2013/04/05 - 2013/04/05
7611位(同エリア16377件中)
ケーンパさん
いきなりの敗北感から立ち直ることができるのでしょうか?
いよいよ、観光開始です。
まずは、ルーヴル美術館~コンコルド広場~凱旋門~シャンゼリゼと周ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。
まだ外は真っ暗な6:30頃です。
早朝深夜の地下鉄は危険らしいのですが、6:30なら大丈夫でしょう。
昨日買えなかったカルネを近くの駅まで買いに行ってみました。
後ろに誰もついていないので余裕ができたせいでしょうか、予習した内容を思い出しました。
シルバーのローラーをゴロゴロさせてカーソルを動かすのでした。
券売機は20ユーロ札まで使えます。
カルネ(地下鉄10回券)13.3ユーロ。 -
朝食は別料金で10ユーロ。
ハムなし。
暖かい食べ物、スープなし。
コーヒーは煮詰まった感じです。
かなり割高感がありました。
翌日もいただきましたが、完全に同じ内容でした。 -
地下鉄7号線で乗り換えなしの5駅、ルーヴル美術館につきました。
後で気づくのですが、地上のピラミッドではなく、逆さピラミッドからのセキュリティチェックのほうが地下街で寒くもなく空いていました。
9時開館の20分前から並びましたが、今朝もまた細かな雨がポツリポツリと寒かったです。 -
セキュリティチェックを終え、地下のチケット売り場のホールへ下りました。
まずは約60箇所の美術館、観光施設に入場可能なパリ・ミュージアムパスを購入したいのですが、どこに行けばいいのかわかりません。
チケット窓口で尋ねたら、詳しく場所を教えていただきました。
チケット売り場から逆さピラミッドに向かっていった通路の右側に売り場がありました。
パリ・ミュージアムパス6日券69ユーロ。
昨日の地下鉄窓口でもスーパーでもそうだったので、なるべく釣銭が必要ないようにと100ではなく70ユーロを出したところ、もっと細かいのはないのか?と。
さすがに1ユーロは持ってないというと、手提げ金庫を出してきました。
あるのなら最初からそうしてよ〜。
どうも釣銭の感覚が違いすぎます。
って、時間くってしまいました。 -
係りの方にパスを見せて入館します。
自分で使用開始日を書いてもいいのですが、日付印を押してもらいました。
パスがあれば、今日から6日間、何度でも入館可能です。
ルーヴルは11ユーロもかかりますから、だいぶお得です。
少々、出遅れましたので、サクサク行きましょう。
見たいものを最短ルートで結んでいきたいと思います。
ドノン翼へ。
見えてきました。 -
『サモトラケのニケ』です。
実は今回、パリに来ようと思い立ったのはこのニケが原因でした。
本来の美しさを取り戻す目的として2013年9月から修復工事が始まります。
一部には、失われた頭部を復元するのでは?といったデマも流れていました。
可笑しな話ですが、頭部が失われている姿こそ、すでに本来の姿なのですね。
まかり間違って頭が出来ちゃいました〜と言われないうちに見ておこうと思った次第です。
美しい!!
(2014年7月に修復は終了し、やけに白くなった姿でニケは職場復帰しています。頭は生えていませんでした。よかったです。) -
こちらに来る前にルーヴルを舞台にした映画『ダ・ヴィンチ・コード』を見てきたのですが、いろいろと違いますね。
作品の展示場所が違ったりとか、廊下の照明がなかったりとか。 -
ダ・ヴィンチ作『岩窟の聖母』。
映画ではこの絵の裏に百合の紋章の鍵がかけられていたのですね。
ダン・ブラウン原作の小説ではもっと細かな謎解きに使われています。 -
『モナリザ』の前に着いたのは9:28。
まだまだ人影まばらでしたので、結構じっくり観ることが出来ました。
2分後には、このような状態に。
それでもまだ序の口でした。 -
もう一度撮り直しに来たのですが、人混みはさらに増幅していました。
正面に来るのにも時間がかかりました。
9:55撮影。
防弾ガラスに大勢の人が写りこんでしまっています。 -
モナリザの対面にあるヴェネローゼ作『カナの婚宴』。
ルーヴル最大サイズの絵。 -
大型絵画の間に移動しました。
ダヴィッド作『ナポレオンの戴冠式』。
これも大きいですね。
後日、別バージョンをヴェルサイユ宮殿で観ることもできました。 -
ジェリコー作『メデューズ号の筏』。
描写されている人の苦悶の表情も大画面で大迫力。
ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』を探してうろうろしたのですが、どうもランスのルーヴル別館に貸出されていたみたいです。
残念。
再訪の言い訳が出来ました。 -
アポロンの間に来ました。
ゴージャス。
宝石いっぱいの王冠とか展示されていました。 -
『ミロのヴィーナス』。
これで大三元。
ルーヴル3大展示は見終わりました。 -
モナ・リザについで人気のある展示なので、人でごった返します。
当然、スリの格好の職場にもなっていますので、注意が必要です。 -
ミケランジェロ作『瀕死の奴隷』。
奥の展示が同『抵抗する奴隷』。
こちらはなぜか、人気がありません。 -
ルーヴルにはピュジェの中庭、マルリーの中庭といったガラス天井から陽光差し込む広々とした展示空間もあります。
大理石のベンチにゆっくり腰かけてのんびり彫刻を眺めることができます。
スケッチする現地学生もたくさんいました。 -
ボジオ作『蛇と戦うヘラクレス』。
ピュジェの中庭にあったと思います。
迫力の彫刻です。 -
ルーベンスホールに来ました。
『マリー・ド・メディシスの生涯』全24作。
イタリア・フィレンツェの名門メディチ家に生まれ、フランス国王アンリ4世に嫁いだ王妃マリアの発注で描かれました。
