2013/04/06 - 2013/04/06
9366位(同エリア17021件中)
ケーンパさん
4日目は サクレ・クール寺院~オルセー美術館~セーヌ河岸~シテ島を巡りました。
寒い一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
-
今日のスタートはサクレ・クール寺院から。
治安がよろしくないということでどうしようか悩んだのですが、姿形は好きな建物だし、せっかくなので行ってみました。
ホテルの最寄駅は7号線のカデ駅ですが、次に近いのが、12号線のこの駅。
ノートルダム・ドゥ・ロレットゥと舌をかみそうな名前。
乗り込んだのは朝8時ちょっと過ぎ。
都心反対方向とはいえ、乗客少なすぎるよー。
4〜5人しか乗っていません。
そのうちの一人はラリッて大声で歌っているし。
そのまま12号線でアベス駅でもよかったのですが、そこからの治安が特によくないとの情報もあり、ピガール駅で2号線に乗換え、一駅目のアンヴェールで降りました。
さっき歌っていた危ない人もピガールで降りて来てしまい、多少、身の危険を感じましたが、うまく巻くことができました。 -
アンヴェール駅から地上に出ました。
お土産屋が立ち並ぶ道をちょっと登っていけば、目的地です。
でも地上に出た瞬間から、やばい場所だと分かりました。
パリ市街もお世辞にも綺麗とは言えませんが、輪をかけて汚い。
ゴミだらけ。
通りの石畳の細かい目には無数の吸い殻をはじめとしたゴミ、ゴミ、ゴミ。
ゲロの嫌な臭いもたちこめ、20〜30年前の新宿歌舞伎町を思い出しました。
なんか、来るんじゃなかったなと後悔しつつ、それでも何とか、名物のミサンガ売りの黒人には遭遇することなく敷地内に入れました。 -
こちらから登ってきましたが、土曜日の朝8時半にどう見ても中学生にしかみえない少年4人組が、たむろしています。
なんで?
おまけになぜか望遠鏡を三脚に立てているし。
観光で来たのか、それとも地元のヤンキーか?(パリだからなんて言う?)
親父狩りに合わずにやり過ごし、パリの朝を撮影。
って、ほんとに人影がありませんね。 -
石段の細かな目地にもタバコの吸い殻がいっぱい。
白亜の寺院もなぜだか薄汚れて見えて来てしまいます。
ドームは9時から入れますが、5ユーロかかりますし、このあとのオルセー美術館開館が9時30分なのでパスしました。 -
帰りはこちら側から下りて行ったのですが、途中、ほかほかの小便臭。
近くにイケナイ人がいるようですね。
そしてついに、メリーゴーランドの手前でミサンガ売り登場!
黒人の大男です。
180cmはゆうに超えています。
ノン メルシーと足早に通り過ぎようとしますが、これはこの教会のお守りだ、みたいなことをしゃべりながら手首に巻きつけようとしてきます。
ジャケットのポケットに深く手を突っ込んで走り始めようとしたら、いきなり腕をガッとつかまれました。
NO−!!
ダッシュしました。 -
明るいとはいえ、人影少ないところに来て迂闊でした。
反省。
でも、サクレ・クール寺院にはこんなイケナイ人がいっぱいたむろしています。
神様、何とかしてください(笑)
Google Earthのストリートビューでここをご覧になってください。
観光客を狙ういっぱいの黒人ミサンガ売り。
何人かは手首に巻かれてしまっている映像が見て取れます。
もう一度、お願いします。
神様、何とかしてください(笑)
皆さんもご注意のほどを。 -
気を取り直していきましょう。
12号線のソルフェリーノ駅で降り、オルセー美術館へ向かいます。
途中の路地の一枚。
一通の通りの両サイドが駐車スペース。
おまけにパリの駐車は前後のスペースがほとんどありません。
そんな余分なスペースは、狭いパリにはないのです。
前後のバンパーはぶつけるためにあるんです。
なるほどー!! -
オルセー美術館に着きました。
まだ9時前ですね。
開館まで30分もあります。
入場料9.5ユーロ。
こちらもパリ・ミュージアムパスで入れますからチケット売り場に並ぶ必要がありません。
ちょっと早過ぎました。 -
サイのブロンズ像の向こうに人が並んでいますが、こちらはチケット売り場への列。
混雑する日時にはかなり列が伸びるそうです。 -
屋外のブロンズ像。
セーヌ河畔とは逆方向にあります。
優先チケットを持っている鑑賞客はこちらの象近くの入場口から入ります。 -
オルセー美術館は残念ながら館内撮影禁止です。
すんなり入場して、まっしぐらに5階の印象派の展示を目指します。
そして、誰もいない、静かなたった一人の空間でルノワールの『ムーラン・ドゥ・ギャレット』としばし対峙します。
超贅沢な時間でした。
世界的名画とたったひとりでご対面です。
こういった時間を買うといった点からもパリ・ミュージアムパスはお勧めです。
その後もじっくりとモネ、マネ、セザンヌといった印象派、ゴッホ、ゴーギャンのポスト印象派の作品を鑑賞できました。
唯一、撮影が許されていそうなところで一枚。
まだ1時間半しかたっていません。
もう少しほかの絵画も鑑賞しましょう。 -
