2014/07/17 - 2014/07/20
2位(同エリア19件中)
デコさん
マルティニー周辺でのお宿探しで、いろいろ悩んだ挙句、最終的にこのVernayazのお宿に決定しました。
というのは、国鉄駅にも近く、シャモニー方面への列車の駅にも近いというロケーションと、マルティニーやヴェルヴィエよりは同じくらいの料金で考えると条件が良くて評価が高い!という点でした。
☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★
【スケジュール】
6月27日(金)関空発→フランクフルト→インスブルック
6月28日(土)インスブルック→サン・マッダレーナ
6月29日(日)サンタ・マッダレーナ村でハイキング
6月30日(月)サンタ・マッダレーナ村でハイキング
7月 1日(火)サンタ・マッダレーナ村→テルフェス村
7月 2日(水)仕方なくインスブルックで
7月 3日(木)ムッターベルク&ノイシュティフト
7月 4日(金)フルプメス&ミーダース
7月 5日(土)テルフェス→ザンクト・アントン
7月 6日(日)レッヒでハイキング
7月 7日(月)ランデック&ザンクト・アントン
7月 8日(火)ザンクト・アントン→フェルトキルヒ、市内散策
7月 9日(水)シュヴァルツェンベルグ&ブレゲンツ
7月10日(木)シュルンス&リンダウ
7月11日(金)フェルトキルヒ→シルヴァ・プラナ
7月12日(土)ソーリオ村へのハイキング
7月13日(日)セガンティーニ小屋へのハイキング
7月14日(月)シルヴァ・プラナ→フィーシュアルプ
7月15日(火)エッギスホルン、ベットマーホルン
7月16日(水)リーダーアルプ周辺
7月17日(木)フィーシュアルプ→Vernayaz
7月18日(金)ヴェルヴィエ&モン・フォール
7抜19日(土)かろうじてエモッソン湖へ
7月20日(日)Vernayaz→ジュネーブ
7月21日(月)ジュネーブ発→ミュンヘン→
7月22日(火)→羽田空港→伊丹空港
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Vernayazの辺鄙な駅で列車を降りてから、徒歩で10分かからずに到着したお宿がここです。
Reves Gourmands B&B
B&Bとついていますが、夕食をリクエストすることもできます。
私は最終日だけお願いしました♪1食60CHF、ちょっとお高め?と思ったのですが、内容は満足できるいい経験をさせていただけましたp(^-^)q -
玄関はこの階段を上らないといけないみたい(;>_<;)
スーツケース持って上がるのは厳しい!! -
と思ったら、お庭にいたご主人が気付いてくれ、出迎えてくださいました♪
ご主人のボブさんとあいさつを交わし、スーツケースを軽々と持って階段を上る後について玄関に入ったら、奥様のセシルさんが出迎えてくださいました。
チェックイン手続きを素早く済ませ、お部屋へ案内してくださったのはセシル。
とても流暢な英語を話してくださいます。
ボブさんは、英語は苦手で・・・とおっしゃっていました。 -
案内されたのは、ヴァッカスという名前のお部屋
ワインをテーマにした内装のお部屋です。 -
作り物ですが、葡萄がベッドの頭上に飾られて、このセンスが気に入りました。
-
壁にはワイン樽が・・・
実際ここからワインが出てきたらうれしいんだけど^^; -
スッキリしたデザインです。
このダブルベッド、とっても寝心地がよかったです! -
デスクセットに、薄型テレビは壁掛け式
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ワインのコルク栓がディスプレイされた引き出しの家具など
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ドアの横にハンガー掛け
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シャワーオンリーですが、使い勝手は良いです。
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洗面台
適度に物置があるので、不自由無しです。 -
浴室自体はゆったりした感じでした。
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お部屋からの眺め
真正面に見える山 -
お部屋からの眺め
普通の民家が建ち並び、田舎の親戚のお家に来たような雰囲気の所です。 -
お部屋からの眺め
それぞれのお宅は広いお庭付き!芝生に寝っ転がって過ごすなんて当たり前のことなんでしょうね。 -
ベッドサイドのランプ
左右が別々なのですが、どちらもコルク栓を利用してデザインされています。
こちらは少し暗めの照明 -
ベッドサイドのランプ
反対側は明るめの照明 -
ワイン樽の飾りに、引き出しの全面部分だけにコルク栓を詰めて飾られている引き出しです。
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ベッドの足元側です。
