初　海外家族旅行ベルギー＆オランダ　７　ハルの森？経由王立美術館

2014/05/07 - 2014/05/07

本日はハルの森にブルーベルのお花を見に行く予定デス。
アクまで予定デス（号泣）
↑
本文にて・・・（涙）

そして母上が是非にも行きたいと希望している王立美術館へも行きます。

本日は朝から雨・・・。

なにやら何もかもがアヤシイしい雰囲気デスよ。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブリュッセル中央駅発 8:41 Binche行きの電車でGOデス。

本日は出発が朝早くないのでゆっくりゆったり。

Halle駅に着きました。

ブリュッセルから約20分、近いデスね。

駅の改札を抜けて外に出ます。

う、ひゃ〜〜〜（汗）
土砂降りだよぅ。

さぁて・・・ツイてないの始まり始まり〜〜〜（泣笑）

取りあえず、両親は駅の建物内にあるベンチに避難させてバスの停留所を探しにいきます。

あった、あった。
ここから9:33発の114番バス（Bfaine I'Alleud行）でハルの森へ行きます。

駅の中の待合所にもバスの電光掲示板があるのでここで待ってても安心デスね。

バスが来たので乗りま〜す。
まずは心配なので「このバスでいいの？」とメモったバス停の名前を指差して英語で聞きます。

と・こ・ろ・が！
運ちゃんに英語が通じない（イケメンでした←今必要ない情報(笑)）
全く通じない、「Please call me this bus stop」
こういう時は片言の方が反って通じるのでわざと一番通じそうな感じのを話したのですが・・・。
兄ちゃん「？？？」

まじですか？
仕方ないのでまたバス停を指差して自分を指差して、「シルブプレ」とだけ眼力で訴えてみました。
兄ちゃん、もうめんどくさそうに頷くと、手で座れと合図します。

う〜〜ん、一抹の不安（汗）

そんな雨の中バスはグイグイとものすごいスピードで飛ばす・・・。
路線バスだよね？これ？

大丈夫かなぁ、またもや不安になるワタクシ達・・・。

そして運命の瞬間がやってまいりました。

兄ちゃん「＠＄％＆〜＃＊‘％＆」

何やら分からんフランス語で降りろと言っとるようだが。
そして道の反対のバス停を指差して何やらまたもブツブツと・・・。
なんのこっちゃ分からん（涙）

この頃にはもうワタクシも面倒になってきてましてね、下りろってなら下りるわい！
位な感じで下りちゃった(笑)

バスの運ちゃんが反対のバス停を指差しましたので・・・見に行ってみました。

全然違うじゃぁ〜〜ん（涙）
つまり、兄ちゃんは「通り過ぎちゃったからあっちのバスで戻れ」って言いたかったのね？！
戻れったって、このバス路線一時間に1本だし！！！

ちきしょ〜う（涙）
こんなに通り過ぎてるよ（怒）

ワタクシの野望、一面のブルーベルを見る夢はこれにて潰えたのでした（チャンチャン）

一時間雨の中ぼ〜っとバス停につっ立てても限りなくバカみたいなので、取りあえずバスがくる時間の15分前に戻ってくることにして辺りを散策してみることにいたします。

散策がてら、かなり口惜しいので植物採取（写真撮り）もしませう。
まずは、野良化した　麦　。

コンフリー
またの名をヒレハリソウ←日本名。

ハーブとしてオーソドックスなコンフリー。
中世では火傷や骨折に用いられたポピュラーな薬草デス。
が、実は肝臓に悪いみたいで今日ではお口にしてはいけないハーブとなっとります。
お気をつけて！！！

コンフリーの白花

白花は珍しいデスね〜。
さて、このコンフリー一説によると十字軍が持って帰ってきて便利な薬草だ、ということで農家の庭先とかによく植えられたそうデス。
そのおかげか、今日では野良化したものが原っぱなんかによく見られます。

野良レースフラワー
　　↑
勝手につけた名前(笑)
本名は知りませ〜ん。
名もなき野花でも綺麗なので好き☆
日本でも山間部で良く見かけます。

浜茄子

こちらもハーブ（でもいいと思う）
赤く熟した実はビタミンＣたっぷり。
美容と健康にバッチグーでやんす☆

浜茄子の白花

浜茄子は薔薇の原種の一つデス。
かつてのプラントハンター達さんがあれやこれやの薔薇達の原種を掛け合わせて現代薔薇が生まれました。
その元になった一つの種デス。

石楠花

ちょっと日陰で咲いてたので貧相デスが、それでもなかなか！
美しいピンクパープルの花デス。

バイカウツギ

その名の通り、梅（の）花（に似てる）空木。

こぼれんばかりに咲く真っ白な花達。
バイカウツギは大きくなる木デス。
我が家の庭にある木は毎年バッシャ、バッシャと選定されております。

エルダーフラワー

エルダーは別名セイヨウニワトコ。
英語の「elder：年長者・老」とは関係ありません(笑)
ワタクシはず〜っとそう思ってましたが、実はアングロ・サクソン語のエルド(oeld：炎)に由来するそうデス。