オルセーを後にしてセーヌ河左岸を歩きます。
ジョギングしている人もいます。
明日はパリマラソンが開催されます。
ここパリの市内を約3万人のランナーが埋め尽くします。
ほかの大都市マラソン同様、出走には抽選等の難関がありそうですが、いつかは出走してみたいものですね。 -
学士院だそうです。
この近辺には次代のフランスの頭脳が集結していらっしゃるとのこと。
あやかりたいものです。 -
芸術橋に来ました。
橋の欄干というか、フェンスには南京錠だらけ。
ここが元祖らしいですが、恋人たちの仲をロックする、いつまでも二人の仲は解けないまま、やがてここに戻ってくることが出来るというおまじないだそうです。
ふ〜ん。 -
シテ島の先端が見えてきました。
だいぶ、歩いてきましたね。 -
パリで現存する最古の橋なのに「新しい橋」という名前のポン・ヌフ。
橋脚の上部のぽこっとした出っ張りが特徴的です。 -
ポン・ヌフを通ってシテ島に渡りましょう。
渡り終える前にあるカップルから写真を撮ってほしいと頼まれました。
北欧の方のような印象で詐欺師っぽくはなかったので快く撮影をしてあげました。
カメラはオリンパスの一眼レフ。
日本製には日本人のカメラマンですよね。
それにしてもオリンパス、渋いぞ(笑) -
ノートルダム寺院に着きました。
創建開始850年祭で盛り上がっています。
寺院の前には巨大な観客席が造られていました。 -
観客席があるせいで引いて撮影が出来ません。
縦位置でも全体は写しきれません。
寺院内への行列も塔へのそれも尋常ではない長さでした。
今日はパスして旅の後半戦へと持ち越すことにします。 -
セーヌ右岸を望みます。
水上バスも2階のデッキには人影まばら。
今日は特に冷えますものね。
岸の向こうは・・・。 -
パリ市庁舎でした。
気品あるたたずまいです。
見学ツアーは要予約らしいので今回は見送りました。 -
こちらのバスもデッキには人が少ないですね。
さすがの欧米人にも今日の寒さは堪えるみたいです。 -
こちらの船はお仕事の船。
マリー・アントワネットが投獄されたコンシェルジュリが見えます。 -
そのコンシェルジュリの外壁につけられた時計。
いいですねえ。
おしゃれです。 -
コンシェルジュリとサント・シャペルの間の裁判所の門。
なぜにこんなに豪奢な?
サント・シャペルの入場の列もかなりの長さでしたので、あきらめてお昼にします。 -
寒い日で暖かいものを食べたく、気持ちは固まっていました。
日本人街といわれるサンタンヌ通り近くのピラミッド駅で地下鉄を降りました。
オペラ駅の一つ隣り駅なので、オペラ座もでんと望めます。 -
歩道にはこんなでっかいピーマンのオブジェが。
実はこれ、空き缶とかを入れるゴミ箱だそうです。
パリにはこのピーマンの他にも至る所にゴミ袋がつる下げられていますが、決して街の浄化に役立っているとは思えません。
潔くゴミ箱や灰皿を撤去し、条例でも罰則を設けた日本とは好対照ですね。
おまけにパリでは喫煙者のマナーがひどすぎます。
公共のスペースやレストランでは禁煙なので分からなくはないのですが、歩きタバコ&ポイ捨てのオンパレード。
綺麗な街並みの足元にはタバコの吸い殻だらけです。 -
サンタンヌ通りにある来々軒にやって来ました。
ラーメンです。
ラーメンが食べたいんです! -
ハイネケン3.5ユーロ。
餃子3.5ユーロ。
そこそこいけます、美味しいです。 -
タンメン8ユーロ。
冷え切った身体にしみわたります。
美味しいです。
ちょっと薄味ですが、及第点です。 -
お茶?ユーロ。
実は会計漏れしていました。
レシートを見ても載っていませんでした。
ポッカのお茶缶でしたが、そこそこいやらしい金額だったと思います。 -
明日から1泊2日でモンサンミッシェルへプチトリップに出かけます。
宿を変更して、かつチェックインが遅くなりそうです。
予約したagodaのスペシャルメッセージでテェックインが遅くなりそうですと告げてはいたものの、念のため次に宿泊するホテルに伺いました。
次のホテルはほんとにオペラ座至近です。
歩いて3分も掛からないのでは?
写真の人だかりの中に昨日、見かけた銅像・金像コンビが(笑)
今日はこちらで営業みたいです。 -
ということで明日は出立が早いので朝食とおやつ用にと、オペラ座近くの日本食スーパーで買い出ししてきました。
一部、韓国のパクリかっぱえびせんが混ざってしまいましたが、そのほかはすべて日本メーカーのものです。 -
全部で20.05ユーロ。
消費税に相当するTVAですが、アルコールには19.6%と高い税率。
他のスナック類には5.5%とかなり税率に差がありますね。
それにしても500mlのスーパードライが税込2ユーロというのは安いですね。
現地で製造しているのでしょうか?
輸入品のシールが貼られていなかったから、たぶんそうですね。
かたや同じく500mlのお〜いお茶のペットボトルが2.9ユーロって反対じゃあないの?
つづく。
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