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最小限のバスアメニティですが不自由はなかったです。
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廊下の端っこに置かれている湯沸かしポットと紅茶&コーヒーセット
自由に使ってね!とセシルに言ってもらって、遠慮なく利用させていただきました。 -
湯沸かしポットなどが置かれている所の窓から見下ろすとお庭が見渡せます。
このお庭で、夕食時の食前酒が振舞われます。 -
お部屋の内装
-
朝食の一例
ビュッフェ形式なので、8:00から自由に好きな分だけどうぞと、初日に説明がありました。 -
朝食の一例
フルーツ類は終日このように置いてくださっています。 -
パンだけが、このようにテーブルにそれぞれ置かれます。
-
次の日の一例
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通りから見たお宿の眺め
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最終日の夕食はこのお宿で頂くことにしました。
最初の二日間は私はパスしたのですが、他の宿泊客の人たちは予約していたみたいで、毎日テーブルが14人分セットされていました
午後7時から開始です。
先ずは食前酒、お庭のバーベキューコーナーで振舞われました。
宿泊客が私含めて9人、お隣のご夫婦、そしてオーナー夫妻、で、今夜は13人での夕食タイムです。
今までホテルでの夕食をハーフボードで頂いたのと同じような流れだとばかり考えていたのですが、ここは違いました!
先ずは立ったままで、お庭でワインを飲みのがらおつまみをつまんで、参加者がそれぞれおしゃべりを楽しむ時間です。
私以外は全員フランス語の方で、中にはちょっとだけなら英語も話せるというくらいの人もいらっしゃるのですが、フランス語が主体。
セシルが英語堪能なので、フランス語の分からない私の横についてくれて、みんながどんなことを話しているのか英語で伝えてくれ、フランス語しか話さない人との間に入ってさりげない感じで通訳してくださるので、ほんとに助かりました。
お喋りが延々と続き、3種類のワインをすすめられるままいただいてしまって結構酔っ払い気味^^;
1時間近くたって、やっと朝食のテーブルのあるお部屋へ移動となりました。
お〜、やっと座れるよ^^; -
テーブルについて、セシルが今日のお料理の説明を始めました、もちろんフランス語です。
-
そして、フランス語が全く分からず、何のことだかわからずにポケ〜としている私の前に来てくれ、今度は英語で説明をしてくれました。
私たった一人のために、しかも笑顔を絶やさず丁寧に対応してくださるセシルです。 -
これがメニューの書かれたボード。
私にはわからないフランス語です(ね?) -
瓶入りのお水はサービスです。
-
ワインやビールや、それぞれ、好みの飲み物が出されます。
こういうお世話はすべてボブの係りのようです。
私の右隣には、お隣に住むご夫婦、左にはセシルが座ってくれ、お隣さんとの会話を通訳してくれます。
お隣さんのご主人の方は少しだけ英語も話せるようなので、奥様と話すよりご主人と話すことの多くなってしまいました。 -
暫くしてサラダが出てきました。
とっても美味しいドレッシングがかかっていました。 -
ボブやセシルもみんなと一緒に食べる時間を持ってくれるので、ほんとにホームパーティーに呼んでいただいているような雰囲気で過ごせます。
でも、みんながお料理を楽しんでいる間にいつの間にか台所に立って、次のお料理の準備を始めるボブ。
どこかのレストランでシェフをしていたみたいです。 -
そして、ころあいを見計らって、サポートするセシル
お二人の息がピッタリの動きに思わず見惚れてしまいました!
セシルはこのようなお宿を開くのが夢で、5年前にこのお家を購入し、B&Bを始めたんだそうです。
夢が叶って、とっても幸せなんだとおっしゃっていました。 -
メインのお料理です。
このお料理を待っている間は、隣のご主人がスイスで使われている言語や普段の生活のことや歴史的なことなど教えてくださいました。
ペーパーナプキンにスイスの地図を書き、4つの言語がどのあたりで使われているのかなど、知っているようでもこうやって教えてもらうとまた新鮮で新しい発見があるものなんですね。
なんて言いながら、かなり酔いが回っていたためか、細かいことはすっ飛んでしまっているのですが^^; -
お肉の別添えのソースもとっても美味ですが、奥のグラタンもすごくおいしかったです。
-
チーズ各種
写真はないですが数種類のパンも出されていて、パンと一緒に食べるとおいしいよって、いつの間にか横の席に着いたセシルが教えてくれました。
お腹いっぱいなのに、チーズもそれぞれ美味しくって、ついつい手が出てしまう^^; -
もうお腹がはちきれそうになりながら、次に出てきたデザート!
