雨男・・・仙台では朝から普通に雨降りでした・・・。
新花巻駅に着いた時、仙台と違って、まだ降っていなかったようなのに、雨男が到着した途端・・・雨が降り出しました〜〜(;゚Д゚)。山猫軒 グルメ・レストラン
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「山猫軒」と「宮沢賢治記念館」は、小高い山をのぼったところにあります。
タクシーから降りると、周りの木々が鮮やかに色づいていました。紅葉のタイミングは良かったかな〜(*^▽^*)!!天気のタイミングは最悪〜(´゚д゚`)・・。 -
山の斜面・・・様々な色の木々で覆われています。
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ランチを食べに、「山猫軒」に入ります。
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一応11時に予約しておいたので、紅葉や黄葉がよく見える窓側のテーブルに案内されました。
地元のエーデルワインを頂きま〜す! -
連れ合いはイーハトーブ定食。
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私は、山猫すいとんセット。焼きおにぎりは、どっしりとしてボリュームありました。
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雨・・・けっこう降っているね〜。
15時のチェックインなので、30分くらい前に台温泉に着くようにして、荷物を置かせてもらってから、周りを散策して・・・15時にチェックイン・・・と思っていますが、雨がひどく、ランチ後に出歩く所がなくなり・・・こんなことならもっと遅出でもよかったな・・・なんて・・・。
ほんとうは「宮沢賢治童話村」に行ってみようかな・・・と思っていたけれど、この山を下りて、しばらく歩かなきゃならないので・・・やめとこ〜。
「山猫軒」のすぐそばにある「宮沢賢治記念館」で時間つぶすしかないな〜。
黄葉も、雨でしっとり・・・というよりもびちゃびちゃです。 -
ランチも終えて、正午過ぎ・・・。
「山猫軒」から200mほど離れたところにある「宮沢賢治記念館」へ向かいます。 -
連れ合いが、この雨・・・角館を思い出すねと言いました。そういえば・・・昨年、角館の紅葉を見に行ったけれど、あの時も、2日目にひどい雨にやられて、撮影に苦心したなぁ・・・。でも、雨で濡れそぼった紅葉は、写真で見ると、すごくキレイだったけど・・・。
紅葉の時期って、雨の確率も高いのね・・・。 -
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紅葉はピーク時も綺麗ですが、終盤でも、落ち葉が絨毯のようになっていい感じです。
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このあたり、下へ降りていくと、宮沢賢治によって設計されたものを再現した「ポランの広場(南斜・日時計花壇)」があるようですが、雨降りなので、全く歩き回る気がでません。
でも・・・クマに注意って表示があります・・・。
だいぶガスってきてしまい、肉眼だともう少し遠くの錦繍まで見えているのですが、写真だと、かなり白く霞んでしまいます。 -
「宮沢賢治記念館」です。
宮沢賢治記念館 美術館・博物館
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中は撮影禁止です。
宮沢賢治の思想、詩や童話、教育や農村に展開した、多彩な活動を理解するための資料などの展示がされています。
記念館のバルコニーから見下ろす風景・・・時間が経つにつれて・・・どんどん視界が狭まって、白い靄に包まれていきます。 -
あっちの山々も、きっとカラフルに色づいているんだろうな〜。これはこれで美しいですが・・・。
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ほんとにクマ出るのかな?
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13時過ぎ・・・。まだ台温泉に向かうには早すぎるので・・・建物内にあるカフェで時間つぶしすることにしました。
ここからの紅葉の眺めもなかなかステキです。 -
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雨に濡れて・・・真っ赤なカエデが燃え上がるようです。
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14時ころ・・・タクシーで、台温泉へ・・・。
宿を予約した時には、温泉郷の無料送迎バスがあるのでアクセスは大丈夫!と思ったのですが、あとからよくチェックしたら、便数が極端に少なく・・・特に台温泉へは・・・夕方に2回だけ???あれまぁ・・・ってことで・・・結局タクシーで行くことにしました(こういういい加減なプランの立て方・・・割とありがちな自分です)。
賢治記念館から台温泉のお宿までは・・・だいたい4000円くらいだったかな・・。
台温泉は、花巻温泉郷(あるいは花巻温泉郷+花巻南温泉峡)のひとつ、花巻温泉から・・・さらに1〜2km奥へ行ったところにあります。
14:20頃、本日お世話になる「やまゆりの宿」に到着。荷物を預かってもらい、30分ほど、温泉街を散策しようと思います。
雨が普通に降っているので、目の悪い連れ合いが一緒だとちょっと邪魔なので、ロビーで待たせてもらったら?と聞いたら、どこまでもつきまといたい・・・と言うので・・・仕方ありません・・・雨の中・・・連れ合いとともに散策となりました。台温泉 温泉
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温泉街・・・といっても、山あいの曲がりくねったゆるやかな坂道に、15軒ほどの旅館が並ぶ、ほんとにこじんまりとした鄙びた感じの静かなところです。
