シンガポール・クエスト～天空の花嫁：④（ユニバーサル・スタジオ・シンガポール～本日スコール、ペンギン気分）

2014/08/16 - 2014/08/23

シンガポール3日目

本日も昨日に引き続き終日フリーなので、この日は絶対に行こうと心に決めていた「ユニバーサルスタジオ・シンガポール」に行ってきました。

私、映画が大好きなので、浦安にある某有名テーマパークよりユニバーサルのほうがお気に入りなんです。

シンガポールでユニバーサルに行けるなんて、いつか全世界のユニバーサルスタジオを全制覇！という夢を持っている私にとっては願ってもない好機。

途中で雨が降ってきたりと大変な行程となりましたが、何かお役に立つ情報等があれば嬉しく思います。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

シンガポール3日目

本日の朝もクラブラウンジの朝食からスタートです。

しかし、ラウンジでの食事にも飽きた…

嫁はバクバク食べてますが、私はもう食べるものがありません…

実はこの日、部屋を出るとき凄い大雨だったのですが、何とか晴れ間が見えてきてひと安心。

午前10時、昨日に引き続きゆっくりとホテルを出発

今日は念願の「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」に行くのです！！

ユニバーサルは「セントーサ島」という島にあるので、ＭＲＴと島への列車を乗り継いで行くことに。

そのため、まずはＭＲＴにて港駅「ハーバーフロント」駅へ向かいます。

「ハーバーフロント」駅は凄い人

え…？もしかして、これ全部セントーサ島へ向かう人？

もの凄く並ぶんじゃないかとめっちゃ不安になります。

セントーサ島へ向かうには色々な手段があるのですが、今回は「セントーサ・エクスプレス」というモノレールを使います。

乗り場はＭＲＴ駅に直結している「ビボ・シティ」というショッピングモールの3階にあります。

こちらが「セントーサ・エクスプレス」乗り場

切符売り場はかなり混雑していましたが、ここでも「イージー・リンクカード」が使えるという情報を得ていたので、切符を買う長蛇の列を尻目にさっさと改札へ

本当に…本当にカード買っておいて良かった〜

尚、モノレール料金は入島料込みの4ドル（約332円）で一日乗り放題です。

ここからモノレールに乗り込みます。

それでは、セントーサ島へ向けて出発！

しかし、モノレールで島へ渡れるなんて便利になったなあ…

昔、家族旅行で来た時、セントーサ島を訪れているのですが、船で渡ったため乗りものに弱い私はゲロゲロになってしまったのです…

見えてきました！セントーサ島！

「ハーバーフロント」駅で下車

さあ！目指すはユニバーサルスタジオ！

カラフルなマーライオンがお出迎え

この一帯の広場は「リゾート・ワールド・セントーサ」というのですが、その一角に台湾発の小籠包有名店「鼎泰豐（ディンタイフォン）」があります。

嫁の情報では市内に比べあまり混雑していないとのこと。

絶対、あとで来よう。

コチラ、お馴染みのユニバーサル地球儀

入園パスを購入、ひとり74ドル（約6,142円）

チケットを買ってるときに気付いたのですが、こちらでも日本と同じくハロウィンナイトがあるんですね。

さて、チケットも買いましたし、いざ入園です。

おっと、まずは園内のガイドブックを取らなくては。

に、日本語バージョンがない…

園内に入ると広がるのは、日本のユニバーサルと同じアーケードの風景

う〜ん、これでユニバーサルは「ハリウッド」「大阪」に続き、3か所来たことになります。

アーケードを抜けてアトラクションエリアへ

とりあえず、日本にないアトラクションが右側に集中しているため、時計とは逆回りに歩いてみることにします。

園内を闊歩するマリリン・モンロー

この日、暦は火曜日だったんですが、夏ということもあり結構混んでました。

主要なアトラクションは軒並み60分以上待ち…

ということで、暑さをしのぐため、日本でもある「モンスター・ロックショー」を見ることに。

館内はクーラーが効いていて快適♪

待ち時間の間にマップを見てお勉強

日本でも見たことがあるショーでしたが、海外で見ているせいか日本で見たときよりも迫力があり楽しかったです。

個人的に嬉しかったのは、通路側に座っていたのですが、パフォーマーのキレイなお姉さんがハイタッチしてくれたこと。

他の人にはしてなかったみたいだし（多分、勘違い）何気に嬉しい(笑)

