2014/10/16 - 2014/10/19
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さくらいろさん
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名古屋に住んでいた時の友人達と2年に1度、旅行をしています。
今回は萩・津和野・出雲を2泊3日で回る山陰ぐるり旅です。
主に夫婦での参加で、今回は12名。
メンバーに旅行会社の人がいるので、いつも希望の行程を組んでいます。
貸切バスにガイドさんもつけてオーダーメイドの旅です。
集合は新山口駅でした。名古屋からのメンバーは新幹線です。
私と夫は東京からなので、前日に羽田ー福岡便で移動して博多に前泊しました。
新山口で集合してから秋吉台、秋芳洞(鍾乳洞)を見学、歴史の街・萩を
散策して「北門屋敷」という素敵な宿に泊まりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
-
旅の始まりは羽田空港から。
JAL便で福岡に向かいます。
2週続きの台風が過ぎて、あっぱれ(!?)な
晴天。この天気は旅行の間、ずっと続きました。 -
羽田空港のカードラウンジでひと休み。
座ってゆっくりできる場所があるのは嬉しいです。
ソフトドリンクをいただきました。 -
飛行機に乗り込んでから、買っておいたサンドイッチで
簡単なランチ。
スカイタイム(キウイ味)をお供にしました。 -
あっという間に福岡着。
福岡空港からは地下鉄で移動できるので、
いつも便利だな、と思います。
博多駅まで5分くらいで着いて、この日の宿は
「八百治博多ホテル」
4月に利用してお気に入りになりました。
博多駅から歩いて行けて、料金も安く、天然温泉の
大浴場も利用できるというのが気に入っている理由です。 -
夫と2人ですが、この日はそれぞれに
友人に会って食事をする予定だったので
シングルを2部屋予約しました。
シンプルな部屋。 -
バスルームも必要なものは揃っていますが、
私は天然温泉の大浴場に行ったので
洗面台のみ使いました。
大浴場は23時半までの入場で、24時までなので
前回は間に合わなかったのですが、今回は大丈夫でした。 -
ホテルには温泉のみの利用者の入り口も
ありました。
近くのホテルに泊まっている人や駅から
やってくる旅行者の人もいました。
ホテル宿泊者は無料ですが、温泉のみの
利用は750円(大人)です。 -
夜になって、私は友人3人と待ち合わせ。
薬院駅近くの「リストランテ木下」という
イタリアンへ行きました。
友人のオススメの店です。
シェフのご主人と奥様が2人で切り盛りしています。
住宅街にあるのですが、気候が良かったので
オープンエアになっていました。 -
前菜の盛り合わせ。
とても手の込んだ料理でした。 -
パスタ。
パスタの茹で方は日本で食べるのが美味しいなあ、
と思います。 -
デザート。
他にも冷製スープや肉料理などあって
どれも美味しかったです。
素材の良さをいかして料理しているという
印象でした。
美味しいワインもいただいて、翌日からの旅行を
前に素敵な前夜際(?)でした。 -
ホテルに帰って、温泉につかりました。
翌朝は部屋で簡単に朝食。
これまた買っておいた蒸しパンとヨーグルト、
紅茶。
前夜がご馳走だったので、十分でした。 -
ホテルをチェックアウトして、駅まで
歩いて行きます。
最近になって来る機会の多い博多駅。 -
何かしらイベントのあっている駅前。
今回はランドクルーザーが並んでいました。 -
博多駅からは新幹線です。
ホームで待っていると九州新幹線の車両も
やってきました。 -
私達は「のぞみ」に乗りました。
博多が始発なので自由席です。
最初はガラガラでしたが、発車する時には
かなりの席が埋まっていました。
9:29発で新山口には10:05着。
近いです。
