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ポントワーズからオーヴェル川沿いに遡上すれば、やがてはオーヴェルの街。<br /><br />・ゴッホの街オーヴェルの外れにも、ピサロの足あと<br />・街の庭<br />・印象派ではない画家氏も<br />

アパルトマンの窓から’14晩春 12日目 ②オーヴェルの外れにもピサロの足跡

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2014/05/23 - 2014/05/23

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さんしぇ

さんしぇさん

ポントワーズからオーヴェル川沿いに遡上すれば、やがてはオーヴェルの街。

・ゴッホの街オーヴェルの外れにも、ピサロの足あと
・街の庭
・印象派ではない画家氏も

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
  • オーヴェル市(正式に市と言っていいのかどうか、実は私は親愛を込めて、勝手に村と<br />呼んでいます。)に入って来ました。<br /><br />**************************************************************************<br />「オーヴェルはヴァル・ドワース県の村(コミューン)となっています」と、<br />4トラの知人が教えて下さいました、安心して村と称します、ありがとうございました。<br />**************************************************************************<br /><br />すると、すぐ左手にNo.8の絵画板。<br />ずっと川沿いを描く絵画を追っていたのが、ここから先の舞台は内陸側に変わります。

    オーヴェル市(正式に市と言っていいのかどうか、実は私は親愛を込めて、勝手に村と
    呼んでいます。)に入って来ました。

    **************************************************************************
    「オーヴェルはヴァル・ドワース県の村(コミューン)となっています」と、
    4トラの知人が教えて下さいました、安心して村と称します、ありがとうございました。
    **************************************************************************

    すると、すぐ左手にNo.8の絵画板。
    ずっと川沿いを描く絵画を追っていたのが、ここから先の舞台は内陸側に変わります。

  • 「ヴァレルメイユの風景」オルセー美<br /><br /><br />No.7がそうでしたが、かつて広々した風情だったのが、木々が茂り家が建て込んで<br />様子が一変しました。

    「ヴァレルメイユの風景」オルセー美


    No.7がそうでしたが、かつて広々した風情だったのが、木々が茂り家が建て込んで
    様子が一変しました。

  • 更にバス道からも離れ、並行した上の道へ向け、ヴァレルメイユ通りをゆるゆる。

    更にバス道からも離れ、並行した上の道へ向け、ヴァレルメイユ通りをゆるゆる。

  • 見えるのは、No.9。

    見えるのは、No.9。

  • 「オーヴェル・シュル・オワーズへの通り」制作時期不明 個人蔵<br /><br />この通し番号9番で以って、実はピサロ作品はお仕舞い。

    「オーヴェル・シュル・オワーズへの通り」制作時期不明 個人蔵

    この通し番号9番で以って、実はピサロ作品はお仕舞い。

  • 画面左から右手、オーヴェルの中心へと向います。<br />牛を曳いて労働に向うところでしょうか、ここには平明な日常があります。<br /><br />ポントワーズからこちらへ歩いていても、実は往来する土地の方が、唯の一人も居られない<br />という不思議、車の行き来は少なからずあれど、てくてくと怪しげなのは私だけ・・。<br /><br />そこへ。

    画面左から右手、オーヴェルの中心へと向います。
    牛を曳いて労働に向うところでしょうか、ここには平明な日常があります。

    ポントワーズからこちらへ歩いていても、実は往来する土地の方が、唯の一人も居られない
    という不思議、車の行き来は少なからずあれど、てくてくと怪しげなのは私だけ・・。

    そこへ。

  • オーヴェルに黒猫・・。<br />これまた不思議な事に、過去2回この村に足を運ぶその都度、西の外れのこの辺りで、<br />黒猫と出っくわします。

    オーヴェルに黒猫・・。
    これまた不思議な事に、過去2回この村に足を運ぶその都度、西の外れのこの辺りで、
    黒猫と出っくわします。

  • 数時間ぶりに口を開いて思いっきり猫と会話(?)、すっかり和んだ一時。

    数時間ぶりに口を開いて思いっきり猫と会話(?)、すっかり和んだ一時。

  • 「夏の農園」1890 ゴッホ 国立ゴッホ美術館蔵 アムステルダム<br /><br />オーヴェルと言えば、まず思い浮かぶのはゴッホ。<br />ゴッホがこの地に来たのが5月の末、そこから亡くなるまでの二ヶ月の間に描きも描いたり実に70作品だそうですが、こちらは中でも村の最も西で描かれた事になるでしょう。<br /><br />ゴッホが、ゴッホの主治医となるガシェ医師を頼ってここへ来るのは、当の医師とピサロが<br />友人だった為ですが、画業の上では、あたかもピサロからゴッホへとバトンを渡すように、<br />ここからオーヴェルの中心に向けてはピサロの絵画板は無くなり、ゴッホ初めセザンヌや<br />ドービニーが後を埋めて行きます。<br /><br />この先は前年訪れた際に不十分ながら追っかけをして楽しみました。<br />今日は、オーヴェルには向わずに近くの鉄道駅から帰るつもりで、もうしばらく駅に<br />向って東へ進みます。<br />