次に来たのは同じ室内型のアトラクション「セサミストリート・スパゲティ・スペースチェイス」

盗まれた世界中のスパゲティを追いかけてセサミストリートのキャラクターと宇宙冒険をするというライド型アトラクション。

しかし、セサミストリートのキャラやストーリーを知らないため、ただライドに乗って涼んでいるという状態だった…

次は日本にないアトラクション「トランスフォーマー・ザ・ライド」に来ました。

入園した直後に待ち時間を見たら90分だったのに、いつの間にか待ち時間が45分になっていた。

せっかくなので並びます。

ライド終了…

３Ｄのメガネをかけてライドに乗ってると敵に襲われる…というストーリーなんですが、このアトラクション「スパイダーマン」とソックリです…（展開とかクライマックスのとことか）

てか、それ以上にトランスフォーマーの映画を見てないから、出てくるロボットが何なのか何のために敵と戦っているのかがサッパリ分からず致命的でした。

宇宙空母ギャラクティカのアトラクション

「地球の歩き方」には2013年11月現在閉鎖中、とありましたが、2014年8月現在も閉鎖中でした。

続いて来たのは映画「ハムナプトラ」のアトラクション「リベンジ・オブ・ザ・マミー」

暗闇の中をミニコースターで駆け抜けるというアトラクションです。

待ち時間は確か40分くらいだったような…基本的に待つのが嫌いな私たちは60以上待ちだとあきらめます。

結構揺れるアトラクションなので乗車前に手荷物はこのロッカーに預けます。

指紋認証式のロッカーで使い方が分からずモタモタしていたら、嫁がサッサと操作してロッカーを確保してくれた…

ライド終了

…結構、揺れて気分が悪い

感想としては、ディズニーシーの「インディージョーンズ」と「スペースマウンテン」を足して２で割ったカンジかなあ…

ただ嫁と私の感想は一言「スカラベが気持ち悪い」

次はジュラシックパークにやって来ましたが、待ち時間はなんと90分待ち！

あきらめて次のアトラクションを考えていたら…

雲行きが急に怪しくなり何と雨がポツポツと…！

げげ！！どこか室内のアトラクションを〜！とパーク内を走ります。

飛び込んだ先は「シュレック４Ｄアドベンチャー」

「シュレック」を見たことがないのですが、嫁に所々キャラクターを教えてもらい楽しめました。

ちょうど雨が降ってた時間に見れたのでラッキーでした。

激しい雨のあとを示す濡れた地面…

シンガポールに来て以来、初めてスコールを体験しましたが、このスコールはこの後、何度も私たちを悩ますことに…

次に来たのは「マダガスカル・グレート・アドベンチャー」

ボートに乗って映画「マダガスカル」の世界をクルーズするというものなんですが、実は「マダガスカル」も映画を見ていない…(笑)

こちらがボート

30分待ちくらいでした。

ではマダガスカルの世界へ！…となるのですが、いかんせん映画を見ていないから、あまりテンションも上がらない。

ライド内容は「イッツ・ア・スモール・ワールド」みたいなカンジでした。

やっぱり事前に映画を見ておくべきだった…

「マダガスカル」のキャラ、ペンギンと嫁のツーショット

余談ですが、嫁はお友達から「ゴマ」と呼ばれています。

それは何かと言うとマンガ「少年アシベ」に出てくるゴマちゃんに似ているから（注１）

しかし、私は嫁はペンギンにも似ていると思います（注２）

ただ、共通しているのはゴマちゃんもペンギンも海洋生物ということ。
嫁の前世は海洋生物に違いない、と確信した一日でした。


＜注１＞ゴマアザラシ、気になる方は「少年アシベ　ゴマちゃん　画像」でググって見て下さい。

＜注２＞リアルなペンギンではなく、どちらかというとサントリーのＣＭのペンギン、気になる方は「サントリー　ペンギン　画像」でググって見て下さい。

う〜ん、似てる(笑)