もちろん完食です。
コーヒーも戴いて、気が付けば、もう11時になっていました。
7時からスタートした夕食は、4時間もかけて。。。フランス文化の一部を垣間見たひとときとなりました。 -
お宿の入口の前は小さな広場になっています。
-
お宿の名前が入った車も置いてあります。
駅から送り迎えを頼むこともできるようでしたが、多分有料(だったと思います) -
この後は、お宿周辺の散策の様子です。
ご近所さんのお家 -
お宿からVernayaz MC 駅へ向かう途中
数分歩けば家並みも途切れ、このような風景が続きます。
列車から見えていた風車も見えます。 -
Vernayaz MC 駅の近くまでこれたのですが、道に迷っている最中
線路を越えたところにあるのはわかっているのですが、越える道が見つからず
かなり行き過ぎています。 -
道に迷いながらも、ついついシャッターを切ってしまったお宅の壁
-
やっと駅の見えるところまで戻り
-
この列車の倉庫のようなところの後ろを周れば駅に入れると思ったのですが、通り抜けできなくなっていて。。。
倉庫のドアを開けると作業中の人たちが数人いらっしゃいました。
一人の男性が気付いてくださって、話を聞いてくれ、VernayazMC駅に行きたい事を告げると、少々考え込んだ後、ついておいでというジェスチャー。
多分英語がわからなかったみたい^^;私さえフランス語ができたらよかったと、またまた思う瞬間です。 -
でも、駅名は何語でも一緒なんでしょうね、私の行きたい所を理解してくださって、操車場のような中を突っ切って案内してくださいました。
これはその途中に置いてあったレトロな車両♪
厚かましくも撮影タイム^^;
振り返った案内してくださっている男性に注意されるかと一瞬ヒヤっとしたんですが、注意するどころか、笑顔で、遠慮なく撮っていいよ!というジェスチャーだったので、ホッとしてしまった瞬間でした。 -
親切な男性のおかげで駅に到着しました。
駅のホームから今案内していただいてきた操車場の建物を振り返って。
普通ではきっと入れないところへ迷い込んだおかげで、レトロな車両や作業中の方たちの様子を見せていただけてありがたいひとときでした。 -
そして、これがVernayazMC駅です。
この駅を利用するのは明日か明後日の朝なんですが、お宿からの道順を確かめたくて今日の余裕のある時にやってきたのですが、確かめに来てよかった!
今来た道ではだめだということがよ〜くわかりました。 -
曜日毎の窓口が開いている時間帯
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これはバスの時刻表のようですが、利用することはなかった
-
この時間帯は乗客の姿もなくとってもひっそり〜
切符は当日の朝早くからでも買えるようなので、あとはお宿までの道を探すだけ。 -
駅前のホテル・レストラン
休業中のような雰囲気です。 -
近づいても、やはり人の気配がありません。
-
そのすぐ後ろを流れる小さな川を渡ります。
この向こうに見える橋を右へ渡ってしまったので、駅まで行けなくなってしまったみたいです。
なので、あの橋の手前(左側)で川沿いにこちらへ向かえば駅に出ることができそうです。 -
川沿いには広い公園のような敷地があり、その中に建つ建物です。
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川沿いに進むとあの分岐点に行けそうですが、国鉄の線路沿いにも歩いて帰れそうなので、線路沿いを、Vernayaz駅方面へ向かいます。
お宿はVernayaz駅とVernayazMC駅のほぼ中間にあり、どちらへも徒歩約10分ほど。
その立地で選んでもいるお宿です。 -
線路沿いのお宅は、どこも広いお庭があり、手入れも行き届いています。
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線路沿いのお宅を拝見中
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線路沿いのお宅を拝見中
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線路沿いのお宅を拝見中
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線路沿いのお宅を拝見中
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線路沿いの農家らしきお宅
小屋の屋根に上ってジ〜と動かない山羊さん
この前を何度か通ったのですが、いつも誰かがこのように屋根に乗っかっていました。 -
この子たちも屋根に乗る順番待ち?
