シンガポール・クエスト～天空の花嫁：①（出発編～進化する街、シンガポールへＧＯ！）

2014/08/16 - 2014/08/23

私たちは年に一回、秋に長期の休みを取り海外旅行に出かけているのですが、今年に限っては上司命令で８月に休みを取らなければいけなくなりました。

そんなアホな…何でわざわざ旅行代金も高く人も多い８月に休みを取らなきゃならんの…

と抵抗してもそこは悲しきサラリーマン、上司命令には逆らえず、泣く泣く今年は８月に休みを取ることになりました。

流石にお盆の週は外しましたが、果たしてどこに旅行に行けばいいのか…

とりあえず旅行会社に行き、片っ端からパンフレットを見たのですが、やっぱり８月はどこも高い～（泣）

そんな中、値段も手ごろで目を引いたのは「シンガポール」

私は中学生の頃、家族旅行で行ったことがあるのですが嫁はシンガポールが初めて、そしてアジアなのですがどことなく西洋の雰囲気も漂うのも魅力、大好きなユニバーサルスタジオもある。そして、何と言っても一度泊まってみたいと思っていた、あの「マリーナ・ベイ・サンズ」ホテルもある！

ここからはトントン拍子で計画は進み、ツアーは高い→じゃあ個別で手配しよう→途中でホテルを替えよう！と５泊８日、途中ホテルをチェンジするシンガポール旅行が決定しました。

シンガポールは発展目覚ましく、多分ここに書いたこともすぐに過去のものとなってしまうかもしれません。

それでもこの旅行記を通じて、何か役に立つ情報や街の雰囲気を感じていただけると嬉しく思います。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月16日、土曜日
旅の始まりはいつもここ「中部国際空港＝セントレア」駐車場です。