最近では清涼飲料にも使われたりして日本でも知られてきたかな・・・。
イギリスでは昔からシロップにして楽しみますね☆
実はアントシアニンたっぷりデス、ゼリーみたいなジャムにしていただきます☆
この木も薬効があると言われていますよ。

アザミ

ハシバミ（恐らく）

榛の木ハンノキとも言います。
またはヘーゼル。
これもあのナッツがなるのかなぁ〜。

さて、辺りの森を散策してブルーベルでは無いにしろ結構な植物を拝見できました（ふう）
雨も降ってるし近くにあったガススタでちょっと休憩デス。

この辺りもハルの森なのか？
よくは分かりませんが、うっそうとした森が続きます。

さて、今後「ハルの森へ行きたい！」という方の為に一言☆
「英語は通じない」と思った方がイイ！！！
なのでフランス語で予め以下の事をカードか何かに書いて、それをバスの運ちゃんに見せる事をお勧めします。

”私はハルの森（Hallebos）に行きたいです。このバス停（Halle Vlasmrkt）で止まってください。そして、教えてください。”

Halle Vlasmrktのバス停に着いたら、こんな看板があるハズ。
　_____________________
( ←　Hallerbos | P　　)
( __________________＿＿__)

その看板の右⇒へ進むとイイそうデス。

ワタクシはこの後の王立美術館見学の為涙をのんでブルーベルを諦めましたが（何しろ一時間に1本しかバスが無いので！）これから行かれる方！
どうぞ堪能してきてくださいね（涙）

ハルの街を離れ、また電車でブリュッセルへ戻ります（涙）

ブリュッセルに戻ってきたら、雨は小雨になっとりました。
中央駅で降りていつもと反対側へ向かいます。
コングレ宮の庭園を抜けて王立美術館へＧＯ☆

見晴らしのいい高台からしばらく庭園を見学☆

古いタイプのイタリア式庭園でとっても綺麗デス☆
その先にはグランプラスの尖塔も見えます。

さてと、階段を上って。

上ったすぐの所にある楽器博物館の建物デス。
アールヌーヴォの可愛らしい建物デス。
時間が無いので外見だけ見学。

やってまいりました本日、母上のハイライト、王立美術館☆

なんと、アンラッキーなこの日にラッキーな☆
この日は13時からフリー見学の出来る日でございます！
3種類から選べて、ワタクシ共は母上の見たいブリューゲルのある古典絵画のチケットを選択。
フリーパスをもらっていざ見学へ☆

え〜〜〜、今回は解説はナシでお送りします(笑)

興味のある方は一応、ラベルも一緒に撮ったのでそちらをご覧ください。
こんな絵画が収容されているよ〜、という情報に使ってね☆

あ、これは有名だけど、ラベルを忘れたので・・・「聖アンナの家族」マセイス作。

この美術館はこんなしっとりした空間デス。
他のヨーロッパの美術館よりも空いているので見ごたえも合わせると、お金を払ってでも見る価値ありデスよ☆

ロトと娘達

イエスの足を香油で清めるマグダラのマリア

ボッシェ作

悪魔達がイッパイ、ってか人間が悪魔ってオチ？！

一昨年も見た恐っかない題材

一応、宗教からめた

絵デス。

最後の審判

ちょっとお子様達を見て和んで・・・次行きま〜す。

狩りの風景

このワンコが面白かったから撮ったのだ(笑)

いくつもの部屋を通って

見学中。

密談中の夫婦(笑)

カツラが見事なおいちゃん（結構若いかも(笑)）

あ、なんかこの人マクゴナガル先生に似てるね。

ここからはブリューゲルさん家の絵デス。

祭壇がも多くあります。

大きな中央の一枚の両脇に観音扉になってる絵が付いていたら、それは祭壇画デス。

お、このチビさんには一昨年にも会ったね。

一家の肖像画。

マーティン　デ　ボス　って人が描いたのか。
アントワープの人なのね。

最後にホールに建っていた像。
さて、誰？

ミュージアムショップにて。

ボッシュの悪魔さん達がフィギュアになって売ってます。

一個くらい記念に買っていこうかとも思いますが・・・何だか個々ん所の「ツイテない」まで連れて帰りそうで・・・。

止めとこう(笑)

