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相国寺承天閣美術館<br /><br />〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入<br />TEL:075-241-0423<br />FAX:075-212-3585<br /><br /> 去る昭和59年4月、相国寺創建600年記念事業の一環として本山相国寺・鹿苑寺(金閣)・慈照寺(銀閣)<br />・他塔頭寺院に伝わる美術品を受託し、保存及び展示公開、修理、研究調査、禅文化の普及を目的として当館は建設されました。<br />現在では、国宝5点、重要文化財143点を含む多くの優れた文化財が収蔵されており、様々な展観を行っています。<br /><br /> 第一展示室には、鹿苑寺境内に建つ金森宗和造と伝えられる「夕佳亭」を復元、<br />第二展示室には近世京都画壇の奇才、伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部を移設しており、<br />古刹の境内の静謐な空間で、間近に作品をご鑑賞いただけます。皆様のご清覧をお待ちしております。 <br /><br /> 館名の「承天閣」は、相国寺の詳名である「相国承天禅寺」にちなむものである。なお「承天閣美術館」は法人格を有せず、<br />国宝、重要文化財をはじめとする作品の所蔵者は相国寺および関連寺院である。<br /><br /> <br />開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで) <br />入館料<br />一般800円<br />65歳以上・大学生:600円<br /> 中・高生:300円<br /> 小学生:200円<br /> (一般の方に限り、20名様以上は100円団体割引いたします)<br />※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料とさせていただきます。<br />※開催中の展示により入館料が異なることがあります。<br />  必ず「開催中の展示」にてご確認ください。<br /> ※バリアフリー対応

相国寺 承天閣美術館

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2014/07/06 - 2014/07/06

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etoileさん

相国寺承天閣美術館

〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入
TEL:075-241-0423
FAX:075-212-3585

去る昭和59年4月、相国寺創建600年記念事業の一環として本山相国寺・鹿苑寺(金閣)・慈照寺(銀閣)
・他塔頭寺院に伝わる美術品を受託し、保存及び展示公開、修理、研究調査、禅文化の普及を目的として当館は建設されました。
現在では、国宝5点、重要文化財143点を含む多くの優れた文化財が収蔵されており、様々な展観を行っています。

第一展示室には、鹿苑寺境内に建つ金森宗和造と伝えられる「夕佳亭」を復元、
第二展示室には近世京都画壇の奇才、伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部を移設しており、
古刹の境内の静謐な空間で、間近に作品をご鑑賞いただけます。皆様のご清覧をお待ちしております。

館名の「承天閣」は、相国寺の詳名である「相国承天禅寺」にちなむものである。なお「承天閣美術館」は法人格を有せず、
国宝、重要文化財をはじめとする作品の所蔵者は相国寺および関連寺院である。


開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料
一般800円
65歳以上・大学生:600円
中・高生:300円
小学生:200円
(一般の方に限り、20名様以上は100円団体割引いたします)
※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料とさせていただきます。
※開催中の展示により入館料が異なることがあります。
 必ず「開催中の展示」にてご確認ください。
※バリアフリー対応

旅行の満足度
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 下鴨神社を後にして、次は文博か相国寺にしようと思っていました。<br />下鴨神社を出る前に雨が降り出し、本降りになってきました。<br /><br />この日は出町柳まで京阪で行き、そこからレンタサイクルで周辺を回る予定<br />でしたが夏真っ盛りの中、サイクリングは辛いということで一日バス乗車券を<br />購入していました。<br /><br />雨が本降りになってきたので、とりあえず近い相国寺に向かうため南行きの<br />バスに乗りました。<br />出町柳ですぐ降りて今度は今出川方面に行くバスに乗り換え。<br />バスは乗り換えが面倒ですが、節約のため仕方ありません。<br /><br />バス停で降りて横断歩道を渡るもそれらしき建物が見えず、同志社女子中学の<br />守衛さんに道を教えていただきました。<br />同志社は何度か来たことがありますが、こんなところにお寺があったとは知りませんでした。<br />

    下鴨神社を後にして、次は文博か相国寺にしようと思っていました。
    下鴨神社を出る前に雨が降り出し、本降りになってきました。

    この日は出町柳まで京阪で行き、そこからレンタサイクルで周辺を回る予定
    でしたが夏真っ盛りの中、サイクリングは辛いということで一日バス乗車券を
    購入していました。

    雨が本降りになってきたので、とりあえず近い相国寺に向かうため南行きの
    バスに乗りました。
    出町柳ですぐ降りて今度は今出川方面に行くバスに乗り換え。
    バスは乗り換えが面倒ですが、節約のため仕方ありません。

    バス停で降りて横断歩道を渡るもそれらしき建物が見えず、同志社女子中学の
    守衛さんに道を教えていただきました。
    同志社は何度か来たことがありますが、こんなところにお寺があったとは知りませんでした。