今回は夜8時40分発のフライトなので、普段より余裕をもって空港に着きました。

…と言いたいところなんですが、何とセントレア到着寸前で私が持ってきたクレジットカードの期限が切れてることが判明！

ヤベー…新しいカードを自宅に忘れた…ていうか封も開けてないや…

他にもカードは持ってきたのですが、このカードだけがゴールド扱いで保険も付いているし、ラウンジにも入れると利便性が高いことから取りに帰ることを選択。

結局、出発1時間前に空港に着くことになり、いつも通りのバタバタな旅の始まりとなってしまいました…

だから、あれほど新しいカードが来たら入れ替えろって言ったでしょうが！！と怒る嫁。

…ハイ、返す言葉もございません（泣）

ひとまず急いでチェックイン。

今回はまず羽田に飛び、そこからシンガポールに直行という行程です。

出発までまだ時間がある！ラウンジで酒だ酒！という嫁に引っ張られてカードラウンジへ

呑める嫁はビール、下戸の私はソフトドリンクをいただきます。

しかし、この時間のラウンジはガラガラで過ごしやすかった。

出発20分前、出発ゲートに向かいます。

それでは搭乗、さらば愛知県

定刻通りの8時40分に出発です。

9時50分、羽田空港に到着

いつも成田空港を利用しているから、実は何気に「初」羽田なんだよね、ドキドキ…

セントレアでもらった国際線乗り継ぎマニュアルでこれからの行動を確認。

ふむふむ、到着後は無料のバスで国際線ターミナルに移動…と

8番乗り場から無料バスに乗車して国際線ターミナルに移動します。

バスに揺られて国際線ターミナルに到着

夜だというのに結構人がいる…

搭乗する飛行機をチェック

今回はJALの深夜便0時発を利用します。

シンガポールは午前→夕方到着便がメジャーですが、今回は到着後に一日を有意義に使いたくあえて、深夜→早朝到着のこの便を選んでみました。

ホテル代も一日浮くしね

出国審査を通り少し小腹が空いたので、フードコート内にある「魚がし日本一」で軽く寿司をつまむ

炙りアナゴ、炙りサーモン、炙りエビ、ウナギを単品で頼んで合計1,188円（税込）

う、旨〜い♪

ふたりでシェアしたら物足りない…ということで同じフードコート内「叙々苑」でユッケスープ（800円）を注文

本当はご飯入りのクッパにしたかったのですが、ご飯が炊けてないので時間がかかりますと言われて断念しました。

こちらも美味しい〜♪

少しお腹に入れるつもりでしたが、寿司とスープを中途半端に食べたら余計お腹が空きました。

よし！それなら締めはここだ！
つけ麺の名店「六厘舎」！！

pasutaさんの旅行記でチェックして以来、食べたくて仕方なかったんです。

しかし、ここで嫁から横槍が…

何時だと思っとんだ！まだ喰うのか！もう少ししたら飛行機なんだぞ！いつも食べすぎて気持ち悪くなることを忘れたのか！

…私、他のことは妥協しても食べ物に関しては妥協したくありません。

私「何言っとんだ！東京の名店六厘舎だぞ！３年前東京駅で食べたいのを我慢したじゃないか！！」

嫁「ウソつけ！食べただろうが！！」

……証拠見せたる！

即座にiPhoneで３年前の東京の旅行記を検索し、六厘舎でつけ麺が食べてない決定的証拠を嫁に叩きつける！

嫁「…ホントだ」

それ見たことか！とドヤ顔の私
しかし、便利な世の中になりました…

ちなみに嫁に叩きつけた旅行記はコチラ↓
興味があるかたはどうぞ…
http://4travel.jp/travelogue/10590461

嫁との戦いに勝利して、念願の六厘舎のつけ麺をゲット！

濃厚なスープに太めの麺をからめて、ズズッと摺ってみれば…

う、うんまーーい！！

旅行前から大満足です。

とかなんとか、コントみたいなやり取りをしているうちにあっという間に搭乗時間が来ます。

今回搭乗するのはＪＡＬ035便（767−300）

日付の変わる17日（日）の深夜0時5分に出発してシンガポールには午前6時に着く予定。

事前予約で窓際の席を確保

この便は窓際が2席なのでふたりで座るにはトイレの心配もなくグッド

出発後、軽食が…

どら焼きっぽいお菓子が袋にふたつ入っていたのですが、さすがにお腹いっぱいだったのでふたりで一個ずつ食べました。←食べすぎだろ！

嫁は機内で恒例の映画タイム…のはずでしたが、深夜便なので眠気が襲いウトウト…

話題になった「アナと雪の女王」を見たそうですが、何度か眠りに落ちたため、途中から見直しを繰り返した模様。

ちなみに私はなぜか実写版「魔女の宅急便」を見たのですが、開始10分くらいで夢の世界に旅立ちました。

ひと眠りしたら機内の電気が点き、到着前の軽食がでてきました。

私、機内食は苦手なんですが、このクラムチャウダーはなぜか美味しくいただけました。

6時間半のフライトを経てシンガポールに無事到着。

時刻は午前6時半…ではなく時差で1時間戻り、5時半になります。

時差ボケしなくて良いのだが、嫁はこのフライト時間が中途半端、と不満な様子。

とはいえ、遂に来たぞー！シンガポール！！

スーツケースも無事届いており、ひと安心。

おっと、両替しなくちゃ…

空港の両替所を見つけて早速両替しますが、嫁はケチなので安易にここで両替せず市内の両替所をよく検討の上、両替するとのこと。

…そんなに変わらんって

自分のお小遣い、3万円を両替したら362.70ＳＤ（シンガポールドル）になりました。