こちらは街中のショーウィンドーにて(笑)

こんな風に肖像画的に仕上げてくれるらしいデスよ。
あんずさんもお願いするかい？

(笑)

疲れた〜。
小腹が空いた〜。

とぼやく両親を連れてきたのはゴーフル・ド・ブリュッセル☆
ゴーフルとはフランス語でワッフルの事デス。

店内は平日なだけあって空いてますね。

そしてこれでもかって位飾ってあるヤカン、ヤカン、ヤカン。

こっちも。

ぐるりヤカンに囲まれておやつデスよ〜(笑)

メニューはこんな感じ。
ワッフル以外にも軽食（日本人にはさりあらずな）もあります。

母上は念願のもりもりクリーム苺ワッフルを。

親父様とワタクシはアイスの乗ったリエージュワッフルを。

美味でございます☆
ああ、でも余談デスが・・・街中のスタンドで買って立ち食いしたリエージュワッフルが一番だった(笑)
いろんな所のを今回は試せたのでそれはそれで良しデスね☆

おやつを食べて出てきたら雨はすっかり上がってこんなに青空（トホホ）
グランプラスを通り抜けてアパートへ帰ります。

最後の見納めグランプラスでございます。

次はいつ来れるかのぅ。
また来てもいいと思える国デス、ベルギー☆

明日はブリュッセルを離れて、オランダはアムステルダムへ向かいます。

この後どんな旅が待ち受けているのか・・・・。

そして、この旅一番のハプニング「ツイテない」が

待ち受けていることを、まだこの時ワタクシは知りません・・・。

今夜もいつものスーパーで夕食の食材を購入し。

家路を急ぎます。

最後に・・・。
ベルギーにてスーパー買いしたビール達デス。
こんなに種類豊富にスーパーで購入できるなんて素晴らしいデスよね！
しかも高くな〜い☆

さてはて、本日はこれまで。
また次回お会いしましょう☆

See you〜〜〜☆

この旅行記へのコメント （2）

• milkさん 2015/03/31 00:33:47

  ハルの森...(>_<)

  あんずの姉さん、こんばんは。
  
  ハルの森、バスのお兄さんが不親切すぎて行かれなかったんですね((+_+))
  酷すぎる〜〜〜！
  しかも、お天気があまり良くなかったのは残念ですね。
  ブルーベルは見られなかったけど、バスが来るまでたくさんの可愛いお花を見ていたなんて、素敵な時間の使い方！。
  それにしても、お花に詳しいのですね〜。
  エルダーフラワーは私も大好きで、IKEAに売っているシロップを買って来て飲んでいます。
  風邪にもいいんですよね？
  
  ハルの森、私は時間があったら行く事にしました。
  その代わり、ルクセンブルクへ日帰りに行こうかと思っています。
  
  この後に待ち受けていた悲劇...。
  やられましたね...。
  電車の乗り降りは本当に危ないんですよね(>_<)
  ホテルの方も大使館の方も手際が良いと言うのはやっぱり多いからですよね？
  私も気を付けなければ！
  
  milk
  
  

  あんずの姉さん からの返信 2015/03/31 22:42:28

  RE: ハルの森...(>_<)　→しくしくしく（涙）

  milk様
  
  こんばんは☆
  
  ようやくこの長い旅行記もハルの森まで行きつきました・・・。
  
  そうなんですよ〜〜〜(>_<)
  バスの兄さん、不親切っていうかちょっとポ〜っとした人でしたね(笑)
  今だから笑えるケド、当時はかなり怒ってたかも・・・。
  エルダーフラワーいい香りですよね☆
  多分、ブリュッセルのスーパーでエルダーベリーのジュースを売ってたと思うので試してみてくださいね。お花からは想像できないくらいコユイ味です。（濃〜いグレープジュースみたいな感じです）
  
  お花、というか植物が大好きなんですよ〜☆
  特に実の成るものと薬効成分（毒含む）のあるもの(笑)
  友人にはよく「あんずの姉さん、サスペンス劇場に出れるよね・・・」と冗談で言われます。
  milk様はルクセンブルクですか〜、いいですね〜〜〜☆
  私は行ったことは無いけれど、可愛らしい街みたいですよね。
  楽しんで来てくださいね！
  そして出来たらハルの森にも行って来てください（涙）→リベンジ？！
  
  ワタクシは何はともあれ、次の長旅に出る前にこの旅行記を終わらせねば。
  
  milk様もくれぐれも「電車」には気をつけてください（涙）
  マジ大変でした〜〜〜。
  
  それでは良い旅を☆
  あんずの姉