さて、天気も回復したので、先程乗れなかった「ジュラシック・パーク」に再訪しました。

待ち時間が50分になっていたので、迷わず並びます。

映像で注意事項を説明。

中国語なので何と言っているかさっぱり分かりませんが、まあ映像で何を言わんとしてるかは大体分かります。

お馴染みのカッパを販売中

4ドル（約332ドル）と少しお高い…

ケチンボさんな嫁は当然買わずに濡れることを選ぶ。

濡れるのが嫌な私は嫁におねだりするが「実費なら買えば」と言われて買うことを断念。

まあ夏だし濡れてもいいか…と思ってたのですが、結構カッパ買ってる人います。

シンガポールのジュラシックパークは従来のボート型ではなく、円形のボート型です。

ただ、このボート型…3人席×3というタイプなので結構不便です。

例えば4人家族だとひとり溢れてしまうこととなり、私たちみたいに2人だと1席余るので、運が悪いと見知らぬ人と相席というハメになります。

現に私たちが乗った時は4人家族のひとりがあふれて、おデブな中国人男性と相席だったため狭くて狭くて仕方なく、しかもこのボート止まることがなく常時動いているので、乗り込む時めっちゃ慌ただしくて大変でした（泣）

円形のボートでのライドは新鮮でしたが、やっぱり従来の進行方向きボート型がイイですね。

最後に落ちる時、どの位置になるかで楽しみが変動するからです。

前向きに落ちる人もいれば、後ろ向きで落下する人もいる…

ちなみに私たちは横向きに落ちることとなり、実に不完全燃焼でした。

まあ、それ以上に真横の中国人の身体がかなり席をはみだしており、その身体を押し返すことに精一杯でした（苦笑）

ライド直後、びしょ濡れの嫁(笑)