    相国寺 寺・神社・教会

  • 総門<br />創建当時は室町一条にあり、再建は文正元年(1466)三月に落成し、<br />其の十日義政が始めて通行したといわれています。その後、天明の大火などで焼失と再建を繰り返し、<br />現在の建物は寛政九年(1797)第113世梅荘和尚により復興されました。<br />平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

    総門
    創建当時は室町一条にあり、再建は文正元年(1466)三月に落成し、
    其の十日義政が始めて通行したといわれています。その後、天明の大火などで焼失と再建を繰り返し、
    現在の建物は寛政九年(1797)第113世梅荘和尚により復興されました。
    平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

  • 門を入っていくと蓮の池がありました。

    門を入っていくと蓮の池がありました。

  • 蓮の花が咲いていたのですが土砂降りで傘を持ったままの撮影なので<br />ピントが合わず残念。

    蓮の花が咲いていたのですが土砂降りで傘を持ったままの撮影なので
    ピントが合わず残念。

  • 相国寺は普段非公開のお寺だったようで予習不足でした。<br />社務所も日曜で閉まっていました。<br /><br />境内を入っていくと美術館の案内看板がありました。

    相国寺は普段非公開のお寺だったようで予習不足でした。
    社務所も日曜で閉まっていました。

    境内を入っていくと美術館の案内看板がありました。

  • 庫裏「香積院」<br />方丈と接続しており、香積院と号し、文化四年(1807)の再建。<br />正面向かって左側にある大玄関は、明治十六年(1883)に二世国師の<br />五百年遠忌に際して設けられたもので、それまでは韋駄天を祀る室であったと<br />考えられています。<br />バランスの良い立面を持つ相国寺の庫裏は、五山の大型庫裏の遺構として、歴史にも貴重なものです。<br /> 平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

    庫裏「香積院」
    方丈と接続しており、香積院と号し、文化四年(1807)の再建。
    正面向かって左側にある大玄関は、明治十六年(1883)に二世国師の
    五百年遠忌に際して設けられたもので、それまでは韋駄天を祀る室であったと
    考えられています。
    バランスの良い立面を持つ相国寺の庫裏は、五山の大型庫裏の遺構として、歴史にも貴重なものです。
    平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

    相国寺 寺・神社・教会

  • 庫裏の前を通って、綺麗なお庭の奥に美術館の入口がありました。

    庫裏の前を通って、綺麗なお庭の奥に美術館の入口がありました。

  • 雨に濡れたお庭も美しいですが紅葉の季節も綺麗でしょうね。

    雨に濡れたお庭も美しいですが紅葉の季節も綺麗でしょうね。

  • 土砂降りで靴の中までびしょびしょで靴を脱いで下駄箱に入れる<br />美術館でしたのでちょっとありがたかったです。<br /><br />館内は撮影禁止ですが、休憩室からお庭をガラス越しで撮りました。

    土砂降りで靴の中までびしょびしょで靴を脱いで下駄箱に入れる
    美術館でしたのでちょっとありがたかったです。

    館内は撮影禁止ですが、休憩室からお庭をガラス越しで撮りました。

  • 鹿苑寺の若冲の襖絵障壁画がこちらで展示されていて<br />雨のせいか人も少なく、とてもゆっくり鑑賞できました。<br /><br />館内に椅子も沢山置いてくれているので時間をかけて鑑賞できます。<br />若冲と言えばカラフルなイメージですが淡色の襖絵もとても趣がありました。

    鹿苑寺の若冲の襖絵障壁画がこちらで展示されていて
    雨のせいか人も少なく、とてもゆっくり鑑賞できました。

    館内に椅子も沢山置いてくれているので時間をかけて鑑賞できます。
    若冲と言えばカラフルなイメージですが淡色の襖絵もとても趣がありました。

  • いつも美術館に行くと記念に絵葉書を買っているのですが<br />残念ながらこのミュージアムショップは全てのセットしかなく<br />好きな絵葉書1枚だけを購入できないので諦めました。<br /><br />美術館を出てもう1つ回りたかったのですが、母が疲れてしまっていたので<br />京都駅行きのバスに乗ることに。<br />ただ今出川からは京都駅行きのバスは出ていないので下がるバス停を求め<br />ウロウロ。<br />親切な人が京都駅なら地下鉄でと声をかけてくれましたが<br />それはもちろん承知してます(笑)<br />バス1日乗車券を意地でも使いたいので仕方なく大宮まで行き、<br />そこからまた烏丸まで乗り、再度京都駅行に乗り換えました。<br /><br />何気に京都のバスは路線が決まっているので不便なんですよね。<br />お金と時間に余裕のある方はバス、地下鉄両方乗り降り自由な乗車券を<br />おススメします。<br />スルッと関西の企画乗車券がお得です。

