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信州蕎麦で有名な戸隠高原にある戸隠神社のすばらしい紅葉を見物しながら、参拝してきました。<br />神社の紅葉なんて、大して期待もしていなかったのですが、奥社の参道を色鮮やかに紅葉した木々が、ずうっと続いている様は、古代からの信仰の山が持つ、自然の力に満ち溢れていました。<br /><br /> すぐそばにある鏡池がまた、おそろしくすばらしい紅葉のスポットで、奥社と中社の参拝の途中で訪れましたが、あまりにすばらしいので、次回に単独で紹介します。

紅葉の戸隠神社・奥社および中社参拝

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2013/10/22 - 2013/10/22

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

信州蕎麦で有名な戸隠高原にある戸隠神社のすばらしい紅葉を見物しながら、参拝してきました。
神社の紅葉なんて、大して期待もしていなかったのですが、奥社の参道を色鮮やかに紅葉した木々が、ずうっと続いている様は、古代からの信仰の山が持つ、自然の力に満ち溢れていました。

 すぐそばにある鏡池がまた、おそろしくすばらしい紅葉のスポットで、奥社と中社の参拝の途中で訪れましたが、あまりにすばらしいので、次回に単独で紹介します。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
観光バス 新幹線
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  • まずは、戸隠神社奥社入り口の看板から。<br />ここへ来るまでに通った道すがらも、だいぶ紅葉して来ていたので、気分もまた高揚しています。<br />県道36号線は、別名信濃信州新線といい、野尻湖・黒姫高原方面から新潟県と長野県の境を走り、戸隠高原・鬼無里村を経由して、大町街道に入ると塩の道で知られる青木湖に出ます。

    まずは、戸隠神社奥社入り口の看板から。
    ここへ来るまでに通った道すがらも、だいぶ紅葉して来ていたので、気分もまた高揚しています。
    県道36号線は、別名信濃信州新線といい、野尻湖・黒姫高原方面から新潟県と長野県の境を走り、戸隠高原・鬼無里村を経由して、大町街道に入ると塩の道で知られる青木湖に出ます。

    戸隠神社 奥社 寺・神社・教会

  • 戸隠神社奥社の大鳥居です。ここから延々と参道が続きます。

    戸隠神社奥社の大鳥居です。ここから延々と参道が続きます。

  • 参道の両側は、美しく紅葉した木々に囲まれています。<br />すうっとまっすぐに伸びた参道は、ゆるやかな傾斜の上り坂で、足元を色とりどりの落ち葉で飾りながら、参拝者を神域へと誘(いざな)います。<br />

    参道の両側は、美しく紅葉した木々に囲まれています。
    すうっとまっすぐに伸びた参道は、ゆるやかな傾斜の上り坂で、足元を色とりどりの落ち葉で飾りながら、参拝者を神域へと誘(いざな)います。

  • いろは紅葉の艶やかな紅葉ぶり。<br />残念ながらこの日は朝方まで雨が降っていたので、鈍(にび)色の空になんとなく、どんよりとした雰囲気ですが、それでもみごとな色付きです。

    いろは紅葉の艶やかな紅葉ぶり。
    残念ながらこの日は朝方まで雨が降っていたので、鈍(にび)色の空になんとなく、どんよりとした雰囲気ですが、それでもみごとな色付きです。

  • こんなにも色彩に溢れていると、本当に嬉しくなります。<br />一本の木でこんな七変化を演じてくれる木は、紅葉しかないのではないでしょうか。

    こんなにも色彩に溢れていると、本当に嬉しくなります。
    一本の木でこんな七変化を演じてくれる木は、紅葉しかないのではないでしょうか。

  • この辺りが参道の中で一番、紅葉が見事な部分でしょうか。<br />晴れていたらどんなにかキラキラしく華やかだったかと思うと残念至極。<br /><br />

    この辺りが参道の中で一番、紅葉が見事な部分でしょうか。
    晴れていたらどんなにかキラキラしく華やかだったかと思うと残念至極。

  • 「奥社まであと1,400m」と書いた看板がありました。<br />ハイキングではないので、その距離にへたり込みたくなりますが、明るい紅葉に背を押されて先に進んでしまいます。<br />道のりの長さより、この見事な紅葉をもっと見たい気持ちが勝ります。