神話的なモチーフであったり、その時代特有の寓意や暗喩に満ちていて、お勉強をして臨めば、楽しめるはずだそうです(汗)
不勉強すぎてただひたすら大きい絵が並んでいるなあと思っていました。 -
フェルメール作『レースを編む女』。
こちらも名前は知っていたのですが、日本国内での人気ほど興味をもてず、思いのほか小さい絵だなとびっくりするだけでした。
ルーヴルにはもう1点、フェルメールの作品で『天文学者』が展示されているはずなのですが、見落としたのか、記憶に残っていません。
その後、勉強して知ったのですが、フェルメールが描いたとされる作品は現在地球上に37枚しかないそうです。
そのうちの貴重な1点を見落としていたとは・・・。
再訪する言い訳がまたひとつ出来ました(笑) -
その後、『ハムラビ法典』は見ることができましたが、『ラムセス2世像』と『マグダラのマリア』を探してグルグル。
結局見つけることが出来ぬまま限界に達しましたので『ナポレオン3世の居室』を見学して終わりにします。
凄い豪勢なシャンデリアがいっぱいでした。 -
窓の外を見るとピラミッドの前には行列ができてますね。
当日は金曜日。
平日でこれですから、土日は避けたほうがいいかもしれません。 -
館外に出て逆さピラミッドでルーヴル終了です。
13:13撮影。
4時間ほどいましたが、脳みそも体力も限界です。
小分けにして鑑賞できる現地の方は羨ましい限りです。
ここからカルーゼル・デュ・ルーヴルという地下のショッピング・飲食店街があり、そこでランチにしようと思っていたのですが、凄い人の数に圧倒され、どこかの売店で済まそうと外に出ました。 -
カルーゼル凱旋門。
出来栄えのショボさにナポレオンが満足できず、今のシャルル・ド・ゴール広場にエトワール凱旋門が建て直されました。
確かによく知っている凱旋門に比べると小さいですね。 -
ルーヴルのガラスのピラミッドからカルーゼル凱旋門、チュイルリー公園、コンコルド広場のオベリスク、シャンゼリゼ、エトワール凱旋門、ラ・デファンスに建つ新凱旋門まで一直線上に配置されています。
こういった都市設計の美しさは見事というしかありません。
チュイルリー公園を歩きます。 -
コンコルド広場に着きました。
ルクソール神殿からもぎ取ってきたオベリスク。
遠くに凱旋門が見えます。
体力限界の上にお腹も空きました。
途中、何店か売店があったのですが、そこも結構な人だかりでパスしてきてしまいました。 -
こちらの売店で何か買うことにしましょう。
うっすらとエッフェル塔の姿も見て取れます。 -
プレーンホットドッグ 5ユーロ。
エスプレッソコーヒー 2ユーロ。
ケチャップ・マスタード頼み忘れました。
さすがフランス。
パンはバゲットです。
噛みづらいです。
そしてさすがフランス。
コーヒーは何も言わずにエスプレッソ。
量が少ないです。
このコンビネーションはなかったなあ・・・。 -
シャンゼリゼ往復は断念し、コンコルド駅から地下鉄1号線でシャルル・ド・ゴール・エトワール駅に移動しました。
この路線は日本語でアナウンスがあります。
「スリには十分、ご注意ください」(笑)
地上では大道芸人のパフォーマンスに人垣ができていました。
こういった状況もスリの方の職場ですので、見るのもそこそこにして凱旋門へ向かいます。 -
着きましたあ、凱旋門。
いやあ、かっこいいです、パリです。
ここで一気に中国人密度が濃くなってきました。 -
凱旋門表側のレリーフ。
フランス軍の勝利と栄光を讃えるため、ナポレオンの命で建てられました。
レリーフは彼の偉業を紹介する内容となっています。 -
裏側のレリーフ。
ガイドブックでもなかなか写真が紹介されることがないので、裏側に回って見てみましょう。 -
凱旋門の屋上に上ります。
料金9.5ユーロですが、パリ ミュージアム パスで入れます。
地下のチケット売り場の長い行列をしり目に地上に出て、284段あるというらせん階段を上ります。
お昼休憩したおかげか、体力回復。
サクサク上りきりました。
外国のおばさんを追い立ててしまいました。
ごめんなさい。 -
曇っていてエッフェル塔も霞んでしまっています。
それほど、離れてはいないのですが。
晴れていれば、絶景なんでしょうね。 -
シャンゼリゼ大通り。
なんと片側5車線あります。
もっとも両端は駐車レーンと化しています。 -
シャンゼリゼをそぞろ歩き。
ヨーロッパ最大のキャバレーLIDO。
今回の旅では夜遊びはしません。
たぶん(笑) -
時期的にまだマロニエの樹には緑が芽吹いておらず。
初夏に来れば、きれいなんでしょう。 -
グラン・パレまで来ました。
1900年のパリ万博のメイン会場。
この辺りには観光客はほとんどいません。 -
通りの反対側にはプティ・パレ。
万博の時のフランス美術作品のメイン展示場だったところ。
現在は美術館になっています。 -
その通りの真ん中からアンヴァリッドをパチリ。
道の真ん中には横断歩道を渡り切れなかった人用に中洲があり、そこから撮りました。
結構、いい感じの写真が撮れたと思います。 -
シャンゼリゼ大通りは約2kmありますが、ウインドーショッピングもほとんどしなかったせいか、あっという間にコンコルド広場へと戻ってきてしまいました。
今日は噴水が出ていないんですね。
ちょっぴり人影まばらな広場にパフォーマーというか銅像、金像のコンビが。
お〜い、兄ちゃんと手を振ってきていますが、相手はしてあげません(笑)
今日の観光はここまで。
いやあ、歩きました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
パリ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42