    いつも美術館に行くと記念に絵葉書を買っているのですが
    残念ながらこのミュージアムショップは全てのセットしかなく
    好きな絵葉書1枚だけを購入できないので諦めました。

    美術館を出てもう1つ回りたかったのですが、母が疲れてしまっていたので
    京都駅行きのバスに乗ることに。
    ただ今出川からは京都駅行きのバスは出ていないので下がるバス停を求め
    ウロウロ。
    親切な人が京都駅なら地下鉄でと声をかけてくれましたが
    それはもちろん承知してます(笑)
    バス1日乗車券を意地でも使いたいので仕方なく大宮まで行き、
    そこからまた烏丸まで乗り、再度京都駅行に乗り換えました。

    何気に京都のバスは路線が決まっているので不便なんですよね。
    お金と時間に余裕のある方はバス、地下鉄両方乗り降り自由な乗車券を
    おススメします。
    スルッと関西の企画乗車券がお得です。

  • 法堂(ハットウ)<br />慶長10年(1605)、豊臣秀頼の寄進により、5回目の再建になり、我が国法堂建築の最古のものである。<br />正面28.72m、側面22.80mにして堂々たるものである。 <br />重要文化財<br />「無畏堂」とも言い、天井にある龍の絵は狩野光信の手になる。<br />特定の場所で手を打つと反響するため、「鳴き龍」と呼ばれる。

    法堂(ハットウ)
    慶長10年(1605)、豊臣秀頼の寄進により、5回目の再建になり、我が国法堂建築の最古のものである。
    正面28.72m、側面22.80mにして堂々たるものである。
    重要文化財
    「無畏堂」とも言い、天井にある龍の絵は狩野光信の手になる。
    特定の場所で手を打つと反響するため、「鳴き龍」と呼ばれる。

  • 鐘楼(しょうろう)<br /><br />一名「洪音楼」という。<br />天明の火災で焼け、寛政元年(1789)四月古鐘を買って仮楼にかけ、天保十四年(1843)現在の層楼を築成しました。<br />「袴腰付鐘楼」ともいわれ、大型のものでは現在有数のものです。<br />楼上には梵鐘を吊り、各区画の中にごく多くの陰刻銘があります。<br />順調な気候で災害や戦争がなく、国が豊かで人民の安らかなことなどを願う文句の後に、「干時寛永六己已季卯月七日」とあり、1629年の造立と知られる。 <br />平成十九年(2007)には京都府指定有形文化財となりました。<br />

    鐘楼(しょうろう)

    一名「洪音楼」という。
    天明の火災で焼け、寛政元年(1789)四月古鐘を買って仮楼にかけ、天保十四年(1843)現在の層楼を築成しました。
    「袴腰付鐘楼」ともいわれ、大型のものでは現在有数のものです。
    楼上には梵鐘を吊り、各区画の中にごく多くの陰刻銘があります。
    順調な気候で災害や戦争がなく、国が豊かで人民の安らかなことなどを願う文句の後に、「干時寛永六己已季卯月七日」とあり、1629年の造立と知られる。
    平成十九年(2007)には京都府指定有形文化財となりました。

  • 経蔵<br /><br />天明の大火によって焼失した宝塔の跡地に万延元年(1860)に建立されました。<br />第120世盈冲和尚の寄進により、宝塔が再興される折に、蔵経置場を兼用することになり、以来経蔵を兼ねた宝塔として機能してきました。<br />しかし、仏舎利が他の堂宇に移された現在は経蔵としてのみ使用され、高麗版一切経(大般若は元時代の普寧版)が納められています。<br />平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

    経蔵

    天明の大火によって焼失した宝塔の跡地に万延元年(1860)に建立されました。
    第120世盈冲和尚の寄進により、宝塔が再興される折に、蔵経置場を兼用することになり、以来経蔵を兼ねた宝塔として機能してきました。
    しかし、仏舎利が他の堂宇に移された現在は経蔵としてのみ使用され、高麗版一切経(大般若は元時代の普寧版)が納められています。
    平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

  • 天響楼(てんきょうろう<br /><br />平成二十二年(2011)夏に建立し落慶法要が行われた新しい鐘楼です。<br />この鐘は、中国開封大相国寺により二つ鋳造され、その一つが<br />日中佛法興隆・両寺友好の記念として寄進されたもので、「友好紀念鐘」の銘や「般若心経」の経文が刻されています。

    天響楼(てんきょうろう

    平成二十二年(2011)夏に建立し落慶法要が行われた新しい鐘楼です。
    この鐘は、中国開封大相国寺により二つ鋳造され、その一つが
    日中佛法興隆・両寺友好の記念として寄進されたもので、「友好紀念鐘」の銘や「般若心経」の経文が刻されています。

    相国寺 寺・神社・教会

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