    「奥社まであと1,400m」と書いた看板がありました。
    ハイキングではないので、その距離にへたり込みたくなりますが、明るい紅葉に背を押されて先に進んでしまいます。
    道のりの長さより、この見事な紅葉をもっと見たい気持ちが勝ります。

  • 長い参道の先にようやく山門が見えてきました。「随神(ずいしん)門」です。<br />ここでやっと半分です。ここまでの道は、本当になだらかなので周りを見ながらいつの間にか歩いて来てしまいました。<br />

    長い参道の先にようやく山門が見えてきました。「随神(ずいしん)門」です。
    ここでやっと半分です。ここまでの道は、本当になだらかなので周りを見ながらいつの間にか歩いて来てしまいました。

  • 「随神(ずいしん)門」から先は、それまでの明るい落葉樹ではなく、巨大な杉並木になりました。<br />あまりの大きさに、不信心者の私でさえ、畏敬の念を抱きます。<br />正に「神域」そのものです。さすがは奥社です。<br />

    「随神(ずいしん)門」から先は、それまでの明るい落葉樹ではなく、巨大な杉並木になりました。
    あまりの大きさに、不信心者の私でさえ、畏敬の念を抱きます。
    正に「神域」そのものです。さすがは奥社です。

  • 観光ポスターか何かで、有名な女優さんが、この木の洞(うろ)の前に座った写真が有名なのだそうですが、誰だか忘れました。<br />

    観光ポスターか何かで、有名な女優さんが、この木の洞(うろ)の前に座った写真が有名なのだそうですが、誰だか忘れました。

  • いよいよ石段が始まりました。あとどれくらい、これを登るんだろう。<br />へっぴり腰に鞭打って、登り始めます。

    いよいよ石段が始まりました。あとどれくらい、これを登るんだろう。
    へっぴり腰に鞭打って、登り始めます。

  • 何もない石段をただ登るのではなく、ところどころにこうした可愛い石仏があるので、気持ちを和らげながら、わずかなひと休みをして、登って行きます。<br />

    何もない石段をただ登るのではなく、ところどころにこうした可愛い石仏があるので、気持ちを和らげながら、わずかなひと休みをして、登って行きます。

  • まっすぐだった石段がふいと左に曲がり、少し行くといきなり開けて建物が見えました。<br />奥社到着?と思ったら、手前にある社務所でした。<br />でも、なんてみごとな紅葉でしょう。ここまで登ったご褒美でしょうか。<br />

    まっすぐだった石段がふいと左に曲がり、少し行くといきなり開けて建物が見えました。
    奥社到着?と思ったら、手前にある社務所でした。
    でも、なんてみごとな紅葉でしょう。ここまで登ったご褒美でしょうか。

  • すっごく可愛い実が生っています。突然、生け花など、したくなってきます。

    すっごく可愛い実が生っています。突然、生け花など、したくなってきます。

  • 近くには、こんな滝も。<br />

    近くには、こんな滝も。

  • 思わず「神様、ありがとう」と言いたくなる紅葉です。<br />ここに来たのが秋で本当に良かったです。<br />正面奥の社が、奥社です。天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を奉っています。<br />この神様は、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時に、その岩戸を開いた神様です。

    思わず「神様、ありがとう」と言いたくなる紅葉です。
    ここに来たのが秋で本当に良かったです。
    正面奥の社が、奥社です。天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を奉っています。
    この神様は、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時に、その岩戸を開いた神様です。

  • 奥社のすぐそばにある九頭龍(くずりゅう)社」です。<br />九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)を奉っています。<br />こちらは天手力雄命より先に地主神として奉られていたそうです。<br />雨乞いの神の他、虫歯の神・縁結びの神としても信仰されているとか。<br />手前の狛犬には、どんぐりがたくさんお供えされていました。<br /><br />

    奥社のすぐそばにある九頭龍(くずりゅう)社」です。
    九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)を奉っています。
    こちらは天手力雄命より先に地主神として奉られていたそうです。
    雨乞いの神の他、虫歯の神・縁結びの神としても信仰されているとか。
    手前の狛犬には、どんぐりがたくさんお供えされていました。