(新幹線でなければ、もっと時間がかかりますが) -
新山口駅で無事に名古屋組と合流しました。
「新山口」は、昔は「小郡(おごおり)」という駅でした。
2003年に駅名が変わったとのこと。
駅前に建つのは種田山頭火の像です。 -
小型の貸切バスでの旅が始まりました。
なかなか快適です。
まずは秋吉台・秋芳洞へ。 -
秋芳洞の見学からです。
秋吉台の地下100mにある鍾乳洞で、総延長は
8,790m(日本第3位、鍾乳洞としては東洋最大規模)
とのこと。 -
私は以前にも来たことがあるのですが、
その頃よりもきれいに整備されていました。
がやがやと入場します。 -
中の温度は四季を通じて17℃で一定しています。
暗くて写真も撮りにくいのですが、見どころは
いろいろとありました。
「黄金柱」
果てしない時間をかけて出来上がったものです。 -
洞窟の中にはコウモリがたくさんいるそうですが
登場しませんでした。
ここは1977年公開の映画「八つ墓村」の
ロケ地になったとのこと。
他のいくつかの鍾乳洞と合わせてロケが行われた
そうです。
いかにも怖い映像が撮れたでしょうね。 -
「百枚皿」と名前のついている場所。
地下水によって作り出された神秘的な造形です。 -
暗い中を歩いて出口が見えると
ほっとします。
外はいい天気です。 -
洞窟には2か所の入り口があり、私達は下りコースから
入りました。
こちらから入ると上りコースです。
もう少し時期が遅いと紅葉できれいだと
思われます。 -
秋芳洞見学を終えて、昼食へ。
「秋芳ロイヤルホテル」のレストランで
いただきます。 -
日本最大の石灰岩台地・秋吉台を眺めながらの
食事です。 -
昼食は「瓦そば」定食でした。
熱した瓦の上に茶そばと牛肉、錦糸卵、海苔、
もみじおろしなどを乗せて、混ぜて食べます。
いろいろな具が混ざって、美味しかったです。
その昔、兵士たちが瓦に野草や肉をのせて焼いて
食べたことが起源とのことです。 -
昼食後は、バスで展望台へ行きました。
羊のように見える石灰岩が散らばるカルスト台地。
国定公園になっています。
地下には秋芳洞や大正洞、景清洞など450を超える
鍾乳洞があるそうです。 -
食べたばかりですが「夏みかんソフト」も
デザートにいだだきました。
さっぱりとした味でよかったです。 -
秋吉台の観光を終えて、一路萩へ向かいました。
萩は長州藩36万石の城下町です。
「日本で唯一、江戸時代の地図で町歩きができる」と
言われる古い町並みが残っています。
ここではボランティアガイドさんの案内で回りました。
まずは松陰神社へ。 -
松陰神社は幕末の思想家・教育者である
吉田松陰を祭神として1890年にできた
神社です。 -
その吉田松陰が幕末に講義した私塾「松下村塾」
松陰は身分や階級にとらわれずに教育を行い
多くの下級武士の子弟が学んでいます。
明治維新で新政府に関わる人を多く輩出、門下生には
高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋らがいます。 -
松陰を描いた絵が飾ってあるのですが、かなりの
年配に見えます。(暗くて見にくいですが)
29歳で亡くなっているので不思議な感じです。
ガイドさんによると、当時は年をとったように
描くのが上手な画家だったとのこと。
ふ〜む、そういうことですか。 -
伊藤博文の像を前に説明をしてくれています。
松陰神社から100mくらいの場所に博文が住んでいた
家が残っています。
ボランティアガイドさんは、とても熱心で情報量も
多く、この松陰神社で1時間半も過ぎてしまいました。 -
続いて東光寺へ。
3代藩主毛利吉就のほか、5代、7代、9代と奇数の
歴代藩主および夫人の墓があります。 -
緑も多く、静かです。
総門、鐘楼、大雄宝殿、三門の4棟が重要文化財に
指定されているとのこと。 -
元祖・木魚がありました。
眠る時も目を閉じず、煩悩を口に咥えて
いるそうです。 -