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線路から一筋離れた通り沿い
さらに広いお庭が続きます。 -
お庭になっている果実
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お庭になっている果実
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お庭がそのまま果樹園に続いているような広がりです。
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この十字架の所を入ればお宿のお庭につながります。
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ここからは、またまた後日の散策の分です。
庭越しに、山の岩肌が見え、贅沢な空間です。 -
お庭のモニュメント
日本でもこのようなお鍋が囲炉裏の上にぶら下がっているのを見たことがありますね。 -
お庭になっている果実
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お庭になっている果実
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ラベンダー畑のあるお宅もありました。
敷地が広いって、豊かな気持ちになります。 -
朝日の当たる山
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線路沿いのこの道に入れば駅への近道になることを発見^^
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線路の向こう側には、VernayazMC駅を出て、シャモニー方面へ行く列車が見えました。
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マルティニー駅始発で、VernayazMC駅を通り、この山を上って行くシャモニー路線です。
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駅近くの農家(?)の庭先にいた山羊さん
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山羊さんのいるお宅前から少し坂を上るとVernayaz駅が見えます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- batfishさん 2014/10/24 21:12:14
- すごい!いい経験でしたね〜♪
- デコさん こんばんは!
お宿紹介を見せていただいて、あ、いつも通り
デコさん、家庭的ないいお宿を見つけたんだなぁ〜と
思っていたら、ビックリです!
夕食タイム、すごいですね〜!!!
フランス語の皆様と4時間、アペロからデザートまで…
デコさん、すごいです。尊敬します。
お宿のご夫妻がとっても気を使ってくださったのも
よくわかりますし、お隣のご夫婦ともお話できてよかったですね。
英語でも、4時間はきつい…というか私には無理そうです(^^;
フレンチポリネシア(タヒチ)のランギロア島に
キアオラ・ソバージュという電気も引かれていない(8年前当時)
無人島滞在を楽しめるようなリゾートがあるのですが、
こちらは3組のみ滞在でき、食事は皆でおしゃべりしながら
いただくという話でした。
で、基本フランス語の国なのでフランス語、最低でも英語が
話せないとストレスで何しに行ったんだかわからなくなりそう…
と、調べただけで終わった場所があるのですが
やはりフランス文化ではこういったおしゃべりを楽しみながら
美食も堪能というのがスマートなんでしょうね…
(どうでもいいのに長い話になってすみません…つい興奮して)
いい思い出になりますね!
私も自分では無理なので、こうしてデコさんの旅行記で
疑似体験させていただいて幸せです♪
シャモニー行の列車が斜面を登る写真、ワクワクします!
あの路線、大好きなんです。続きも楽しみに拝見します。
batfish
- デコさん からの返信 2014/10/25 08:01:27
- RE: すごい!いい経験でしたね〜♪
- batfishさん、おはようございます♪
私も、この夕食が始まって自分でもびっくり!でした^^;
何の予備知識もなく、ただただこれまでと同じような夕食だとばかり思っていたのですがね〜
到着日は、夕食はバーベキューだから午後7時にお庭に集まるものだったので、この日は7時からじゃ空腹すぎてそれまで待ちきれないと思ってお断りしていたのですが。。。
最終日はどんな夕食をいただけるのか興味本位でお願いしてしまったもので、まさかこのような形式だとは思ってもみなかったのです^^;
でも、その方がよかったのかも?
突然だったけれど、たくさんの人たちとお会いできたし、フランス語圏の方々の生活のほんの一部が体験させていただけた事は大きな印象深いいい思い出になりました^^
ただただ、もっと英語を使いこなさなくっちゃ!と大反省^^;
日本のことを色々と伝えたいのだけど、たどたどしい英語ではかなり限界がありました!
帰ったらもっと本腰を入れて英語に、そしてできたらフランス語やドイツ語にも取り組もうと「この時」は思っていたのですがね〜^^;
ふと気が付けば、毎日テニスでクタクタになるまで走り回り、時間があれば昼寝状態です。。。
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