2014/10/16 - 2014/10/19
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さくらいろさん
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友人達との2泊3日の山陰ぐるり旅も最終日となりました。
松江を出発して最初の目的地は足立美術館です。個人のコレクションとは
思えないほどの立派な美術館でした。
そこから境港の水木しげるロードへ。
町おこしの成功例そのものでしょう。水木しげるの郷土愛を感じました。
最後までワイワイと賑やかな旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ ANAグループ 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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-
松江の朝です。
宿泊したグリーンリッチホテル松江駅前には
朝食がついていました。
ロビーでのバイキングです。 -
和洋のおかずが並んでいます。
-
少しずつ取り分けて、品数の多いプレートに
なりました。 -
ホテルの前にバスがお迎えに来てくれて
出発です。
今回の行程では松江市内の見学は時間が取れない
とのことで、希望者は早朝に松江城に行きました。
私達夫婦は以前に観光したことがあったので
今回はゆっくりと食事をしました。
ただ、見学に行った人によると、時間が早いので
開いている施設も少なくて、あまり見れなかった
とのこと。
残念だったようです。 -
バスは一路、足立美術館へ。
松江から30分ほどで着きました。
こんな所にこんな建物が!?というくらい
立派な美術館です。 -
足立美術館は、1970年に安来出身の実業家
足立全康氏によって開館。
日本画の巨匠・横山大観のコレクションは
130点と世界一の規模で、常時20点あまりを
展示しているそうです。
日本庭園がきれいなことでも有名です。
足立氏は苦労を重ねて事業に成功し、この
美術館を作りました。
絵画に対する愛情と庭づくりへの情熱が
伝わってきます。 -
特に「白砂青松庭」は横山大観の名作
「白沙青松」を忠実に再現しているとのこと。
一万三千坪の日本庭園は「ジャーナル・オブ・
ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで
13年連続第1位に選ばれているそうです。 -
どの庭も手入れが非常に良いのが
分かります。 -
池も作ってあります。
鯉も優雅に泳いでいました。
津和野とはまた違った風情です。 -
この庭の先には茶室もあります。
-
苔庭は、苔を主体とし京風の雅な庭園。
秋が深まると紅葉の赤が一層の彩りを
添えてくれるとのこと。 -
「庭園もまた一幅の絵画である」というのが
足立全康氏の言葉だそうです。
名園と名画の調和が訪れる人を魅了し続けて
いるのでしょう。
「生の額絵」として切り取った壁を通して
庭を見ることができます。 -
こちらは「生の掛け軸」
床の間の壁をくりぬいて、一幅の山水画が
掛かっているように見えるというもの。
足立美術館の名物の一つとのことです。
人が入ってしまうのは仕方がありませんが。 -
私達も額に入ってみました・・。
-
名画の数々と素晴らしい日本庭園、とても
良かったです。 -
美術館はかなり広くて、陶芸館や子供向けの
童画などもありました。
館の外には新しいおみやげ屋さんもありました。
お酒の試飲もできました。 -
かりんとう屋さんも。
いろいろなおみやげ屋さんが並んでいました。 -
口々に素晴らしかったね、と言いながら
美術館前で記念撮影。
不便な場所にありますが、訪れる価値が
あると思いました。 -
足立美術館は島根県にありますが、次は
鳥取県に向かいます。
2つの県にまたがるのは中海(なかうみ)という湖。
宍道湖ともつながっています。
大根島が見えています。
この島は、江戸時代より高麗人参の栽培地だったのですが
藩ではそれを隠すために大根栽培と言っていたとか。
今でも栽培されていて、韓国に輸出されているそうです。
(それを日本人がおみやげに買っているとか) -
遠くに見えるのは江島大橋。
ベタ踏み坂と言われています。
大根島と鳥取県境港市を結ぶ橋です。