最後は城下町萩の町歩きです。
「古地図で歩ける町」萩は碁盤目状に整備されて
います。
中でも江戸屋横丁、伊勢屋横丁、菊屋横丁は
萩の散策で歩く人が多い場所です。
白壁がきれいでした。 -
中を見学できる所もあります。
-
なまこ壁もあります。
萩は2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の
舞台になるそうで、こんな通りで撮影が
あるでしょう、とガイドさんの話でした。
ドラマは吉田松陰の妹・文(ふみ)の生涯を
描くようです。演じるのは井上真央さん。
萩にも観光客がたくさんやってきそうです。 -
萩といえば「夏みかん」が有名です。
まだ青いですが、最盛期には町中がいい香りに
包まれるそうです。 -
ゆっくりと萩の散策をして、今日の宿に
やってきました。
「北門屋敷」です。
萩城三の丸の中心、吉敷毛利家の屋敷跡、三千坪の
敷地に建っています。
立派な門がお出迎え。 -
チェックインを待つ間、こんな素敵な
ティールームでハーブティーをいただきました。
お庭もイングリッシュガーデンになっていて
きれいです。 -
お部屋も広くて、リビングスペースや
昔ながらの化粧台のある小さな部屋も
ついています。 -
部屋のバスルームも広くて良かったです。
いつもなら大浴場に行くので、部屋では
使わないのですが、今回は使うことになりました。
宿に着いて、夕食前に大浴場に行きました。
そこも広くて露天風呂もあり、のんびりと
入れました。
その後、夕食、そして女性が部屋に集まって
おしゃべりしました。
遅い時間にさあ、寝る前にもう一度お風呂に
と思ったらなんと11時でおしまいになっていました。
残念。
それで部屋のお風呂に入ってから寝ました。
露天風呂などの写真も撮れずに終わってしまいました。 -
さて、夕食です。
素敵な宿なので(料金も高い。1泊2食で
28,000円)期待が持てます。
私達だけの個室でした。
テーブルに先付で「落花生豆腐」や前菜の
「季節の味覚五点盛り」が並んでいます。
ビールで乾杯してからいただきました。
和食の良さを感じます。 -
穴子信田巻きや紅葉麩などの炊き合わせ。
途中で茶そばや河豚の刺身もありました。
黒毛和牛のしゃぶしゃぶも柔らかくて
美味しかったです。 -
「赤むつ(のど黒)の雲丹ソース焼き」と
「ダルマ鯛萩の花蒸し」など山口らしい
味を楽しめました。 -
「女将のこだわり特製プリン」が
デザートです。
とろりとした味わいで美味しくいただきました。
美味しい料理をいただける日本の旅館は
素晴らしいです。
この後、おしゃべりの時間が長くて最後のお風呂には
入れませんでしたが、静かに夜は更けていきました。
1日目が終了です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- りりいさん 2014/11/06 09:34:35
- 山陰旅行
- その昔、高校の修学旅行でここに行きました。なんと、名古屋から夜行列車に乗って、朝、小郡に着きました。
眠い目をこすりながら?観光バスに乗り、秋吉台〜秋芳洞〜萩へと、さくらいろさんと同じコースです。懐かしいです。
博多のホテル、いいですね。
萩のホテルのお料理もすばらしい。さすがお値段だけのこと、ありますね。
- さくらいろさん からの返信 2014/11/06 11:16:50
- RE: 山陰旅行
- りりいさま
旅行記を探して読んでくださって、有難うございます。
私は名古屋の前には福岡に住んでいたので、秋吉台、
秋芳洞などは遠足コースでした。
でも、今回久しぶりに訪れて、懐かしくいい所だな
と再認識しました。
再訪するのもいいですね。
萩も歴史の町ですし、以前よりも整備されていたので
また新しい気持ちで町歩きができました。
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