    「夏の農園」1890 ゴッホ 国立ゴッホ美術館蔵 アムステルダム

    オーヴェルと言えば、まず思い浮かぶのはゴッホ。
    ゴッホがこの地に来たのが5月の末、そこから亡くなるまでの二ヶ月の間に描きも描いたり実に70作品だそうですが、こちらは中でも村の最も西で描かれた事になるでしょう。

    ゴッホが、ゴッホの主治医となるガシェ医師を頼ってここへ来るのは、当の医師とピサロが
    友人だった為ですが、画業の上では、あたかもピサロからゴッホへとバトンを渡すように、
    ここからオーヴェルの中心に向けてはピサロの絵画板は無くなり、ゴッホ初めセザンヌや
    ドービニーが後を埋めて行きます。

    この先は前年訪れた際に不十分ながら追っかけをして楽しみました。
    今日は、オーヴェルには向わずに近くの鉄道駅から帰るつもりで、もうしばらく駅に
    向って東へ進みます。

  • 何処を切り取っても美しいオーヴェルの村並み。<br />

    何処を切り取っても美しいオーヴェルの村並み。

  • 個々のお宅のお庭が美しい上に・・。

    個々のお宅のお庭が美しい上に・・。

  • “村の庭運動”と勝手意訳しましたが、ここの住人たちがこの地域ぐるみで美しく緑を<br />お世話してしているので、敬いを持って手折らないでと但し書きがされています。

    “村の庭運動”と勝手意訳しましたが、ここの住人たちがこの地域ぐるみで美しく緑を
    お世話してしているので、敬いを持って手折らないでと但し書きがされています。

  • 今はお役目を終えて記念建築となったサン・ニコラ教会。<br /><br />バス通りを1本北に上がった道を東へ黙々。

    今はお役目を終えて記念建築となったサン・ニコラ教会。

    バス通りを1本北に上がった道を東へ黙々。

  • 眼下には。<br />ここは、結構高台です。

    眼下には。
    ここは、結構高台です。

  • 瀟洒な別荘風も。

    瀟洒な別荘風も。

  • 「オーヴェル・シュル・オワーズへの道」1872 個人蔵 <br /><br />こちらは、ドービニー。<br />街の東外れにドービニーの名を冠した美術館があります。

    「オーヴェル・シュル・オワーズへの道」1872 個人蔵 

    こちらは、ドービニー。
    街の東外れにドービニーの名を冠した美術館があります。

  • 駅まであと僅か。

    駅まであと僅か。

  • オーヴェル駅よりも一つ西に位置する、シャポンヴァル駅へやって来ました。<br />ここから、ポントワーズ駅に一旦行き、乗り換えてパリに戻ります。<br /><br />電車を待つ間に、今一度オワーズ河畔へ行きたいと思います。<br />駅を右に見ながらまっすぐ川へ向う事ものの2分で。

    オーヴェル駅よりも一つ西に位置する、シャポンヴァル駅へやって来ました。
    ここから、ポントワーズ駅に一旦行き、乗り換えてパリに戻ります。

    電車を待つ間に、今一度オワーズ河畔へ行きたいと思います。
    駅を右に見ながらまっすぐ川へ向う事ものの2分で。

  • 印象派ではないからなのか、通し番号が付されていませんが。

    印象派ではないからなのか、通し番号が付されていませんが。

  • 「シャポンヴァルのオワーズ河畔」<br /><br />アンリ・ルソーです。<br /><br />イラストのような、僅かに幻想性もあって面白いです。<br />茂みの向こう、オワーズ川を見納めて駅へ。

    「シャポンヴァルのオワーズ河畔」

    アンリ・ルソーです。

    イラストのような、僅かに幻想性もあって面白いです。
    茂みの向こう、オワーズ川を見納めて駅へ。

  • いわゆる普通電車のこれで一旦ポントワーズへ戻り乗換えをして、来たと同じパリ北駅へ。<br />長かった一日はおしまい。<br /><br />この日の走行歩数、今回最多の25000歩、15kmを記録、今後ちょっと破れないかもしれません。<br /><br />

    いわゆる普通電車のこれで一旦ポントワーズへ戻り乗換えをして、来たと同じパリ北駅へ。
    長かった一日はおしまい。

    この日の走行歩数、今回最多の25000歩、15kmを記録、今後ちょっと破れないかもしれません。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • pedaruさん 2015/12/02 06:15:28
    印象派の・・・・
    さんしぇさん お早うございます。