ダイハツ「タントカスタム」のCMで有名になった
そうです。
そういえば見たような気もします。
綾野剛が「ベタ踏みだろ」と聞くと豊川悦司が
「いいえ」と答えるCMです。 -
ベタ踏み坂が近づいてきました。
-
かなりの急坂です。
空に向かっていくようです。
でも、このバスの運転手さんも
ベタ踏みではなかったそうです。
ガイドさんも以前から、この坂のことを
話題にしていたそうですが特に反応は
なかったそう。
「CMの力はすごいですね」とのことでした。 -
ベタ踏み坂を越えると境港が見えてきました。
境港は弓ヶ浜半島の先端で三方を海に
囲まれています。 -
昼食と買い物ということで「なかうら」に
やってきました。
巨大な鬼太郎がお出迎えです。 -
「すし若」という回転寿司屋で昼食です。
-
男女が6人ずつ分かれて座ることに
なりました。
席も離れていたことがちょっとした
トラブルの元に。
「好きな物を注文していいよ」ということ
でしたが、女性陣は主婦だけあって
ある程度経済的(?)な選び方。
それに対して男性陣は「本当に好きな物」で
高いお皿を次々と選んだらしい。
料金の違いが明らかになると女性陣から
ブーイングが。
目を離すと、やはりこうなりますね・・。 -
境港は日本海側最大の水産都市とのことで
冬のズワイガニ、夏のマグロは全国一の水揚量
とのこと。
ここ「大漁市場なかうら」でも新鮮な海の幸が
並んでいます。
大きい! -
蟹も。
-
のどぐろ開き干しも。
鮮度のいい魚から加工品まで、たくさん
並んでいました。 -
昼食と買い物を済ませて、次は水木しげるロードへ。
境港駅から水木しげる記念館までの800mの商店街の
名称です。
左に小さく見えるのが駅です。
右の大きな建物は「みなとさかい交流館」 -
境港駅。
JR境線の終点。 -
米子駅と境港駅間を走る鬼太郎列車。
米子駅の0番ホーム(霊番線)発で境港に向かいます。
列車には鬼太郎ファミリーのキャラクターが
ペイントされています。 -
「みなとさかい交流館」にも巨大な
鬼太郎たち、キャラクターが。 -
水木しげるロードを歩き始めました。
まずは「ねずみ男」を囲んで。 -
ねこ娘も。
-
ご存じ、鬼太郎。
-
カラ〜ンコロ〜ン・・の「鬼太郎の下駄」
-
妖怪の像は153体あり、中にはスポンサーを
募ったものもあります。
それらにはスポンサーのプレートがついて
います。
全国の水木しげるファンがスポンサーになり
すぐにその枠は埋まったそうです。 -
このエリアの町おこしは徹底しています。
タクシーも妖怪タクシー? -
妖怪ポスト。
-
キャラクター商品のお店。
-
どの店もキャラクター仕様。
-
休憩はこんなベンチで。
-
妖怪ショップや鬼太郎茶屋、妖怪神社などが
ずらりと並び、まさに町をあげてという感じ
です。 -
水木しげる記念館。
今回は入りませんでしたが、以前に来たことが
あります。
妖怪たちのジオラマや世界中で集めたコレクションが
展示されています。
また10代の頃の修作、再現された仕事場なども
ありました。 -
たくさんの像がありましたが、
私が一番好きだったのは「鬼太郎ファミリーに
囲まれた水木しげるの執筆風景」でした。
ほのぼのとした空気が伝わってきました。
妖怪キャラクターも堪能して町歩きを
楽しみました。 -
さて、山陰をぐるりと回る旅も終わりが
近づきました。
境港を離れて岡山へ向かいます。
バスの窓から大山(だいせん)が見えました。
中国地方の最高峰です。
スキー場があるので、福岡に住んでいた頃には
よく行っていました。
海の見えるスキー場として有名でした。
(ただ、設備や雪質はあまり良くなかったです。
信州や北海道で滑ってみると) -
途中で蒜山高原SAに寄りました。
蒜山高原にはジャージー牛の牧場があり
その牛乳を使った製品が美味しいとのこと。
さっそくソフトクリームをいただきました。
濃厚なミルクの味がして、評判通りに
美味しかったです。 -
パン屋さんもあったので、帰った翌日の
朝食用に買いました。
パン好きな私としては、持って帰れる時は
良く買います。 -
翌日の朝食で並んだパンです。
メロンパン、ジャージー牛の角(という名前)
クロワッサン。
どれもバターの良い香りがしました。
旅を思い出しながらの朝食は気分が
いいです。 -
そしてバスの旅の終着、岡山に着きました。
順調に走れたので、17時半頃には到着です。
駅前には岡山といえば、のキャラクター(?)