えーっと…ボードには100円＝1.209ＳＤってあることは、つまりシンガポールの通貨から見ると1ドルいくらだ？

嫁「100円÷1.209ＳＤでいいんじゃない？」

（iPhoneの電卓をポチポチ…）「82.712…円、つまり1シンガポールドル＝約83円か…」

私、数字に弱いので毎回外貨両替の度、こんなカンジです。

尚、今回の旅行記では、いちいちシンガポールドルと書くのが面倒くさいのでドル表記で統一します。

今回は個人旅行なので送迎はナシ、自力で空港から市内のホテルに行かなくてはいけません。

タクシー？エアポートバス？と悩んだのですが、最終的には料金が安いＭＲＴという電車を選択

ＭＲＴ乗り場という標識を見て進みます

…ていうか、日本語が書いてあるじゃん！すげー！

標識に従って空港のターミナルを移動

ＭＲＴの矢印…

ここを降りればいいのかな

げげ！何だこの急なエスカレーターは！？

重いスーツケースを持って下るのは結構至難のワザ（特に嫁）

しかもこのエスカレーター、何気に速いんです…

後ろからバランスを崩した嫁がスーツケースごと落ちてきたら大惨事だなあ…とずっとビクビクしてました。

う〜ん、改めて見ると、この迫力はスゴイ…

何とかＭＲＴ乗り場に到着しましたが、窓口にはすごい人が並んでいます。

嫁は「何で窓口に並ぶの？券売機で切符を買えばいいじゃん」とモノ申しますが…ノンノン、私が欲しいのは切符ではないのですよ。

それはコレ「イージー・リンク・カード」というプリペイド式カードです。

このカードを改札機にかざすと自動的に料金が引き落とされるので、いちいち切符を買う必要が無いという優れもの！

1枚12ドル（約996円）ですが、内5ドルはカード代となるので、最初の使用可能額は7ドルになります。

このカードを使えば切符を買う手間が省けるし、何より便利！

どうだ、すごいだろう！とドヤ顔していると嫁が一言…


嫁「でも5ドル戻って来ないなら意味無くない？」

私「え…？で、でもいちいち切符買う必要ないし…」

嫁「結局、5ドル損ってことだから、乗るたびに切符買った方が良くない？」

私「え…？で、でもいちいち切符買うの面倒くさくない？」

嫁「5ドル戻ってこないカード使う方がバカらしくない？このカード持ってると何か割引があるの？ねえ？」

私「・・・」

結局、絶対便利だって！と無理矢理押しきりました。

ちなみに使い方は改札口にピッとカードをかざします。

するとセンサーが反応して改札口を通れます。

そして、下車した駅で改札口にカードをかざせば料金が引き落とされて通過できる仕組みです。

ＭＲＴ車内

近くに日本人家族が座り、奥さんらしき人が「地球の歩き方」で勉強してました。

どこも大変だなあ…

こちらの「Tanah Merah」（タナ・メラ）駅で乗り換え。

初めは路線が一緒だからこのまま乗ってればいいのかな？と思ってましたが、私の海外でのバイブル「地球の歩き方」に「この駅で乗り換えが必要」とありましたので従ってみました。

結果、乗り換えが正解。

先程の日本人家族も乗り換えしており、さすが「地球の歩き方」！と感心です。

その後、1回だけ乗り換えをしてホテルのある「サマセット」駅に到着

早朝ということもあり電車は空いてたし、1.72ドル（約142円）で移動できたのでお得でした。

駅構内にて券売機を発見

早朝で人もいないし、今のうちにカードにお金をチャージしておくか…

チャージの仕方

まずはカードを置いて…

スクリーンの「Add Value」をタッチ

すると、お金の支払い方法を聞かれるので、今回は現金で払うから「CASH」をタッチ

そしたら、チャージしたいお金を入れて「OK」ボタンをタッチ

今回は10ドルを入金。

尚、画面にも小さく載っていますが、入金できるお金の最少額は10ドルです…

これでチャージ完了！

使用可能額が15.28ドルになりました。

そして、地下から地上へ…

歩いてホテルに向かいます。

しかし、しかし、蒸し暑い…

何かこう…ハワイとか南国のカラッとした暑さを予想していたんですが全然違う…

ムワッとした不快な暑さ……ていうかこれ日本と同じタイプの暑さじゃん！

時差もないし気候も同じだし、何か日本にいるときとあまり変わらない気が…

寝不足の身体に慣れない移動で疲れた頭、異国の地で不安な心、そして不快な気候。

もう限界だ…と泣きを入れたその時…！

見えました！あれが今回の前半に3泊するホテル「マンダリン・オーチャード・ホテル」です！

後から思えば駅から歩いてすぐなんですけどね（苦笑）

やっと休める〜と思っていたら嫁から一言

「まだチェックインが残ってるぞ。眺めの良い部屋ヨロシク。それとチェックイン前にラウンジが使えるか聞いといてね」

え、英語ができない私にそこまで聞けと…！？

そう、自由の代償にすべて自分でやらなくてはいけない責任がつきまとう、それが個人旅行…

旅はまだ始まったばかり…旅行記2冊目に続きます。

この旅行記へのコメント （1）

• pasutaさん 2014/09/08 21:16:30

  待ってましたぁぁぁぁ！！！

  まずは、搭乗させていただきありがとうございました（笑）
  
  もう、ポメラニアンさんに面白い旅行記に釘付けです。
  
  では、さっそく第?話へ移らせていただきます。
  
  コメント少なくてすみません（爆）