    この旅行記を拝見してフランスの村への思いを強くしました。
    どこを切り取っても絵になる風景ですね。

    「今はお役目を終えて記念建築となったサン・ニコラ教会。」
    「眼下には。
    ここは、結構高台です。」

    このコメントのある写真は印象派の画家が描いた絵そのものですね。pedaruも画家を気取って、こんな所でスケッチブックを広げてみたくなりました。

    わくわく感のある素敵な旅行記でした♪

    pedaru

    さんしぇ

    さんしぇさん からの返信 2015/12/03 06:57:33
    RE: 印象派の・・・・
    pedaruさま、お早うございます。

    ご評価の上、コメントまでもありがとうございました。

    > この旅行記を拝見してフランスの村への思いを強くしました。
    > どこを切り取っても絵になる風景ですね。

    私が、図らずも訪れた初めての“村”がこのオーヴェルでしたが、
    仰せのように、絵になる風景の中に身を置いてまさに至福の時でした。

    > このコメントのある写真は印象派の画家が描いた絵そのものですね。pedaruも画家を気取って、こんな所でスケッチブックを広げてみたくなりました。

    漠然と撮った景色でしたが、雲の重なりなども含め、絵心ある
    pedalさんのよい画材になりそうですね!
    おいでになったスコットランドの空や空気等とは、さぞ異なるものを
    お感じでしょう。
    仏の村のスケッチを、いつか拝見させてくださいね。
                                   さんしぇ
  • コクリコさん 2015/06/19 17:18:25
    ピサロの足跡
    さんしぇさん、
    ご無沙汰しています。

    さんしぇさんから教えていただいたシャポンヴァルからオーヴェルの道の旅行記やっと今頃UPしました。
    去年の8月に歩きましたのに(^^;)

    歩いている時より今思い出すと楽しさが倍増しています。
    シャトウ〜ブージヴァル〜ルーブシエンヌの「印象派の道」でもアドバイスいただき続けてシャポンヴァルからオーヴェルの道も!
    ワクワクしながら歩くことができました。
    ありがとうございました。

    でも、歩けなかった道もあるようで、さんしぇさんの旅行記再度読ませていただいたら、絵パネルのナンバーが若いのをUPしていますね。
    私はたしか13番くらいからだったような。
    若い番号はピサロの絵ですね。
    なかなか思うようにはいきせん。
    ポントワーズからオーヴェルまで時間かけて丹念にゆっくりと歩くのが理想なのでしょうけれど。

    そうそう、年末から今年初めにかけて上映されていた映画『みんなのアムステルダム美術館へ』ご覧になりました?
    以前さんしぇさんが次はオランダの美術館に行きたいとおっしゃっていたので映画ご覧になったかなぁと思っていたのですよ。
    名古屋では東京より早く封切られていたように思います。
    面白い映画でしたね!
    出演者は俳優ではなく全員博物館の関係者だったでしょう〜
    日本ではあんな演技も映画もできませんよね。
    オランダあっぱれ!と思いました。
    オランダ人が思っていた以上にややこしい大変な国民だとわかったのも笑えました〜〜フランス人やイタリア人以上だわね。
    今年は美術館関係の映画が続けて封切られましたが観たのはアムステルダムだけでした。

    お礼のみと思ったのに長くなって失礼しました。
    それではまた♪


    さんしぇ

    さんしぇさん からの返信 2015/06/20 21:52:12
    ピサロからゴッホへ
    コクリコさん、こんばんは。
    オーヴェル紀行、美しい画像満載ですね!

    > 歩いている時より今思い出すと楽しさが倍増しています。
    > シャトウ〜ブージヴァル〜ルーブシエンヌの「印象派の道」でもアドバイスいただき続けてシャポンヴァルからオーヴェルの道も!
    > ワクワクしながら歩くことができました。

    コクリコさんの眼をお借りして、私では気が付かなかったあれこれを
    新鮮に見せて頂きました。

    同じ土地に立っても、季節やお天気勿論異なる感性の方の切り取り方に
    よってこうして楽しませて頂ける、4トラってエンタメですね〜。^^

    > でも、歩けなかった道もあるようで、さんしぇさんの旅行記再度読ませていただいたら、絵パネルのナンバーが若いのをUPしていますね。
    > 私はたしか13番くらいからだったような。
    > 若い番号はピサロの絵ですね。
    > なかなか思うようにはいきせん。
    > ポントワーズからオーヴェルまで時間かけて丹念にゆっくりと歩くのが理想なのでしょうけれど。

    ポントワーズのピサロに始まり、オワーズ川を遡るようにオーヴェルまで、
    そこからはバトンを渡すように、俄然ゴッホの作品が占める絵画板群、
    あいにくオワーズ川沿いの辺りは、時に冗長でもあり、超お勧め、とは
    なかなか申せませんね。

    > そうそう、年末から今年初めにかけて上映されていた映画『みんなのアムステルダム美術館へ』ご覧になりました?

    これ、全くの初耳でした。
    とき既に遅し、かくなる上は映画は無理でも、現地で観るに如かず・・。
    ですが、来年予定のオランダ行きは、王立美術館は外す予定でした、
    さてどうしようかな。


    > オランダあっぱれ!と思いました。
    > オランダ人が思っていた以上にややこしい大変な国民だとわかったのも笑えました〜〜フランス人やイタリア人以上だわね。

    大変な国民^^の意味合いが奈辺にあるのか、そっと教えてくださいませ。
    そう言えば、現地に5年を暮らした友人は、度し難い人々と慨嘆して
    おりましたっけ。^^;
                                さんしぇ

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