  • これが最終目的地の奥社です。どんな古式ゆかしい社殿かと思いきや、<br />案外新しく堅実に作り直された建物で、ちょっと残念。<br />社務所の方が、どうぞ写真を撮ってくださいとおっしゃるので、<br />気楽に撮れました。<br />

    これが最終目的地の奥社です。どんな古式ゆかしい社殿かと思いきや、
    案外新しく堅実に作り直された建物で、ちょっと残念。
    社務所の方が、どうぞ写真を撮ってくださいとおっしゃるので、
    気楽に撮れました。

    戸隠神社 奥社 寺・神社・教会

  • 奥社から戻り、今度は少し離れた中社(ちゅうしゃ)へ。<br />こちらは天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)を奉っています。<br />天の岩戸を開くための岩戸神楽を作った神様だそうです。<br />戸隠神社は、天の岩戸事件に関わった神様を奉る神社で、騒動の大元の素戔嗚尊(すさのおのみこと)や天照大神(あまてらすおおみかみ)の2柱を<br />直接奉ってはいないことろが、おもしろい神社です。<br />ちなみに、岩戸の前で踊った天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、<br />火之御子社(ひのみこしゃ)に奉られています。<br />

    奥社から戻り、今度は少し離れた中社(ちゅうしゃ)へ。
    こちらは天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)を奉っています。
    天の岩戸を開くための岩戸神楽を作った神様だそうです。
    戸隠神社は、天の岩戸事件に関わった神様を奉る神社で、騒動の大元の素戔嗚尊(すさのおのみこと)や天照大神(あまてらすおおみかみ)の2柱を
    直接奉ってはいないことろが、おもしろい神社です。
    ちなみに、岩戸の前で踊った天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、
    火之御子社(ひのみこしゃ)に奉られています。

  • 境内にある、樹齢700年を超えるご神木。<br />

    境内にある、樹齢700年を超えるご神木。

  • ご神木の前にある、転げ落ちそうに急な階段を降りると、<br />樹齢800年を超える三本杉があります。<br />近年パワースポットとして人気があるそうです。

    ご神木の前にある、転げ落ちそうに急な階段を降りると、
    樹齢800年を超える三本杉があります。
    近年パワースポットとして人気があるそうです。

  • こちらが戸隠神社中社の正面です。<br />駐車場の関係で、奥から下りて来ました。<br />

    こちらが戸隠神社中社の正面です。
    駐車場の関係で、奥から下りて来ました。

    戸隠神社中社 寺・神社・教会

  • 境内で、こんな面白い実を見つけました。<br />割れた殻の先端に実が付いています。<br />実を落とすだけでなく、鳥に持っていってもらうためなのでしょうか。<br />日本の山里には様々な実が豊かに実っているのでしょう。<br />現代人は知らなさ過ぎですね。<br /><br />さて、戸隠神社のすぐそばには、隠れた紅葉スポットとして、<br />徐々に有名になりつつある鏡池があります。<br />ハイキング気分で歩ける距離です。<br />実はこの池は農業用の人工池なのですが、秋の紅葉がすばらしく良いと<br />言うので、訪れる人が増えています。<br />成り立ちが自然に出来たものであろうと、<br />人工に作られたものであろうと、なんの違いがありましょうか。<br />今まで見た中で最高の紅葉スポットでした。<br />次回、この鏡池をご紹介します。

    境内で、こんな面白い実を見つけました。
    割れた殻の先端に実が付いています。
    実を落とすだけでなく、鳥に持っていってもらうためなのでしょうか。
    日本の山里には様々な実が豊かに実っているのでしょう。
    現代人は知らなさ過ぎですね。

    さて、戸隠神社のすぐそばには、隠れた紅葉スポットとして、
    徐々に有名になりつつある鏡池があります。
    ハイキング気分で歩ける距離です。
    実はこの池は農業用の人工池なのですが、秋の紅葉がすばらしく良いと
    言うので、訪れる人が増えています。
    成り立ちが自然に出来たものであろうと、
    人工に作られたものであろうと、なんの違いがありましょうか。
    今まで見た中で最高の紅葉スポットでした。
    次回、この鏡池をご紹介します。

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