「やまゆりの宿」は、台温泉入口から少し入ったところになるので、旅館を出て、一度、台温泉入口あたりまで戻ってから、散策スタートです。 -
台温泉には、十数か所の源泉があり、各旅館ごとに泉質が微妙に異なるといいます。
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ほんとに、周り・・・山に囲まれているんだなぁ・・・。
タクシーで、花巻温泉のほうへ向かっている時、前方の山々は、お天気が良ければ、見事に色づいていてキレイらしいです。でも今日は、モヤモヤに包まれていて・・・言われてみると色づいているのが何となくわかるかな・・・という感じで、山々の形もうっすらと見える程度で、とても残念です。
山って・・・雨だとガスっちゃうんだということに全く思いが至らず・・・雨でも、雨を我慢すれば紅葉は見れる・・・と思っちゃってたんですよね〜・・・。 -
だらだらと上り坂です・・・。台温泉入口の方を振り返ってみました。
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このあたりから、上り坂がやや急になってきて、道路も、車のすれ違いが難しそうなほど狭くなり、ゆるやかに円を描くように上っていくようになります。
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道路の左右ともに、こんな感じで、山の傾斜になっています。
山神宮?雨なので、上って見にいく元気はありませんが、ちょっと興味わきます・・・。 -
道路の左側の下の方は、ちょっとした渓谷のようになっていて、小さな川が流れています。小さな滝も見られました。
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「やまゆりの宿」まで上ってきました。
今度はさらに、道を奥へと進みます。 -
台温泉の道(県道123号)は、ゆるやかに楕円を描いており、ぐるっと回って、再び台温泉入口まで戻ってくるような形になっています。
温泉宿や民家は、今歩いているあたり・・・楕円の半分側に集中しているようです。 -
道に並行するように流れていた川は、「やまゆりの宿」を過ぎたあたりで、小さな橋の上からも眺められます。
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落ち葉もいっぱいで、なかなかいい眺めですが・・・雨なので、あんまりゆっくりのんびり撮っていられません。
昨年の角館の時ほどひどい雨ではないですが・・・。 -
廃業してしまって荒れ果てているところや、旅館だと思われるけど、やっているのかよくわからないところなど・・・さびれた雰囲気が何ともいいのです・・・(自分勝手ですよね)。
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風情ある建物といってもいいけど・・・ここも廃業しているようだし・・・。
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台温泉は、坂上田村麻呂伝説では1200年前に・・・史実では600年前に発見されたことになっています。
南部領となってからも、南部藩の温泉の中では最も早くひらけた温泉であり、鶯宿がこれに次ぎ、そのほかの温泉は、享保以降にひらけたということです。
天保年間になるまでは、台温泉内には、7戸のみしか住むことを許されていませんでした。 -
台温泉入口あたりに、ちょっとした食料品店らしきものがあるようですが、日曜日のためかやっていませんでした。「やまゆりの宿」の隣にはお蕎麦屋さんがありましたが、今日やっているのかどうかは不明です。・・・あとは旅館ばかりで・・・飲食店も物品販売店も・・・な〜んにもないです。
お土産屋くらいはあるのかなと思っていたけれど、想像以上に、な〜んにもなくて、すごくいいです〜〜! -
温泉神社とあります。上がって見に行く元気はないです。
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左右ともに崖っぷち・・・。
近くの紅葉や黄葉は見えますが・・・その向こうの山の紅葉は・・・残念ながら今日は見えないです。 -
わ〜〜!こんな立派な建築物があるとは意外だったな〜。
「中嶋旅館」。宮大工の手による木造4階建て。昭和初期創業当時のままの建物なのでしょうね。中嶋旅館 宿・ホテル
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中嶋旅館を過ぎると、もう旅館はなさそう・・・?
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いくつかの民家を通り過ぎ・・・だんだん山の中の道になっていきます。
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楕円を描く県道123号・・・このあたりが楕円のちょうど半分の手前あたりだと思われます。このまま進んでも、トンネルになり、山道の車道を下って、また台温泉入口に戻るだけ・・・だと思います。
それにしても・・・宿の人が言っていた通り、周りは色づいた木々に囲まれていますが、今日は、近くの紅葉は見えますが、重なるように連なる周りの山々の錦繍が見えなくてホントに残念だわ〜。
紅葉狩りも大きな目的だったので・・・ちょっと物足りない気分ですが・・・ここらへんで宿へ引き返します。 -
「やまゆりの宿」に戻りました。ちょうど15時です。小さな温泉街なので、すぐ見終わっちゃうだろうな・・・と思っていましたが、やっぱりね・・・。
雨なので、思ったほど紅葉の山々が見えなくてすごく残念だったなぁ・・・(しつこい・・・)。
お宿編に続きま〜す。
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