桃太郎の像が。 -
名古屋の皆さんは岡山から新幹線です。
18時半発なので、おみやげやお弁当を買って
乗り込むことに。
私と夫は岡山空港から羽田行きの便(19:55)を
予約していました。
渋滞などでバスが遅れると困るので、一番遅い便です。
時間があるので、岡山駅で軽く食事をすることに
しました。
写真がうまく撮れていませんが、こんな店に。 -
中にはカウンターもありました。
私達はテーブル席へ。
ちょっと飲んで軽く食べるという感じの店で
ぴったりです。 -
ということで軽くビールを1杯ずつ注文。
-
つまみのプレートもきたので、お疲れさまの
乾杯。 -
もう1品は岡山の郷土料理「えびめし」
初めて知って、初めて食べました。
海老をいれたチャーハンですが、ソース味
なので黒い色になっています。
味が濃いのかとちょっと心配でしたが
そうでもなく、美味しかったです。 -
岡山駅でひと休みして、空港に向かいました。
シャトルバスで30分でした。
帰りはANA便です。羽田への最終便はANAでした。
思ったよりもお客さんがたくさんいました。
岡山から東京行きは飛行機が便利だということ
ですね。
確かに私達も新幹線よりも便利でした。
(早い時期に予約したので、安かったし)
これで前泊の博多から始まった山陰ぐるり旅は
終了です。
2年に1度の旅、次はどんな企画があるのか
楽しみです。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- りりいさん 2014/11/06 09:53:42
- 山陰旅行3日目
- これだけの人数で、よく日程が合わせられましたね。
みんながよほど前から調整されていたのかしら。
しかも2年に一度というと、すぐに回ってくる。でも、いいですね。
いい仲間があって。
新幹線で4時間かかると、飛行機を利用する人が多いとテレビで放送していましたが、羽田〜岡山はきっとビジネス客も多いのでしょう。
記念写真も沢山撮られて、みなさん素敵な笑顔。
こんな旅行ができるお友達がいること自体がすばらしいです。
- さくらいろさん からの返信 2014/11/06 11:27:40
- RE: 山陰旅行3日目
- 2年に1度ですが、早くから予定を合わせています。
これまでにも北海道・東北、北陸・四国・九州と
あちこちに行きました。
個人旅行のグループ仕様という感じなので、旅行代金は
高くなってしまいますが、いつも思い出に残る旅に
なります。
次回も楽しみです。
この秋は旅の予定が多くて、実は今日から友人との
ハワイ旅行です。
カナダ・ラスベガス旅行の旅行記とハワイ旅行記、
いつになるか分かりませんが、作りますので
また読んでくださいね。
-
- ta22reさん 2014/11/04 06:01:39
- まあ、ステキ!
- 足立美術館と境港、一度は行ってみたくて密かに計画を立てていたのですが
なかなか実現できず・・・。季節はいつがいいだろう?温泉も入りたいし。
さくらいろさんと違ってこちらはケチケチ旅行。
でも一度は行くべきですね。大変参考になりました。
- さくらいろさん からの返信 2014/11/04 17:55:59
- RE: まあ、ステキ!
- 山陰はどこから行っても遠いですね。
早めの予約(料金が安い時に)で飛行機で行って、
あちこち観光するのがいいかもしれません。
足立美術館は庭園がきれいで手入れが行き届いて
いるので四季おりおりに素晴らしいと思います。
新緑や紅葉、雪景色など、私もまた見に行きたいです。
境港も新鮮な魚が食べられるということで、冬の蟹など
魅力です。
ぜひ思い切って出かけてみてください。
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