結構濡れます、落下の水しぶきで濡れる…というよりボートの中央に空洞があり、そこからの水で濡れます。

出口にあった全身を乾かす温風ドライヤー

何と5ドル（約415円）もします。

高いし気候は暖かいから使う人はいないと思っていましたが、結構利用している人がいてビックリしました。

ジュラシック・パークエリアを後にして、出口方面に向かってるところマダガスカルエリアで着ぐるみ部隊と遭遇。

どうやら時間限定でショウを行なっていた模様ですが、遠目に見えるのはもしかしてペンギン！？

各キャラクターと記念撮影ができるのですが、一番人気はやっぱりペンギン！

あまりに人が多いので私たちは遠目から撮っていましたが、皆ペンギンと仲良く記念撮影をしてました。

しかし、この丸み具合が実に嫁に似ている…

この後、少しお土産を見たりしてユニバーサルを後にしました。

本国や日本に比べると確かに見所は少ないし園内もそう広くはないですが、ここにしかないアトラクションもあり楽しかったです。

しかし、これで世界に4つあるユニバーサルも3つ制覇か…

残すユニバはフロリダのみ！目指すぞ完全制覇！！

さてさて！ユニバーサルのあとは楽しみにしていた「鼎泰豐」（ディンタイフォン）！

入った時間も4時頃と中途半端だったため、かなり空いてました。

席も窓際にしてもらいました。

メニュー表とにらめっこの私

小籠包は必須だろ…当然、豚とカニの2種類を注文…
他にも何を頼むか…

必死です、必死。

嫁の話は適当に聞き流し、この時ばかりは亭主関白です。

メニュー表

小籠包も色々な種類があり、嫁が「鶏肉の小籠包もあるんだ、どんな味なんだろうねえ」と話しかけてきますが、完全無視。

ちなみに注文はこの紙で行ないます。

私も鬼ではないので、小籠包以外は嫁の希望も取り入れてオーダーしてみました。

まずは「青菜炒め」（11ドル＝約913円）
コレは嫁のリクエスト

愛知県発祥の台湾ラーメンで有名な某店のような味を想像していましたが、可もなく不可もなくの味。

ひと口食べて嫁にまる投げしました。

シンプルな卵チャーハン（8ドル＝約664円）

お、美味しい〜♪

米はパラパラ、味もしっかり。
海外のチャーハンはホント、美味しい♪

そして、そして！
来ましたよ！夢にまで見た「鼎泰豐」の小籠包！（10個入り10.8ドル＝約896円）

湯気がモワっとあがって美味しそう〜♪

続いてカニの小籠包（10個入り14.8ドル＝約1,228円）とエビシュウマイ（6個入り10.8ドル＝約896円）も到着

さあ！食うぞ！！

まずは皮がやぶれないように慎重に小籠包をレンゲに…

無事、キャッチ

この後、タレと針ショウガをからめて…

熱いスープがあふれても関係なし！

一気に口に放り込みます！！

嫁曰く「顔がヤバすぎる…」

う、うめええええええ！！

小籠包、うますぎる！！！

嫁は「そうか？日本でも食べれる味だと思うけど？」と盛り下がる発言をしてきますが無視無視！

少し皮が薄めだからスープと中の具材がよく合います！

あまりに小籠包が好きすぎて、豚肉6個入り（8ドル＝約664円）を追加オーダー

やっぱり基本の豚がいいねえ♪

ラスト1個を前に悩む私。

この1個を食べたらこの幸せな時間が終わってしまう…でも食べなければ冷めてしまう…

やっぱり10個入りにすれば良かった…カニも頼んでおけば良かった…いや嫁に1個あげるんじゃなかった…と悩む悩む。

結局、食べましたが、嫁は私がなぜここまで小籠包、そして「鼎泰豐」に執着するのかが理解不能な様子。

それは10年以上前に旅した台湾旅行が原因なんですが、そのお話はまた別の機会に…

小籠包（豚）16個
小籠包（カニ）10個
エビシュウマイ　6個
チャーハン
青菜炒め

以上、税金とサービス料込みでお会計は76.98ドル（約6,389円）でした。

嫁は「結構高くついたけど鼎泰豐もなかなか来れないし、まあ良かったかもね」と言っていました。

しかし、嫁は気付いていませんでした…

そう、私は気に入った食べ物は飽きるまで執着して食べ続ける癖があることに…

実は鼎泰豐にはまた来ることになるのですが、その件についてはこの後の旅行記で…

さてさて、お腹もいっぱいになった後はカジノにやって来ました。

実はここセントーサ島にはカジノがありまして、マリーナベイサンズの前哨戦として体験してみました。

…しかし、100ドル近くの負け…

この後、ホテルのラウンジでカクテルタイムがあるので約1時間ほどで退散です。

本島に帰るためモノレール乗り場に来たのですが、帰る人たちでもの凄い行列でした。

夕闇せまるモノレールからの風景

窓の向こうに見える物体は島と本土を結ぶケーブルカー

嫁は乗りたがっていましたが、時間がないのと料金が26ドル（約2,158円）と高価なため「却下」

そして、ホテルに帰還

ラウンジにやって来ました。

無事、カクテルタイムに間に合い、嫁はラウンジを満喫

しかし、私は少しお疲れ気味…この日ランドリーに出していた洗濯物がまだ届いてないので、またフロントに行かなければいけないのと、本日はしゃぎすぎてかなり疲れがでてきたのです。

そんな私に嫁は「これからどうする？」とか「明日はチェックアウトだけど朝食は食べれるのかなあ？」とか聞いてきます。

そして私ついに白旗…

もう英語を話したくない、どこにも出かけたくない、ひとりの時間がほしい…と泣きを入れることに…（泣）

少し前の小籠包でのご機嫌振りがウソのよう…

嫁は「何ていうワガママなんだ！！」と呆れ顔。

ううう、確かにワガママだけど、もう部屋に帰って休みたいよ…（泣）

そして私は部屋へ

嫁はホテルの隣にある「シンガポール高島屋」に繰り出すことに。

私は部屋でダウン、そして嫁は閉店ギリギリまで高島屋にいたそうです。

昨日のリバーサファリと本日のユニバーサルのお土産をチェックして就寝

明日はもうひとつのホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」に移動するので今日がこのホテルで過ごす最後の夜になります。

最後の最後でお決まりのダウンをしてしまいましたが、明日は念願のマリーナベイサンズに行ける日！

私にとってはこの旅行の最大のメインといっても過言ではありません！

嫁はそう楽しみにはしてないですけど…

ということで、旅行記⑤に続きます。