2014秋 ◆ ブレーメンから始まるドイツ旅（4日目 [1]：ブレーメン観光・散策（午前））

2014/09/23 - 2014/09/30

6泊8日の気まま旅。
漠然と行ってみたいと思っていたブレーメンを拠点に旅を開始。
北海（ワッデン海）とサッカー観戦以外は思いつくまま気の向くままに。

（4日目、ブレーメン最後の日はのんびり散策）
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2014秋 ◆ ブレーメンから始まるドイツ旅（まとめ・表紙）
http://4travel.jp/travelogue/10943758
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エリア ブレーメン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はエムデンやノルトダイヒ方面へ行こうかな…と天気予報と睨み合いを続けたけれど、雨の確率が高すぎて断念。
いつの日かエムデン発の船で島へ渡る楽しみとして取っておくことに。

ブレーメン市内もまだ十分に街歩きしていないことに気がついて、まずは「ベットヒャー通り」へ向かいます。
10時を過ぎた頃ですが、平日だからかほとんど人がいません。
（再度夕方にお土産を買いに戻った時には、人がいっぱいでした）

ヨーロッパらしい色使いの素敵なディスプレーに店内を覗き込んでしまいます。

キャンディ屋さんの2階部分なのですが、テラスのフェンスと建物の壁がこんなにアートしてるなんて、きっと人ごみの中では気付かなかったように思います。
朝でよかった♪

アートな建物の1階はキャンディ屋さんです。
店内では目の前で次々とキャンディが作られるのが見れます。

夕方に再度訪れて動物たちに気づきました・笑。

旧市街の中のツーリストインフォには、カラフルな音楽隊がいます。
後ろのショップがセクシーです・・・。

もう1組、階段付近にいました。

ツーリストインフォのビルの地下にはトイレもあります。（有料）

ベットヒャー通りを抜け、北西方面へ旧市街地エリアを超えて散策した後、
再びマリエン広場へ戻ってくると、フラワーマーケットが催されていました。

アジサイ、ハイビスカス、シクラメン、クチナシが並ぶ様子がすっごく違和感。
季節感を思いっきり無視されてますよねぇ。

こんな可愛いリースもあちこちのテントで並べられてました。

男性の姿も多かったですよ。

こんなところにも小便小僧が・・・
と思って近づいたら、違ってました。

小僧たちがそれぞれ手に持ったアイテムから水が出てるだけでした・笑。

聖ペトリ大聖堂のそばの標識です。

音楽隊も自転車に乗ってます。

建物周辺を何度も通ってるのに外観だけしか眺めていなかった聖ペトリ大聖堂に入ってみます。

外観のレンガのダークな色合いに反して、中はとても鮮やかで、
でも落ち着きのあるデザインで美しさに足が止まります。

過去に見た聖堂は、ステンドグラスの色を引き立たせるためかどうかは分かりませんが、
石の色と漆喰の白とその影が印象的なデザインが多いような記憶があるのですが、
この聖堂は印象的に用いられる色が織りなす空間が素敵でした。

天井には文様が描かれ、フェンスの先にはたくさんの聖人(？)の彫刻があります。

聖堂の一番奥のステンドグラスもとても細かなデザインで美しい・・・

ステンドグラスの下の祭壇全体はこんな感じ。

静かな空間に身を置いていると、時間の流れがゆっくりに感じます。

祭壇の反対側にはパイプオルガン。

ここで少し腰を下ろして小休止・・・なんて思ったら
パイプオルガンの演奏が始まりました。
体が包み込まれるような音色に、疲れていた心が溶けていくような気がして
なぜかウルっとしてしまう。
演奏が終わると、ミサが始まってしまいました。
ここに居ていいのかな？と思いましたが、ありがたいお説教に聞き入ります。
ただ、ドイツ語なので、どんなありがたいお説教も頭に留まることなく聞き流されていきます。
でも、温かく柔らかな声は、私を癒してくれたようです。

何か解き放たれたように心が軽くなり、聖ペトリ大聖堂を出ました。

今日、この時間、ここに導かれたような、そんな気持ちになり、
入り口を振り返ってしまいます。